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毎週、見てはいますが、最近仕事が忙しくて感想がなかなか書けません。前半:Gが苦手で腰を抜かす先生、可愛かったなあ。緒方さんvs先生のカードゲーム。後半:風邪の母に代わって下着の店で着ぐるみ着ながらバイトする成幸くん。緒方さんの胸のサイズ。緒方さんとうるかさんはともかく、先生まで店に来るとは。先生のハプニングが一番でした。古橋さんは一人で来店。落ち要因だった。来週はいよいよあすみ先輩が登場。楽しみです。
…社長気づいてない…?それからも社長は今までのように俺の想いに気づいて先回りすることはなくなった。ただ…手放しで喜べない自分がいる。眠る前目を閉じれば社長の言葉を思い出すんだ……事故の後遺症だと思う…子供の頃に受けた怪我の後遺症が何十年経った今治るなんてあり得るのかな…疑うとかそういうんじゃなくて社長の…ユノの体が心配だった。「…社長…最近体の調子どう?」『どうしたの、チャンミン急に。』「ううん、別に。元気ならいいんです
『チャンミン、ちょっといい?』朝食を作る俺の後ろで何やらはじめた社長。「ん、ちょっと待って。」俺は火力を落とし社長の元へ。「はい、どうしましたか?」『あの…これ。嫌ならいいんだ、束縛してるようでアレなんだけど…』アレ?束縛?エプロンで手を拭きながら置かれてあるものを覗いた。「…これ…」『…うん形だけでも、と思って。』そこに置かれてあったのは婚姻届だった。『正式な公力はないんだけどね。』「…いいんですか?
「…ありがとう…ほんとうに…あり…」『ありがとうございます。』隣で頭を下げる社長はなかなか頭を上げない。「…社長…?」ーー泣かせてやれ、チャンミン。「…あ。」ーーあはは、よかったなー、ユンホ。皆がからかうから。社長は両手で顔を覆ってごしごし擦ったあと顔をあげた。ーーユンホさん今日から貴方の父と母です。どうぞよろしくお願いします。母さんがそう言って頭を下げるから…社長はまた大粒の涙をぽろぽろ溢した。ーー泣くな、ユンホ。ーーもう、
ーーさぁさ、突っ立ってないで。『…はい。』社長はその場で深々と頭を下げると俺の腰に手を添えてとりあえず座らせてもらおうか、と微笑みを向けた。つられて笑顔を向ける。社長の思惑どおりだ。「あ、でも車の中の荷物、」『あとで僕が運びます。』そして式は始まった。皆がああでもない、こうでもないこうしたらいい、この方がいい。口々に意見を言いさながら町内会議のようになった。ーーおーい、皆んな。ユンホの話を聞こう。そう声をあげてくれたのは風
「…社長…静かですよね…」人の出入りがなく会場は静まっていた。不安になり握った手に力を込める。『大丈夫ですよ。』俺の不安は魔法の一言で和らぐから不思議だ。「はい、」予想と少し違う今日の始まり、握った手を離しドアを押した。廊下も静か…誰もいない。「日付け間違った?」『いいえ。』「…でも、」『大丈夫って言ったでしょう。』いよいよ式を挙げる部屋の扉を開けるとき。『さ、行きましょう。』社長は俺の顔を覗く
ーーカチャ…着替えようと部屋に戻った。「…あ。」ベッドの上に見たことのないスーツ。「社長?」ゆっくり一歩ずつ近づく。真新しいそれの上には真っ赤なバラが一輪。ーーコンコン…振り返ると社長が立っていて。「…これ…」『プレゼント。普段着でいいって怒られそうだけど。』「いえ、…ありがとう…ございます。貴方も…とても似合って…」社長もビシッとスーツを着こなしていて。俺はなんだか感動してそして急に緊張してき
『これで最後。』ーーコトン…最後の一枚はお留守だったのでポストに入れた。「配り終えましたね。」『結構大変だったね。』「クス…ほんとうに。」手づくりにこだわったせいでなかなかの多忙な日々を過ごしいよいよ明日に迫った結婚式。「公民館に寄ってみましょうか。」『そうだね、何かする事あるかもしれない。』明日、会場として借りるから今日はまだ下見だけだね、と話しながら扉を開けた。「…え。」『うそ…』そこは小さなパー
