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鼻からのどにかけての気道が狭くなり、睡眠中に呼吸が止まる症状が睡眠時の無呼吸です。多くは肥満や体質が原因となりますが、まれに脳や神経の疾患が原因になることもあります。日常生活から考えられる原因肥満による気道の圧迫睡眠時に無呼吸になる原因の多くは、肥満によるものです。肥満によって、のどの内側に脂肪がついて気道部分を圧迫し、狭くなった気道が睡眠時の無呼吸を引き起こします。体質的な変形一般的にのどちんこと呼ばれる口蓋垂(こうがいすい)が大きい人や、鼻筋が曲がっている人、歯並びが悪い人は呼
脚気は、ビタミンB1が不足して起こる疾患で、全身の倦怠感、食欲不振、足のむくみやしびれなどの症状があらわれます。古くは江戸から昭和初期まで多くの死者を出しましたが、ビタミンという栄養素について研究が進んだ現在では脚気にかかる人はほとんどみられなくなっています。しかし、インスタント食品中心の生活をしている現代人に再び脚気予備軍が増えているといわれています。日常生活から考えられる原因偏った食生活清涼飲料水やインスタント食品、アルコールなどに多く含まれる糖質を分解するには、ビタミンB1が必要
血尿には、肉眼で見て血が混じっていることが確認できるものと、顕微鏡で尿検査をして初めてわかるものとがあります。目で確認できる血尿は、コーラのような色をしていて、その多くは排尿痛や腹痛などの症状をともないます。女性の場合、生理やおりものが混じり、血尿と見誤る場合もあります。日常生活から考えられる原因過労などによる体の抵抗力の低下過労などで体の抵抗力が落ちると、膀胱が細菌に感染しやすくなり、炎症を起こして血尿になることがあります。中でも、女性は尿道が短いため、外から尿道をさかのぼって膀胱に
カビの一種である白癬(はくせん)菌が、足の裏をはじめ体や頭などの皮膚に入り込み、感染した状態です。白癬菌による小さな水ぶくれが目立つことが多いため、水虫とも呼ばれています。水虫は、男性がなるものというイメージがありますが、最近は、女性でも水虫に悩まされる人が増えています。日常から考えられる原因高温多湿の環境による菌の繁殖白癬菌は、革靴やパンプス、長靴やブーツの靴の中といった、通気性が悪く高温多湿な環境で繁殖しやすくなります。最近は、1日中パンプスやブーツを履く女性が多く、長時間履いてい
車や電車、船などの乗り物に乗ったときに、めまいや吐き気などの一過性の症状があらわれるのが乗り物酔いです。乗り物酔いは、「動揺病」あるいは「加速度病」ともいわれ、疾患の一つに数えられています。日常生活から考えられる原因体のバランスの乱れ体の平衡感覚は、内耳の器官で調整されています。しかし、乗り物による過度の揺れやスピードの変化によって、この情報がその人の限界を超えた異常な刺激として脳に伝えられると、自律神経の働きが乱れ、めまいや吐き気など乗り物酔いの不快な症状が生まれます。視覚と嗅覚へ
転倒や衝突などの強い衝撃を受け、皮下組織、筋肉などが損傷されるのを打撲といいます。打撲は切り傷や刺し傷とは異なり、外への出血がないために軽く考えがちですが、皮下組織が大きなダメージを受けていたり、骨折していることもありますから、注意が必要です。日常生活から考えられる原因事故や災害などによる転倒や落下、衝突打撲は、棚で頭を打ったり、机に太ももをぶつけたりするような日常のささいな出来事で起きます。スポーツが原因となる打撲も多く、なかでもサッカーやバスケットでの接触事故が高い割合をしめます。
骨が折れたり、砕ける骨折は、主に骨に強い力や衝撃が加わったときに起こります。しかし、中には骨がもろくなっていて軽い衝撃で起こる圧迫骨折や粉砕骨折、弱い力が継続的に加わることによる疲労骨折などもあります。日常生活から考えられる原因外側からの強い圧力骨折の多くは外傷によるものです。平地での転倒、低い場所からの転落、軽い衝突など、比較的弱い力による外傷では骨折も軽度で済む場合がありますが、高いところからの落下や自動車事故など、強い力による外傷では複数の箇所に重度の骨折が生じることもあります。
