ブログ記事46件
大河ドラマ『光る君へ』に関して、勝手に、私感含めて書いております。ネタバレは~という方はご注意ください。読み進む前に「はじめに」をご覧いただければ幸いです。『大河ドラマ『光る君へ』“勝手に”解説!~はじめに』はじめに大河ドラマ『光る君へ』が予想以上に私の好みでビックリしました!時代考証が倉本先生なので、そうおかしくはならないだろうな~とは思っていたのですが、…ameblo.jp第六回補足~元慶寺と花山院寛和の変のクライマックスの場となってしまった元慶寺(がんぎょうじ)とは
大河ドラマ『光る君へ』は、次回(というか明日!)いよいよ「寛和の変」が描かれます。「寛和の変」は、寛和2年6月23日夜(986年)、時の帝・花山天皇が、元慶寺において突如として出家し、勝手に皇位を下りてしまった事件。↑この予告のサムネールが秀逸すぎるww最愛の寵姫を失ってしまった悲しみにくれる天皇を「后さまのために出家されては」と言葉巧みに連れ出した、藤原氏による政変であったとされています。黒幕は、藤原兼家。これによって次期天皇となる一条天皇の祖父にあたる人でした。
《新古今和歌集・巻第八・哀傷歌》757題知らず僧正遍昭末(すゑ)の露(つゆ)もとの雫(しづく)や世の中の後(おく)れ先立(さきだ)つためしなるらん☆☆☆☆☆【新編日本古典文学全集「新古今和歌集」☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(訳者・峯村文人・小学館)の訳】☆☆☆☆☆☆☆☆題知らず僧正遍昭草木の先の露と根本の雫が、世の中の、人が後れて死に、先立って死ぬことを示す例であろうか。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆✴︎✴︎✴︎✴︎
2024/2/10土曜日朝は冷えてますふと思い出す少し前のマイニャンず4今は2ニャンだけチョットさびしい今日も好天お出かけしましょう
先に俵万智の最新歌集『アボカドの種』に目を通したところで、和歌繋がりとでも申しますか、かねて読もうと思っていた一冊を手にとった次第。高樹のぶ子『小説小野小町百夜』ですけれど、小野小町についてはしばらく前に「能」由来の興味から別の小説を読んだりしておりましたので、少し間を開けて…などと思っているうちに取り紛れてしまうそうに。さりながら、大河ドラマで平安朝が扱われ始めた折も折(といって『光る君へ』は初回しか見てませんが…)、小野小町再びということにいたしたようなわけでして。タイトルの「百
蔵出し京都画像〜京都画像クイズNo.180。ちょっとイケズ画像(不鮮明な画像)を使ったせいか、解答を寄せられた皆さん正解とはなりませんでした😥。僧正遍昭の歌碑天津かぜ雲のかよひ路ふきとぢよ乙女の姿しばしとどめむ問題の寺院は、六歌仙のひとり僧正遍昭が、陽成天皇降誕に際して貞観十年(868)に建立。元慶元年(877)に清和天皇の勅願寺となります。正解は華頂山元慶寺京都市駒札境内納経所本堂(薬師堂)境内の雰囲気は、
小野小町さんの歌は直訳でもしっかりと意味が通るうえに、「和歌コード訳」でも何通りもの意味がでます。そのうえ、その訳のどれもが現実に彼女の言いたいことと合致していて「作り話」や「夢物語」や「単なるイメージ」などではないところが素晴らしい❣️✨何種類も訳ができてそのうえどれもきちんと意味と内容が当てはまる…って❣️神業デスやんっ😊🌟👆「百人一首」のこの歌👆は直訳のほかに2つの「和歌
7月27日【思あれば】思あれば袖に蛍をつつみてもいはばやものをとふ人はなし寂蓮法師ーーーーー袖に蛍を包み隠しても、光で分かってしまうもの恋とはそういうもので、隠していてもいずれ気付かれてしまうのだから告白したいという歌ですが・・・「とふ人はなし」は「恋をしているのか?」と誰も聞いてくれないことを表すことから本当は誰かに訊かれたかった、恋バナしたかった!ということでしょう#和歌#思あれば#寂蓮法師
7月26日【蓮葉の】蓮葉の濁りに染まぬ心もて何かは露を玉とあざむく僧正遍昭ーーーーー蓮の葉は、泥水に生えても濁りに染まらない心を持っているのに、どうして葉に置く露を宝玉とあざむくのか#和歌#蓮葉の#僧正遍昭
