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WWD2025JAPAN【大工と大工道具国際フォーラム】@竹中大工道具館vol.27月31から8月2日にかけて、その竹中大工道具館を会場として、《ワールド・ウッド・デー2025日本大会》の一環としてのイベント【大工と大工道具国際フォーラム】が開催されました。私は、このイベントの全日程に、《ワールド・ウッド・デー2025日本大会》の実行委員長として帯同しました。初日の模様は昨日の記事でお伝えしました。今日は二日目と三日目、8月1日と8月2日の様子を回想しましょう。
こんばんは。たぬきです。先日、与板削ろう会にて似鳥さんより注文してあった似鳥作雛鳥寸八白紙半生地を受け取りました。注文してから1年待ちでした。鋼は白紙が研ぎやすくて、かつ掛りが良いので好きです。しかし鍛冶屋さんにとっては焼き入れがムラになりやすく当たり外れが多いとも聞きますね。その点、水野さんの流れは温度管理が丁寧なのと硬さ試験機で管理されてるのでバッチリです。それでも厄介な鋼であることには変わりなく、たぬきも注文してから似鳥さんが納得出来る白紙が打てるまで1年待った訳です。そして、地金
こんばんは。たぬきです。そういえば、与板大会の話を書いてませんでしたね。今回も金曜日の昼過ぎから移動です。月山義高刃物店さんの車に便乗してまずは富山へ。富山ブラックラーメンの元祖?のお店に行きます。富山ブラックラーメンの人気店は昨年一昨年と行って美味しく頂いたのですがか元祖はまだ行ってないね。と言うことで元祖の本店へ。おすすめの並とご飯のセットを頼みます。うぅ、スープの希釈を間違えたか?と本気で思うくらい塩がキツい。これはおかずです。ご飯と一緒に食べてというのがよく分かります。味は美味し
こんばんは。たぬきです。削ろう会の続きを。月山義高刃物店の車に同乗して会場へ。着いたらまずは出店。天然砥石尚のブースに、研承シリーズと尚さんが掘った京都東物と若狭田村山を並べます。試し研ぎの桶に水を汲んだりとジュンビします。そしてブースの隅っこにたぬき工房の台直し定規と4本竿の罫引を並べます。開会式前からお客さんが一杯です。もちろん、たぬき工房目当てお客さんじゃないです(笑)土田刃物店さんの昇さんは講演されるみたい。関西遠征は珍しいのでは?今回は立って研ぐ事もできました。イレギ
こんばんは。たぬきです。全国削ろう会交野大会が近づいてきました。そろそろ準備をと思いつつも、仕事が押してたりと何やかありまして中々取り掛かれません。ヤキモキしつつようやく準備を始めます。まずは、寸八の下端を作りますじゃなくて、台直しの下端からですね。ペーパーを貼った定盤で平面を出してからスクレーパで軽く透きます。刃を研ぎます。台直しが出来たら寸八の下端を作ります。定盤で大体の狂いを取ってから中を台直しで透きます。台直しには、たぬき工房謹製の台直し定規を使いますよ。最近は宣伝もしてま
今日4/12(土)明日13(日)は、待ちに待った「削ろう会全国大会大阪交野大会」。会場は、大阪・交野市、いきいきランド交野。我が家を手掛けてくれた棟梁、なんと「削ろう会」薄削り鉋掛けで全国優勝した経験の持ち主!手刻みの我が家の柱は、3年以上たって今も艶光りしています。2021年の京都亀岡大会に見に行きましたが、(☞2021/11/14稿「削ろう会全国大会㊗優勝…我が棟梁!~伝統の大工技能を磨く」)トップクラスの腕利きの大工さんたちが全国から集ま
来月には大阪・関西万博もはじまりますね時同じくしてこちらのイベントも開催されます削ろう会全国大会第41回大阪交野大会全国から集まった削リストたちによる鉋の薄削りを競う大会であると同時に、手道具や伝統技術の可能性を追求する会でもあります鉋削りのミクロンの世界をぜひご覧くださいそして同時にワークショップも開催されますスターエムではどこで開催しても大人気の竹あかりづくりのワークショップを開催します使うのはもちろんアノ竹用ドリル穴あけをお楽しみくださいデザインは
