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今回も他院における目頭切開の修正手術です。30代の女性です。他院で二重の切開法と目頭切開法を受けたのですが、目頭の開きを少し戻したいというご希望です。写真を見る限り、目頭の開きや距離は特に開きすぎで不自然ということはありません。ただし、肝心なのは患者さん自身がどう感じるか、なのです。目頭切開の手術はそもそも蒙古ひだのある方や、目をより大きく見せたい方のために、二重まぶたの手術と同時に行うことが多いのですが、比較的安易に受けてしまった結果、変化が大きいためにどうしてもそれを受け入れら
他院における目頭切開の修正手術です。20代の女性で、他院で二重の埋没法1回、切開法2回、目頭切開法を2回と修正手術を繰り返してきた方です。お悩みは二重の幅が広すぎることと、目頭の開きすぎとその傷跡です。二重を自然なレベルの末広型にして、目頭は蒙古ひだが少しある位まで戻したいというご希望です。切開法で作った二重の幅を狭くするのも困難な手術で、当院の上茂(かみしげる)先生が600例以上の症例を経験されている第一人者ですので、そこはお任せしたいところですが、まずは目頭切開を戻す
6月12日のブログでは、目頭切開後の傷跡をきれいに切除して縫い合わせた症例を紹介しました。ただし、この方法は、皮膚を切除して取ってしまうことで、縫い合わせる皮膚同士が寄ってくるため、目頭がさらに開く可能性があります。そのため、目頭を絶対これ以上開きたくない、という方にはこの手術を行えませんし、皮膚を切除して縫い合わせることで、傷跡が今よりきれいになる、という医師の見極めが重要ということを書きました。前回紹介した症例です。修正手術前修正手
20代の女性で、2年前に目頭切開を受けたのですが、左のへこんだような傷跡が気になるとのことです。右目はきれいですが、左目の目頭に不自然な食い込みが見られます。拡大してみると、へこんだ傷跡であることが分かります。これを修正する手術には、私が得意とする古川法で行うことができますが、そのためには目頭の形を元の末広型に戻す(もしくは近づける)必要があります。なぜなら、そもそも古川法による目頭修正手術は、平行型にした目頭を元の末広型に戻すための手術であり、その手術によってついでに傷跡を
今回のブログも目頭切開の修正手術です。20代の男性で、片目のみ目頭切開を受けたのですが、不自然な感じがして、イメージとも違ったとの悩みでした。目頭には、皮膚の余りと傷跡のようなラインだけが残り、きれいな平行とも言えず、不自然な印象を与えます。矢印部分の皮膚が余っています。修正手術には、目頭のラインをしっかり食い込ませ、余っている皮膚を切除する選択肢もありますが、この方は、限りなく元の形に戻したいということでしたので、私が得意とする古川法で修正を行いました。修正手術前
このブログで何度もご紹介してきたように、目頭切開の手術後に、開きすぎた目頭を戻す修正手術(古川法)を多く手掛けてきました。この手術は、開きすぎて目と目の距離(内眥間距離(ないしかんきょり)といいます)が不自然に近くなりすぎた状態を治すだけでなく、決して不自然でなかったとしても、目頭が開いていない元の目の形(蒙古ひだのある末広型)に戻したい方のためにも適応があり、さらに、目頭切開手術によって、傷跡が残ってしまった場合に、目頭の形を戻しつつ、傷跡を隠すこともできるというメリットのある手術なのです。
目頭切開の手術後に、開きすぎた目頭を戻す修正手術(古川法)を行った30代のモニターの方が術後10か月目に来院されたので写真を撮らせていただきました。この方の前回のブログ投稿(5月)はこちらhttps://ameblo.jp/doctor-nobu/entry-12458176415.html?frm=theme修正手術前修正手術後(4か月)修正手術後(10か月)…今回の写真4か月の時点でもか
