前回、映画『雪風』の感想とともにレイテ沖海戦についても書きました。ここには日本の敗因だけでなく、当時の大日本帝国海軍に見られる「考え方」(もちろん陸軍もですが)がよくうかがえます。そして、それは現在の日本にまで尾を引いていると思います。インドシナやマレー半島との資源輸送路(石油、天然ゴム、ボーキサイトなど)を断たれれば日本の戦争継続は不能となるので、南方戦略の要衝であるフィリピンを何とか死守するために、そして連合艦隊の存在意義と威信を守るためにも、圧倒的な戦力の差を前に特攻作戦をやってまでも戦う