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地元の図書館で借りてきた佐藤正午「鳩の撃退法」(小学館)を読み始めた。………と、スマホに向かって文字を打ち始めてえっ❗ってひっかかった。小学館の[かん]って「館」じゃなくて「舘」だったか?私は小学生の頃から小学館の本や雑誌を読んできているが、ずっと当たり前のように「小学館」だと思ってきているが。(笑)(恥)「館」でいいよな?まさか「舘」じゃないだろう?気になり迷い出すとさっぱりわからなくなる……(不安マックス❗)情けないことに[私は国語の教師であり小説
ご覧いただき、ありがとうございますコノミと申します。シニアの仲間入りを果たしましたが、好奇心の赴くまま、いろんなことにトライしていきます。お付き合いいただけると嬉しいですいいね!やフォローをしてくださると調子に乗ってがんばります。お喋り好きなので、コメントも大歓迎。どうぞよろしくお願いします『熟柿』佐藤正午氏の『熟柿』を読みました。熟柿[佐藤正午]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}《Amazonの概要》取り返しのつかないあの
この前、あるテレビのワイドショーで[結婚したらロスになる30代女優]の、多くの人に聞いたアンケート結果を発表していた。第1位は長澤まさみ。第2位は吉岡里帆。第3位は有村架純。………がベストスリーだそうだ。(なるほど)綾瀬はるかは40歳なので入っていない。う~ん、私はやっぱり吉岡里帆かな?(なんかいい‼️(笑)彼女が若き日、滋賀県大津市のあのあの大津プリンスホテルでバイトをしていた………ことを知ってから猛烈に親近感を抱いている)ちなみに浜田省吾
【概要】激しい雨の降る夜、眠る夫を乗せた車で老婆を撥ねたかおりは轢き逃げの罪に問われ、服役中に息子・拓を出産する。出所後息子に会いたいがあまり園児連れ去り事件を起こした彼女は、息子との接見を禁じられ、追われるように西へ西へと各地を流れてゆく。自らの罪を隠して生きる彼女にやがて、過去にまつわるある秘密が明かされる。《「熟柿」佐藤正午著角川書店Webページより一部抜粋》【雑感】主人公・市木かおりの人生は、とことん悪い方へ悪い方へと展開していってしまう。人生運の悪い女性のやるせない話。
佐藤正午の「月の満ち欠け」(岩波書店)という小説を地元の図書館から借りてきて、今、読んでいて、もうあと100ページ弱で読み終えてしまう。面白い‼️圧倒的に面白い。ダブル村上と宮本輝の長編小説を読んでいる時と同じくらいに私は佐藤正午の小説にもう完全に魅せられている。2年ほど前になるか、佐藤正午のエッセイ集をやはり地元の図書館で借りてきて読んでへぇー、面白いじゃないかって、村上龍と同じ佐世保生まれの佐藤正午というこの小説家はものすごく素敵じゃないかって、
第157回の直木賞を受賞した作品です。2019年には、文庫化されるにあたって、「岩波文庫的」という、岩波文庫そっくりのパロディー装丁で売れ出されました。名作ぞろいの「岩波文庫」に、自作も入りたいという著者の希望だそう…。●あらすじ小山内堅(おさない・つよし)は青森県八戸市に生まれました。東京の私大に進学し、就職。30才を前に、同じ八戸出身で、私大でも同じサークルの2学年下の後輩、藤宮梢(ふじみや・こずえ)と結婚します。結婚後、娘を授かり、瑠璃(るり)と命名します。瑠璃が小学校二年
我が家の温室?のシクラメンとかすみ草。かすみ草は、初めてだけど、ピンクがとても可愛い月の満ち欠け「いけない」のあまりの怖さに、気分を変えようと、少し読み始めたこの本。以前、映画は、WOWOWで観ていて、あまりピンとはこなかった?前回も書きましたが、何となく都合よく作りすぎてる?みたいな、感じがあって。映画では、初代瑠璃の?有村架純さんの綺麗さ、可愛さ、が目立ちすぎて、その有村架純さんが恋をする、大学生の三角君が、何となく地味で、あまりにも幼ない感じで(私見😛
