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にゃんのこうむった、SLAPP(社会的強者からの恫喝・いやがらせ)裁判。このごろ世間を騒がす、国家の一大事のニュースのいろいろを聞くたび、デジャヴ。この困った学会内部紛争の小事(っていってもにゃんは、絶対ににゃんを訴えた人たちやその人たちに少しでも加担した人たちを....(以下略))と、どの事件が、どうそっくりなのかって?。そんたく、ですよ。そんたく。大阪地裁、金地香枝裁判長は、安倍内閣を強力にバックアップする側にそんたく。つまり、日本精神科病院協会(安倍晋三個人の支援団体
関心のある方々は、既にご存じのように、先日、受験志望者が待ちに待っていた公認心理師の本初年度国家試験のための、試験出題基準(通称ブループリント)が、一般財団法人日本心理研修センター(以下センター)から公表!!http://certified.shinri-kenshu.jp/wp-content/uploads/2018/03/公認心理師試験出題基準ブループリント(公認心理師試験設計表を含む%E3%80%82).pdfこれは、本年度の試験問題の出題基準を示したもの、つま
日本初の、国民への心理的「支援」の専門職である、国家資格「公認心理師」、いよいよ今年第一号の人々が誕生します。このこころの「カウンセラー」たちは、公認心理師法という法律により、時の権力者・政治的支配者の統制(コントロール)に従うという、法的義務を負わされます。「心理」専門職は、医者のように薬物を処方することは法的にできないけれど、薬物無しで、他者の心理を誘導操作し、洗脳することが可能な、「介入」の技術・技法を、結果的に訓練されてきています。「こころをいやす」のだと宣伝
昨日の予算委員会で、安倍政権が今国会最重要法案とする「働き方改革関連法案」の裁量労働制に関する部分が、削除となりました。裁量労働制って、そもそも何?.........ってwikiに、ちゃんとありました。https://ja.wikipedia.org/wiki/裁量労働制厚労大臣指定職種他、適用職種もあげられていますが.....あれ.........??公立学校の教職員が無い(対象外)。派遣先の中学校で、にゃんが6時過ぎに「お先に失礼します」って帰る時間からが、職員室が一
今朝、はたと気づきました。日本臨床心理学会と日本臨床心理士会とは、ちがう、ってことが、もしかしたら、一般の人は知らないのじゃないのかってこと。一字ちがいで大違い!!もしも、そうなら、にゃんがここで言ってきたことって、.....たとえば、先日の、「肩書きロンダリング」の話だって、前置き無しに書いたら、これが意味するコトの重大さって永遠に伝わらないのじゃないのかなあ.....と。世間の常識は、自分の非常識。......ということは、自分にとっての「常識」って、.....
日心連(日本心理学諸学会連合)が、昨年2017年の6月に、↓『日本心理学諸学会連合のあゆみ(第二版)』を発行し、webに公開されてます。https://jupa.jp/files/ayumi2.pdfこの冊子28頁の中ごろの2006年5月28日の医療心理師(現「公認心理師」)国家資格化運動をする利益団体(要するに政治圧力団体)の推進協の新役員体制の記事にびっくり。そして、もう一箇所、31頁下の方の、2016年2月の推進協参画団体への新役員報告も同様。そう、このブログで度々ご登場いただい
日本臨床心理学会(任意団体)は、2015年12月、同じ学会の会員である5名の個人に対し、同学会の名称を使っての活動の差し止めを求め、1000万円の損害賠償民事訴訟を、大阪地裁に起こしました。この日本臨床心理学会の運営の中核をこれまで担ってきた人々は、日本精神科病院協会の全面的支援の下に、政治的な運動を展開してきた、精神保健福祉医療領域の心理職能者団体である、全心協の幹部(当時の副会長と会長を含む)でした。この全心協の人々の活動の、唯一の目的は、医師の指示の下に働く心理職
