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多発性硬化症に対する経口糖脂質OCHの第二相医師主導治験の成果発表~難治性の二次性進行型に対する画期的治療の可能性~国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター(NCNP)は、多発性硬化症(以下、MS)経口治療薬(OCH-NCNP1)を用いた医師主導治験の成果を、第64回日本神経学会学術大会(開催時期:2023年5月31日~6月3日)のLateBreakingSymposiumにおいて発表しました。OCH-NCNP1(以下、OCH)は、NCNPの山村隆特任研究部長らのグループが、海綿
11月24日13℃/7℃今日は通院の日。気になっていた病気の型について聞いてみた。私は再発寛解型とのこと。二次進行型は1年間くらい様子見て明らかに症状が悪化してたら、1年前から二次進行型だったんだね、って診断するらしい。要は今すぐは分かんないってことね。そりゃそっか。先生曰く、二次進行型に移行するって言われてるのは10〜20年後くらいからだからまだ大丈夫じゃないかってさ。しかも二次進行型になったら薬ないらしい…海外では薬やめるとのこと…とりあえず今は症状をしっかり記録して、
つい1時間ほど前に神経科医と再度Ocrebusについて話してきました。かなり彼女は唸って考えていましたが、二人で今までの経過やMRIの結果を総合してみた結果、Ocrebusを使うための条件(たぶん薬を変える旨を健康保険に詳しく説明する文書を作る)に満たないだろうとなりました。新薬に期待していた方、ごめんなさいね。私の体に合うかどうかとドイツのシステムによる判断だから。一時進行型に使えるという点がこの薬の最大の売りでしょうし金額がべらぼうに高いですから、再発寛解型と診断されていてはっきり
今年EUで認可されたばかりの新薬Ocrebus=オクレブス(Ocrelizumab=オクレリズマブ)をコパキソンに代えて使ってみることになりそうです。Ocrebusを使い始めると予防接種が出来なくなるらしく、まず肺炎の予防接種(ってあるんですね)を打ち、一ヶ月開けて一般的な4種混合ワクチン(ポリオ、ジフテリア、破傷風、百日咳)を打ったところです。多発性硬化症を患うと免疫力も落ちてくるしウィルスやバクテリアにも注意を払わなければと気になります。Ocrebusに必要な予防接種について調べて
本日紹介するナタリズマブは難病に指定されている、多発性硬化症の治療薬です。欧米人に多い病気で日本人にも最近増加傾向にあります。2016年の24時間テレビに生出演した落語家の林家こん平師匠が罹患したことで有名ですが、男性よりも女性の罹患率が高い病気です。症状は、感覚障害やレルミット兆候と呼ばれる肩から背中にかけて電気ショックのような痛みが走る、視野の異常などがおこる、四肢の筋力低下や、慢性的な疲労感などが再発と寛解を繰り返す難病です。原因は不明で