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ついに待望の、待望の、待望の一発が出た。1本目ヒルサイズに迫る139、5m。全般的に飛び出し直後は追い風、横風だが、穏やかになったところでスタート。見事に下の風を捉え11位。上位陣との戦いになる2本目は、ある程度順位を落とすことを覚悟したが、別人のような鋭いサッツで堂々順位を上げた。内藤智文(山形市役所)W杯ドイツ🇩🇪クリンゲンタール大会6位キャリアハイミラノ五輪代表選考基準のW杯8位以内を突破した。(最終選考決定は札幌W杯の後)我が子なんだけど、奇
二階堂蓮が乗ってきた。雰囲気と異なり器用な選手で、かなりポジションを低くとって長く踏むようになってきた。方向性は完璧。小林陵侑は着々と調整中だし、中村直幹は安定している。内藤はワンピ、板変えてきてそれが裏目に出たのか42位に終わった。試技は26位なので、大舞台になるとよくある悪パターン‥五輪代表になることだけが彼の目標ではないが、次週のエンゲルベルグが終わると日本枠が減るので、少しでも良い順位をとって年明けの札幌W杯に続けたい。まして、ここは秋に自力枠を奇跡的に勝ち取っ
W杯個人第8戦ポーランド🇵🇱ヴィスワ第2戦今日も予選から風向きが目まぐるしく変わる波乱含み。なにしろ距離だけではボーダーラインが読めない中、予選113,5mとヒヤッとさせられたものの44位で通過。ポーランドの英雄クバツキやメダリスト・ガイガー🇩🇪が予選落ちするなど予断を許さない展開へ。1本目121,5mとまたもボーダーギリギリかと思いきや、風のコンディションがハードで、結局23位と3度目のポイント獲得となった。K点を越し、テレマークも決まっているようだが飛型点1
スキージャンプW杯男子第7戦ポーランド🇵🇱ヴィスワ第1戦内藤智文予選30位で本戦へまずまずのジャンプなんだけど、若干、空中で板がぶら下がっており、中盤からの浮力が弱い気がする。ただ、余程の魔風でなければ多少追い風でもうまく切り抜けている。まず30位以内をキープして、彼らしい一発を期待したい。悩める小林朔太郎も危なかったけれどぎりセーフで通過。予選トップは小林陵。相変わらず精密機械のような再現性で穴はない。W杯個人第7戦本戦風は周期的にハードな追い
W杯第5戦フィンランド🇫🇮ルカHS140m一昨日までのファールンではトリッキーな台の特性に合わせたところで終わったが、今回のルカは3回目。しかも昨年のCOCでは141mのHSジャンプを決めて自力で出場枠を獲得したゲンの良い台だ。一発かましてくれることを期待した。一発かます‥(親バカフォーエバー)天候はファールン同様目まぐるしく風が変わる。しかも強風。飛び出しで強い向かい風(横風)に煽られ7〜80mで叩き落とされる。だがK点手前までスピードが保てれば下の風を拾
朝日新聞11月29日朝刊先日のWEB記事が紙面掲載となった。全国紙のスポーツ欄に載ると反響は大きい。朝から「読んだ。がんばれ。」というメールをたくさんいただいた。取材してくれた笠井正基記者に成田であった時の事。私が「三度目の正直か?仏の顔も三度までか?」と言うと、「いや、今度は大丈夫です。」ときっぱりと言われてしまった。本人じゃなくて記者さんが胸を張って言う。仕事とはいえ本当によく見ていてくれる。北海道新聞の工藤さえら記者といい競技をわかっている人がメディアにいるのは心
W杯第4戦スウェーデン🇸🇪ファールン・ラージヒル(K120mHS140m)予選26位ホームランではないものの、このジャンプが1本目に出れば今日は30位以内に入りそうな安定したジャンプ。ただ、山がない国なので地面を掘り込んだ台のせいか風が入り組んでいて攻略が難しい。特に飛び出し直後にバックで押されたり、トップクラスでもミスがあると予選落ちの憂き目に遭う。鬼門の1本目。もはや彼は落ち着いたジャンプだった。実力が上でも風の巡り合わせが悪いと失速する選手もいて21位。不安が一
W杯第3戦スウェーデン🇸🇪ファールン・ノーマルヒル(K点90m、HS95m)近年、W杯男子ではノーマルヒル競技はほとんど行われない。技術レベルが上がりノーマルヒルでは点差が表れないからだ。ファールンは2027年に開催される世界選手権のテストマッチを兼ねて行われた。W杯におけるノーマルヒル競技がこんなに変わってしまったのか?と思い知らされた。内藤智文予選89m23位本戦88m40位失敗したわけではなく、予選と本戦は飛距離は1メートルしか違わない。
大相撲ではウクライナ出身の安青錦が横綱を倒し日本中が湧いた日。W杯リレハンメル第2戦予選35位ラディックさんが映像を送ってきてくれた。飛び出しはいいが着地前に落とされた感じ‥おかげで飛型点が最悪だった。やはり、20位〜40位は実力的にダンゴだ。ここで上位を確保しないとボーダーラインにぶら下がることになる。買っておいた団子の串を抜く。勝負はまず1本目。いざ、出陣勝負の一本目、125m‥飛距離は予選より落としたがランディングは良し。ただ、どうだろう?