ブログをはじめて半年。先週末からの暗い旅(センチメンタルジャーニー)で、思うところ....ではなく、感じるところあって、タイトル変えました。SLAPPで、ヒドイ目にあっているにゃ〜!!!と、にゃんにゃん泣いていても、しかたない。ちゃんと言葉にせな、あかんと、睡眠時間削って、勤務時間削って、人間関係削って、このブログを書いてきました。SLAPPって、とんでもない、人権無視、生活をぶちこわす、ヒドいことだと。おまけに、民事裁判の裁判官は、書類も、証拠も、読み飛ばし、読
「公認心理師」の現任者講習の初回の募集が、先月半ばにスタート。日本心理研修センターと日本精神科病院協会が募集した7000席は、すぐに満席。その倍の応募があったとか。先日の日本精神科病院協会の追加募集も、数時間で満杯。募集のお知らせ第一報も募集開始も、ばたばたと急なことでした。あっけにとられつつ、とにかくバスに乗り遅れたらどうしよう、という危機感で慌てて応募した人も、少なくなかったと思います。応募する側の人たちのことよりも、募集する研修機関側の都合で、どんどん進
公認心理師国家資格は、定められたカリキュラムを受けて単位を得、国が認めた代行試験機関でのマークシートテストで6割(たぶん)の正解が出せた人が、一生にわたって名乗れる(「名称独占」)ライセンスです。つまり、医師や弁護士と同じく、環境や一定の条件に恵まれた人たちが、思い立ってがんばりさえすれば、誰もが取得できる資格です。日本には、すでに臨床心理士という資格名称がありました。国家資格ではありません。ユング心理学を分かりやすく日本に広め、文化庁長官にも成られた河合隼雄さんたちが主導して作
「心理カウンセラー」に相談をしていて、こころのどこかに違和感をおぼえることがありませんか?それはあなたが、カウンセラーが話す内容と振る舞いの間の微妙な食い違いに、気づいておられる時かもしれません。カウンセリングの創始者のカール・ロジャースは、カウンセラーに求められる3つの重要な要素をあげています。(1)来談者に向き合う自分が、純粋であること・真実であること(自己一致)(2)来談者への、無条件の肯定的関心(3)来談者への、共感(同情ではない「感情移入」的)理解これらが成り立
公認心理師国家試験が、来年スタートです。あたらしい国家資格ができるときに、かならず生じてくるのが、「現任者」をどうするか、という問題です。その対策として多くの場合、一定の「経過措置期間」内で、それまで同じ仕事をしてきた人たちの資格取得が不利にならないよう配慮を行う規則が作られています。職種によっては、経過措置で無試験での資格取得も可能な場合もあったようです。ところが、この「公認心理師」受験のための経過措置規定は、とても複雑です。このサイトは、かなり親切に解説してくれています
相談にやってきた相手の話しを聞かないカウンセラーっているのかしら?そもそも、「相手の話しを聞かないカウンセラー」という言い方は、一種の形容矛盾じゃないかって思われるかもしれません。形容矛盾とは.....「丸い四角」とか「冷たい熱湯」とか「明るい闇」とか、....ポエムの(詩的な「たとえば」の)表現で、現実のことは言っていないように思えます。でもね、いるんですよね...。ぞろぞろと...。相手への絶対的な受容と共感、積極的な肯定は、カウンセリングの基本中の基本。でも、それを本
第4次安倍内閣が発足しました。ナチスが政権を握った1933年の11月に、「保安拘禁」が立法化されます。精神科医療を用いて「ナチス体制に敵対するものを、排除する」法律です。旧ソ連(〜1991年)では、社会秩序維持省管轄の特殊型精神病院に反体制者(著述家や運動家)が、「精神障害者」として強制収容されました。日本では、いま現在、警察から司法への手続を経なくても、ライセンスを付与された医師2名の胸先三寸で、合法的に、即時に、何人であっても、強制的に精神科病院に収容することができます。
