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ふう、やっと読了しました、が、まだ第1篇だけです(^0^;)こちら「ナポレオン」佐藤賢一さん著は3巻まであります。吉野源三郎さんの「君たちはどう生きるか」を読んだ折に、主人公コペル君の友人のお姉さん「かつ子」さんが、ナポレオンのことを崇拝しておりました。そして、特に、彼の引き際(流刑されるときなど)の凛とした姿が素晴らしい、と言っていたのが印象的であったのが、ナポレオンについて知りたい!きっかけとなりました。私は、伝記小説が読みたかったので、その方面で探し
『ジャンヌ・ダルク』Jeanned'Arc【東京公演】2023年11月28日(火)~12月17日(日)東京建物BrilliaHALL演出:白井晃脚本:中島かずき原案・監修:佐藤賢一音楽:三宅純美術:松井るみ照明:おざわあつし音響:井上正弘映像:栗山聡之衣裳:太田雅公ヘアメイク:川端富生アクション:渥美博アクション助手:亀山ゆうみ演出補:豊田めぐみ演出助手:木村穂香舞台監督:村田旬作、田中政秀技術監督:白石良高コンディショニングトレーナー:伊藤洋制作
ごきげんよう。さすらいの編み人、寅茶房です。ぼちぼちと、モチーフ編み編みしています。↑ひとつが結構大きいw。18個か20個作って繋いで、二重に巻くスヌードになる予定。寒くなってきたから、少し急ごう。最近買った本。1。「54字の物語③」54文字という制限の中、書き上げられた物語。SFやホラー、恋愛小説もある。すぐに読めちゃうけど、何度も見返したくなります。ネットでも、検索したら出てくるから、是非読んでみてください。買った本、2。優勝記念ムック本と週刊ベースボール。ムック
黒い悪魔佐藤賢一文春文庫文芸春秋<過酷な仕事が終わると介護が始まる>過酷な仕事が終わって、これで一息つけるかなと思っていると、介護が始まる。でも、今日一日でなんとか終わると思うと、何と、自立支援の受給者証を捨てたという。保健所までいってわざわざ取ってきたものを!馬鹿野郎と怒鳴りつけたいところをやっとの思いでこらえる。来週また、保健所まで行かねばならないとなると、また、うんざり。まあ、仕方がないか。<黒い将軍として知られたアレクサンドル・デュマ将軍の話>今日は、疲れた
以前から稲垣吾郎さんが好きなのです。まあエッセイ読んだり、彼の映画評論を読んだり、TVでみたり、ぐらいのファンですが。映画『笑いの大学』とか好きです💓クールそうで情も深そう。キザそうで、インテリとユーモアの加減が絶妙。で好きな芸能人の一人です💕もちろん王子っぽい容姿、雰囲気も✨今回、初めて舞台を観に行きました❗️2年前にコロナのため、公演途中で休止になった舞台の再演です❗️初めての大阪オリックス劇場。綺麗でした。日帰りするので昼講演を鑑賞。グッズ買うのに並んでる人が凄かったです。私
1968年03月12日(火曜日)生まれ結婚する人(パートナー):陰占にパートナー(丙)正妻の干があります。職場などではなかなか縁がなく近い人の紹介や引き合わせ、またはお見合いなどで縁があります。結婚後、パートナーは家庭的で役に立ち家庭との結びつきが強くなります。夫婦は情のある剋しあいをし絆を育む有情剋の関係になります。高望みをせず用心深く堅実にコツコツと積み上げていきます。時には口うるさい時もありますが信頼できる人だからこそです。暑・情熱な人直観と理論の間で精神が不安定になりやすい
遺訓(新潮文庫)Amazon(アマゾン)51〜3,347円明治九年。沖田総司の甥で天然理心流の遣い手である沖田芳次郎は、旧庄内藩の家老たちから西郷隆盛の警護を命じられる。叔父譲りで卓越した剣の腕を振るう芳次郎だったが、死闘を重ねるうち、人には力に勝る強さがあることを知る―。青年剣士の成長と挫折を描き、闘いの果てにある「武士の本懐」に迫る感動の時代長篇。良かった。めっちゃ良かった!ラストサムライは庄内にあり。いやぁ面白かった。今年No.1です←まだ3冊目3年くらい前に読