熟柿(角川書店単行本)Amazon(アマゾン)月の満ち欠けAmazon(アマゾン)冬に子供が生まれるAmazon(アマゾン)書籍考、もしかしてめっちゃ久しぶりかも。あっ、ネタバレあるんで、これから読む人とか、人から内容きくの嫌いな人はスルーしてね。図書館で『熟柿』って本を借りました。佐藤正午さん、『月の満ち欠け』がめっちゃ心に響いて、『冬に子供が生まれる』とかも面白かった。伏線回収が丁寧でわだかまりを残さない読後感、読みながらひっかかる部
[ジャンプ]佐藤正午さんの小説です。タイトルの感じとは少しイメージが違っていて、失踪自分の意志で姿を消してしまう。それがテーマの小説でした。少し前に、[熟柿]という佐藤さんの最新?の小説を読んで、とても良かったので、図書館にある佐藤さんの小説を結構読みました。その中で、[ジャンプ]は私の心に一番残りそうな小説です。昨日の夜に読み終えたので、ベッドに入ってからいろいろと思いました。まだ半年の付き合いだったガールフレンドがコンビニにリンゴを買いに行くと言
森栄莞爾と十二人の父を知らない子供たち逸木裕紀伊國屋書店サイトよりカリスマ経営者として多くの人に愛されていた森栄莞爾。だが彼は、精子提供で105人もの子供を作っていた。そのリストが出回ったことで、自分が莞爾の子供だと知った健太は、他のきょうだいたちと出会い、ある提案を受ける。「莞爾を父だと認める声明を出してほしい。全会一致の場合、1000万円を支払う」育ててくれた人と、遺伝子が繋がっている人。あなたは、どちらを《父親》と呼びますか?本書は105人もの精子提供を行なった森栄莞爾
熟柿を「じゅくし」と読むことを初めて知った…。本の栞紐は鮮やかなオレンジ色でした。こんなところにもタイトルの柿を思わせる世界観づくりがあるんだな。私はぶよぶよになるまで熟した柿は好きじゃないけれど、確かに美味しいっていうし、それと同じように、腐る一歩手前になるまでも待ちつづけていれば、いつか機が熟した時に長年の願いがかなうかもしれない。そんな祈りが底に流れている作品でした。主婦のかおりは、ひき逃げ事故を起こして服役した過去があって、刑務所で産んだ息子は取り上げられ、出所後には離婚されてし
今夜は東京會舘で谷崎潤一郎賞、中央公論文芸賞の贈呈式に参列しました。選考委員代表の川上弘美先生、村山由佳先生の選評が、ご自身の作家としての姿勢を交えながらも、受賞者への敬意に溢れ、胸が打たれました。私には、遠い夢ですが、書くことに真摯であり続けたいとあらためて思った贈呈式でした。
『熟柿』佐藤正午(角川書店)発売日2025/3/27ISBN978-4-04-114659-0読了2025/10/17★どんな人におすすめしたいか?小説が好きなすべての人へ読書で心を動かされる体験をしたい人へ----------------------------------------------------------------------------------------よかった!おもしろかった!!!(あらすじ)激しい雨の降る夜、眠る夫を乗せた車で
佐藤正午さんの『熟柿』を読みました。佐藤正午さんと言えば『永遠の1/2』。時任三郎さん主演で映画にもなりましたね。当時自分も友だちから「昨日PARCOの前で他の女の子とデートしてたよね」とか「電車の中で読んでた本はな~に?」とかいや、自分じゃないけど、と不思議な間違え方をされていました。事件に巻き込まれることはなかったけど。さて、本作品の主人公は、轢き逃げ事件を起こしてしまった警官の妻。その罪に苛まれ、離婚され、17年間転々とした生活をすることになる。そして初めて
熟柿(角川書店単行本)Amazon(アマゾン)ここ数年、好きな作家さん。図書館で借りて読んで、やっぱり繰り返し読みたくて、何冊か購入していました。今回は、最初から書店で購入。何かの書評を見たのかなー、新聞広告だったかなー?気になっていて、佐藤正午さんだし、きっと何回も読みたくなるような気がして、さっと購入。もう一冊読みたいのがあったけど、そちらは図書館で借りてから、欲しかったら買おうって思って、保留。結果、図書館で借りたけど、少し読んでもういいかなってなっ
