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舞台は明治末期の大阪。東京から車夫(人力車をひく人)の辰が大阪駅前にやってくる。西川組の縄張りだが、お構いなしに車屋商売を始める。彼は偶然客として乗せた芸者・喜美奴(きみやっこ)に惚れてしまうも西川組の親分・弥三郎の妾になる話が進んでいた。流転する騒動の中、東京から柔術使いの矢島が弥三郎の義兄・弥太郎の元に道場破りで現れる…加藤泰監督の1964年製作作品。心地良いリズムで進行する編集とローアングルや引きのショットを効果的に映し出す撮影は加藤泰監督作品の魅力であり、かなり強引な物語展開が
記事を書くまで、歌詞がどうやって生まれたのか知らなかったのだけれど。詩人内田良平が発表した詩集『おれは石川五右衛門が好きなんだ』の中の「ハチのミヤモトムサシは死んだんだ」というタイトルの詩だと言う。この詩は、学生運動を示唆しているという。思い出したのが、学生達に恐れられていた"蜂の八機"という警視庁第八機動隊の事文字通り"蜂"がシンボルマークだった。でも、死んじゃうのは蜂の方だから違うか?ハチのムサシは死んだのさ
※編集中に投稿後程修正訂正加筆編集編纂する場合あり.※2023/6/29LINEBLOGの終了を前に※同年3/30にて新規投稿は受付不可でしたので,新規投稿期限の間際に慌てて投稿したものです.大まかな草案を練り精度を上げて記載する暇もなく,ほぼ関係資料を貼付けしただけの不完全なものでしたが,一応投稿したものであります.※本来は,これからゆっくり時間を掛けて考案したい課題でありました.※まだまだ勉強不足ですが後程,この原案より纏まりを得たものにしたいと思っ
本日(2月5日)夕食後にアメブロのホームページを覗いて見ると、ちょうど5年前に書いた自身の記事がピックアップされていました。そうか、俳優・内田良平の今日は誕生日なのかと気づき、愛用の「名画座手帳」でその誕生日を確認しました。手帳の記載には「内田良平(俳1924※生年異説あり)」とあります。“正説”通り(?)とすれば、今年「100歳」ではありませんか。その5年前のブログ記事を添えます。ブログ記事で内田良平の詩を採り上げたのは、この時が3度目です。私もねちっこい
石原プロの裕次郎主演作品。十兵衛(裕次郎)、日光(内田良平)月光(成田三樹夫)の3人の影狩りの話、成田三樹夫目当ての鑑賞。ミッキーの月光、ルパン三世の五右衛門ぽいニヒルな男で、カッコ良いのでそれでもう良し!日光の内田良平も味があって良し。十兵衛の裕次郎の過去の話は泣けるんで良し!十兵衛の命を狙う浅丘ルリ子は別に居ても居なくてもいいよなぁ。ま、ヒロインいなきゃ寂しいってことで良し!日光の致命傷のような傷、月光も激しく足にダメージ受けるものの、2人とも元気ハツラツ!不死身なのかーい笑
ランクBの中~Bの上定職のないチンピラ家業の男がひょんなことから赤ちゃんの世話をすることになり、密造拳銃事件に巻き込まれるコメディアクション映画です。芦川いづみ映画祭で観た3本目です。テンポ良く、快調に、軽妙に、映画は進行します。ベテラン俳優たちが、小気味いい演技で飽きさせることなく、娯楽映画に徹している映画です。面白い、楽しい映画で観客に時間や嫌なことを忘れさせる娯楽映画です。とは言う
ランクBの中渡哲也主演、ヒロイン松原智恵子主演芦川いづみ準ヒロインの日活ヤクザ映画です。芦川いづみ映画祭で、観ました。(3本連続で観た、2本目です。1本目は「硝子のジョニー野獣のように見えて」)義理人情のヤクザ映画です。ヤクザ映画は、ズバリ、BL映画です。この映画では、主役の渡哲也と兄貴分の二谷英明がBL関係と言っていいでしょう。(同志社大学英文科中退の二谷英明は、インテリで育ちの良さが出
ハチのムサシは死んだのさ曲HirataTakao・詞内田良平今、BS12で毎週水曜夕方から『探偵物語』の再放送をしていて、最近、15話「脅迫者」が放送された。ドラマが放送されたのは1979年12月。ゲストで登場した個性派俳優内田良平さんといえば!!1972年『ハチのムサシは死んだのさ』の作詞家だった。ハチのムサシ。。のグループメンバーではなくて詩を書いたのみで、曲に合うようにどなたかが詞をアレンジして、あのヒット作が生まれたという。私はまだ小学生だったけ