W杯開幕戦🇳🇴リレハンメル第1戦内藤智文予選26位で通過。全体的に追い風傾向。飛び出し直後に突風に煽られてバランスを崩したが、持ち堪えて132m。ポーランドの解説者がユーロスポーツで褒めていたという(日本では無名でもヨーロッパでは自力で枠を勝ちとった注目選手である)。ただ風の状況は最悪で、ドイツは主力2人が予選落ち‥一方で、ちょっとでも風が良くなると上位20人は135mを越してくる。開幕戦から寸分のミスも許されない。女子は丸山希選手が感激の初優勝。時差
三度目の正直なるか?それとも、仏の顔も三度まで‥なのか。21日(金)にノルウェー🇳🇴リレハンメルで開幕するW杯に向けて成田を飛び立った。(タイ航空・バンコク経由)山形空港から羽田へ(荷物が大きすぎて新幹線は使えない)。羽田で待ち合わせ車で成田へ送る。今回は長期遠征であるが、この便は荷物の重量制限が30kgなのでコンパクトにまとめるのに苦労したらしい。壮行の勝負メシは鰻。ここは外国人より日本人の方が多く並ぶ。息子2人は、中学生の頃から全国大会でも見送りは家
白馬ジャンプ競技場のノーマルヒルとラージヒルの間に架かるリフトに乗って、ランディングバーンの横を抜けて行きました。右がラージヒルでK点120m、ヒルサイズ(HS)131m、全長385m、標高差138m、最大斜度37.5゚、バッケンレコードは冬季140.0mが岡部孝信選手(2011年2月全日本スキー選手権大会)、サマージャンプは140.5m内藤智文選手(2009年8月サマーグランプリ)だそうです。
全日本選手権ノーマルヒル(札幌・宮の森)内藤智文はヒルサイズジャンプを揃えて3位。優勝は小林潤志郎(ウィン)おそらく本人の脳内は来週に出発となるW杯に向けて、どう戦うか頭の中は一杯ではないか?風がいたずらな札幌の台にあってラージもノーマルもヒルサイズジャンプを着実に揃えたことが物語っている。すでに派遣が決まっているので無理をする必要はない。小林陵侑と二階堂蓮は回避した。今年は日程の問題もあるけれど、全日本選手権の位置づけが若干あやふやになってしまった。選考基準は
全日本選手権ラージヒル(NHK杯)内藤智文(山形市役所)昨年に続き3位(小林陵侑欠場につき国内ランキングは4位か5位か‥)2024全日本選手権ラージヒル(白馬)『全日本選手権・白馬ラージヒル』全日本選手権ラージヒル(K120mヒルサイズ134m)内藤智文(山形県スポーツ協会)3位バッケンレコード(ジャンプ台記録)正式な大会で転ばずに…ameblo.jp観客席より観る-YouTubeYouTubeでお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリ
【お知らせ】内藤智文はコンチネンタル杯4試合において国別総合3位となり、日本代表の一員としてW杯開幕戦より第1節(個人戦12試合)の出場が内定しました。W杯は、11月21、22日にノルウェー🇳🇴リレハンメルで開幕し、全38戦が予定されています。第1節は以下のように前半が北欧で、後半がドイツ、ポーランド、スイスで行われます。2023年、サマーグランプリ(夏のW杯)で総合16位と小林陵侑に次ぐ順位で、初めて冬の開幕戦メンバーに選ばれました。スキージャンプの大会は30位以内で二本
拾う神って本当にいるんだ‥COC(W杯2部)🇩🇪クリンゲンタール第2戦誰がこんな展開を予想できただろうか?今回の遠征の目的は勝つことではなく、上位をキープして総合ポイントで国別3位以内に入り、日本のW杯出場枠を増やすことだった。昨日までの時点で、優勝ー5位ー4位(これは15位からの挽回)と内藤は総合2位をキープしている。今回、9位以内に入れば総合4位の🇨🇭ディシュバンデンが優勝しても逃げ切る事ができる。とは言えヨーロッパ各国はW杯出場枠を増やすためにエース級の選手を
