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倉橋由美子『パルタイ』読了。パルタイ(新潮文庫)倉橋由美子200712刷Amazon(アマゾン)〈革命党〉に所属している〈あなた〉から入党をすすめられ、手続きのための〈経歴書〉を作成し、それが受理されると同時にパルタイから出るための手続きを、またはじめようと決心するまでの経過を、女子学生の目を通して描いた表題作。ほかに『非人』『蛇』『密告』など。存在そのものに対する羞恥の感情を、明晰な文体で結晶させ、新しい文学的世界の出発を告げた記念すべき処女作品集。なんというか、骨格
1961年発刊、倉橋由美子の『暗い旅』が、文芸評論家の江藤淳によって強く批判されました。といっても、ずいぶん過去の話ですが。。どうやら、フランスの作家ミシェル・ビュトール『心変わり』の模造品だとかなんとか。他にも色々と厳しいです(江藤淳『海外文学とその模造品』)。それを発端として、倉橋ご本人、他の評論家の方々も関わり始めたようです。とにかく、この作品をめぐって論争があったのは確かなようです。倉橋由美子の作品はあまり読んだことがないのですが(過去一作品『聖少女』のみ💦)、この論争を知り、
倉橋由美子『人魚の涙』読了。大人のための残酷童話(新潮文庫)Amazon(アマゾン)嵐の夜の海で遭難した王子を助けた人魚姫(倉橋童話の人魚姫は上半身が魚、下半身が人間)。魔女に頼んで上半身も美しい女に変えて貰い、王子と再会。けれども王子が別な女との結婚を決めた時、人魚姫が再び魔女に願った無邪気で残酷な望みとは。世界中の名作童話を縦横無尽にアレンジ、物語の背後に潜む人間の邪悪な意思や淫猥な欲望を露骨に焙り出す。著者一流の毒に満ちた作品集。一般的な「人魚」のイメージを逆手に取
このあたりはお持ち帰りです。カミさんに見つからないように♪~(´ε`)
2月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:1189ナイス数:342月に読んだ本は7冊。もしもし、アッコちゃん?~漫画と電話とチキン南蛮Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}東村アキコ『もしもし、アッコちゃん?』子ども時代のエピソードを「電話」を軸に語る書き下ろしエッセイ。2年に1度は転居を伴う転勤をさせる当時の電電公社ってすごいな…。九州中に縁ができる子ども時代が羨ましいよね、少し。漫画「まるさんかくしかく」にも対応し
ゾーンの入り方著者室伏広治発行所株式会社集英社2017年10月22日第1刷発行新年2冊目の読了になるのかな?まだ読み始めの本です。Amazonのおすすめ?私が今までに検索したから出たのかな?よくわかりませんが、そんな経緯がありメルカリで、330円にて譲って頂き、少しずつ読み進めています。本日は、Mちゃんのお母さんの妹さんの初レッスンが午前中にあり、少し早く出勤して、こんな感じで読書中(笑)。
トレーナーは○(マル)暴刑事(デカ)著者山下正人発行所株式会社ベースボールマガジン社2010年1月25日第1版第1刷発行新年初の読書は、この本です。何で今なのかな?とは思うのですが、12月に読みたくなってブックオフオンラインで注文。店舗受取で、クリスマスには到着していたのですが、体調不良で忘れていて、年明け受取可能と知って1月4日のショートコースレッスン前に受取り、本日、読了できました。
このシリーズについての説明は、(1)を参照されたし。・・・・・・「もう少し太ったほうがいいよ」ってのは、皮肉?胃が空っぽのいいとこは、何か言われても言われている意味がわかんなくってぼーっと聞き流せるとこ。「寝られないのは体に栄養が足りてないから」云々言われる。私は食後安心して眠気に襲われるどころか、ソワソワしてようよう眠れないし。いちばんばたりと安心して眠れるのは、完璧に濯いで体重測って満足した時だけだ。最近はあまりうまく眠れてないけど、たしかに授業中も突っ伏すことがあるけれ
クリスマス商戦中でして、(いうほどでもないけど)普段はない仕事が増え、ちょっと忙しくなっているところで、週末ねこ太(中2)が体調を崩しました。仕事をしながら病気の子どもを看るのはほんとにたいへん。くたびれ果てましたが、昨日から復帰してくれました。本日からは駅伝の早朝練習が始まって、朝6時半に家を出ないといけません。まだ暗いし、イノシシ出るし、過保護の私はしばらくは車で送迎することに。話は変わりまして。古い付き合いのお友達の子ども(Aちゃん)が、先月大学