書名:鳩の撃退法著者:佐藤正午刊行:2014/11小学館読了:2025/10/3佐藤正午。以前から名前は知っていたし、直木賞を受賞している売れっ子作家であることも、ミステリー系の作品をかいていることも知っていたのでいつか読みたいとは思っていたものの、何となく縁がないまま読まずにいた。そういう作家って結構いる。例えば、吉本ばななとか、川上弘美とか、北方謙三とか。食わず嫌いというほど嫌ってるわけでもないのに、何故か本屋でも図書館でも手に取って家に持ち帰ってページを開いてみるに至らない。人生
[熟柿]読了。ひとつの過ちで、その後の人生が狂ってしまった主人公のかおり。服役中に出産した息子に会えないまま何年もの月日が流れる。仕事を求めて西へ西へと流れてゆく…。関わる人の裏切りや温情がリアルに描かれ、かおりの心情が苦しく切ない。救いはかおりの強さ。息子との再会でこの先の未来に希望が持てる結末がいい。熟柿の意味に唸らされる、読んでよかったと思える作品だった。何といっても装丁が素敵。シンプルでとても好みだなぁ~。
今日は仕事ですDEAN&DELUCA☆クランベリーパウンドケーキ🫐午後は読書📖珍しくしっかり読んでしまいました📚ふるさと納税返礼品が届きましたランチチケット🍽️楽しみです😺コレ美味しい🍷✨
曇、23度、81%「熟柿」はよく熟れた柿のこと。そしてもう一つ「機が熟すのを待つ」という意味を持った言葉です。16年という歳月を待った先にやっと明るいものが見え始めた女性の話です。運転中、人を轢き殺してしまった主人公は服役中に出産します。出所後離婚、子供とは会えない状況になります。仕事を変え住む場所も転々と流れて行きます。子供に会おうとする度にパトカーを呼ばれる始末。この女性にもどかしさ、もっとしっかりしなさいと苛立ちまで感じながら読み進めます。16年後、自分の意思もはっきりし始
熟柿(角川書店単行本)Amazon(アマゾン)<基本情報>タイトル:熟柿著者:佐藤正午出版社:KADOKAWA発売日:2025/3/27文庫本:368ページ<あらすじ・内容>取り返しのつかないあの夜の過ちが、あったはずの平凡な人生を奪い去った。第20回中央公論文芸賞受賞本の雑誌が選ぶ2025年度上半期ベスト101位激しい雨の降る夜、眠る夫を乗せた車で老婆を撥ねたかおりは轢き逃げの罪に問われ、服役中に息子・拓を出産する
先日ニュースでルイヴィトンが出資するファンドが福岡県大川市の関家具を買収するとかえええ私の家の家具は90%、同じ地方の応援の気持ちで関家具で購入したものです。ということは私の家の家具はルイヴィトン製ってこと??(↑絶対違う)それにしてもこんな地方にまで目をつけるなんて本当にグローバリズムなんだな・・・*****従兄弟から冷凍の牛タンが送られてきました。自分で買うことはありませんが食べないことはない牛タン。美味しかった
いつまでも暑い暑い2025年ですが一応秋ということで読書の秋本屋さんに行ったら40年来ファンの佐藤正午の本を見つけました熟柿(じゅくし)母は「じゅくしかき」と呼んでいたな。父が熟柿を好きで普通の柿をわざと放っておいてドロドロになったのをスプーンで食べていました。もといこれ、誰にでも起こりそうな事故からどんどん転落していく人の話です。普通なら凡庸になってしまうストリーも佐藤正午のプロ中のプロといった手にかかるとここまで引き込ま
佐藤正午さんの[熟柿]を読みました。図書館で予約して結構待って、やっと読めました。私には初めての作家の方です。この本を読んで、佐藤正午さんの他の作品も読みたくなったので、借りようと思っています。[熟柿]とは熟した柿という意味ともうひとつ意味があって、[熟した柿の実が自然に落ちるのを待つように、気長に時機が来るのを待つこと]という語意もあるらしいです。※小説から引用しています。昔、母が熟してどろどろになりかけの柿を好んで食べていました。その柿の事を[ずくし]と
