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ベッセル・ヴァン・デア・コーク氏の『身体はトラウマを記録する』という本については何度も紹介してきました。けれど、特に日本においては、この本のタイトルのような視点は、まだまだ一般的ではありません。また、深いトラウマを負った場合、私のように身体からのフィードバックを遮断してしまうケースが結構あるようにも思います。ですから、遮断した身体からのフィードバックを取り戻し、身体に刻まれたトラウマというものに気づいた人が声を上げていく。それがなければ、いつまでたっても、身体に刻まれたトラウ
ボディーワークを受け体との繋がりを取り戻したことによって、今生、自分自身が抱え込んでしまった感情の解放に集中出来るようになった。と、思っているのですが、何を言いたいかわかりますか?つまり、振り返ってみると、体との繋がりが弱かったときは、今生の自分以外の想念やら感情やらも引き寄せてしまっていたように思えるということなのです。今生の自分以外の、と、書いたのは、そこに、過去生の記憶といわれるようなものが含まれていたようにも思えるし、自分ではない他の人の想念や感情だった時もあるように思
ポリヴェーガル理論やトラウマに関する複数の本と出会えたことで、ようやく自分自身が体験した過剰な恐れの正体がわかってきました。けれど、マインド面から考えても、ボディー面から考えても、バランスを崩す過程、そして、癒されていく過程ともにまだまだわからないことが多いというのが事実です。ただ、マインドにしても、ボディーにしても、エネルギーとして捉えるとわかりやすいと思います。例えば出生時に、何らかの衝撃で後頭部にエネルギーのブロックが出来てしまった人が、成長の過程で、繰り返し同じ、あるい
いつの時代も親から虐待を受けて育った子供たちはいたのでしょう。もちろん、私が育った昭和という時代も。でも、ごめんなさい。もし、友達から、過酷な状況を打ち明けられていたとしても、相手の言葉を全て信じてあげられた自信はありません。いろいろあっても親は子供が可愛いもの。その思い込みが、家族・子供関係なく、自分以外の人の痛みがわからない人もいるという事実から目を背けさせたように思うのです。連日伝えられるような辛い状況に子供が置かれたら、体からのフィールドバックを遮断し、そこから逃げ出