LePetitPrince新訳星の王子さま著者アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ訳者倉橋由美子発行所株式会社宝島社2006年6月14日第一刷発行前々から、ずっと読みたかった本の一つでしたが、ようやく読めてとてもうれしいです。『今日、誰のために生きる?ひすいこうたろう×SHOGEN』今日、誰のために生きる?著者ひすいこうたろうSHOGEN発行所株式会社廣済堂出版2023年11月3日初版発行先日、発売前から
こんにちは!豊原ルタカです今回は書籍紹介となります!パルタイー倉橋由美子パルタイ・紅葉狩り倉橋由美子短篇小説集(講談社文芸文庫)Amazon(アマゾン)倉橋由美子氏の処女作です。題名にある「パルタイ」とはドイツ語で「党(政治的パーティー)」を意味します。作中名言はされていませんが、この党とは現在の日本共産党の暗喩だとされています。彼氏の勧誘で「パルタイ」に入党しようと考えている主人公「わたし」が、パルタイ関係者から感じる違和感や、特異性から入党を認め
[Amebaグルっぽ]みなさん、それぞれ大切にしている時間というものがあると思います。共にする相手、場所、場面など、思いは様々ですね。私も、大切な時間がいくつかあります。その一つが、心友と美味しいものを頂きながら、興味がある話で盛り上がる時です。価値観や興味のベクトルが似ている人と過ごす時間はとても心地よいものですし、さらにそこに美味しいものが加われば鉄壁です今回も、そんなひと時を過ごすことができました。ご一緒したのは心友O氏。異性ですが、何でも話せる良き友
オヤスミソング心身共に疲れ切った時(この歌は)処方箋です今日は早めにアップRecordingArranger:ShunFukuiVocalist:TakaoKisugiPiano:HiroshiShibuiAuthor:EtsukoKisugiComposer:TakaoKisugi『浅い夢』そして~この詩に当時好んで読んでいた《倉橋由美子》を連想していた幼い日のわたし『
僕を探しにの続編ですよ。こんどはかけらのはなし。みんなの回答を見る
おはようございますいつもお読みくださりありがとうございます抜け出したいことがあります抜け出したいのですそれはそれでこれはこれで今週も私なりには忙しく📚なんのこっちゃなはじまりで🙇♂装画=紗久楽さわ東雅夫=編の文豪怪談ライバルズ!シリーズ第三弾のテーマは【桜】読了しました🌸読みはじめ↓https://ameblo.jp/k-amo-noh-asi-dam-ono/entry-12793179437.html『読み始め!【文豪怪談ライバルズ!桜】』おはようござい
こんばんは!(※なんだか趣味が炸裂してるので、興味ない方スルーしてください)今朝は9時半起き。体重は400g減でした。あと400g減ると、1の位が1つ下がるんですけどねぇ〜!太ってから、未踏の数字ですね(^^;;今朝はご近所の方と配りものをする約束だったので、10時に待ち合わせして行ってきました。休みの日に朝早くごめんねぇ〜!(><)と言われましたが、予定がないと寝てしまいそうなので、ちょうど良かったです。昨日知覚変容発作もどきが出て少ししんどかったのと、夜中に胃腸がキリキリ痛く
仕事です☆終わって…本厚木駅、、ミスタードーナツ🍩倉橋由美子さん☆今日の朝☆菓子パンは菓子パンで良い☆
<倉橋由美子、ロアルド・ダール、山本周五郎>1195「婚約」倉橋由美子短編集森川達也:解説新潮文庫収録作品1.鷲になった少年2.婚約3.どこにもない場所<ウラスジ>なし。よって森川達也氏の解説から、それぞれの作品の一言コメントを列挙。『鷲になった少年』は、比較的抽象化の少ない、氏の鬱屈した文学的青春の夢と感受を明晰に唱いあげた散文詩で、やはりカミュの作風にもっとも近い好短編――『婚約』は、作者自身も付記しているよう
満月を過ぎた昨夜のお月様。朧月とまではいかないが、春霞に光が滲んでた。昨日は早く寝たから、今日は早起き。気持ちいい。朝日も霞んだ空に柔らかく光を放ってる。花粉のせいだろうか。目のかすみも酷い。コンタクトレンズを交換したばかりなのに、レンズがすぐに曇る。だけど1週間近く続いた右瞼の痙攣は何故かピタリと止まった。なんだったんだろうねえ。まあ良かった。また夫に呼ばれて、今日は鉄板焼屋さんでランチ。オムそば。モダン焼き。お好み焼きや焼きそばをご飯と食べることは普段しないから新鮮だ
