神岡城から傘松城へと徒歩で移動している間、せっかく城跡がそこにあるのだからと立ち寄ったのが八幡山城。朝浦八幡神社の境内となっているその場所は、鳥居から参道を進んでいくとだらっとした登り坂になっていて、のっぺりとした平坦地に至り、そこに神社が鎮座しているといった風情です。要するに、普通の神社の境内地ですよね。お城らしさをまるで感じることはなく、かつこの方向からだと城跡を示すものが何もないので、まさしくただただ神社に参拝しているだけの気分です。何となく消化不良になりながら来た時とは別の坂を下っていく