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自分、忌野清ちゃんよろしく「趣味は考えること」とは言い条、存外考えていない。考えているようで考えてない。感じているだけだ。実は脳を1mgも使っていない。一般に「知は教会にあり」と申します。かのブルース・ブラザーズもそう言ってます。◆JB演じるクリオファス牧師のシーン。「今朝わたしは、耳障りな音を聞いた。緊張しなければならない。神は夜盗のように忍びよるのだ」と、JB。これは確かに、マタイによる福音書・24章の36節ー44節に書いてあります。しかして今日は、3ヶ月
おはようございます。4月13日(月)の信州読書会さんのツイキャス読書会(信州読書会主宰の宮澤さんと渡瀬裕哉さんの対談)スゴかったです。溢れ出る知性の嵐、熱気ムンムンでした。選挙の知られざる話やこれからの経済のことなど。とても興味深かったです。途中で眠気が襲ってきて、記憶が途切れたところもあるのですが、ハッキリと印象に残っていることが2つあります。一つは、ゴールドマン・サセックス証券の予測で4-6月期のGDP成長率がマイナス25%で、この数字はこれまでの比じゃない、本当に何が起こ
こんばんは。今日は信州読書会さんのツイキャス読書会の課題図書、坂口安吾の『白痴』の読書感想文を書きました。小説の中心テーマからあまりにも外れてしましたので、反省。それにしても、伊沢目線がちょっと精神的にこたえたなあ(>人<;)感想文を書いた感想(笑)をこえのブログにしました。「あの」「まあ」「たぶん」を連発していて、お聞き苦しいと思います。10回録り直してもこれですからm(__)m話し上手になりたいものです。『今眠ることができるのは、死んだ人間とこの女だけだ』誰かがやることのまねをした
こんにちは😊アメーバブログの「こえのブログ」が前から気になっていましたので、試しにちょっと喋らせていただいています。今日は色川武大さんのうらおもて人生録の読書感想文を載せさせて頂きます。この本の詳しい解説がお聞きになりたい方は信州読書会さんが読書会の様子をYouTubeにアップされていますので、YouTubeで『信州読書会』と検索頂いたらと思います。『お母さまへ』私は時々自分が母であることを忘れている時がある。今は子育て世代の女性も子どもの幸せのみではなく、自分の幸せを追い求める風潮
こんばんは。今日は子どもの運動会。朝からお弁当作りでした。今、組体操の是非が話題になっていますね。私の子どもの組体操見てると、随分簡素化されているように思いました。私の時はカザグルマとかあった。土台になるのが難しかったなあ。ピラミッドもいくつも作った記憶ありますが、今日のは中央にひとつだけ。その他大勢は周囲でヒラヒラと振り付け。落ちて骨折するほどには見えなかったです。学校によってハードさが違うのでしょうね。今日は、村上春樹『海辺のカフカ』読書感想文です。信州読書会さんのツイキャス読書会
こんばんは。何かと慌ただしい日々です。少なくとも10月に2つの運動会、その後学校のフェスティバルのお手伝い。職域での3つのお祭り。秋はそんなのばっかりで嵐みたく過ぎ去りそうです。TOKIOのリーダーさん、結婚されましたね。おめでたい🎉です。今日は泉鏡花『高野聖』の読書感想文です。信州読書会さんのツイキャス読書会に提出したものです。修行僧が、山奥である女に惹かれて嫁になってほしいと願うのですが、女には隠された秘密があります。山奥の自然と、そこに住む人の営みに私は奥ゆかしさを感じました。
こんばんは。また連休が終わろうとしています。今回も日曜の午後に出勤、そのまま帰宅後はなかなか気が進まなかった資料を作成しました。あと変わった事と言えば、ユニクロでセミオーダースーツを注文したこと。とうとうスーツまでユニクロになってしまいましたが、質感といい、お値段といい、満足しています。今日は、グレアム・グリーン『情事の終わり』読書感想文です。信州読書会さんのツイキャス読書会に提出したものです。恋愛ものにあまり気持ちが乗らないことが続いているので、個人的に危機感を感じています。みずみず