12天津風(あまつかぜ)雲の通ひ路(ぢ)吹きとぢよ乙女(をとめ)の姿しばしとどめむ僧正遍昭【出典】『古今和歌集』巻十七・雑上・872。「五節の舞姫を見て詠める」よしみねのむねさだ++【口語訳】(『最新全訳古語辞典』・東京書籍より)++空吹く風よ、雲の中の通路を吹き閉ざしなさい。この美しい天女のような少女たちを今しばらくここにとどめて、その舞っている姿を今しばらく見ていたいと思うから。++++++++++++++++++++++++++++
9花の色は移りにけりないたづらに吾身(わがみ)世にふるながめせしまに小野小町【出典】『古今和歌集』巻ニ・春下・113。題知らず++【口語訳】(『最新全訳古語辞典』・東京書籍より)++春の長雨に桜の花は盛りを過ぎ、すっかり色褪せてしまいました。その桜の花のように、恋の思いに沈んで、雨をぼんやりと眺めている間に、私の容色もすっかり衰えてしまいました。++++++++++++++++++++++++++++□□□□□□□【和歌コードで
今日の午前中は、天気も良くなったことでもあり、意を決して山科区にある「元慶寺」まで出掛けていた。「元慶寺」は「西国三十三所観音霊場巡り」の「番外札所」とされている。そもそも「西国三十三所観音霊場巡り」は、養老2(718)年に大和長谷寺の開山・徳道上人が礎を築いたとされているが、その当時はあまり人々に受け入れられなかったらしい。「元慶寺」の前に建てられていた駒札によれば、968年に花山天皇が「右大臣藤原兼家と道兼父子の策謀により」、在位2年、19歳の若さで退位して出家することに
👈昨日アップした記事👈『新古今和歌集』の499番で「旅寝(たびね)の衣(ころも)返さぬ」という表現が出てきました🍀「衣(ころも)」は、文字通り「着物👘」のことです。この時代、【寝るときに、着物を裏返して寝ると】👇👇👇【恋しい人に夢で逢える💕】というジンクスがあったようです🤭❣️リブログした和歌は、恋人だった僧正遍昭を亡くしたときの小野小町の歌です♪🌸ぜひ、「和歌コード訳」で
◆◆◆くじょうみやび日録第二期◆◆◆◆式子月次絵巻歌人として名高い式子内親王が編んだという「月次絵巻(つきなみえまき)」。藤原定家の『明月記』に記録が残るのみですが、月ごとの歌などを式子が絵巻に仕立てたものとされています。◆11月:僧正遍照の超有名作定家の記録には「宗貞少将、未通女之姿」。これは定家が小倉百人一首にも撰んでいる、僧正遍照(遍昭、良岑宗貞)による有名な歌ですね!(詳細は過去記事あり⇒百人一首12番・あまつかぜ)天つ風雲の通ひ路吹きとぢよをとめの
あなたにとって天使のような存在はだれ?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしようTOKYOセクシーナイト恵比寿★マスカッツ天津風(あまつかぜ)雲の通ひ路(かよひじ)吹き閉ぢよをとめの姿しばしとどめむ僧正遍昭(12番)天使もえ(あまつかもえ):*:・( ̄∀ ̄)・:*:注)このブログに慣れてる方はご存知でしょうが、松田聖子の出番はサムネだけですよ♪(笑)
2019/08/24に公開<第十二首僧正遍昭>あまつ風雲のかよひ路吹とぢよ乙女のすがたしばしとゞめん
谷知子著:「百人一首解剖図鑑」の第12首。天つ風雲の通ひ路吹きとぢよ乙女の姿しばしとどめむ(僧正遍昭)【訳】空を吹く風よ、雲の中の天女の通り道を塞いでおくれ。乙女の姿をもうしばらくとどめておきたいのだよ【古語】天つ風・・・空を吹く風雲の通い路・・・雲の切れ間から天上に通じる道。この歌では、天女が天と地を行き来するときに通る道。天女・・・五節の舞姫。→天女に見立てた。【背景】僧正遍昭(そうじょうへんじょう)(良岑宗定(よしみねむねさだ)→遍昭(816~
早いもので2月が終わりますね⭐️「二月」に詠まれた歌を一首、👆リプログしました💕👆僧正遍昭が出家した経緯がわかる歌です。ぜひ、「和歌コード訳」でご鑑賞くださいませ🤗
わび人の住むべきやどと見るなべに嘆きくははる琴のねぞする奈良へまかりける時に荒れたる家に女の琴ひきけるをききてよみて入れたりけるよしみねのむねさだ古今和歌集巻第十八雑歌下(985)旅先にあれば、街も人の声もよそよそしいものだ、──共にあったことは、なかったのだ、幼き日々から。一人暮らす女の琴の音が、香であるかのように風に運ばれてくる。共にあっ