帰りは俺が運転をした。ずっと気を張っていたかったから…考え込んで落ちてゆくのが怖かった。『…帰り道でご飯食べませんか?』社長の言葉に前を向いたまま頷いた。『さぁて、何食べようかな。』わざと明るく振舞ってくれる社長に鼻の奥がツンとした。『前を向いて、ね?』「…はい。」食の進まない僕の皿にどんどん盛っていく社長。「こんなに食べれませんって。」『食べないと元気が出ませんよ?明日はまた忙しいんだから、ね?』そうだったな…明日は
「…母さん今夜帰る。父さんも居てくれるといいんだけど。」不安だった。母さんがいくらああ言ってくれても実際目の当たりにしたらなんて言うんだろう…父さんは…?『…ごめんね、チャンミン氏…』社長が小指に触れて謝った。なんとも言えない気分になった…謝らないで、謝る必要なんてどこにもない。笑顔でそう言ってあげられない自分に情けなく腹がたつ…社長はきっとこういった俺の葛藤して苦しむ姿に謝っているんだ…『いつもの僕ならチャンミン氏いいよ
前回のお話はこちらお時間のある方はもう少し遡ってお読みくださるといいなぁと思います。。次の日から仕事の合間を縫って結婚式の準備を始めた。会場は公民館、料理は商店街の飲食店から満遍なく一品ずつ注文した。招待状は宛名を手書きしポストインする予定。全てを手づくりで行いたい。俺がそう言うと社長は嬉しそうに大きく頷いた。『皆んなが気兼ねなく来れるように?』「えぇ。普段着で、酒持って。」『いいね。』「はい。」けれど俺にはひとつだけ悩み
皆さんあけましておめでとうございます。社長が前に立って挨拶しているのは商店街の新年会に呼ばれたからだ。ーーー今年もよろしくな、便利屋!『はい、こちらこそよろしくお願いします。』ぺこりと頭を下げるとまた俺の横にストンと座って。仕事納めの日に蟹をご馳走になったけど今日はチゲや海苔巻きや家庭料理が並ぶ。「美味しいですよ、これ。」社長のお皿に取り分ける姿を見て金物屋のイさんがふふっと笑う。『ん?』ーーーユンホやよかったね。『なにがよかったの、?』
『さぁ頑張ろう。』朝起きて今日の社長はそりゃもうはりきってる。ヤル気度数100って感じ。そんな社長が突然『えぇーっと。一緒に攻めるか一人で処理するか…』「え!?(//口//)」」今起きたところなのに社長ってば何言ってるの。俺ならいつでもOKだけどひとりで処理って切ない‥処理ってさ‥「…ユノ、あの…俺、」やっぱりふたりが良いんだけど、と喉まで出かかった時『赤い顔してどうしたの?』「ユノがどっちがいいって聞くから俺はふたりで一緒に…
「…ソラ…これってシュー…」ーーーチャンミン。「うん、え?」ーーーこれチャンミンの写真。ブリーダーさんに貰った。『なるほど…ソラ氏これ見て?』社長はスマホの中の仔犬の画像をソラに見せた。ソラは目を見開いて驚いてその後シューを抱きしめて泣いた。『シュークリームとソラ氏の仔犬は兄弟だったんだね。』ソラは知らずにシュークリームに自分の飼っていた仔犬の面影を見てついつい連れ出してしまったようだった。「ソラ…気持ちはわかるけどやっち
「そうだ、GPS。」は…人としてどうかと思うし…。「社長?俺…いや、僕。」この際どちらでもいいか。「僕が引っ越すとき瞬時に現れた気がするんですが…」しかもダンボール付きでね。「ソラの居場所もわかるんじゃないんですか?」『そんなに簡単じゃ…だってあれは君だからであって、』「僕だとどうしてわかるんですか?」『運命の…っていうか…なんというか。」ユノ社長は頬をあからめて。「コホン…」その姿を見て俺も照れる。いつかおじいさんが言って