インフルエンザは、インフルエンザウイルスの感染によって起こります。A型、B型、C型と3種類あるウイルスの中で、とくにA型インフルエンザウイルスは伝播力が強く、日本では毎年冬に季節性インフルエンザとして流行しています。またA型は突然変異を起こしやすく、それによって生まれる新型インフルエンザウイルスが、大流行を起こす元凶です。日常生活から考えられる原因インフルエンザに感染している人からの飛沫感染インフルエンザに感染している人がくしゃみやせきをすると、インフルエンザウイルスを含む体液がたくさ
悪寒とは、発熱の初期に起きる、体がゾクゾクしたり、ガタガタ震えるような病的な寒け(さむけ)のことです。症状が強い場合は悪寒戦慄(おかんせんりつ)ともいいます。悪寒の後には38℃以上の高熱が続くことが多くあります。日常生活から考えられる原因ウイルスや細菌などの重い感染強い毒素を持ったウイルスや細菌などの感染による刺激や、体内の免疫機能の活性化による刺激などで悪寒をともなう高熱が出ることがあります。感染症以外の疾患による悪寒まれですが、広範囲のやけどや放射線などの物理的な刺激、薬物など
一般的な平熱の体温(35℃~37℃未満)が、発熱によって37.0~38.0℃になった状態を微熱、38℃以上を高熱といっています。37℃台の微熱は風邪のときによくみられる症状ですが、何日も熱が下がらず微熱が続くようなときには風邪以外の疾患が隠れている場合があります。なお、考えられる原因はさまざまで、ここで紹介しているものはごく一部です。心配な場合には必ず医療機関を受診してください。日常生活から考えられる原因生理周期(高温期)の影響や体質による高体温女性の場合、排卵から生理がくるまでの約1
一般的に、平熱(35℃~37℃未満)より高くなった状態を発熱といい、微熱(37.0~38.0℃)、高熱(38℃以上)といっています。高熱が出たときはウイルスや細菌による急性の感染が疑われます。なお、考えられる原因はさまざまで、ここで紹介しているものはごく一部です。心配な場合には必ず医療機関を受診してください。日常生活から考えられる代表的な原因ウイルスや細菌などの病原体への感染ウイルスや細菌などの病原体が体内に侵入すると、病原体の持つ毒素が体温の上昇を引き起こします。さらに、これに対応し
酸素を供給する働きをもつ血液中の赤血球や、その中に含まれるヘモグロビンが減少し、体が酸素不足になるのが貧血です。血中のヘモグロビンの数値が男性は13.0g/dl以下、女性は12.0g/dl以下になると、貧血と診断されます。体が酸素不足になると、動悸、息切れ、倦怠感、頭痛、爪の異常などさまざまな症状が起こります。とくに女性に多く、10人に1人が貧血ともいわれています。日常生活から考えられる原因偏食やダイエットによる良質なたんぱく質、鉄、ビタミンC不足体中に酸素を運ぶヘモグロビンは、鉄を含
自律神経は、循環器、消化器、呼吸器などの活動を調整するために、24時間働き続けている神経です。体の活動時や昼間に活発になる交感神経と、安静時や夜に活発になる副交感神経があります。その2つのバランスをそこなうのが「自律神経の乱れ」です。不規則な生活やストレスによって自律神経の働きが乱れると、体の器官にさまざまな不調が現われます。日常生活から考えられる原因精神的、身体的なストレス人間関係、仕事のプレッシャーなどの悩みや不安による精神的なストレス、過労、事故、怪我、さらには音、光、温度なども
暑いときや運動をしたとき、または緊張したり驚いたり、不安になったときには、体全体、あるいは手のひらや足の裏、わきの下に汗をかきます。これは体温を調節するための生理的な汗です。通常ではとくに汗をかく必要がない環境や条件の下で、発汗作用が促進され大量に汗をかくのが多汗です。日常生活から考えられる原因暑さや辛い食べ物を食べたときの体温調節暑いときや運動をしたときには、体温を調節するために、体全体から汗をかきます。これは、体温を37℃前後に保つためにでる生理的な発汗です。同じように、辛いものや
人の皮膚自体には、とくに臭いはありません。主に皮脂や汗が細菌によって分解されることで臭いが発生するのです。また、わきの下や性器など一般的に体毛が密生している部分にとくに多くみられるアポクリン腺という汗の分泌腺から出た汗の成分が細菌などで分解されて、特殊なニオイ物質になり、体臭の原因になります。その他、疾患が原因となっていることもあります。日常生活から考えられる原因かいた汗が臭いを発する全身に分布する汗腺から出る汗は、ほとんどが水分で、臭いがありません。一方、わきの下やおへその周り、性器