昨日、日本臨床心理学会が会員5名をSLAPP(組織的恫喝)裁判で、被告側の控訴が棄却されました。これは、社会的弱者の中で最も声を封じられ無視され続けてきた、精神医療保健ユーザーの声が、司法権力の手で、徹底的に踏みにじられたことを意味します。社会的弱者に寄り添い、「共に生きる」というこの学会の理念とは真逆の、いま在る精神科医療に参与する日本臨床心理学会の「組織防衛(同学会22期運営委員会代表亀口公一氏の言)」のための、提訴でした。精神科病院の役割は、「社会防衛」、「おばすて山」、
日本臨床心理学会のSLAPP提訴、原告側「全面勝訴」が維持されました。控訴棄却です。判決文は今週中に届く予定です。
本日10月31日13時15分、控訴審判決が出ます。私たちを訴えた人たちは、多少ナーバスになりながらも嬉しい結果待ちでしょう。控訴審は、控訴した私たちの側の証人尋問申請を、裁判長が却下し、和解勧告も無かったことから、相手側の日本臨床心理学会(任意団体)を「全面勝訴」させた一審判決維持の可能性が濃厚です。つまり私たちの敗訴の確定です。その前に、この10月31日という日について、相手方任意団体執行部の方々にも、しっかりと思い出して頂きたいことがあります。20期の役員の中で、私と同じく2
日本臨床心理学会の会員5名を1000万円の損害賠償で訴えたのは、その同じ団体の22期(2015.11ー2017.9)の役員の方々です。22期役員は、25年前この学会を乗っ取った人自身と乗っ取りを引き継ぐ人々です。乗っ取られた側の元執行部が脱退して創ったのが、「日本社会臨床学会」。この「社臨」学会が、1971年の改革以後20年間の、日本臨床心理学会の活動理念を引き継ぎました。つまり、現在の日本臨床学会で、1971年の改革時からの会員だと、学会理念の高さを誇って語る人たちは、もっぱら
2015年は、公認心理師の国家資格法案が成立し、同年年末に、日本精神科病院協会の配下の人物に操られた人々が日本臨床心理学会の名称を用いて、同じ日本臨床心理学会の会員5名を、1000万円の損害賠償民事提訴した年でした。この運営執行部内の紛争が、大きく表面化したのは、この年からさらにさかのぼること2年前の2013年8月10日の、「日本臨床心理学会21期役員選挙」でした。この紛争は、単に、運営委員会のうちうちの派閥争いではありません。むしろ、「日本」の「臨床心理学」の今後の在り方を、予言
本学会は臨床心理学にたずさわる人々、及び、それに関連する人々の協同と連携により、人間尊重の理念にもとづいて現状の矛盾をみきわめ、自らがいかにあるべきかを志向しながら、真の臨床心理学を探究することを目的とする。2017年10月29日16時30分時点の日本臨床心理学会会則第3条(目的)2014年11月15日の東京大会終了後の夕方から、定期総会が開かれました。参加者は、現職の執行部委員と元執行部委員と監事の他、一般会員が1名の計12名の出席でした。この総会では、あらたに
ホームページを更新しました。http://nichirinshin-o.sakura.ne.jp/wordpress/2017/10/向精神薬に頼らない在り方を志向することへの「/
昨日も書きましたが、亀口公一さんたち原告側を応援したい人たちが、「亀口さん側が、1000万円の損害を受けた被害者だ」とどうしてもしておきたかったのです。(「正常化バイアス」の一種?!)だから、私たち被告を、悪者「一派」だと、自信を持って攻撃するために、私たちが「乗っ取り」(未遂)犯だ!!と、決めつけました。ところで、今年6月の私たちが主催した京都での宿泊研修↓の前のことです。(2日目の公開シンポジウム基調講演概要↓)https://ameblo.jp/slapp-nyan/
日本臨床心理学会が会員5名を訴えた裁判の控訴審判決が、来週の今日、10月31日に出ます。この裁判がなぜ必要だったのか、その理由を、訴えた側が発行している機関誌の中に書かれているだろうと思った私は、2015年9月4日(事件の発端となった定時総会)以後に、原告の日本臨床心理学会から発行されていた印刷物とHPの記述を探しました。そして、唯一、明確に理由が書かれている記事をやっと見つけました。そこには、「運営委員会を激しく批判してきた「一派」に、「のっとられ」そうになったので、それを