こんばんは。3連休が終わろうとしています。暑過ぎる連休でした。私はちょっと仕事に出たり持ち帰りの資料作成をしたり、今日は一日断捨離でした。ブックオフに本を売りに行ったら2300円の値段がつき、喜んだのもつかの間、娘にゲームソフトをねだられ…。やっと後回しにし続けていたスキーウェアをクリーニングに出したのはいいですが、まあ高くつきました。今日は、谷崎潤一郎『春琴抄』の読書感想文です。すごいヘビーな恋人同士の話でした。佐助は春琴のために尽くし過ぎな感が否めず、ちょっと引いてしまいました。そ
こんにちは。台風の影響か、暑い日中です。昨日、残業で夕食作りが間に合わないので、職場近くから自宅の最寄りのHottoMottoに唐揚げ弁当3つ注文して取りに行ったら「ご注文をお伺いしていません」と。携帯の履歴を見ると、職場近くのHottoMottoに注文の電話をしていたことが判明し、また片道40分かけて職場近くのHottoMottoにもどり・・・帰ったら唐揚げ冷め冷めでした。ていうか、まだ唐揚げを食べられるほど歯が回復していないことをすっかり忘れて、食べたい気持ちだけで注文している自
こんにちは。夏休みがもう終盤ですね。高校野球が終わり、近所の地蔵盆も終わり、暑さも幾分和らいで、何だか秋の気配がします。この夏は抜歯と療養(大げさ)で、帰省できませんでしたし、遠出もせずに何だかこのまま夏休み(といっても子どもの)が終わってしまうのかと、残念。そんななかで、「アカン、この夏何か頑張った軌跡を残そう」と読んだ石原慎太郎著『太陽の季節』信州読書会さんのツイキャス読書会の課題図書でした。過激な青年の、いっときの青春の気まぐれのようなお話。読んでいてもなかなか文に馴染めず、英
こんばんは。雨が続いていますね。子どもは夏休みに入りました。毎日学校に行かなくていいのが嬉しいそうで、とくに終業式が終わったその日は宿題のことを忘れて思い切り気持ちが解放される瞬間だそうです。あー羨ましい!昨日久しぶりに信州読書会さんのツイキャス読書会に参加しました。課題図書志賀直哉『城の崎にて』は、なんだか暗いトーン…。でも、生きるということを考えさせられる内容でした。『生きることが命題』死ぬまでの間痛みを伴うのが怖い死ぬまでの間苦しみ続けるのが怖い苦しむくらいなら安楽死させて
こんばんは。土曜の夜ですね・・・すぐに過ぎてしまいますが。今日は、夏目漱石『門』の読書感想文です。昨夜の信州読書会さんのツイキャス読書会の課題図書でした。たくさんの方が感想文を出していらっしゃいました。私は初読でしたが、話の流れの展開とか、すごい小説だなあと思いました。というか、小説って人間のすごい知的産物なんだなあと感じさせられた読書体験でした。『門は目の前にあろうと』お互いに惹かれ合う心は自然な感情だと思うし、二人にとっては困難を乗り越えて結ばれたことはその時のなりゆきで
おはようございます。今日から暖かくなるみたいですね。私は、花粉が…(汗)今日は、韓国の小説チョ・セヒ著『こびとが打ち上げた小さなボール』の読書感想文です。先週の信州読書会さんのツイキャス読書会の課題図書でした。まるまる一冊は読めなかったので、本の表題である短編『こびとが打ち上げた小さなボール』の感想文を書きました。韓国の小説を読んだのは初めてで、信州読書会さんの課題図書でなければ読むことはなかったと思います。信州読書会さんに感謝です。『ありがとう』妻も、三人の子どもたちも、こび
おはようございます。12月の信州読書会さんのツイキャス読書会に向けて、ドストエフスキー『悪霊』を雀の涙ずつではありますが読み進めています。ワルワーラ夫人の一人息子ニコライ・スタヴローギンが夫人の元に帰ってきました。息子のニコライですが、普段はおだやかな男性で、容姿端麗。だれから見てもいい男で、社交辞令もわきまえている人みたいです。女性にはモテモテっぽい。しかし、重大な欠点があります。何かひとつのことに囚われると、そこに強く執着するというか、「文字通りに」事を受け止めるところ
おはようございます。今年も、あと100日を切ったと言うことで、何か文学の大作を読もうと思い、12月の信州読書会さんの課題図書であるドストエフスキー『悪霊』を少しずつ読み進めています。やっと次からワルワーラの息子が登場します。ずっとステパン氏とワルワーラ、ステパン氏のサロン仲間?の話が続いていました。無神論とか、リベラリズムなどの言葉が出てくるのですが、そもそもの言葉の定義が理解できていないため、登場人物の会話についていけません。「ラ・マルセイエーズを歌った」とありますが、ステパン氏らの