▽その他アガリクスアスタキサンチンイチョウ葉エキスイノシトールN-アセチルグルコサミンL-カルニチンSAMeMSMカモミールGABAキャッツクローキシリトールクルクミンクエン酸グルタチオンコラーゲンコンドロイチン硫酸シークワーサーセイヨウシロヤナギセイヨウサンザシセラミドドクダミハスカップビンカマイナービタミンPプロバイオティクス(乳酸菌ほか、有用微生物群)プレバイオディクス(水溶性食物繊維)プテロスチルベンブドウ葉ヘスペリジンホスファチジルセリンボスウェリアセラータリノール酸レシチンレス
プテロスチルベン〔英:pterostilbene〕概要▸プテロスチルベンはやブドウやブルーベリーに含まれる成分で、生理効果や化学構造はレスベラトロールと酷似する。▸主にインドキノ(マメ科)の植物の中心部に多く含まれる。▸インドのアーユルヴェーダ(伝統の民間療法)では、古くから糖尿病の治療にプテロスチルベンが用いられている。▸植物が過酷な自然(紫外線曝露や細菌類など)から防衛するために分泌される成分の一つのため、人間にとっても多くの効果が期待されている。解説◆脂
ブドウ葉〔英:Vitisvinifera〕概要▸ブドウは食用やワインの原料として世界中で栽培される植物。▸ブドウの健康効果はワインだけに留まらず、葉や種子のエキスに抗酸化作用があり、血管に対する優れた効果も見込まれる。▸ブドウ葉にはフラボノイド(ケルセチン等)が豊富に含まれる。解説◆最終糖化生成物(AGEs)の生成を抑制する・体内で糖分量が多い状態が続いた場合、糖尿病を発症しますが、糖分が過剰に存在してしまうと体内のタンパク質と結合する糖化反応が起き、高血圧、動
ヘスペリジン〔英:hesperidin〕概要▸ヘスペリジンはビタミン様物質で、ビタミンP(ルチン、ケルセチンなど)とも呼ばれる。▸柑橘類などに多く存在するポリフェノールの一種。▸「中性脂肪が高めの方に適する」「脂肪の多い食事を摂りがちな方に適する」という表示で、モノグルコシルヘスペリジンを関与成分とする特定保健用食品が許可されている。※モノグルコシルヘスペリジン(吸収を促進するために、ヘスペリジンを酵素処理して糖を一つ付けたもの)解説◆毛細血管を強化する働きがある
ホスファチジルセリン〔英:phosphatidylserine〕概要▸ホスファチジルセリンは、体を構成する細胞膜に存在するリン脂質の一種。▸ホスファチジルセリンは、特に神経組織や脳に多く存在する。▸神経伝達物質の合成に関係しているため、細胞膜に十分なホスファチジルセリンがあると、脳細胞を活性化して集中力や記憶力が向上し、認知症、脳の老化、ストレスなどの改善に効果を発揮するとされる。▸血液凝固反応の補助因子として作用し、様々な生理機能に関与する。解説◆脳の栄養成分と
ボスウェリアセラータ〔英:Boswelliaserrata〕概要▸ボスウェリアセラータは、インドの乾燥した高地に自生するカンラン科の落葉高木で、別名「インド乳香」。▸インドの伝承医学においては、高脂血症・関節炎・リウマチの治療に、ボスウェリアセラータの樹脂が用いられる。▸ボスウェリアセラータ抽出物のAKBBA(アセチル-11-ケト-β-ボスウェリン酸)には、抗炎症の作用を持つとされる。▸痛み止め抗炎症の成分として、主に関節対策のサプリメントに活用される。解説▸ボ
レシチン〔英:lecithin〕概要▸レシチンはグリセロリン脂質の一種で、ホスファチジルコリンとも呼ばれる。▸全ての細胞膜を構成する主成分で、脳や神経組織の細胞膜に含まれるリン脂質の30~50%を占める。▸レシチンそのものが親水性と親油性を備える要素で構成されているため、水と油を混合させる乳化作用を備える性質が特徴的である。▸副交感神経の刺激の伝達、睡眠、肝臓の保護、脂質の代謝、記憶、学習にも関与する。▸サプリメントとしてのレシチンは、ホスファチジルコリンを10~20%含む
