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あかり「お父さん。」父「(新聞を読みながら)んー?」あかり「見て欲しいものがあるの。」父「(新聞をたたんで)なんだ?改まって。」あかり「これ(渡す)。」父「(受け取りながら)んー。これは?」あかり「骨。」父「うん。確かに骨だな。何の骨?」あかり「腰椎っていう、馬の腰の部分にあたる骨。」父「腰椎・・・。ふーん。初めて聞いた。で、これが何?」あかり「お父さんが欲しがってたから。」父「・・・ん?」あかり「がんばって買ったの。それあげるか
店長「バイトの子の面接はこれで全部か。」店員「そうですね。」店長「『コンビニ経営も大変だから』っていう理由で、オーナーから1人しか雇えないって言われてるからなぁ。」店員「そうですねぇ。」店長「誰がいいと思う?」店員「んー。最初の子ですかねぇ。受け答えもしっかりしてましたし。」店長「そうだねぇ、あの子もよかったねぇ。」店員「店長は?」店長「私は・・・最後の服部くんかなぁ。」店員「あー・・・。あの忍者の子ですか・・・?」店長「彼も良かったよねぇ。
盗賊の親方「(宝物をもってやってくる)フッフッフ。今日もたくさんお宝を手に入れたぜ。よし、秘密の宝物庫にしまうとするか。(岩穴に向かって)ひらけごま!」岩が開く音「ゴゴゴゴゴ・・・(岩穴が開く)」盗賊の親方「よし、開いたな。(宝物を岩穴の奥にしまう)これでよし。とじよごま!」電子音「ピローン。」盗賊の親方「・・・ん?閉じないな。とじよごま!」電子音「ピローン。」盗賊の親方「なんだこの音。(岩穴の横を見る)あ、モニターになんかウィンドウ出てる。
実況「ご覧の通り、雲一つない絶好の晴天に恵まれました。本日は都立アタフタ小学校4月度全校朝会・校長先生の話の模様をお届けします。実況は水野、解説はアタフタ小学校公務主任の加藤靖夫さんです。よろしくお願いします。」解説「お願いします。」実況「本日のコンディションですが、天候は晴れ。風は東寄りの風1mとなっています。こちらの状況いかがでしょうか?」解説「そうですね。雲もありますし、日差しもそれほど強くないので、生徒にとっては非常に良いコンディションと言えるの
(カフェにて)男1「(封筒を渡す)はい。借りてたお金。」男2「(封筒の中を見て)・・・全額ある。どうしたの、突然。」男1「いや、まぁちょっとね。」男2「梶谷からも聞いたよ。お前、あいつから借りてたお金も返したんだって?」男1「うん。やっぱり、ずっと借りっぱなしってのもよくないし。」男2「え、え、え。なになに、怖いんだけど。何企んでんの?」男1「何も企んでないよ。」男2「なんか噂だと他の人から借りてた借金も一気に返してたっていうじゃん。」男
#5のコントですが、独立しているので、#1を読んでいなくても楽しめます。ちなみに、#1はこちら。#2はこちら。#3はこちら。#4はこちら。#5はこちら。女神(泉の真ん中で浮いている)男性(泉を通り過ぎる)女神「あの・・・!」男性「・・・はい?」女神「(金の斧と銀の斧を取り出し)あなたが落としたのは、この金の斧ですか?それとも銀の斧ですか?」男性「・・・え?」女神「金の斧ですか?銀の斧ですか?」男性「・・・いや、私は何も落としてないで
#4のコントですが、独立しているので、#1、#2、#3を読んでいなくても楽しめます。ちなみに、#1はこちら。#2はこちら。#3はこちら。代官「ふっふっふ。越後屋、お主も相当のワルよのう。」越後屋「いえいえ、お代官さまほどではありません。」代官「いやいや、この街の中でもいちにを争うワルよ。」越後屋「そうでございますか。ありがとうございます。」代官「それに引き換え、備前屋ときたら・・・。」越後屋「備前屋がどうかしましたか?」代官「アイツ、全然ワ
(ピアノの音)歌声「♪あーおーげーばーとーおーとーしー。」卒業生代表「楽しかった!」卒業生たち「運動会!」校長「・・・。」教頭「卒業証書授与。3年1組愛川陸!」卒業生1「はい!」校長「あの・・・。」歌声「♪おーしーえーのーにーわーにーもー」校長「いや・・・。」卒業生代表「思い出に残った!」卒業生たち「文化祭!」校長「えーと・・・。」教頭「伊藤翔太!」卒業生2「はい!」校長「ごめんごめんごめん!!なんで全部同時進行なの?!(周
