信長協奏曲を観た。テレビ放送の続きか知らないが、肝心なタイムスリップ→信長になる→天下統一→安土城完成までがダイジェストさえ無い。"劇場での完結"が謳い文句らしいが、キャラクター造形も、伏線もテレビ任せでは、映画館でお金を払った人たちに失礼では。また、それまでの人間関係や生い立ちが不明のため、制作側の思い入れ場面が不発だ。延々と燃える炎の中の山田孝之による信長の斬殺の場面長いし、今生の別れ、柴咲コウ泣きすぎのカットバックも観客は飽きる。美術・劇伴・人物の画面配置が映画用でなくテレビ用サイズだ。た