植村直己物語を観た。凄い撮影だ。若い時には、ただの雪上撮影に見えたが、背景の景色と、西田敏行の憔悴ぶりで、そんじょそこらそこらのロケ地でないことが分かる。文字通り、画(え)が全てを語る。大作からテレビドラマまでこなす名匠佐藤純彌監督さすがだ。本物のシロクマがテントを襲うシーンはどう撮影したのか。植村は劇中何度も"君は人の金を自分の道楽に使っている"と言われる。一般人からの募金さえも当時は、非難の的になったらしい。しかし、今世間を見渡すと、クラウドファンディング一体いくつあるのだろうか?内容は違え