#2のコントですが、独立しているので、#1を読んでいなくても楽しめます。ちなみに、#1はこちら!依頼人(カフェでコーヒーを飲んでいる)探偵(カフェに入ってくる)依頼人「あ!こっちです!」探偵「(依頼人の向かいに座る)すみません。遅くなりました。」依頼人「いえ。それで、調査の方は?」探偵「はい。あなたの奥さんが浮気をしているか調査しました。」依頼人「結果は・・・?」探偵「あなたの奥さまは浮気をしています。」依頼人「そ・・・、そうですか。」
#2のコントですが、独立しているので、#1を読んでいなくても楽しめます。ちなみに、#1はこちら!小松(右腕にぐるぐる巻きの包帯をして、ベッドに座っている)江口「(病室に入ってくる)おい!大丈夫か!」小松「(右腕を突き出して)見ての通りだよ。」江口「すごいな・・・。全治どれくらい?」小松「1週間ほどでギプスは取れるって。」江口「どうしたの?何があったんだよ。」小松「昨日の夜、彼女と街の外れにある丘に行ったんだよ。」江口「あぁ、あの見晴らしがいい?」
『よっしゃ!いっちょ、もんでやるか!』先輩はそう言うと、右腕をぐるぐるとまわしながら控え室を後にし、コロシアムへと向かいました。しかし、まさかそれが・・・。(葬儀場)(先輩の遺影の前に立ち)先輩の最期の姿になるとは思いませんでした。あの日、コロシアムに現れた名もなき新人戦士。寡黙でフードを目深に被り、顔はおろか、実力も未知数・・・。そんな新人戦士と誰が戦うか、皆で相談している中、先輩は『よっしゃ!いっちょ、もんでやるか!』と出ていきましたね。コロシアムの戦士たちの中で先輩は
女性「(部屋に入ってくる)こちらです。」刑事「(続いて部屋に入ってくる)いやぁ、素敵なお宅ですねぇ。」女性「いえ、そんな・・・。今、お茶お出ししますね。」刑事「いえいえ、お気遣いなく。」女性「構いませんよ。それにしても、刑事さんもご苦労さまです。こういった感じで関係者一人一人にお話を聞いているんですよね。」刑事「すみません。上がうるさいもので。」女性「(お茶を机に置き、向かいに座る)それで、お話というのは?」刑事「はい。被害者の三神さんとは社長と
#3のコントですが、独立しているので、#1、#2を読んでいなくても楽しめます。ちなみに、#1はこちら。#2はこちら。視聴者(テレビを見ている)奥さま1(テレビの出演者)「どうしたの?元気ないわね。」奥さま2(テレビの出演者)「最近、なんだか体がだるくて・・・。」奥さま1「大変ね・・・。」奥さま2「あなたは元気そうね。」奥さま1「うん。あたしの元気には秘密があるの!」奥さま2「秘密?」奥さま1「実は青汁を・・・。」視聴者「あぁ、青汁のテレビショ
捜査課長「つまり、犯行時間の野田のアリバイは完璧ということか。」刑事「はい。知人だけではなくホテルの従業員も目撃しています。間違いないかと。」捜査課長「動機、手口、犯行現場の状況。全てが野田犯行説を物語っているのに、アリバイだけは完璧か・・・。」刑事「ただ1点気になるのが・・・。」捜査課長「なんだ?」刑事「・・・アリバイがあまりにも完璧過ぎる気がします。」捜査課長「確かに言われてみれば・・・!」ボス「(部屋に入ってくる)みんな、ちょっといいか。」刑
#3のコントですが、独立しているので、#1、#2を読んでいなくても楽しめます。ちなみに、#1はこちら!#2はこちら!聞き手「『本能寺の変』Blu-ray購入ありがとうございます。こちらのコメンタリーでは、映像を見ながら本能寺の変の裏側について語ってまいります。それでは自己紹介をお願いします。」光秀「はい。本能寺の変で信長さんを裏切りました、明智光秀です。」聞き手「よろしくお願いします。」光秀「お願いします。」聞き手「さて、早速本編始まってますけども、
情報提供者「(空を指さして)あれですね。」ディレクター「(上空を見ながら)あー、あれですか。あの大きい雲の左側の・・・。」情報提供者「そうですそうです。」ディレクター「確かに点のようなものが見えるけど・・・。(カメラマンに)映ってる?」カメラマン「(上空にカメラを向けながら)んー・・・。遠くて見えない・・・。」ディレクター「ズームにしたら?」カメラマン「そうするとブレちゃって映らない。」ディレクター「カメラにおさめるのは難しいかなぁ。(上空を見て)・
#4のコントですが、独立しているので、#1、#2、#3を読んでいなくても楽しめます。ちなみに、#1はこちら!#2はこちら!#3はこちら!父「娘さんをもらってください!」彼氏「お前の娘はもらわん!」陶器の割れる音「(台所から)パリーン!!」母「(リビングに走り込んでくる)ちょっと!何事?!」父「そんなことを言わずに私の娘をもらってください!」彼氏「いや、ダメだ!お前の娘はもらわん!!」母「ごめんごめんごめん!逆じゃない?!トーンも逆!セリフも逆!