こんばんは。たぬきです。今年も全国削ろう会に参加してきました。今回は秦野で11/9,10の開催でした。さて、参加前にその準備を進めます。使う鉋は今回も与板水野さんの我逢人。ASSABのクロム鋼K120です。低合金鋼ですが使い勝手は炭素鋼に近いものです。青紙の様に刃先を揃える事に失敗する事がほぼ無く、カエリをさらうだけで切れるので扱いやすいです。その我逢人、少し欠けてたので欠けを取ります。ここで1000番を掛けると刃先が揃わなくなるので頂2000にジルコンの研磨材を乗せて研ぎました。その
こんばんは。たぬきです。木工教室で進めてる鉋箱の続きを。棚板は本実の羽目板を使ってます。雌側の溝を手前にしたので正面から見ると溝が目立ちます。そこで溝に縞黒檀を埋めて化粧としましょう。似鳥透作雛鳥で黒檀を削ります。写真の通りよく切れます。唐木は立鉋を使う事が多いかと思いますが、小割りならよく切れる小鉋で充分な感じです。埋めました。縦方向の棚板に見えるのが黒檀です。前板も出来ました。全体の目違いや荒れを鉋やペーパーで取って仕上げましょう。矢視の所が荒れています。矢視アップ。こうい
こんばんは。たぬきです。先日打った台直し鉋ですが、削ると刃がビビリます。どうやら表馴染の接触面積が狭すぎて刃の保持が甘いようです。対策しましょう。エポキシを詰めて表馴染をべったり当てようと思います。5分硬化型のエポキシを練ります。馴染全面に塗布します。塗布前は押え溝と刃口付近だけが当たる様にしてました。丁度U状に当たっていたわけです。半分硬化した所で刃を叩き込みます。刃口まで後2mm位まで入れました。これで馴染全面に当たる様になりました。はみ出た分は削り落とします。出し入れは
こんばんは。たぬきです。鉋箱の続きを。似鳥透作の小鉋台打ちに忙しくて工房での作業が中々進みません。でもこのままだと鉋箱の出来上がりがどんどん遅くなってしまう。木曜金曜を使ってバタバタと進めます。アリ継ぎを罫書きました。前回の工具箱で雄木雌木を間違えたので、今回は間違えないように気をつけたら一周回ってまた間違えました😭でも刻む前なのでセーフ。青で書き直してます。ここで、大失敗に気付きました。幅を間違えてます。外寸と内寸を何処かで間違ったようです。このままでは狭くて定盤が入りません。
こんばんは。たぬきです。毎日暑いですね。言い訳ですが暑すぎて写真も撮らずにひーこらと材を作ります。スライド式の蓋となるように杉材で前板を作ります。3枚をイモで矧いでつなぎます。先週矧いだ側板や天板底板を寸法通りに切ります。その後鉋仕上げ。と言った所で、今日はここまでです。以上、たぬきでした。
こんばんは。たぬきです。台打ちの続きを。押え溝を精度良く作れなかった為に、刃が少し斜めってついてしまいました。よって辻褄を合わせるために少し片刃に研いでます。鉋身を片刃にしたので押え金もそれに合わせて片刃にします。研ぎ直して片刃にしました。角度は購入時から変えてない積り。先端は80°で研承成6000番で数回研いで小刃としています。小刃の幅は0.05mm位でしょうか。下端を作ります。たぬき工房謹製の台直し定規にて透きます。(この台直し定規はまだ初期の物で現在販売している定規とは形状や樹
こんばんは。たぬきです。削ろう会に参加するには、寸八の鉋を始め、長台、小鉋、台直し、下端定規、マイクロメータ、定盤に貼ったペーパーと付随する道具一式を用意しなくてはなりません。これを一つ一つカバンに入れるのですが、仕舞うにも取り出すにも始末が悪いです。そこで全部まとめて仕舞えるように鉋箱を作ろうと思います。アイデアのマンガを描きます。過去に作ったランタンケースの様に框組にしましょうか?箱の奥行きは110mm。框組にすると鏡がほとんど無くなりますね。無垢板で作ると重くなるだろうと框を考え
こんばんは。たぬきです。削ろう会の練習の続きを。まずは与板水野さんの我逢人。頑張ります。左が切れてないね。薄いところでも8um止まり。うーん。ありゃ、こりゃ厚い。時間がない。我逢人ばかり触ってるわけにもいかないので碓氷さんの雪月も。顕微鏡でみると刃こぼれしてたので、これも治具を使って研ぎ直し。そして、確認したらエラい事に。サビ穴が中で広がってました。ごっそり刃こぼれ(っていうの?)しました。低倍率で見るとこう。古道具なので仕方ないけど、うーん残念。諦めますか。一応、