こんにちは。秋晴れの良い天気になりました。今日は、安岡章太郎さんの中編小説『海辺の光景』の読書感想文です。信州読書会さんのツイキャス読書会に提出したものです。1957年の出来事を描いた私小説だそうです。時代の流れで変化する個人の生活と、それでも今の風潮に比べればおおらかな人たちが印象的でした。私は、途中から精神的病にかかってしまった母のことを書きました。なんか、心に沁み入る小説でした。『海辺の光景』読書感想文信太郎の母への思いは、淡々と語られているようでいて、実はとてもストレート
こんにちは。久々の3連休ということもあり、夏のざわついた気分が少し落ち着いてきました。夏場は読書をする気持ちがほとんど起こらず、少しブランクができてしまいました。読書を再開したいのですが、気持ちがグズグズしているときは、斎藤孝さんの読書本を読んで気持ちを整えるようにしています。今回はだいわ文庫『読書のチカラ』を読みました。その一説を引用します。『とはいえ、私のような口うるさい指導者が身近にいる人は少ないだろう。そこで鍵を握るのが、もう少しマイルドな”導き手”だ。自分の心に火をつけ
こんにちは。1週間ほど前に比べて暑さがましになってきました。しばらく残暑が厳しいかもしれませんが、個人的に心底ほっとしています。今日は、井伏鱒二『黒い雨』読書感想文です。8月10日の信州読書会さんのツイキャス読書会に提出したものです。昨年も読書感想文を提出していたのですね、忘れていました。そしてちょうど福岡県朝倉市に九州北部豪雨災害のボランティアに初めて行った直後で、その時の感覚が冷めやらぬうちに『黒い雨』の読書感想文を書いていたので、今回も全く同じ軌道をたどっているなあと苦笑してし
こんばんは。今日も一日暑い日でした。今日は、先月の信州読書会さんのツイキャス読書会課題図書、永井龍男『青梅雨』の読書感想文です。一家心中する前日の、家族の構成員の心情と行動を淡々と綴った小説です。重苦しい主題なのにどこか気が抜けたような、不思議な雰囲気を醸し出している小説でした。この小説を読んだ後に、映画「万引き家族」を見ると、面白いです。生きるすれすれで生活している生活者の目線が同じであることと、血のつながりのない者が家族の構成員であることなど。ちょっとした共通点があります。
こんにちは。昨晩の信州読書会さんのツイキャス読書会永井龍男『青梅雨』とても勉強になりました。他の参加者の方の読書感想文、とても興味深かったです。4人の関係性を紐解いておられる方もいらっしゃって、私はそこにあまり気持ちが回っていませんでしたので、千三と春枝さんの関係など、解説を聞いていると深いなあと思いました。私の感想文はちょっと暗めトーンだったかな?ちょっとどころか大分暗かった・・・汗。信州読書会さんが、自殺や心中などに至るには段階があるというお話をされていました。その段
おはようございます。今日はジメジメしてますが、こちらは土砂降りは免れました。今朝は今の職場になって初めての電車通勤です。乗り継ぎうまく行くか、ハラハラします。今日は、ベルンハルト・シュリンク『朗読者』の読書感想文です。一行読むたびに感覚が研ぎ澄まされるような、不思議な小説だと感じました。『感覚麻痺』自分が出会って知っているハンナと強制収容所の看守としてのハンナ。それが一人の人物であることの整合性をつけたくて、ミヒャエルは強制収容所に足を踏み入れて想像を巡らせた。父に考えを乞うたし
こんばんは。もうすぐ、信州読書会さんのツイキャス読書会です。今日は、ベルンハルト・シュリンクの『朗読者』です。1年ほど前に自分が書いた『朗読者』の読書感想文を読み、ずいぶんと硬いなあと思っていました。https://ameblo.jp/clearmandarin/entry-12320216460.html刑務所でハンナと会ったミヒャエルの落胆が目に浮かぶようで、それが残念で仕方がなかったのです。ミヒャエル、もうちょっとうまくやればよかったのに、と。ハンナがこの世を去