ひとつ前の当ブログで、『黒の斜面』(1971貞永方久監督)を取り上げました。愛人(加藤剛さん)をつなぎとめようと「飛行機事故」を隠し、加藤さんを死んだことにして自分の部屋から出られないようにしてしまう女を演じた市原悦子さんならではの粘っこい演技が絶品でした。その市原悦子さんは2019年1月12日に82歳でお亡くなりになりました。それまで時々、NHKの『おやすみ日本』の中で市原さんが「語り」をなさっている「日本眠いい昔ばなし」を聴いていたのでお元気なのかと思っていましたので驚きました。その前
「混血児リカ」(1972)邦画斜陽期にヤケクソで作ったスケバン映画を観ました。初見。監督は中平康。予告編はコチラ。朝鮮戦争時代に米兵に襲われて妊娠した女子高生が産んだのが青木リカ(青木リカ)。純真だった女子高生の頃に、母を愛人に囲う成金野郎に自身も襲われて無理矢理処女を卒業させられて、高校は卒業できないまま、地元では有名な不良となっていきます。ヤクザとのケンカでおっさんを殺害して、少年鑑別所入り。同部屋のスケバン"夜桜の令子"とも対等にやり合うリカは早々に脱走に成功。その間
ひとつ前の当ブログの続きです。中井貴恵さん、喜一さん姉弟が、お父さん・佐田啓二さんの出演映画で一番好きなものにあげたのが『この広い空のどこかに』(1954小林正樹監督)です。この映画で佐田啓二さんは妻役の久我美子さんと酒屋を営んでいます。ある日、戦前にこの店で働いていた「俊どん」(大木実さん)が久々に訪ねてきます。「俊どん」は今は田舎で堅実な暮らしをしているようです。佐田啓二さんには母(浦辺粂子さん)の連れ子で妹にあたる泰子(高峰秀子さん)がいますが、この泰子と俊どんはお互い思い合っていた
刑務所に入っている間に対抗していたやくざが、大組織になってしまったのでまた一発当てようとギャング相手に一儲けするように企画するが。
鍋島家の化け猫騒動を元に、直茂の代に改変して映画化。元和元年、鍋島直茂は主君龍造寺高房に下剋上を果たし高房を壁に生き埋めにし、その妻清姫に妾になれと迫る。清姫は愛猫お玉と共に入水し、以来その遺体は上がらず、沼は呪いの沼と恐れられて近づくものは誰もいなかった。しばらくして直茂は津山又右衛門の娘、雪路の美貌に目を付け、彼女に奥勤めさせるよう腹心の黒岩主膳に厳命。その夜は呪いの沼の霊を鎮める花火祭りの日で、黒岩は後難を恐れ直茂を諫めたが、直茂が諦める筈がなかった。
悪魔の部屋1982年4月23日(金)公開呪われた出世の秘密をかかえて復讐に燃える男とその犠牲になる女の官能と破綻を描く笹沢左保の同名小説の映画化。あらすじ日本のホテル王として君臨するシルバー興業会長・伏島京太郎の御曹司・裕之と結婚した世志子は、何不自由ない優雅な日々を送っていた。しかしその幸福が根底から崩れる日がやって来た。夫の部下だと名のる男に連れ出され、義父がオーナーをつとめるホテルの一室に監檻され犯されたのだ。何度も逃亡を試みるが、男の獣のような欲望の前には屈せざるを得ず、強制的な
https://youtu.be/4rUTguy8xso【祝!東映オンデマンドサービス開始】牙狼之介#東映時代劇#牙狼之介#五社英雄#夏八木勲#内田良平#遠藤辰雄
『気まぐれ渡世』1962年日本映画90分脚本・監督:西河克己企画:高木雅行脚本:若井基生[若井基成]撮影:岩佐一泉照明:三尾三郎録音:中村敏夫美術:佐谷晃能編集:鈴木晄助監督:白鳥信一色彩計測:小栗準之助現像:東洋現像所製作主任:森山幸晴音楽:池田正義挿入歌:ポリドールレコード「ジョーの子守唄〔ララバイ〕」作詞:滝田順作曲:小杉太一郎唄:宍戸錠出演:宍戸錠(白坂譲次)芦川いづみ(スール・マリー蕗子)藤村有弘(警視庁捜査一課刑事・日高繁)香月美奈子(俊
『男の顔は履歴書』映画トーキー89分カラー松竹グランドスコープ昭和四十一年(1966年)七月十五日封切製作国日本製作言語日本語朝鮮語製作松竹大船撮影所製作升本喜年脚本星川清司加藤泰撮影高羽哲夫音楽鏑木創美術梅田千代夫録音小尾幸魚照明青木好文スチール堺謙一殺陣足立伶二郎調音松本隆司装置小野里良編集石井巌監督助手長谷部利朗五十嵐恵司三村晴彦
「無宿人御子神の丈吉牙は引き裂いた」(1972)笹沢佐保原作のアウトロー映画を観ました。初見。監督は池広一夫。予告編はコチラ。御子神の丈吉(原田芳雄)は、渡世の世界では名の知れた一匹狼。ある日、茶屋の女将お絹(北林早苗)が地元の実力者である長五郎(内田良平)と徒党を組んでいる九兵衛(南原宏冶)に絡まれたのを助けた縁で、お互い愛し合うことになって、ヤクザ稼業から足を洗って遠い土地でお絹と所帯を持つことになります。数年後、子供も出来てカタギとして細々と暮らしていた丈吉ですが、