すこーし先(今年秋)ともうすこーし先(来年)のことにはなりますが技を競う大会のご案内です第40回全国削ろう会神奈川県秦野大会令和6年(2024年)11月9日(土)・10日(日)場所:メタックス体育館はだの第41回全国削ろう会in大阪交野令和7年(2025年)4月12日(土)・13日(日)会場いきいきランド交野先日開催された鍛冶でっせでも薄削り競技が開催されていましたがそれはそれは薄く削られる鉋屑にびっくりです👀✨木工ドリルはミリですが
こんばんは。たぬきです。今年も与板のミニ削ろう会が近づいてきました。今年は削り材を変えてみようかと。三重県津市の美杉檜を用意しました。たぬきが買える板なので元玉です。持ち重りがするので生乾きの様です。人造乾燥されてないと読んで安く買ってきました。さて、目の揃った所を取ろうと糸を張って思案投げ首。丸鋸でざっと切出してみると、あれま、反ってますね。一端、このままにして含水させます。したら、2度びっくり。左右に盛大に反りました。元玉ですからね。アテになってたのでしょう。こっちは
こんばんは。たぬきです。糸魚川削ろう会に行ってきました。前日は富山で富山ブラックラーメンを堪能。ちぢれの太麺で大変美味しく頂きました。その後、漫画喫茶で仮眠。雨の中会場へ。天然砥石尚のブースの出店準備をします。今回は、初めて勢州たぬき工房も天然砥石尚アライアンス加盟店として?1尺四方で出店致しました。ここに並べてました。松阪木綿の上に台直し定規と4本竿の罫引きを販売してました。特徴や使い方を説明するパネル。ニッチな需要に答える商品です(笑)売って分かったのは、そこまでキッチ
こんにちは。たぬきです。相変わらず、削ろう会に出品する売物作りに勤しんでおります。台直し定規を作ってます。本体に溝を入れてからトリマーてアリにします。ヒフクラで仕上げます。アリ溝を滑らせる構造なので、全てのペアを現合で合わせています。というか、これをしないとまともに動きません。腕を作ります。オイルフィニッシュするので仕上げはペーパーです。本体に貼り付ける板を切り出します。イスノキです。これを貼ることで定規の摩耗を防いでいます。小割りしました。本体に木工用ボンドで貼付けます。
こんにちは。たぬきです。与板鉋鍛冶似鳥さんの寸四台打ち。今度は寸四いきましょう。鉋身は似鳥透作雛鳥。鋼は青1。地金は生地と極軟鉄の接合。鋼との鍛接部は生地、頭は極軟鉄とすることで、研ぎ易さと頭の変形防止を両立しています。生地の頭を金槌で叩くと層状に剥離したり変形したりするんですよね。裏はべったりと濃い黒裏です。この辺は親方の水野さんと同じ雰囲気ですね。台は松阪市の老舗金物屋の不良在庫化していた梶光という掘台を使います。値段聞いたら大女将しか知らなかった。どうも数十年寝ていたぽい。汚
こんにちは。たぬきです。似鳥さんの南京鉋の続きを。下端が出来たので、柄を整形します。台頭の面?を斜めに削って手前に寄せます。上端を斜めに削って下げます。削り終わった状態。各部面取をして仕上げます。小さじ半分の桐油にゴマ粒程のカシューを混ぜた物を擦り込んでオイルフィニッシュします。刃を研ぎます。たぬきは小さな刃物を優しく研ぐことが下手なので、天然を当てると突っ掛かりがちです。砥石を何度も換えて研げる石を探します。懐の深い天然砥石尚さんとこの奥殿巣板でようや
こんばんは。たぬきです。南京鉋の続きを。下端となる部分を0.6mm程掘り込みます。掘り込んだところにピッタリ合う1mm厚の真鍮板を切出して、鉄床で曲げます。rが合うまで気長に叩いて合わせます。刃を出してから現合で刃口の位置を写し取ります。ピンバイスで穴を開けます。糸鋸で刃口を小さめに切り抜きます。刃先に合わせて刃口を整えます。ヤスリ各種を駆使して滑らかに仕上げます。刃口は0.1mmを狙います。真鍮板を接着します。クランプで固定します。接着出来ました。真鍮のrを仕上げ
こんばんは。たぬきです。似鳥さんの南京鉋の続きを。前回の設計に基づいて墨を付けます。ガイド穴を開けます。真ん中の1箇所だけは貫通させます。甲穴を掘ります。55°だけに甲穴は狭くて深い。5厘鑿も使って荒仕上げを行います。刃口を仕上代残して削っておきます。治具は45°。八分勾配ならこれで良いのですが55°の場合はここから刃が入るように切り出しで仕上げていきます。押さえ溝を挽きます。馴染みを取って刃が入りました。台が厚すぎますね。最後に少し削りましょうか。イチイ樫で作っ