目頭切開の手術を受けた後に、開きすぎてしまった目頭を戻す修正手術(古川法)を数多く手掛けてきていることを、日本美容外科学会(JSASおよびJSAPS)、日本形成外科手術手技学会で発表してきて、このブログでもいくつかご紹介してきました。一般に、目頭切開の手術を希望される方は、目と目の間の距離が離れて見える(内眥(ないし)間距離が広い)のを気にされています。内眥間距離は35㎜以上が離れて見えるとされ、それ以上、特に37㎜以上の場合に手術適応があります。逆に、33㎜以下の場合は原則として手術適応
目頭切開の手術後に、開きすぎた目頭を戻す修正手術は、V-Y法を利用した古川法が最良の手術法だと確信して100例以上行ってきました。間違いなく、国内では私が最も症例を多く経験していると自負しております。私が経験してきた古川法の手術のメリットは以下の点です。①目立つ傷跡を隠すことができるたとえば逆Z法では皮弁を入れ替えることで目頭の形を戻すことはできますが、傷跡が位置は変われど表面に出ていることには変わりありません(手術の際に傷跡を切除してしまえば別ですが、皮膚が足りなくなる恐れがありま
新宿にあります山本クリニックスタッフの伊藤です今回は目元の施術・目頭切開をご紹介したいと思います。目頭切開は術式がいくつかありますが、山本クリニックではW法(内田法)で行っております。目頭切開は切りすぎてしまうと不自然になってしまうので控えめに切開しますが、効果はしっかりお分かりいただけると思います。目頭部分の白い範囲が大きくなって目全体が大きくなった印象に変わったと思います。自然な感じにスッキリですたくさん変化を出したいという方には向いていないと思
他院で目頭切開の手術を受けた後に、不自然に開きすぎた、もしくは不自然とは言えないが、やはり元の目に戻したいという修正手術は、いくつかの方法が言われてきましたが、やはり古川晴海先生が二十年近く前に発表されたV-Y法を利用した古川法が最良の手術法だと思っております。この手術方法について、私の数多くの経験を昨年の二つの日本美容外科学会(第106回JSAS、第41回JSAPS)で発表しました。JSAPSでは、シンポジウムの場での発表に招かれ、さらに光栄にも古川先生が私の発表後に発言され、ご指導ととも
それでは、先日アップした、他院で切られ過ぎた目頭切開を蒙古襞形成で修正した症例写真の解説です。当院来院時蒙古襞形成手術後6カ月症例コメント20代女性患者様で、6カ月以上前に他院で目頭切開を受けていました。診察させていただいたところ、傷跡の形から推測すると、おそらく内田法(wの字に切開する方法)で手術を受けたのだと思われました。ほぼ完全に蒙古襞がなくなっている状態になっており、目頭の形が俗にいうパンチで穴を開けたよ
皆さん、こんばんは😃🌃今日もたくさんの患者様方、僕を指名して来てくださって、本当にありがとうございましたそれでは、他院で切られ過ぎた目頭切開を蒙古襞形成で修正した症例の腫れが引いていくダウンタイム経過画像です。当院来院時です。6カ月以上前に他院で目頭切開を受けています。傷跡の形から推測すると、Wの字に切開する内田法で行われたと思われます。目頭がぱっくり開いた、俗にいう「パンチで穴を開けたような目頭」になっています。蒙古襞形成を逆Z法で
5月16日、17日の二日間にわたり、東京の品川プリンスホールで第106回日本美容外科学会が開催されました。私は二日目の17日に発表してきました。私が初めて学会に入会したのが1996年なのですでに22年、学会発表が今回で11回なので、2年に1回のペースで発表してきたことになります。今回の演題はやはり修正手術に関するもので、「過大な目頭切開を戻す修正手術」です。内容は以下の通りです。「目頭切開は、東洋人にとって蒙古襞に対するコンプレックス解消や、二重をより平行型として目をより大きく見せ
