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おはようだワン!昨日の夜。とうちゃん、寝る前に読書。人間は、次第にアナーキーになっていく状況の中で、為す術もなく偶然に身を委ねたまま没落するか、あるいは一つのイデオロギーの硬直した、狂気を帯びた一貫性に己を捧げるかという前代未聞の二者択一の前に立たされたときには、常に論理的一貫性の死を選び、そのために肉体の死をすら甘受するだろう-だがそれは人間が愚かだからとか邪悪だからということではなく、全般的崩壊のカオスの状態にあっては、こうした虚構の世界への逃避こそが、とにかく最低限の自尊と人間とし
おはようだワン!昨日の夜。とうちゃん、寝る前に読書。安定した現実のなかでは、そしてすべての人に監視されている世界のなかでは嘘はすぐばれてしまう。嘘がばれないですむのは、全体的支配の状況が日常世界を広く蔽ってしまい、プロパガンダが不必要になったときだけである。-ハンナ・アーレント『全体主義の起原』とうちゃん、軽く語る。すべての人が自らの頭で考え、自他ともに公平な目で見ている社会では、嘘というものはすぐに見破られるものである。しかし、人々が自らの頭で考えることをやめて、見
皆さんこんにちは!メーアですϵ('Θ')϶今回も自分の備忘録として書きます!今回読み切った本はこちら!↓NHK100分de名著ハンナ・アーレント『全体主義の起原』2017年9月[雑誌]...Amazon最近、哲学の本を読んでも頭に入らないことが多くて、アマゾンをサーフィンしてこれに行き着いた。ハンナ・アーレント著『全体主義の起原』学部1年の時に政治学の講義で先生がおススメしていた。けれど、難しそうだし、目の前の勉強が楽しくて読まなか
おはようだワン!昨日の夜。とうちゃん、寝る前に読書。…君が大量虐殺組織の従順な道具となったのはひとえに君の逆境のためだったと仮定してみよう。その場合にもなお、君が大量虐殺の政策を実行し、それ故積極的に支持したという事実は変わらない。というのは、政治とは子供の遊び場ではないからだ。政治においては服従と支持は同じものなのだ。そしてまさに、ユダヤ民族および他のいくつかの国の国民たちとともにこの地球上に生きることを拒む-あたかも君と君の上官がこの世界に誰が住み誰が住んではならないかを決定する権利
おはようだワン!昨日の夜。とうちゃん、寝る前に読書。精神科学における方法。因果性はすべて忘れること。その代わりに、出来事の諸要素を分析すること。重要なのは、諸要素が急に結晶した出来事である。私の著書の表題は根本的に誤っている。『全体主義の諸要素(TheElementsofTotalitarianism)』とすべきだった。-『思索日記Ⅰ1950-1953』ハンナ・アーレントなかなか難しそう…とうちゃん、詳しくは語らずも、その背景だけ軽く解説。これはハンナ・アーレント
100分de名著ハンナ・アーレントの『全体主義の起原』第4回第4回目は全体主義の中で個人はどう行動していたか『エルサレムのアイヒマン』を読み解きます普通の人間がいかにして《悪》になるのかアイヒマンは「法に従って自分の職務を全うしただけ」と主張しましたアイヒマンの裁判を傍聴したアーレントは★わかりやすく言うと「同じ空気を吸いたくない』ってこと(*^.^*)手塚治虫は『火の鳥』である種族を絶滅させた男を決して死なないという罰を与えていますアイヒマンは死刑になってもその名前は極悪人と
100分de名著ハンナ・アーレントの『全体主義の起原』第3回第3回目はユダヤ人虐殺の実態議会制民主主義となり、あらゆる人が政治に係わることが出来るようになったということは、政治に関心のない人も参加するようになったことで緊張感がなくなり政治を人任せにしても良いと受け身の人が増えたそこから全体主義運転が始まった大衆は自分達が何をやったら幸福になるかわからず、何をやった利益を得られるか方向性を失った人達から発生したのが全体主義大衆はお客さん的な態度このわかりにくい事を伊集院光がわかりや
お弁当豚コマのから揚げ味読者になっているブロガーさんのレシピで作ってみましたちょっと濃い味だったので、ご飯が進むねカボチャの炊いたものと、オクラのオカカ和えハンバーグ入りオムレツ葉唐辛子の炊いたもの大学芋昨日、マダムTとCさんに毎日お弁当の写真を撮ってると見せたら口をそろえて「茶色い」ってプチトマトとブロッコリーを入れろってプチトマトなんか入れたくないよさんざん言われたけど、帰りにマダムTの手作りの
皆様、ごきげんよう。今日はちょっと蒸し暑いですね~(*_*)さっそくですが・・・Eテレの「100分de名著」、毎回見ています。私自身、あまり本を読まないので詳しくない分野ですが・・・そんな人でも気負いなく見れるし、けっこう勉強になる番組なんですよね~(v^ー°)1ヶ月で一つの本を解説していく~というもので、先月も今月も戦争関連の本。先月は、大岡昇平の「野火」。絶望的な状況での人間の事細かな心の動きや、実際の出来事を参考にリアルに描かれていて、何かをしながらでは見れないくらいの