こんにちは。たぬきです。与板削ろう会にて、水野清介さんとこで売出中の似鳥さんの1寸南京鉋を入手しました。南京鉋の台打ちを始めましょう。手持ちの白樫材を持ってきました。真ん中の材が虫食いもなく木目の暴れも少なくて良さそうです。ただ、木目が髄線の板目(木目なら柾目。樫材の板目柾目はめんどくさい)なので割れやすいかも。でもまぁ、やってみますか。採寸してイメージをつかみます。南京鉋はまだ1回しか打った事が有りません。刃口切って馴染み取って真鍮埋めて、真鍮に穴加工してと、工程を考えます。r5
こんばんは。たぬきです。与板削ろう会の続きを。1日目は斫り(はつり)の体験をしてきました。自分のつんぼを持ち込んでご指導頂きました。そこで学んだ事をまとめました。上記ノートに加えて、柄の形状について。柄の断面は丸でも角でも涙型でも構わない。しかし、刃線側は半円状に丸くしておくこと。そうしないと手が痛くなって長時間作業する事が出来ない。たぬきのつんぼは、刃先が鈍角過ぎました。元々この形状なら、風呂の焚付を作ったりする手斧(ておの)だろうとのこと。もしくは斫り用の鉞が使い減りしたのか
こんばんは。たぬきです。与板の削ろう会に参加してきました。今年も天然砥石尚さんのチームにお邪魔させて頂きました。薄削りは2日目。梅雨空で高湿度の中の大会でした。持って行った鉋は、先日打った碓氷健吾さんの雪月(青紙1)。水野さんの我逢人(ASSABK120)。長台は中武さんの陣太鼓(青紙1)。全て与板の鍛冶屋さんです。夢中で削っていたので写真は殆どありません。結果は碓氷健吾さんの雪月(青紙1)で7-10-12μ。実力相応の結果ですね。我逢人は台がねじれてうまくけずれませんでした
こんにちは。たぬきです。与板に来ました。今日から削ろう会です。朝のひと時を使って雪月の続きを。木端返しを作ります。治具を固定して削ります。こんな感じ。馴染みを取ります。こんな感じになりました。このまま、台が落ち着くまで半月放置します。台の下端を作ってから、刃を研ぎます。裏の錆が出てますね。研いでも刃先がそろいません。ここもダメですね。裏透きに出す前に1000番で研いだかな?何らかのストレスが刃先に残ってるのかも。裏出しして押して、刃引きして研ぎ直せば揃いそうだけど
こんにちは。たぬきです。台打ちの続きを。押さえ溝を傷めないように鉋身の耳をダイヤモンドラッパーで面取します。出来ました。台頭を面取します。まずは罫書いて、削りました。いよいよ表馴染みを取っていきます。使ってるの道具は、5分叩き→大きく取る時に。5分ヤッコ→一番使ってる3分彫刻鑿?→押さえ溝付近1分半叩き→押さえ溝こんな感じ。穂のアップ。裏。1分と3分は自分で透き直して使ってます。2/3程入りました。カイサキより上は一段厚くなっています。このまま仕込むとカイサキ
こんにちは。たぬきです。台打ちの続きを。ガイド穴が見えてきたら、下端側も加工します。割れ止として、鑿で刃口回りを小さめに叩いておきます。次にガイド穴を繋いだ線をV字型に掘ります。こうしておくと貫通する時にVの頂点から見えてくるので、目見当しやすくなります。貫通しました。8分勾配の定規を作ります。上端に密着させます。押え溝を罫書ます。書けました。鉋身を観察して、溝を直線にするか曲線にするか判断します。今回は直線。でもカイサキより上は一段高くなっているので、その分補正しないといけ
こんにちは。たぬきです。雪月(せんげつと読みます)という鉋、碓氷健吾氏が若かりし頃に問屋銘で打った物だそうです。鋼は青一とのこと。知り合いの大工さんからの戴き物。彼が入手した時点で既にベタ裏でした。なので、たぬきが頂いてからはリューターや自作透直し器でほんの少しだけ透いては使ってました。そして、やはりちゃんと直した方が良かろうと一年半前に京都亀岡の削ろう会にて、アルケスさんに裏の透き直しを頼んだのでした。先月、直しが終わって届きました。それでは、台打ちを始めましょう。右側の鉋身が雪月。