亀口公一さんたち日本臨床心理学会原告に追従して、その味方をする人たちがこの裁判について、機関誌や広報紙で説明している言い分の概略は、以下です。被告は、学会運営を「激しく」批判してきた「一派」である。その悪党「一派」が、品行方正な原告学会の「のっとり」を図ったので、裁判に訴えて「排除」した。この短くおおざっぱな理由付けの中にさえ、事実でないことがかたられています。以前から学会運営を批判してきた「一派」と記されているのですが、古株役員さんたちの学会運営の私物化の批判をしていた、
日本臨床心理学会から訴えられた私たち5人の会員が、訴えられる前に志していて、永久除名と恫喝訴訟という「排除(提訴した人たちの言葉)」によって妨げられたのは、以下のことです。1)日本臨床心理学会を独自のやり方で、学術団体の水準に戻そうとしたこと。つまり、他の心理学学会で取り上げない「非科学的」と言われる代替治療の学術的研究や、民間の治療実践者との恊働研究。2)精神医療被害当事者自身が言論活動の中心となること。つまり、研修会の講師として医者ではなく患者が語ること、学会誌に精神科
一昨年のクリスマスを過ぎた頃、突然、裁判所からの書類が届きました。直接手渡しで受け取らねばならない、「送達」です。それから、日常は一変、両親ともに要介護の実家の家族にも、パートの職場にも迷惑をかけ、研究資料ではなく裁判関連書面を読み、デットラインが間近にせまる学位論文提出締切直前なのに、時間がいくらあっても足りない裁判の証拠あつめとその読み解きに時間をとてもたくさん費やしました。しばらく食べなくてもなんとかなりますが、睡眠をとらないとやっていけませんので、寝ている時間の他は、まったく余
公認心理師の国家試験にそなえての現任者講習会、いよいよ来年明けから、続々と始まります。http://certified.shinri-kenshu.jp/support/seminar.html日本精神科病院協会も、講習会興行主へ堂々の参入!http://www.nisseikyo.or.jp/education/kenshuukai/kouninshinrishi/さすが、巨大組織は準備万端整えて、巨額なお金を集めますね。現場で5年働いていれば、講習受けて、国家
日本臨床心理学会では、社会的弱者に寄り添うというモットーを大事にしてきているので、当然、フェミニズムを尊重しています。フェミニスト・カウンセリングの指導的立場の方も会員の中にいらっしゃいます。でも.....、この学会の執行部が、広く表向き表明している立派な標語と、その実際やっていることが、ちぐはぐであることは、何度も言って来たのですが、この学会執行部もいわゆる<男性>の原理で動いていることも、この日本社会の他の組織と全く変わりがないなあと、度々思わされてきました。でも、こんなこ
いまから、7年ほど前のことです。日本臨床心理学会の将来を考える会員有志のネット上の意見交換の場がありました。そこには、当時の事務局長(わたくしの前任者)を含む中堅の役員と新人運営委員、他にわたくしなど一般の会員も参加していました。そこは、思いっきり本音で語れる場.....のはずでした。その場ではメンバーは相互を信頼し、気軽な意見交換が交わされていました。信仰などプライベートな話、勤め先の愚痴などもガス抜きとして語られました。その中で、当時の運営執行部への少々過激な批判や、古くから
文章を通して客観的事実をつかみとるためには、文面に何が語られているかよりも、「そこに語られるべき何が語られていないか」に着目することが大事だと思います。日本臨床心理学会の機関誌『臨床心理学研究』最新号55巻1号(2017年8月)の目次には、来年予定の国家試験を控えて、いま一番の話題になってもいいのではと思われる、公認心理師に関わる表題が見当たりません。……まあ、それはそれとして。論文(査読審査を経たもの)は1本。これは又吉正治さんの「心理学をクライエントの文化背景に応じた選択を