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興福寺の北円堂の国宝無着世親像が東博で公開されて話題になった以前は運慶作の名作を楽しむことだけが目的だっただろうがアビダルマの勉強を始めてからは少し世親に対する思いが変わった世親は漢語にした名前本当はインドの方でバスバンドゥーという名前のお坊さんだこの方がお釈迦さまのおおもとの教え(阿含ニカーヤなど)を体系化してアビダルマコーシャを説いたこれが日本で言う倶舎論である世親は倶舎論をまとめることに尽力しながら新たな思考を深めていてそれが今私が名前だけ知っている唯識論として発展したの
うう、、、、なんでこんな間際のおしらせ?NHK文化センターから佐々木閑先生の東京での特別講座のお知らせがきた日付を見れば10月25日明日じゃん、、、、、講座のあとに本のサイン会があると言う行きたい!けど行けない!こんな内容のメール↓もとより紙の本を買ったのではなくkindleで買っているのでサインはしていただけない講義の内容はおそらくこの本の内容なのだと思うけれどだからこそ読書投了したところだからうかがいたかったなあ!『仏教はいかにして多様化したか』久しぶりにこのテーマ
久しぶりにこのテーマを更新振り返ってみたら1月にアップしてから一度も上げていなかったオランダへの往復の飛行機の中で読みかけの本を完読した佐々木閑先著「仏教はいかにして多様化したか」相変わらずとてもわかりやすく仏教の歴史が書かれていた先生がよく言われる「お釈迦さまの仏教」つまり「お釈迦様の口から語られた教え」が時間をかけて様々な解釈がなされてインド中国日本と伝わっていく過程がわかる本である後半で書かれている明治以降の日本での仏教の在り方が興味深かった思うにちょっとよく考えると明
『図解般若心経』(宮坂宥洪/監修)と『NHK100分de名著books般若心経』(佐々木閑/著)を読了。般若心経を理解しようとしても遠く及ばない。書かれていることを文字通り解釈しても、それは理解の一段階にすぎず、大切なことは書かれていない行間に込められているから。なので、その効力を得たいなら、信じて、唱えるしかない。ということだけはわかった。般若心経にどれだけのパワーがあるのかはわからないが、読経しているとちょっと気持ちよくなる。ぎゃーてーぎゃーてーとか特に気
朝食餡マーガリンホットサンド昼食はま寿司白みる貝(税込176円)九州産あじのたたき大葉つつみ税込110円)ゆっくり食べながら聴く.MP3は佐々木閑仏教講義11「唯識その1」(「仏教哲学の世界観」第14シリーズ)www.youtube.com佐々木閑仏教講義11「唯識その4」(「仏教哲学の世界観」第14シリーズ)www.youtube.comおれは中観とか唯識とか、けっこう好きで、聞いてるとよくわからないくせに引き込まれる。「今ここ
8時頃起床。4日前に突然始まった咳鼻水がなかなか治まらない。ティッシュ箱がすぐ空になる。とはいえ体調は薄紙をはぐスローペースで癒えつつある。もう熱もないし頭も痛くないし寒気もしない。雨は今朝も降ってたが9時前に一旦ほとんど止み空も明るくなってきた。普段なら今日(水曜)自主ウォーキング会に出かけてるが、回復未だしの身体では用心して欠席したほうが無難だ。時おり雨粒が落ちる程度で天気が持つようなので、運動兼ねてチャリで11時開店の近所のはま寿司(昨日から「みなみまぐろ大とろとデカねた祭り」
正直、難しすぎて、でも心に何かが刺さり、短時間でパパっと受け止めて考えをまとめることのできないこと。佐々木閑先生のコラムとかYouTubeは、そんな感じでドキッとさせられます。25日の日本経済新聞の文化欄に掲載された「AIが映し出す人の心」もそうでした。仏教の開祖お釈迦さまの教えと、AIの存在を解説しつつ、私たち人間の生き方、あり方に問題を投げかけられています。日々、なるべくシンプルに、なるべくこだわらず、ふわふわと軽やかに生きていきたい、という思いと、心に重
『仏教は宇宙をどう見たか』佐々木閑・著私たちは常識的なとらえ方として、たとえば「石を見る」場合なら、まず石という一個の物体が存在し、その石を眼で見れば「石のいろやかたち」が認識できるし、その石に触れば「石の肌触り」が認識できると考える。つまり「いろ」とか「かたち」とか「肌触り」はすべて、石という一個の独立した物体が持つ属性にすぎないのであって、実在要素ではないと考えるのである。しかし『倶舎論』の物質観はその逆である。実在するのはその「いろ」や「かたち」や「音」の方であって、
すご縁があって浅草寺主催の仏教文化講座を受講してきました前半の先生は福田安典先生平賀源内研究や第一人者でらっしゃいました「べらぼう」にも登場するのでタイムリーな話題でした驚いたのは平賀源内はけっこう内気な人だったらしいということ!内気というより四国の田舎から出てきて江戸弁の威勢の良さに気後れしていたというのが実情だと話されていました実際には成人してから江戸に出てきたのでおそらく江戸弁はしゃべっていなかっただろうと考察されていましたただ文章になると歯切れの良い言葉で書かれているの
福井県にある真宗高田派の古刹寺院ご出身で、現在は仏教学者オンリーの立場からひろくご教授くださっている佐々木閑先生のお話が個人的に大好きなのです。youtubeチャンネルも「ごきげんよう」「よろしゅうございますか」のお人柄に惹かれてしまいます涅槃経で語られるブッダの遺言のひとつといえる組織論・・・ご興味ありましたら是非ご視聴ください仏教である以上、浄土真宗と無関係のお話ではありません。我が本願寺派は、ここ十年以上をさかのぼってきわめて不健全な組織であったように思う。権威主義で上意下達、そ