最近、華流(かりゅう)も韓(はん)流(りゅう)も北欧(ほくおう)ドラマも食傷気味(しょくしょうぎみ)。ふと、また読みたくなった、本が。さほど大きくもない書棚(しょだな)。シツコク探したが、見当(みあ)たらない。薦(すす)められ、七年前に読んだ。『双頭(そうとう)の鷲(わし)』(上・下)著者「佐藤賢一」2001年発刊誰かに、貸し出したかも。それすら、思い出せない。佐藤賢一は、直木賞作家。鰯の頭の読後感は、一言。「最高に面白い」。
今では、「知の新たな地平の絶対的な手掛かり」という言葉になった、ロゼッタストーンの発見はナポレオンのエジプト遠征における偉大な業績だと考えられているが、どうやら、本人はあまり関心が無かったようだ。彼はそんなものよりも、上へ、もっと上へと、将軍から第一執政へ終身第一執政から皇帝へと、階段を駆け上がることだけを考えていた,昇りつめたその先に来るものを知っていたはずなのに忘れてしまったのだろうか。佐藤賢一著ナポレオン2野望篇を読み終わった。
「また上がった。上がってしまったと思う。それが問題だというのは、また下がるかもしれないからだった。高く上がるほど、ドンと下まで落とされる。猛烈な勢いで上がるほど、急反転して落とされる。それが怖い。ほとんど脅迫観念になるくらいに、ナポレオーネは辛酸を嘗めさせられてきたのだ。」佐藤賢一著ナポレオンⅠ台頭篇よりこの漢のことは、その名前と皇帝になったことはよく知っていたが、それ以外のことは知らなかった。「赤と黒」のジュリアン・ソレルの様に聖職か
8月の読書メーター読んだ本の数:6読んだページ数:1637ナイス数:89口笛の上手な白雪姫の感想声高に主張することはなく、慎ましく、かなしさを抱えた人々の短編集。「かわいそうなことはどこにでも潜んでいる。」読了日:08月28日著者:小川洋子地球星人の感想何かすごい話やった。全くの作り話ではない様なところが逆に怖いやつ。実際に「友だち結婚」セックス無しの結婚があるらしい。でも、子供はいる。人工受精で。すごい世界になったもんだ。読了日:08月24日著者:村田沙耶香
直木賞作家、佐藤賢一。その直木賞を受賞した「王妃の離婚」から一貫してフランスの歴史小説にこだわって発表している作家。フランスの専門家なのだが、メディアには、まったくといっていいほど登場しない。イタリア関連のテレビ番組などあると、ヤマザキマリが登場するが、ああいう出方をしない。正直、地味なお方なので、メディアからも声がかからないのか、その手の仕事は受けないかはわからない。山形県鶴岡市生まれで、現在も鶴岡市に在住。佐藤正午が長崎を離れないように、佐藤賢一も同様に「東京には出ない」人なのかも
No.1392016.8.13(土・旧盆)新徴組/佐藤賢一/新潮社/2010.8.30第1刷2000+税佐藤賢一さんは、酒田の出身。本書を書かれた意味は、かなり大きいのではないだろうか。旧庄内藩十七万石。城下町は鶴岡。北方貿易の寄港地酒田港を持ち、西の堺、北の酒田と歌われたほどの繁栄を誇った豊かな土地で、当時有数の大金持ち(東北三大地主と呼ばれた)の本間家が庄内藩の財政へ多くの献金を行ってきた。藩祖は、家康の四天王として名を馳せた本多忠勝、榊原康政、井伊直政そして酒井忠次がその人
すっかり初夏のような日差しの下調子の悪いヨハネパウロ2世とメルヘンツァウバーの植え替えをしました。どうやら鉢が大きすぎたのと肥料やけを起こしているみたいですなんてこった!本に書いてあったようにリキダス溶液に30分根元を浸してから一回り小さな鉢へ移植。トホホな状態から脱却してね、ごめんね。一番最初に聞いたアヤハの店員さんもよくわかっていない人だったのかなあ。教えてもらったとおりに大苗を植えたんだけどな・・・鉢もそのひとが選んだし・・・株も元が大きいのならいいのかな?