<曾野綾子、倉橋由美子、海渡英祐>1180「たまゆら」曾野綾子中編磯田光一:解説新潮文庫収録作品1.たまゆら2.弥勒極めて屈曲した”拒絶”の精神をもち、人生の局外者として生きる吉岡清彦。その陰影の上に幻影の清彦像を組立てて思慕する金沢の異母姉妹や、清彦との束縛のない自由な交渉の中になお何ものかを求める図師敬子などをいたわりの心で見つめ、愛の不可能性と人間の孤独を追究する『たまゆら』。歴史の変転の中での人間の遺恨を、永遠の
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新潮文庫『大人のための残酷物語』倉橋由美子賛否あるだろうが、それぞれの話の最後に掛れている教訓はいらなかったんじゃないか。思わず手をうつものもあったとはいえ、なんか無理くり感のあるものの方が多かった印象がある。わざわざ教訓として書くんじゃなく、ピッタリなものがあったら、物語の締めに何気なく書いとけば良かったんじゃないの?解説の島田雅彦氏には分かってないなと笑われるんだろうな(笑)。
昔話・童話パロディ11~こち亀版「桃太郎」~今回取り上げる作品「大人のための残酷童話」小説倉橋由美子新潮文庫1998「赤ずきんのほんとうのお話」絵本アニェーゼ・バルッツィ他大日本絵画2008「こちら葛飾区亀有公園前派出所」85巻漫画秋本治ジャンプコミックス1994※ネタバレ有です。ご注意ください。「大人のための残酷童話」自分としては4冊目の倉橋作品。これまでに読んでいたのは「人間のない神」「夢のなかの街」「倉橋由美子の怪
前後二段に入れた「かりん」誌で、本棚の棚板が歪んでいる短歌関係の本がやたらと増えて、家中がほとんど倉庫のようになったもで、数年前から、文学全集など図書館ですぐに手に入りそうな本は、どんどん手放した。倉橋由美子関係の本は全て友人にさしあげた筑摩の「日本文学全集」もみんな手放した、歌集の巻が惜しかったけど……そんな訳で、この
文春新書:サン=テグジュペリ著:倉橋由美子訳:「星の王子さま」を読みました。悲しい最後でした。最初から最後まで意味深だが、そのまま通り過ぎていきました。そして、サン=テグジュペリについて調べた。ああ、第2次世界大戦!それで、繋がる部分も出てきた。と、するときつねは植民地のアフリカ人かなあ??大勢の人、大勢のきつねの1人でなく、仲良くなれば1人の人間と1人のきつね。そしてその人について責任を持つようになる。ここの部分が良かったので^^鉄道
「すすんで罪を犯すことは、聖女になるみちかもしれませんわ。」「聖女は神につかえるマゾヒストですもの。」鏡の迷路にさまよってしまった感覚です。前を見ても後ろを見ても、左右を見ても。鏡に映ったあたしの姿が出てきて、合わさった鏡の中には永遠とあたしの姿が続きます。鏡の中のあたしは、本当のあたしなのかウソのあたしなのか、実は別人なのかもしれません。いや、別人のようだけどそこに映っているあたしは紛れもなくあたし自身で、もしかしたら記憶が消えてしまったのか、あるいは消しているフリをしている
Amazonから届きましたじっくり読んでみようと思います。おでんくん(*´꒳`*)♡
初詣で。おみくじは大吉でしたはい。今月の1冊です。わたしは大学生の頃から、なのでもうかれこれ30年近くになりますなあ、倉橋先生が好きなのでございますよ。なのでこの本も、読むのは4,5回目だと思うのですが、「この話、どうやって終わるんやったっけ?」と思いつつ読み進める一方で。自分のバカっぷりを改めて実感いたしました。高校生の頃、高校生向けのEテレ(拙者、高校生の頃からのEテレマニア!)の番組で、夕方、『源氏物語』か何かを紹介していたとき、「昔から流行る作品は『エッチでリッチでビューテ
今日も、何だかスッキリしない天気でした。私は早朝はバイトへ。帰宅後は、父と兄夫婦と会食。にしても、予定時間の少し前に玄関に出たら、鍵は玄関に刺したまま。ポストの上には、父の財布と家の鍵が乗った状態ΣΣ( ̄□ ̄;)父の姿は見当たらず、探せば家の側面の勝手口付近にで、何やらやってます。ひとまず、兄夫婦が来るのを私は玄関付近で待ってましたが、少なくとも、10分位は待機。その間父は一度も姿見せず・・・私が呼びに行くまでずっとそのまま、父よ、せめて財布等は玄関の中
←積雪量20センチほど。これくらいなら可愛いもの。除雪勢一時間弱で終えた。日中は気温は零下にならない見込み。降ってもあまり積もらない。降雪は夕方辺りから本格化するのかな。隣家の立派な館を背景に雪を被った泰山木や棕梠などを撮る。(01/1312:28)ついさっきは、一時とはいえ、霙混じりの雨だった。が、読書を一休みして出窓から外を見ると、雪が降り頻ってる。買い物に行く気が萎えた。今夜から明日は一層雪の勢いは強まる。今のうちに買い物を済ませたほうが賢明なのだが、萎えた気持ちは元には戻