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「保合は売り」という考え方は、万人に共通の正解ではありませんが、プロならではの考え方によるものです。相場師と呼ばれる人たちは昔から、株価変動を「トレンド」という観点で捉えています。上げ相場と下げ相場、それぞれの特徴を考え、自らの立ち居振る舞い、プレーヤーとしてのあり方を素直に考えるのです。その結果、たとえ安値圏であっても、動意が見られない横ばい、相場用語でいう保合(もちあい)では、上昇を期待して仕込むのではなく「むしろ売り建てが正解」と定義するのです。株価が下落して、十分に安いと思える価
日経平均を軸とした観測、解説は万人ウケするのですが、情報弱者の側面が強い投資家、負けやすい投資家をターゲットにした情報産業が、ヘンな尾ひれをつけて膨らませている点に要注意です。さらには、やはり情報弱者のストライクゾーンにドンピシャの“おいしそうな銘柄”情報が付加されています。手がける銘柄は、多少の楽しみを考えて適当に入れ替えてもいいと思います。でも、日経平均で全体像を把握しようとしたり、日経平均を軸にした解説を頼らないでください。株価指数の変動を横目に、自分で選んだ銘柄の定点観測をや
安値保合で三角形が形成されたら、非常に強力な上げのサインしかし、ちゃんとした三角形はなかなか出現しない・・・ただし、三角形を見いだす発想は実践で役に立つ!どう役に立つのか、実例をご覧ください。約8年間の底練りの末期に、誰かが意図的につくったような傾向が生まれています。EからFにかけて、「値動きが収れんする」流れが見られます。「これは三角形だ!」と言いきるのは難しいのですが、「三角形っぽい形」といえます。この狭い範囲だけを見て「上がる~」「買いだ!」などとコーフンするので
つづけてトレンドラインの話を書いています。チャートを見る狙いはズバリ、「トレンドの変わり目」を見いだすことです。見いだすといっても、カンタンに当たるものではありませんが、「きっとここだ!」と自分なりの判断を下すことが目的です。その中で「トレンドライン」は、何本もの足を集合形で見ることです。「形で見る」「型で判断する」ことです。トレンドラインが値動きの下側にあると「下値抵抗線」です。これ以上は下がらない、というラインです。上にある場合は「上値抵抗線」、これ以上の上値はない
今日の日経平均(160920)90%が負けると言われている厳しい相場の世界で生涯現役を続けるためには最低限の技術を身につけておく必要があります。このブログを通して皆さんの相場技術向上に少しでもお役に立てたら幸いです。現在の相場を俯瞰したときの特徴的な動きとして、先週土曜日には以下の内容をご紹介しました。==============================①三角保合のまっただなかであり、今は休む戦略に徹したいこと②9/20-21イベント通過に備えて心と仕掛けの準備が大
今日の日経平均(160830)90%が負けると言われている厳しい相場の世界で生涯現役を続けるためには最低限の技術を身につけておく必要があります。このブログを通して皆さんの相場技術向上に少しでもお役に立てたら幸いです。現在の相場を俯瞰したときの特徴的な動きとして昨日、以下の内容をご紹介しました。①イエレン議長の年内利上げ示唆を受けて、円安・株高にシフト②重要イベントを控え、上にも下にも動きにくい環境であることそれでは、本日の動きをチャートを使って見ていきましょう!本日は