昨日に引き続き、『山とむらの思想』から問題意識を教材化する。今回は序章で指摘されている「森林・林業・木材の八徳ということ」を取り上げたい。これは、「誰も、自然、森林、水源地域の大切さを、否定するものはいない。しかし、それが山村の農林業とむらの生活によってしか守れそうにないということには、なかなか理解を示さない」(5ページ)という榛村氏の問題意識から出てきている。そこで、森林・林業・木材の効能を、「八徳(八つの優れた徳目)」として明記している。これ自体、鋭い分析力から生まれているので、そのまま引用