クリンゲンタール第一戦一本目、風に叩かれ15位に沈んだ時、正直言って今日はダメかと思った。ただ、ヒルレコードを出しダントツのドメン・プレブツ🇸🇮がスーツ規程で失格となり、また、ライバルのシュースター🇦🇹、デシュバンデン🇨🇭(二人ともW杯トップジャンパーだが、プレブツ同様、国枠の獲得のために参戦)が息子よりさらに下の順位だったので、今日がダメでも明日はまだ勝負ができると胸を撫で下ろしていた。ところが‥ドラマチックにも程がある。上位の条件が揃った2本目では、ヒル
ポーランド🇵🇱のSportsWebNewsで内藤智文が取り上げられた。とても客観的で正確な記事だ。明日に開催されるコンチネンタルカップが、内藤にとっても日本チームにとっても大事な試合である事が述べられている。また、遠征全額自己負担の現状に財団より寄付があったことも書かれていた。ジャンプ熱が日本の数倍熱いポーランド。日本では全く無名選手だが、アスリートの一人として見守っている。https://www.skijumping.pl/wiadomosci/37299/sadn
言葉にできない(オフコース)ポーランド🇵🇱のジャンプファン、大学院生のラデック・バルヴァツ(RadekBarwacz)さんからメールが来た。山形放送のローカルNEWSだが、誰よりも速く海を越えた遠い国からの知らせだ。>智文さんがこんなにも応援されているのを見て、本当に嬉しいです。(山形放送NEWS)https://www.youtube.com/watch?v=xHiw43OuxGM自分の時間は、智文さんがオリンピックに出場し、フライングヒルでジャ
◯山形県スキー連盟が中心になって「内藤智文を応援する会」を立ち上げてくださいました。https://www.naito.ski-yamagata.jp市役所職員になるとと公務員服務規程でスポンサーをつけることができなくなり、ファンページも休止しました。今シーズンはどんなに実績を上げても遠征は全額自己負担であり本気で借金遠征を考えているようなので大変ありがたいことです。練習環境が厳しくなる事を覚悟で市職を受けたのは(一回目は不採用)、生活の安定のためではなく山形で仕事を成し
コンチネンタルカップ(COC)ドイツ🇩🇪ヒンターツァルテン第2戦天候の関係で開始時間がかなり早まった。選手は前日のナイターゲームから、起きてすぐの朝早くからの試合で大変だろうが、こちらも未明の興奮から眠れず、日曜の予定も変更した。通常は女子の試合が終わってから男子の試合が始まるが、今回は時間短縮のためか男女一本ずつ交互に試合が行われた。この方法による不都合はわからないが、日本でも試してみてほしい。条件は前日と異なり風は弱いが方向が目まぐるしく、向かいか追いか時間帯で当
内藤智文(山形市役所・調布市ふるさと応援アスリート)コンチネンタルカップ(COC)ドイツ🇩🇪ヒンターツァルテン(K点99mHS109m)COCとはW杯2部にあたるが、今の時期ミラノ五輪を見据え、ヨーロッパ各国はW杯出場枠増を狙ってエース級が出場が出場する。上位top8は「なんでここにいるの?」と突っ込みたくなるW杯上位の選手ばかりだ。オーストリアにいたっては現在サマーグランプリ(夏のW杯)総合首位の選手まで送り込んできた。そんな中、サマーグランプリ出場を外された内藤として
コンチネンタルカップ(COC)ドイツ🇩🇪ヒンターツァルテンに向けて成田を発った。週末の大会の後は、同じドイツのクリンゲンタールで試合なのでそのままヨーロッパで調整したいが、役所の仕事の都合ですぐに帰国しなければならない。先々週は妙高→山形→白馬→札幌→白馬と無茶なスケジュールをこなしてきたが、今度は山形↔︎東京(成田)↔︎ドイツともっと過酷となる。言葉や文で言い表せる労力ではない。選考基準が変わり、今回のCOCで表彰台に上がらなければW杯参戦は非常に厳しくなるが、ヨーロ
