亡国のイージスを観た。まだ、海外作品に本格的進出前のアクション俳優真田広之による、自衛隊反乱モノだが、今日(こんにち)の目で見ると何ヶ所かは笑ってしまう。特撮もCGも当時はココが限界か。コロナ禍より前、ウクライナ戦争も無い2005年のいわゆる『平和ボケしたダメな日本』は、現在の、火種火柱だらけの世界情勢と比べると、さすがに隔世の感がある。"中井貴一の革命"より"頭のいかれた大沢たかお"の方が自衛隊の船を占拠するのはリアリティがある。いくら実艦を借りれたとはいえ、クライマックスがマストの昇り降りで