利用開始直後は毎日のように使ってたけど、段々と頻度が少なくなっていったAmazonプライムビデオの有料チャンネル“JUNKFILMbyTOEI”の60日間無料体験も、気がつけば明日で終了…使っておいていうのもなんだけど、やっぱお試しで60日間は長すぎるな。途中で、U-NEXTのリトライキャンペーンも使い始めちゃったのも…利用が遠ざかった理由でもあるんだけど。まぁ、最後くらい、何本か作品を見ておくかと…なんとなくタイトルに惹かれて選んだのが「やさぐれ姐御伝総括リンチ」。一応、U-NEXTの
https://youtu.be/5ogxCxG93Hg怪猫呪いの沼#納涼怪談時代劇#東映時代劇#怪談#ホラー#猫#里見浩太朗#内田良平#御影京子#橘ますみ#三島ゆり子
『ギャング同盟』映画トーキー80分白黒昭和三十八年(1963年)七月三十一日公開製作東映東京企画亀田耕司吉田達脚本秋元隆二佐治乾深作欣二音楽真鍋理一郎撮影山沢義一録音大谷政信照明元持秀雄編集田中修スチール藤井義雄出演内田良平(風間)三田佳子(岸田秋子)佐藤慶(高本)戸浦六宏(尾形)山本麟一(楠木)楠侑子(征江)曽根晴美(志賀)八名信
『黒薔薇の館』映画91分トーキーカラ―昭和四十四年(1969年)一月二十五日公開製作国日本製作松竹製作織田明脚本松田寛夫深作欣二音楽鏑木創撮影川又昴出演丸山明宏(藤尾竜子)田村正和(佐光亘)川津祐介(津川)城アキラ(ジョージ)松岡きっこ(玲子)曽根晴美(不良)穂積隆信(梶岩)小松方正(滝田)西村晃(大友)内田良平(風間)小沢
ひとつ前の当ブログで、名和宏さんが『仁義なき戦い』(1973深作欣二監督)に出演、すぐに第2作の『仁義なき戦い広島死闘篇』(1973深作欣二監督)に「別の組長役」で出ておられた話を書きました。かつては、シリーズものの映画で、特に量産体制していた場合なんかは同じ役者が別の役で再登場するなんてことは多かったのです。そういえば、昔、「上板東映」で渡哲也さん主演の『無頼』シリーズを5本オールナイトで観たとき、2作目『大幹部・無頼』(1968小沢啓一監督)で悪玉役の内田良平さんが、続く3作目『
ひとつ前の当ブログで、4月29日の「昭和の日」に、NHK-FMで放送されていた『今日は一日、昭和歌謡三昧』の中で、「昭和歌謡ゴールデンエイジ・1972年」と題したコーナーのことを書きました。「1972年」という年に注目した点がお見事だったし、選曲も良かったです。僕がひとつ不満を言うなら、平田隆夫とセルスターズの「悪魔がにくい」もかけてほしかったなあということです。「悪魔がにくい」は1971年末にリリースされて、翌1972年にオリコン1位に達して5週連続、その位置を保ったミリオンセラー曲です。そ
チャンネルNECOで小林旭の映画が連日放送されていた…4作品のうち3作品が未見、大藪春彦原作の小説を映像化した「爆破3秒前」のみWOWOWで鑑賞経験がり、まだエアチェックディスクが残っているので、今回は録画を見送っている。でまぁ、残りの作品を録画したのだが、日曜日放送の「花と怒涛」は、レコーダーの調子が悪く、なぜかうまく録れなかったので、月末のリピート放送で再トライ予定!ってことで、結局…2本しか録れてなかったんだけど、まずは、旭が金持ちの御曹司でありながら、凄腕の探偵でもある「夜の勲章」から鑑
小林正樹監督さっそくお話。舞台は川崎にある森田屋酒店。ひろ子(久我美子)はこの家の長男・良一(佐田啓二)のもとに嫁いで来た。まだ新婚だ。森田家には良一の母(浦辺粂子)、未婚の妹・泰子(高峰秀子)そして弟・登(石浜朗)がいるがひろ子の大きな悩みはこの泰子だった。泰子は戦災で足が不自由になり、恋人は去っていきそのためすっかり意固地になってしまいひろ子を妬み何かにつけ辛くあたる。そんな暗くなりがちな家の中を明るくして
殺し屋人別帳の続編。石井輝男監督らしく続編でありながら全く関係ないストーリーしかしながら鬼寅さん絡みの設定はしっかり続いているところなど細かくみると楽しめる作品。監獄人別帳[DVD]Amazon(アマゾン)3,360〜9,443円あらすじ極寒の網走刑務所に橘(渡瀬恒彦)らは移送されてくる。月形典獄(内田良平)は珍しく人情味のある看守であった。同房には様々な囚人がいたが警察署長である岩倉に父親を殺された吉岡(佐藤充)や阿久津(嵐寛寿郎)など様々な囚人がいた