こんばんは。土日とも出勤でした。なかなか思うような時間が取れず、読書も停滞がちです。トホホ。今日は、モーパッサン『脂肪の塊』の読書感想文です。先週金曜日の信州読書会さんのツイキャス読書会に提出したものです。人の変わり身の早さ、自分の保身の言い訳がとても露骨に出ている小説でした。やっぱり正直者はバカを見るのでしょうか👀『素晴らしき明日』人は、最低限の生命維持が働いていれば、次に向かう先は承認欲求だと私は最近思うようになった。馬車に乗っている人は、政治的であれ宗教的であれそれぞれの自分
こんばんは。今日は朝からタケノコ掘りに行きました。すごい晴天で、あーGWなんやなぁと感じました。掘りに行った山は昨年タケノコが沢山採れたので今年は不作と聞いていましたが、うーん、少ない。1時間で小さいの2本。掘りに行った場所にもよるのでしょうか。今日は、アルベール・カミュ『ペスト』の読書感想文です。4月27日の信州読書会さんのツイキャス読書会に提出したものです。読んだのが2回目でしたが、やっぱりリウーが、すごかったです。『唯一の敗北』「際限なく続く敗北」一体、リウーは敗北したの
おはようございます。今日から低気圧ですね。今週金曜日の信州読書会さんのツイキャス読書会課題図書であるカミュの『ペスト』を読み進めています。知事が公にペストを宣言し、市が封鎖されたところまで読みました。抽象的表現が多くてなかなか進みません。市が封鎖されたことによって、家族や恋人が引き離されて、(「流刑」と表現されている)あらゆる言い分も通用せず、人々はいつ終わるとも分からない別離を受け止める過程で、「しいて心を抑えて、自分たちの開放も期限を決して考えまいとし、未来の方へは振り向くまいと
おはようございます。今日も暑くなりそうです。いきなり真夏の服装ですね。今日は、トルストイ民話集人はなんで生きるか他四篇(岩波文庫)の『ろうそく』読書感想文です。昨晩の信州読書会さんのツイキャス読書会は、信州読書会節が炸裂でしたね。読書感想文は『地には平和、人には親切』の表題の方が私も含む3人おられました。この言葉が印象的だった方が、多かったのでしょうか。自分にろうそくは灯っているのでしょうか。ましてや、どこにいようと消えない火を宿しているのでしょうか。他者に求めるのではなく、ま
おはようございます。明日からお天気が崩れそうですね。桜の見ごろも今日までかなあ。今日は、田山花袋『蒲団』の読書感想文です。先週の信州読書会さんのツイキャス読書会に提出したものです。青空文庫を印刷して読んだのですが、文体が古くて読みづらいかなあと不安でしたが、意外と読みやすかったです。登場人物が少ないからかもしれません。ぐいぐい引き込まれました。既婚男性でもこんなにセンチメンタルな恋をするものなんだなあと。私は時雄が嫌いではなかったです。心に秘めるものはいろいろあっていいと思いますし、
おはようございます。今日は、ヘミングウェイ『老人と海』読書感想文です。信州読書会さんのツイキャス読書会に提出したものです。ツイキャス読書会では、老人と魚の関係性が、様々な解釈を読者さんがされていて、おもしろかったです。私はいまだに、老人が海から生き残ってきたことの意味がよくわからないままですが。『老人と海』読書感想文私は、読みながらずっと老人は最後に死んでしまうのではないかと思っていた。なぜなら、魚との格闘が私の想像を絶するような過酷なものだったからだ。三日
毎週金曜日に参加させていただいている「信州読書会」に提出した感想文です。三島由紀夫先生の作品は自分としては、その観念が掴めそうで掴められないトコが魅力です。何も解っていないじゃないか?と聞かれたら、はいと答えるしかないんですが、理解しようとして自分でいろいろ考え巡らせる作業が楽しいです。やっぱり読書は素敵です。「午後の栄光~栄光と共に墜落した竜~」栄光を夢見ていた竜二は陸に降りることで船乗りとしてのプライドを棚の上にあげ、陸の生活をすることになる。彼が見限った栄光は少年たちの殺気
おはようございます。今日は良い天気になりそうです。時期のせいか、愛犬の毛がよく抜けて困ります。今日は、カズオ・イシグロ著『わたしたちが孤児だったころ』読書感想文です。昨日の信州読書会さんのツイキャス読書会に提出したものです。結構ボリュームがあって、あらすじを掴むのが大変でした。小説全体を通してブルジョワの匂いがする作品だなあと感じました。租界という特殊な環境が舞台のせいかも知れません。私は、故郷への追憶に気持ちがギュッと支配される時期がありましたし、今も気持ちの逃げ場として故郷での幼