全日本サマージャンプ白馬大会優勝全日本A級大会14勝目そして山形市役所職員としての初優勝良かった‥と言うより、優勝しなければならない試合だった。塩沢や妙高のようにWF(ウィンドファクター)がない大会では風の当たり外れの影響が大きい。実力を示すには蔵王(小林陵侑に次ぐ2位)依頼の機会だ。さぞかし本人もほっとしているだろう。正直言って蓮舫さん流の2番じゃダメ!しかもヒルサイズジャンプで圧勝でなければ彼の存在感はマスコミにも山形市にもアピールできないからだ。しかし
蔵王大会以後、市役所の日常業務、コーチング、ヨーロッパ遠征の準備、そして大会と、今までと違った落ち着かない日々が続く。今週は妙高大会→山形業務→白馬採寸→札幌日帰り→白馬と売れっ子でもないのに大変な移動距離で、運転も心配だ。日曜の記録会では、あらゆる状況で安定したジャンプを出せる調整をし、月曜の全日本では、確実に勝つ事が要求された。もはや2週間後のコンチネンタルカップに照準を合わせているように思う。試合の方は、去年より酷い土砂降りで、中盤の選手たちには気の毒だった。内藤は練
今回嬉しかったのは、息子の実力通りの結果もあるんだけど、家族全員で記念写真を撮れた事だ。このところヨーロッパの遠征があったし、なかなかみんな揃う機会がなかった。それともう一つ。試合中、小さな子を連れた家族に声をかけられた。見覚えあるが名前が出ない。しかし「先生!」と言う言葉で蘇った。卒業生のひろのさんだった。小学校で担任ではなかったけれど、大変活発な女の子で忘れられない卒業生でもある。家庭を持ってからも普段からFBを見ていて、家族旅行の途中で息子のジャンプを見に来てくれたという。もう
北海道新聞2025年8月22日付>‥一つ、達成したい目標がある。小学生時に夢見た「フライングヒルを飛ぶ」ことだ。K点が185メートルにも達する巨大なジャンプ台は海外にしかない。目標を実現するには、W杯遠征メンバーに選ばれ続けるのが不可欠だ。「もっとやれることはある。できないわけないでしょ」。競技環境を言い訳にせず、着実に力をつけてきた経験が、内藤を支えている。北海道ではスキージャンプは国技並みの扱いで、TV中継や新聞での取り扱いが多いのだが、このように他県での大会で、他県出身選手の
やっと溜飲が下がった‥全日本サマージャンプ蔵王大会準優勝少年組準優勝布施飛雄真選手(日大山形高)北海道シリーズでは準備不足もあって不本意な成績だったが、今回はホーム。市長を始め役所の上司が全員見守る中、実力を発揮できた。ゲートは高ゲートだったが、ほぼ無風。これならば現在の技術が活かせる。頭一つ抜けた小林陵侑以下はかなり白熱したゲームだったが、遠征から外れている息子としてはヨーロッパ遠征組を抑えたのが素晴らしかった。山形で骨を埋めると宣言してから4年目。なか
第43回全日本サマージャンプ士別朝日大会酷暑のため、異例の前日練習、試技なしのぶっつけ。新しい職場(山形市役所)となる内藤智文は3位。優勝は陵侑の弟、小林龍尚(土屋ホーム)今シーズンは本当に厳しい。山形市役所の職員となり、ほとんどトレーニングできないままシーズンに突入した。しかも市職の規定で一切のスポンサー支援は閉ざされる。(この規定は市によって例外はある)昨シーズン全日本選手権で優勝し、コンチネンタルカップで日本選手の国枠を増やしても、またまた強化指定選手から
秋田県鹿角市花輪シャンツェ今シーズン初めてのトレーニングサポート山形市役所の職員として役所勤めが普通に忙しいので、高校生の引率、指導と併せての練習。茨城時代の純サンデージャンパーに戻った感がある。白馬や蔵王が工事で使えないので鹿角まで出向いている。長野県を本拠にしている選手は大変だ。五輪シーズンなのに大丈夫か?ちょうど雪印のシーズン始動の合宿と遭遇。初日なのでノーマルヒルは小林朔太郎選手だけが飛んでいた。あとの選手は、まずミディアムヒルから飛んでいる。今シ