宇宙飛行士「こちら宇宙船・ジーニアス。まもなく月に着陸します。」オペレータ「こちらNASA。了解しました。」宇宙飛行士「機体は月面に着陸。これよりアームストロング船長以来、実に54年ぶりに月に降り立ちます。」オペレータ「よろしくお願いします。」足音「トサッ・・・トサッ・・・。」オペレータ「準備が出来次第、映像をこちらに繋げてください。」宇宙飛行士「・・・あ。」オペレータ「どうしました?」宇宙飛行士「・・・。」オペレータ「月面の映像をお願い
ベテラン刑事「(ホワイトボードの前で考え込んでいる)うーん・・・。」新人刑事「(入ってくる)失礼します!」ベテラン刑事「ん?」新人刑事「こちらの捜査本部の応援に駆けつけました!よろしくお願いします!」ベテラン刑事「あぁ、よろしく。早速だが、事件の内容について話そう。」新人刑事「はい。」ベテラン刑事「被害者は皆藤直樹24歳。」新人刑事「はい。」ベテラン刑事「死亡推定時刻は12月24日の深夜23時から翌朝2時の間。死因は後頭部を殴られたことによる脳挫傷だ
#3のコントですが、独立しているので、#1、#2を読んでいなくても楽しめます。ちなみに、#1はこちら!#2はこちら!父「君かね、あかりの彼氏というのは。」彼氏「はい。あかりさんと真剣にお付き合いさせていただいています!」父「そうかそうか。真面目そうでいいじゃないか。」あかり「えぇ。真面目だし、とっても優しいの。」父「そうかそうか。ところでキミ、その左手に持っているのは・・・?」彼氏「はい。ホラ貝です。」父「だよな。ホラ貝だよな。・
正岡子規(1867~1902)明治の俳人。向かって左側を向いた肖像写真が有名。正岡子規「撮り直しをお願いします!」写真屋「はい?」正岡子規「今撮影した写真!撮り直しをお願いします!」写真屋「撮り直しですか・・・?」正岡子規「そう!見て!出来上がった写真!横見てるから!」写真屋「見てますね。でも、それは『撮りまーす』って言った瞬間、子規さんが右を向いたからです。」正岡子規「違うの。それは撮影の瞬間、外でパトカーのサイレンの音が聞こえたから
#2のコントですが、独立しているので、#1を読んでいなくても楽しめます。ちなみに、#1はこちら!大江戸トラベルミステリー五津川警部シリーズ『江戸ー盛岡殺人ルート』鶴井「(電話で通話中)事件のあった6月12日の午後8時、雪之進は盛岡にいたというアリバイがありました。江戸で長江屋の店主を殺すことはできません。」五津川「(電話で通話中)しかし、状況証拠は揃っている。このアリバイさえ崩せればヤツをお縄にかけることができるのだが・・・。」鶴井「警部・・・。」
インターホン「ピンポーン!ピンポーン!」朝原「はーい(ドアを開ける)。」末松「(駆け込んでくる)35000円貸してくれ!!」朝原「はぁ?!」末松「35000円!35000円貸してくれ!」朝原「35000円?」末松「そう!今、近くの小学校で運動会やってるんだよ!で、借り物競走のお題で『35000円』が出たんだ!だから35000円貸してくれ!」朝原「お前・・・、お金借りるのに新しい作戦で来たな。」末松「違うって!マジのやつだから!」朝原「