第6章フランス共和国臨時政府ローズヴェルトの戦後構想では、アメリカ、イギリス、ソビエト連邦、中国による「四大国の執政官政府が諸々の問題を取り決める。国際連合の議会が、この四大国の権力に民主主義的な様相を与える」というものだが、そこにはフランスは含まれていなかった。p182アルザス、ロレーヌを取り戻せば、それで十分なのではなかった。少なくとも「偉大でなければフランスではない」と考えるドゥ・ゴールには受け入れがたい。仮に敗戦国でなくなったとしても、まだ戦勝国ではないからだ。勝ったと声を大きく
ドゥ・ゴール佐藤賢一著平成31年4月26日初版発行(株)KADOKAWA発行今のウクライナ情勢を見てまず思い出したことは、第二次世界大戦でのナチスドイツに攻められたフランスでした。その時に亡命政権を作り抵抗したドゥ・ゴール(ドゴール)たちのことが気になりました。今までは書物や映画「ジャッカルの日」や「BONVOYAGE」で断片的には知っていたのですが、改めて一冊の伝記で彼の一生を通読したくなりました。この本はドゥ・ゴールの激動の人生を分かりやすく書いてくれています。やはりフ
ロベスピエールの恐怖政治に対して,徐々に反発が生まれてきます。公安委員会と保安委員会の対立。ロベスピエールはリシュルを失った故が表舞台から身を隠します。サン・ジュストはこのままでは自分たちがやられると思い,とりあえず妥協を見出そうとします。しかし,理想に燃えるロベスピエールは悩みます。そして国民公会でサン・ジュストの演説の中,乱入してきたのは愛人が処刑されてしまうのを妨げようとしたタリアンでした。彼の乱入により,ロべスピエールらは逮捕されてしまいます。その後,いったんは逃れますが,武力による
ロベスピエールは言います。「徳,それなしでは恐怖は有害です。恐怖,それなしでは徳は無力です。」ロベスピエールを中心としたジャコバン派が推し進めた恐怖政治の根拠とも言えます。エベール派の蜂起は失敗し,エベールも断頭台に消えていきます。この巻では,まだ苛烈さはありません。ロベスピエールにもダントンやデムーランと協調できる点を見つけようとします。しかし,一方でサン・ジュストには過激さだけを求めようと行動していきます。
読んでいる小説フランス革命の著者の佐藤賢一さんによる肖像の解説。何人かの肖像は見たことありますが,初見の人あり。想像してたのとは違ったかな・・・小説フランス革命は15巻を読み終えたところですが,もっと早くこの本を見ておけば,ヴィジュアル的に想像できたかなとも思います。冷血なサン・ジュストなどは岸田森さんの若い時のようで,怪奇大作戦です。。。ただ,フランス革命当時だと鬘をかぶっている人が多いので,鬘なしのロベスピエールが見たいです。。この本の表紙の人物はご存知の方が多いとは思いますが,左
この巻の冒頭で登場するのはジャック・ルイ・ダヴィット。彼が描いているのはマラの殺人現場。有名な「マラーの死」。この絵は実際のマラの死体を殺された時のように戻して,舌を切り取るなどして,記録の絵として描いたようです。ダヴィットは,この後,マリー・アントワネットの処刑前のスケッチも描いていますが,この本では出てきません。もっとも,マリー・アントワネットの処刑の場面はあっさり書かれてます。ロラン夫人の処刑の場面の方が詳しいです。ロラン夫人は,「自由よ,汝の名の下にいかに多くの罪がなされることか」とい
理想に燃えるロベスピエールにとってブルジョア中心のジロンド派は革命遂行の邪魔であり,とうとうその排斥を望みます。議会がこのような状況の中で,パリで新聞「デュシェーヌ親爺」を発刊しているエメールは,その庶民的な新聞でパリ市民のサンキュロットの圧倒的な支持を受けていました。そして,とうとう蜂起して国民公会を押しかけ,ジロンド派の逮捕の決議をさせます。この三度目の蜂起は今までの王政に対するものではなく,議会に対するものです。この後,いよいよジャコバン派を中心とした恐怖政治へと突入していきます
とうとうルイ16世が処刑されます。ルイ16世は機械いじりが好きで錠なども作ってました。そのルイ16世の元に1792年3月に二人の人物が訪れます。パリ大学医学部教授ジョゼフ・イニャス・ギヨタンと学士院会員の外科医アントワーヌ・ルイです。彼らは新しい処刑機械を開発中でルイ16世に意見をききにきたのです。この処刑こそギロチンです。ギロチンという言葉は,このギヨタンの名前にちなんでの英語読みです。フランス語ではギヨテイーヌ。ルイ16世は,落とされる刃の形が三日月のようなくぼんだ形だったのを機会工学