目頭切開は正式には内眼角形成術といいます。日本人をはじめとする東洋人独特の目頭にある皮膚(蒙古ひだ)によって、顔が幼く見えたり、目の一部が隠れているために目が小さく見えたりするために、これを治したいという希望が多い治療です。手術法は医学書を開くと様々なデザインを工夫した方法が掲載されています。平賀法、内田法、Blair-Brown法、Mustarde法、Converse法などで、一長一短があるとされていますが、日本では内田法が良く用いられてきて、最近ではZ形成術(Converse法と同じ)
目尻切開単独の手術も大変多いのですが、目の横幅を大きくしたい方で適応がある方ならば目頭切開と目尻切開はセットで行った方が効果が大きいです。まずは手術前のお写真です。患者様は10代の女性です。目頭切開は一辺1.5ミリの内田法変法で行い、目尻は全開で右目は2ミリ、左目は3ミリ粘膜側の切開を行いました。術後1週間後の抜糸直後のお写真です。抜糸直後は傷跡が痛々しい感じです。術後3ヶ月後のお写真です。傷跡も目立たなくなり、目の開きも少し良くなってとっても可愛くなりました。手術前の左斜めからの
以前に1ヶ月後までの経過をお見せした患者様が3ヶ月後検診にいらっしゃいましたので経過をお見せします。まずは手術前のお写真です。患者様は20代の男性です。あまり目の印象は変えたくなくて、目と目の間が離れているのを少し改善して、目を少し大きく見せたいというご要望で、目頭切開を単体で行いました。一辺1.5ミリの内田法変法にて手術を行いました。術後6日後の抜糸直後のお写真です。抜糸直後なので傷跡の赤味は痛々しい感じです。術後1ヶ月後のお写真です。傷跡の赤味はだいぶ目立たなくなってきました。術
まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。年末も近づき、当院も非常に混雑してきました。修正手術をメインにしているクリニックの性質上、手術時間をゆったり取っていますので、なかなか空き時間が少なくなってしまい、診察の患者さんにもご迷惑をおかけして申し訳ありません。他院術後直ぐに診てほしいけど、診察予約が取れない!!と思われている方は、是非メールにてご相談下さい。私が責任をもって拝読させていただいております。ご返信は、時間の関係上、スタッフが書かせて頂
以前に抜糸直後までの経過をお見せした患者様が1ヶ月後検診にいらっしゃいましたので経過をお見せします。まずは手術前のお写真です。患者様は20代の男性です。あまり目の印象は変えたくなくて、目と目の間が離れているのを少し改善して、目を少し大きく見せたいというご要望で、目頭切開を単体で行いました。一辺1.5ミリの内田法変法にて手術を行いました。術後6日後の抜糸直後のお写真です。抜糸直後なので傷跡の赤味は痛々しい感じです。術後1ヶ月後のお写真です。傷跡の赤味はだいぶ目立たなくなってきました。
本日お見せする患者様はあきこクリニックとしては珍しい男性のモニター患者様です。まずは手術前のお写真です。患者様は20代の男性です。あまり目の印象は変えたくなくて、目と目の間が離れているのを少し改善して、目を少し大きく見せたいというご要望で、目頭切開を単体で行いました。一辺1.5ミリの内田法変法にて手術を行いました。術後6日後の抜糸直後のお写真です。抜糸直後なので傷跡の赤味は痛々しい感じですが、適度に目と目の間が狭まってバランス良くなりました。ご本人様にも「変わり具合はどうですか?」とお