そして事件は起きたのです。『ただいま〜。シュー、おーーい。』「ん?」社長が慌てた様子でリビングに走っていく。『シュークリーム?』いつもなら足音を聞いて玄関まで迎えにくるのに。「社長?」『…いない…シューがいない。』突っ立った社長は青ざめて。「でも鍵かかってたでしょう?」『うん…』「犬は鍵を開けられませんよ。」『そうだよね…』「まさか誘拐!?」とにかく探しましょう、と放心状態の社長の腕を引っ張って。「ひょっとして家に帰ってる
ソラが帰って食事の後俺は自分のモヤけた気持ちを社長に話してみた。「ユノ、ソラが変だと思いませんでしたか?」『うーん…そうだね。』「僕ちょっと引っかかるんですよね。」社長はちょっと様子をみてみよう、明日電話してあげて、とシュークリームを膝に乗せてグリグリ撫でている。大きめのシュークリームは少々窮屈で迷惑顔だ。「僕も変だなと思います、シュークリームって。」『だよね、でもこれ見たら納得するよ?』と社長が見せてくれたのは仔犬の頃のシューク
みなさんお久しぶりですね。お元気でしたか?実は俺たち数日犬をお預かりする事になって結構大変なんだなと噛み締めているところです。お客様の犬だから何かあったら大変、と常に気遣って上げ膳据え膳でお犬様扱い。社長はたいそう可愛がっていて社員にしよう!とか意味のわからない事言い出すしこんな後輩ができてもお茶の一つも入れてもらえないから俺は反対です!なんてバカなこと言って笑える。ペットの与える癒しってこういうことなんだろうな。そんなある日のこと。ーーー
「ただいま。」『おかえり。』ソラはまた遊びにいってあげてもいいけど?と言い俺は来たかったらいつでも来ればいい、と答えた。帰って社長にそう言うとよくできました。とほっぺをグリグリされ俺はそのままその手を押さえて唇を寄せた。社長とはあまり頻繁にそういうことはしない。一応ケジメをつけているつもり。でも今夜は気分が良かった。だからぎゅうぎゅう抱きしめたい衝動にかられている。『ソラ氏また来ますね、』「近いうちくると思いますよ。なんなら
『仕切り直そうか。そうだ!ソラ氏ウチで晩ご飯食べましょう。』「な!社長こんなやつと、」『チャンミン!言葉に気をつけて、ね?』女の子には優しく、と俺の肩をポンポンと叩くと『さ、買い物して帰りましょう。』と歩き始めた。ーーーちょっと、誰が行くって言ったのよ。『来るんでしょう?』ーーーし、仕方なくよ。仕方なく行ってあげるの。「だったら来るな。」ーーー何が何でも行ってやるっ!ソウルから數十分三人でバスに揺られ会社兼自宅に到着し俺は早速
「ちょっと落ち着いて、ね。」ーーーだっ!…だって…「だって?」俺は社長がそうしてくれるようにソラに優しく問う。ーーーあの人なんでも見透かしてるみたいに。「うん、それで?」ソラは普段プライドも高くてキャンキャン吠えまくるけれど普通の女の子のようにしおらしい瞬間もある。瞬間だけど。ーーーワンコごっこが如何に私に必要か、なんて説教しはじめて。「説教?社長が?」ーーー偉そうなのよ。私お客なのよ?「よかったね、ソラ!」ソラは一瞬ビ
俺の手には紙袋。あの人へのプレゼントが入ってる。これを渡した時の紙袋を開けた時のそんな社長の顔を思い浮かべてニヤけながら歩いた。きっとアーモンドアイを潤ませてチャンミン氏ありがとう、って抱きつかれるんだろうな。肩をモミモミされたりひょっとしたら…ぽっぽとか…(きゃーーーー)ーーードン!「あ、すみませ…」ーーーどこ見てあ、「ソラ!?」下からギッと睨まれたソラの瞳は怒ってる。まぁソラは俺にはいつも怒っているけれど。「なんでこんなとこにいるの、イ
先日社長が受けた仕事は大変屈辱的でおかしなものだった。たまたま運悪く電話をとった社長が犠牲になったのだ。『ヨボセヨ、あなたの街の、』ーーー犬。『はい?』ーーー犬が飼いたいんです。『はい、どうぞ…?』ーーーいえ、あの。『えっと…』ーーー飼いたいんですが…『なるほど、理由があるんですね。』ーーーえぇ。彼女の話はいまいち的を得ないがうちに電話をしたってことは社長と波長が合ったという事。最近知ったのだが誰かれともなくここにめぐり合うことがなさそ