リノール酸〔英:linoleicacid〕概要▸リノール酸は必須脂肪酸の1つ。※必須脂肪酸(健康維持や成長に不可欠でありながら、体内で生成することができず、食品から摂取しなければならない油の成分のこと)▸「血中コレステロール値を低減させる」とされますが、HDLコレステロール(善玉)も一緒に下げてしまう作用や、過酸化脂質を増やしてしまうといった作用もある。▸リノール酸は食物中に含まれている一番ポピュラーな多価不飽和脂肪酸で、低価格のためファーストフードや加工食品などで多く用い
セラミド〔英:ceramide〕概要▸セラミドはスフィンゴ脂質(皮膚の角質層に存在)の主要構成成分で、生体に不可欠な脂質の一つで、主に細胞の二重膜を構成する。▸植物、哺乳類、細菌の一部に至るまで広く存在する。▸細胞間脂質(皮膚の角質層を構成)のうち約半分はセラミドで、「水の保持機能」「皮膚のバリアー機能」に関与する。▸セラミドは体内でセリン(アミノ酸)にパルミチン酸が付着した物質から、いくつかの酵素の作用を経て生成される。解説・セラミドは皮膚の角質層の中心的なスフ
ドクダミ〔英:Houttuyniacordata〕概要▸ドクダミは、東アジア(日本、中国、台湾、ヒマラヤ、インドネシアなど)の温帯・亜熱帯に広く分布する多年草。▸日本薬局方には「ジュウヤク(十薬)」という名称で収載されている。▸ドクダミの葉には、クエルシトリン(フラボノイド配糖体)が含まれている。▸ドクダミは江戸時代中頃からの名称で、「毒を矯(た)める・止める」の意味。▸生薬名である十薬は、中国では「魚腥草(ぎょくせいそう)」といい、紀元前後から民間薬的に用いられている
ビタミンP〔英:vitaminP〕概要▸ビタミンPは水溶性のビタミン様物質で、ルチン、ヘスペリジン、エリオシトリンなどの総称。▸ルチンはイチジクやソバに含まれるポリフェノールで、ヘスペリジンは柑橘類に多く含まれるポリフェノール。▸「毛細血管の強化」「抗アレルギー作用」「抗酸化作用」「発がん抑制作用」「血流改善効果」「血中コレステロール値の改善効果」などの働きがあるとされる。解説◆毛細血管を強くする働きがある・酸素や栄養に対応する毛細血管の透過性を適度に保つ働きが
ビンカマイナー〔英:Vincaminor〕概要▸ビンカマイナーはつる性の植物で、日本では「ヒメツルニチニチソウ」として知られる。▸主成分はビンカミン(ビンポセチン)と呼ばれるアルカノイドで、ブレインフードとしても知られる。▸主な作用は、血小板凝集抑制、赤血球の変形能の向上、脳の血流促進、アセチルコリンの生成、アセチルコリン受容体の能力向上など。▸脳循環代謝を発達させて、神経・精神機能(認知機能、視覚、聴覚、記憶、集中力など)の向上や改善に貢献する。▸ヨーロッパではビンカミ
プロバイオティクス(有用微生物群、乳酸菌他)〔英:probiotics(Lactbacillusandotherbeneficialbacteria)〕概要▸プロバイオティクスは、「宿主に保健効果を示す生きた微生物又はその微生物を含む食品」を指す。▸イギリスのFuller(微生物学者)らによって1989年に定義される。▸現在の定義では、死菌にもプロバイオティクスとしての効果が見込まれることから死菌も含まれる。当初は「生菌であること」とされていましたが、その後フィンランド
プレバイオディクス(水溶性食物繊維)〔英:prebiotics〕概要▸プレバイオティクスとは、下記の条件を満たす食品成分のことを指し、食物繊維の一部やオリゴ糖がプレバイオティクスとして認められている。(1)人間の健康の増進維持に貢献する(2)大腸に共生する有用な細菌の選択的な栄養源となり、有用な細菌の増殖を促進する(3)大腸の腸内細菌叢(フローラ)を正常なバランスに改善し維持する(4)消化管上部で加水分解・吸収が行われない解説◆腸内環境を整える働きがある・善玉菌を
キャッツクロー〔英:Cat’sClaw〕概要▸キャッツクローは、中南米の蔓性一年草のハーブ。▸キャッツクローは高さ20mまで成長し、葉の付け根にネコの爪のような特有のとげがあることから、「ネコの爪」と呼ばれる。▸サプリメントの材料としては樹皮が活用され、有効成分は植物ステロール類、アルカロイド類、トリテルペン類とされる。▸「リウマチや痛風に効く」「免疫効果」「がんの抑制」があると示唆されますが、キャッツクローの抽出物や特定の製品を摂取した場合、リウマチや変形性関節症に対して