こんにちは大阪京橋の美容外科こまちクリニックの藤本です目頭のところに、蒙古ヒダという皮膚のかぶさりがあると、並行型の二重になりにくくなります。そのため美容外科では目頭切開という手術をして、蒙古ヒダをとり並行型の二重を作成することがよくあります。その際に、目頭の皮膚を切り取りすぎると、目頭が尖らず丸くなって、赤い粘膜も丸見えになってしまいます。目頭を開くと丸くなります術式としてはZ形成術より内田法(W切開)に多くみられます。私も内田法は、はっきりした外国人のような
モニター患者様の1年後経過写真です。たまたま、この患者様は別の相談で来院されたので、写真を撮らせてもらいました。一重まぶたを二重にして、目頭切開も同時に行うと印象は明らかに変わります。術前、目が小さくて「目と目が離れて」みえます。共立式P-PL法による2点留めと目頭切開(Z法)を行いました。術後1ヶ月、目頭切開(Z法)を行ったのできれいな平行型の二重が出来ています。術後約1年経過、二重の幅は少し狭くなっています。逆に自然な感じになりました。目を閉じても目頭切開の傷も埋没法の跡も分かり
湘南美容外科新宿院の本田です。今日ご紹介するお客様は20代女性の方で、目元をパッチリ綺麗に、大きくしたいとご希望されました。最初に全切開二重+眼瞼下垂術+目頭切開を受けられ、術後6日目に目尻切開+下眼瞼下制術(タレ目術)+シリコン隆鼻+鼻尖形成3D法+鼻翼縮小を受けられました。術前⇒術後6日目⇒そのまま最後の手術直後となります。目元が圧倒的に大きくなりましたね★約2倍くらいになったといって良いでしょう。目鼻のバランスも改善しています。あとは、腫れが落ち着くのを待つだけです。直後か
皆さん、こんにちはシン・ゴジラ観てきましたよ凄い人気でしたいやー、今まで観たゴジラ映画の中で、断トツで一番面白かったですノリがほとんどエヴァンゲリオンで、ゴジラはほぼ使徒でした政府や自衛隊のやり取りが面白かったですよ国内でゴジラを一発攻撃するだけでも、凄く手続きが煩雑なんですね自衛隊はほぼ全戦力を出し尽くすし、米軍やJRも協力してゴジラと戦うのは見ものですよ~ゴジラの後は、ケンタッキー・フライド・チキンでバランスセット食べながらブログ書きましたそれでは本題に入ります。今日は、
目元の修正で多い悩みに『目頭切開のキズアト』があります。今日はこの話をしたいと思います。(8/14放送の一コマ)他院修正の理由としておよそ3人に1人はキズアトが目立つことを気にされています。手術を受ける前は、目頭切開するとどんな目元になるのかということばかりに固執するため、デメリットについて正しく理解されないままに手術を受けてしまうのが一番の理由です。ではどうすればキズアトが目立ちにくいのでしょうか。蒙古襞の張っているあたりを内眼角部といいますが、この辺りは目元の中でもさらに皮膚が
皆さん、こんにちは今、ロッテリアでブログ書いてますそれでは本題に入ります。今日は、目頭切開の術式、デザインと仕上がりについて解説させていただきます。目頭切開はZ法、W法(内田法)、V法、リドレープ法、三日月型単純皮膚切除法など色々ありますが、それぞれ傷跡の形、仕上がり、経過、ダウンタイムなどが違います。私に関しては、患者様からの特別な注文がない限り、目頭切開のほとんどをZ法で行っていますが、以下にそれぞれの術式について詳しく解説させていただきます。〈Z法〉目頭切開Z法は、蒙古襞の皮
本日ご紹介する症例の患者様は眼と眼が離れている状態を改善したいとのご希望でした。眼と眼が離れた状態の改善手段としては、・目頭切開(蒙古襞を解消する、場合によっては内眥靭帯の短縮を併用)・隆鼻(鼻筋を通す)が挙げられます。術前の患者様の状態次第ですが、両方を自然な範囲で行うのが最も仕上がりが良くなります。今回の患者様は隆鼻術は考えていないとのことで、内眥靭帯の短縮を併用した目頭切開を行いました。術前→術後1ヵ月です。↓眼と眼が離れた印象はかなり改善しました