ナレーション「ここはどこかのいずみのほとり。そこにはたくさんのアヒルたちが住んでいました。しかし、その中の一羽のアヒルは何故か他のアヒルよりも黒ずんでいて、みんなからいじめられていたのです。」みにくいアヒルの子「うぇーん!どうしてみんなボクのこといじめるのさ!」いじめっ子アヒル1「お前はオレたちと違ってみにくいからだよ!」いじめっ子アヒル2「やーい!みにくいアヒルの子!」アヒルたち「やーいやーい!」みにくいアヒルの子「うぇーん!」ナレーション「そのと
吉田「お!」橋口「おぉ!久しぶり!」吉田「久しぶりだなぁ!すごい偶然!何してるの?」橋口「ちょっと買い物。」吉田「そうなんだ。え、何年ぶり?」橋口「・・・3年?4年くらい?」吉田「そうか、それくらいになるか。」橋口「お前は何してるの?」吉田「ちょっと飲もうかなぁと思って。」橋口「友だちと?」吉田「いや、一人で。」橋口「さみしいな。」吉田「よかったら一緒に飲む?」橋口「お、いいよ。」吉田「よし、決まり!行こう!」橋口「お
#2のコントですが、独立しているので、#1を読んでいなくても楽しめます。ちなみに、#1はこちら!二本松「はい。では昨日の授業のおさらいです。では、秋山。」秋山「はい。」二本松「円周率言ってみて。」秋山「・・・はい?」二本松「円周率。昨日やったでしょ?」秋山「円周率・・・。」二本松「そう。」秋山「えーと・・・。」二本松「わかる桁数まででいいから。」秋山「では・・・。」二本松「うん。」秋山「5.3629・・・」二本松「ごめんごめ
(真夜中)母ネズミ(薄明かりの中、神妙な面持ちで座っている)父ネズミ「(ヘトヘトな様子で帰ってくる)ただいま・・・。」母ネズミ「おかえり!すごく心配したのよ?連絡もなくこんな時間まで帰って来ないから・・・。」父ネズミ「(時計を見て)3時・・・。そりゃ疲れるわけだ・・・。」母ネズミ「とりあえずソファに座って。今、お茶出すから。」父ネズミ「子供たちは?」母ネズミ「11時くらいまでお父さんの帰りを待ってたけど、さすがに眠くなったみたいでもう寝てる・・・。
(怪獣緊急対策室)室長「では、現在我が国で暴れている怪獣・ヨジラの対策ですが・・・。」新人「・・・。」室長「対策室での協議の結果、『みんなでヨジラを無視をする』という方針にしたいと思います。」新人「・・・。」室長「それでは私は国民への発表の準備をします。以上、解散!」(対策室メンバー全員、席を立つ)新人「(勢いよく立ち上がり)ちょっと待ってください!!」室長「どうした、新人?何か言いたいことでもあるのか?」新人「・・・はい、あの・・・。」室長「・
#2のコントですが、独立しているので、#1を読んでいなくても楽しめます。ちなみに、#1はこちら!声「えっ?!こんな状態からでも入れる保険があるんですか?!」(幽霊が立っている)幽霊「さすがに無理じゃないですか?!」保険屋「いえ、入れます!」幽霊「(自分の体を指して)もうこんな感じになってますよ。」保険屋「まだ大丈夫です!」幽霊「なんですか、その往生際の悪さ。往生際・・・。もう往生してますけど。」保険屋「では保険の方、紹介していきますね。」幽
高嶋(墓前で手を合わせている)中井「(隣の墓の前にやってきて合掌し)父さん。父さんの仇(かたき)、さっき討ってきたよ。」高嶋(隣の男を見る)中井「父さんの仇を探して10年。仇を見つけ機会を伺い続けること5年。思えば長い時間がかかったものだ。」高嶋(ものすごく興味を持って男を見ている)中井「でもついに今日、仇を討つことができた。報告が遅くなってごめん。だけど、いい報告ができてよかったと思う。じゃあまたね。」高嶋「あの!」中井「・・・はい?」高