👈昨日の記事(『新古今和歌集』197番)で「うたた寝」というワードが出てきました。「和歌コード訳」にしてみると、呑気にうたた寝している歌ではありませんでした‼️「うたたね」を古語辞典で調べてみると…うたたね;ついうとうとと眠ることうたた;いよいよ。ますます。嫌な。ひどいうた;和歌たね;原因。根源ね;寝ること。男女が共寝することね;泣き声👆このように、たくさんの意味が「うたたね」中に含まれていることが分かりま
古今集巻ニ春歌下119番志賀より帰りけるをうなどもの、花山に入りて、藤の花のもとにたちよりてかへりけるに、よみておくりける僧正遍昭よそに見てかへらむ人に藤の花はひまつはれよ枝はをるとも志賀より帰ってきた女たちが花山の寺にやって来て藤の花のもとに立ち寄って帰るようなので、詠んで送った歌僧正遍昭他のものを見て返ろうとする人に、藤の花のつるは這ってまとわりつけ、枝は折れても遍昭の花山の寺にやって来た知り合いの女官たちが庭の藤の花だけ見て、お寺の仏
古今集巻ニ春歌下91番春のうたとてよめるよしみねのむねさだ花の色はかすみにこめて見せずとも香をだにぬすめ春の山風春の歌ということで詠んだ歌良岑宗貞桜の花の色は霞が立ちこめて見せなくても香りだけでもこっそり持って来てくれ、春の山の風よあの家の女性はいつもすだれをおろしていて顔を見ることはできないが、香りだけでも知りたい、手紙の返事をほしい、という意味でもあると思います。良岑宗貞は僧正遍昭の俗名です。お坊さんが、このような恋の歌を読むことがよく
안녕하세요?©2001StudioGhibli・NDDTM千尋は釜爺から昔の電車のキップを受け取りました。リンは湯婆婆が大広間で怒っているので「湯婆婆はどうするんだよ」유바바는어쩌구?ユーババヌンオッチョグ「これから行く지금갈거예요.チグムカルコエヨハクきっと戻って来るから死んじゃだめだよ」하쿠,꼭돌아올테니까죽으면안돼.ハクコットラオルテニッカチュグミョンアンドェハクを心配する千尋の様子にリンは「何がどうしたの?
안녕하세요?©2001StudioGhibli・NDDTM釜爺は千尋に40年前に使っていた電車の切符の残りを見つけてあげました。「間違えるなよ틀리지마라.トゥルリジマラ昔は戻りの電車もあったんだが예전엔돌아오는기차도있었지만イェージョネントラオヌンキッチャドイッソッチマン近頃は行きっぱなしだ지금은가는기차만있어.チグムンカヌンキッチャマンイッソそれでも行くかだ」그래도가겠느냐?クレドカゲンヌニャ「うん
古今集巻ニ春歌下74番僧正遍昭によみておくりけるこれたかのみこさくら花ちらばちりなむちらずとてふるさと人のきても見なくに僧正遍昭に詠んで送った歌惟喬親王桜の花よ、散るなら散れ、散らなくてもふるさとのあの友が来て見る訳でもないからこの時、惟喬親王は小野(おそらく大原。都の北東あたりの山里)に住んでいたそうで、ふるさとである都にいる僧正遍昭に歌をお送りになりました。
古今集巻一春歌上27番西大寺のほとりの柳をよめる僧正遍昭あさみどりいとよりかけて白露を玉にもぬける春の柳か薄い緑の糸をよって白い玉を通した飾りのように春の柳の枝に露の雫が美しいね西大寺(にしのおほてら)は京都の寺。東寺に対して朱雀大路の反対側にあった官寺。僧正遍昭は良岑宗貞、六歌仙。
百人一首で遊んだことある?百人一首は、小倉百人一首です。藤原定家が京都市嵯峨野にあった小倉山荘で編纂したとされています。万葉集と八大勅撰和歌集から選ばれているので、古典の勉強になります。札幌市、北海道は、積雪寒冷地なので、夏休みと冬休みが25日間です。札幌南高校は、1月8日が登校日でした。1、2年生は百人一首のカルタ遊びをしました。1クラス50人(女子10人)だったので、女子1人を含めて5人のチームが10できます。10チームの総当たりの試合です。安倍仲麻呂の「天の原ふりさ
『古今和歌集』の69〜73番は、「春に亡くなった誰かのこと」が続けて掲載されています。「人の死」について語られていますね。続いて、74〜77番は、「僧正遍昭が亡くなったこと」についての歌が連続で綴られています。このように、『古今和歌集』を順番に「和歌コード」で見ていくと、ちゃんと筋道立てられたストーリーになっていることが分かるのです。リプログしたこの歌☝️からは、僧正遍昭がどんな亡くなり方をしたのかまで分