熟柿佐藤正午熟した柿の実が自然に落ちるのを待つように、気長に時機が来るのを待つこと。大雨の夜、葬儀帰り酔い潰れた夫を横に乗せ身重のかおりは、轢き逃げ事故を起こしたこれは夫婦の問題でもあるけど、運転していたかおりに罪を全部被せる夫一方的にかおりに離婚をせまる夫生まれてきた子には母親は、死んだことした夫私は憤りを爆発せながら、物語はひとりで生きていくかおりを追う両親や兄妹もないかおりはひとりになってしまったかおりの置かれた境遇に、次々起こる出来事に私は涙腺崩壊した「見て見
え?え!え〜!!!「本の雑誌・・上半期・・1位に」引き続いての中央公論文芸賞受賞?!昨夜、一旦読み終えた(はずの)新聞を片付けようとして、書評欄を再び広げ畳み直そうとした際、ふと下段の広告欄に目をやると、この広告が・・!8月26日に既に発表されてたようですが、ちっとも知りませんでした💦そうなんだぁ〜。これは本当に嬉しいですねぇ〜。ご本人のコメントとして・・。「『熟柿』は連載8年もの歳月をかけて仕上げた小説なので喜びもひとしおです。」とのこと。長年のファンを勝手に自認してる私とし
今年の自転車旅行に向けての下準備を続けている。ルートの設定、確認や組み替え、道中に立ち寄るスポットの選り抜き、宿泊施設の比較や選出、さらには天気の確認と、いざというときのために、全く違うエリアを第二候補として視野に入れておくこと……暑い時期に、ちゃりこが走ることで、彼女の体調への不安や、はたして気分よく走らせることができるだろうか、終わってから達成感やよろこびを味あわせることができるだろうか……17回も父娘で自転車旅行を続けてきて、毎年毎年、準備期間がいちばん不安だった。怖いくらいだった
運転中の不注意で人を死なせてしまったら、いつまでどんな償いが必要でしょう。この小説の主人公「わたし」田中かおりは、親族の葬儀の帰路、酔いつぶれた警官の夫を助手席に乗せて身重で雨の夜道を運転中、老女を撥ねて死なせてしまいます。母親が犯罪者の子供と、母親に死なれた子供と、どっちがより不幸か、考えてみろ。悪質な事故として二年半服役した間に出産、出所後に夫からこんな言葉で離婚を求められ、了承します。刑期を終え、旧姓市木にもどし、前歴を隠して社会復帰した実母は、わが子田中拓から見れば存在してい
■「永遠の1/2」50代男性へのおすすめ度★★☆☆☆←20代後半のせわしなくしていた頃の自分を思い出すかも■あらすじ内容紹介(「BOOK」データベースより)失業したとたんにツキがまわってきた。婚約相手との関係を年末のたった二時間で清算できたし、趣味の競輪は負け知らずで懐の心配もない。おまけに、色白で脚の長い女をモノにしたのだから、ついてるとしか言いようがない。二十七歳の年が明け、田村宏の生活はツキを頼りに何もかもうまくいくかに思われた。ところがその頃から街でたびたび人
ネトフリ鑑賞記録↓2022年の映画です映画『月の満ち欠け』公式サイト|大ヒット上映中第157回直木賞受賞、佐藤正午の描く感涙のベストセラー小説が廣木隆一監督により待望の実写映画化!出演:大泉洋有村架純目黒蓮(SnowMan)柴咲コウmovies.shochiku.co.jpはいまた有村架純ちゃんが可哀想なやつでしたこの映画まったく知らなかった(2022年、わたし何してた??)佐藤正午さんの小説は「永遠の1/2」ですごいハマって。今となってはどんな話だったか
昨年の『カフネ(阿部暁子)』に相当する本を見つけました。おそらく2025年のトップスリーに入るのではないかと思われます。佐藤正午さんの『熟柿(じゅくし)』熟柿とは、熟した柿の実が自然に落ちるのを待つように、気長に時機が来るのを待つことを意味します。◆あらすじ◆激しい雨が降る夜、泥酔して眠りこけた夫を助手席に乗せ、片手に携帯電話を持ちながら運転していたかおりは、突然現れた老婆を撥ねてしまう。パニックになった彼女は、そのまま逃走してしまい、その後あっけなくひき逃げ犯として逮捕