過去の繁栄が日本の一流企業の圧倒的な底力によるものなのは、確かに過去はそうであったが、ハラスメントや過労死を生み出したのもまた彼等である。バブルが弾け終わりの景気低迷の時代に入り、雑草のように次々に伸び盛った外資系日本法人に至っては、成長よりもハラスメントが栄えた。よくわからないジョブホッピングで超高給を勝ち得た者もいただろうし、真に実力のある者もいただろうが、いずれも大多数は団塊バブル世代であり、彼等の誇り高き有様は、見苦しい。その陰では、自殺する者、破産する者、薬物などで廃人になる者、行方を