行こう,祖国の子供たち,栄光の日は来り,我らに向けて,暴君の,血染めの旗が揚げられたぞ,血染めの旗が揚げられたぞ,君には聞こえないというのか,残忍な敵兵どもが野に吠えるのが,どこまでもやってきて,息子が,妻が,喉を裂かれてしまうんだぞ,武器を取れ,市民諸君,さあ,隊伍を組もうじゃないか,進め,進め,畑の畝を潤すに,敵の汚れた血を流せhttps://youtu.be/iyvfq5rejZU「ラ・マルセイエーズ」の歌のもと,1792年8月10日にパリで蜂起がおきます。パ
1月6日は、フランスの英雄として名高い、ジャンヌ・ダルクの誕生日といわれる日です。ジャンヌは、12歳のときに「神の声」を聞いたことで第六感に目覚め、当時フランス国内にて起きていた百年戦争に参戦。先陣を切って兵士を率い、イングランド軍に包囲されていたフランスの都市・オルレアンを解放したことで、オルレアンの乙女と呼ばれるようになった。英雄として活躍しながらも、最終的には異端者として火計に処される最期という彼女の壮絶な人生は人々の胸を打ち、10代にして兵士を率いる勇猛さと、神を信じる純真さが
思惑が違えども開戦派であるルイ16世とジロンド派が手を組み,とうとうフランスはオーストリア,プロシアに対し宣戦布告をする。しかし,戦況はロベスピエールの様相通りフランスが不利な状況となる。物価高騰の中,ダントンらはパリ民衆にデモを催すのだが,ルイ16世に篭絡されてしまう
第5052回「2021年向後賞文学賞発表!」大賞は最近の作品から、特別賞は10年以上前の作品、あるいは、最近亡くなった作家さんの作品の中から選んでおります。第7回2021年の受賞作は、3作品。受賞作、及び受賞理由は以下のとおりです。大賞受賞作「ボラード病」吉村萬壱著文春文庫海塚市の人々は皆善良です。災害があったあと、人々の絆は逆に強くなり、共同で海の清掃活動をして、みんなで特産の海鮮丼を食べるのが楽しみになっています。「結び合い」は、海塚のキャッチフレーズです。安全で美し
このシリーズは文庫で全18巻。9巻が第一部のフィナーレです。国外逃亡を図ったルイ16世。僕はすぐに処刑されたのかなと思ってましたが,フイヤン派が立憲君主制のもとで権力を握るため,誘拐事件として仕立ててしまいます。そして,ルイ16世はおろかにも外国と戦争することで革命はを追い落とし絶対王政に戻そうとします。議会ではジャコバン派の一部が主戦派ですが,ロベスピエールは反戦を主張します。さあ,サン・ジュストも登場し,この後どう革命は進んでいくか。
パリから逃亡したルイ16世は,パリへ連れ戻されます。ルイ16世は人が良いというか,それ故にこの後は処刑されていくのですが。。。ただ,国民議会の主流派であるブルジョア階層は,この逃亡を誘拐とすることにして,フランスを立憲君主制にしようとします。一方,ロベスピエールらはあくまでもルイ16世に処罰をあたえ,いっそのこと共和制へとたくらみますが,主流派はジャコバン・クラブを脱退しフイヤン派を結成し,ロベスピエールらを孤立させます。こういう流れだったんですね・・・
ミラボー亡き後,王室に気をつかうものもなく,とうとうルイ16世はパリを脱出します。この巻にいたって,ルイ16世の人となりについて詳しく語られていきます。結局は,世間知らずの人のいい王様だったのかな。。。議会の開設を認めた結果,自分を追いつめていってしまうわけです。さて,ルイ16世のパリ脱出計画は,もともとマリー・アントワネットに思いを寄せていたスウェーデン貴族のファルセンの計画のもと実施されますが,その計画の杜撰さにルイ16世もあきれてしまい,途中でファルセンを追い出してしまいます。しか
いわずとしれたサン=テグジュペリの伝記小説と、彼の有名な大人のための童話です。まず、佐藤賢一さんの「最終飛行」から。佐藤さんの小説や新書は何冊か読んでいますが、どれも無茶苦茶面白い。本書で個人的に面白かったのが、当時のフランスの勢力分布。1940年5月、ナチスにフランスは蹂躙され、北は占領、南はヴィシー傀儡政府、イギリスに逃げたドゥ=ゴールによる自由フランスに分かれた。ここまでは良く知られていますが、なんと、まだあった。フランス植民地だった北アフリカにフ