お釈迦さまの教えと私たちの生活──釈迦仏教と科学的思考──お話花園大学教授・宗教学者佐々木閑聞き手まさとみ☆ようこ宗教離れが進んでいるといわれている現代日本。その中で今、注目されているのが釈迦の仏教である。そこで今回は、花園大学教授・佐々木閑先生に、釈尊の解かれた仏教について分かりやすくお話頂いた。瞑想について、集中について、お釈迦さまの教えを科学的に捉えた思考について。また、佐々木先生が朝日新聞で連載中の『日々是修行』について、現代の教育についてなど、仏教をキーワードに多岐に
佐々木閑先生の本を読んだり動画を見たり講座を受けたりして私にも言葉にできることをつまり私なりに理解したことを書き記しています《覚書7》悲心悲心とは他人の苦しみを自分の苦しみのように受け止められる心持ちのことお釈迦さまの教えを1番近い形で言葉にした阿含経や婆沙論や倶舎論に表されている「悟りの境地(つまり涅槃)」に至った人の呼び名を3種類挙げてみる1.阿羅漢お釈迦さまの教えにのっとりサンガ(修行者の集団)に入って仏道修行し悟りを開いた人2.独覚サンガに頼らず誰にも告げずに自分
今回の京都の旅では素敵な出会いをいただきました私が今興味を持っている仏教哲学アビダルマのYouTubeを配信なさっている佐々木閑先生にお会いすることができたのです連続講話のYouTubeの中で時折先生が京都のお店を紹介なさるのですが今回思い切ってそのうちの一つのお店に予約して行ってまいりましたまさかご本人には会えないだろうけどその空間を味わいたいと思っていたのですがなんとなんと!先生がいらっしゃったのです!!私は興奮のるつぼで挙動不審になり変なおばさんととして先生の目に止まってし
仏教は宇宙をどう見たかアビダルマ仏教の科学的世界観佐々木閑さん著前回の続きですちょっと長いですアビダルマとは、細かい断片であったシャカムニの教えを体系化し、一本化したいという思いから作られた、仏教書のジャンルのことです今から二千年前に作られ始め、その後五百年をかけて継続的に作られました本書はその中で、最も完成された一冊「倶舎論(ぐしゃろん)」を取り上げ、それに焦点を絞り、「現代科学に通じるようでいて、現代科学とは全く異なる概念で形成された」世界観を提示しておら
仏教は宇宙をどう見たかアビダルマ仏教の科学的世界観真理の探究仏教と宇宙物理学の対話著者は佐々木閑(しずか)先生京都大学工学部工業化学科京都大学文学部哲学科仏教学専攻をご卒業されており、現在は花園大学文学部国際禅学科教授の文学博士でいらっしゃいます工業化学科の次に哲学科仏教学を卒業されていますが真逆の分野学んでない?という疑問出ますよね中学時代から科学の道を猛進してきた佐々木先生は、大学に入った後、向いていないのではないかという思いが湧いてきましたなんとか
先日受講した仏教思想についての授業のレポートを作成するために、いろいろ調べていたら花園大学の佐々木閑先生のYouTubeにめぐり合いました。コロナ禍にYouTubeで大学の講義をされていて、その動画を広く一般公開のままにしてくださっているようでした。初めてのYouTubeに緊張されている様子が微笑ましく、しかし講義の内容は詳しく丁寧で分かりやすいです。私はブッダの仏教哲学にとても共感を持ち興味があるので、夢中で観てしまいます。素晴らしい講義を広く公開してくださった佐々木閑先生に
アビダルマに出会って一年近くになろうとするのにいまだに何もわからない独特な仏教用語が頭に入らないしそれらの持つ複雑な思想形態が皆目掴めないひたすら読んでひっくり返してみてまた読んで先生の講座を聞いてYouTubeを見て、、10回くらい同じ言葉に出会って次第に体の中に入ってくるのかなあ私はいつ「何か」をつかめるんだろう仏教は宇宙をどう見たかアビダルマ仏教の科学的世界観佐々木閑著この本が今の私の生きるための指南書かな内容は情緒的でなく論理的であるそれなのにあとが
というわけで、こんな本を読んでみました。佐々木閑/宮崎哲弥『ごまかさない仏教-仏・法・僧から問い直す』(新潮選書、2017.11)ごまかさない仏教―仏・法・僧から問い直す―(新潮選書)Amazon(アマゾン)基本原理から学び直せる「最強の仏教入門」登場!どのお経が「正典」なのか?「梵天勧請」はなぜ決定的瞬間なのか?釈迦が悟ったのは本当に「十二支縁起」なのか?「無我」と「輪廻」はなぜ両立するのか?日本仏教にはなぜ「サンガ」がないのか?日本の仏教理解における数々の盲点
昨日一昨日とリーダーシップキャラバンの話題を書いてましたね。昨日15時過ぎから4チームずつ3つのグループに分かれて各チームの発表があり、それぞれのグループから1チーム、合計3チームの代表チームが決まりました。それらのチームは8月30日に早稲田大学に集まり対面で発表会が行われるということになります。私もその3つのグループのうちひとつに参加して、4チームの発表を見ていたんですが、どのチームも限られた時間の中で真剣に考えていたと言うことが伝わってくる良いプレゼンテーションでした。私は審査員ではな
というわけで、こんな本を読んでみました。佐々木閑/宮崎哲弥『ごまかさない仏教-仏・法・僧から問い直す』(新潮選書、2017.11)ごまかさない仏教―仏・法・僧から問い直す―(新潮選書)Amazon(アマゾン)別のショップのリンクを追加・編集基本原理から学び直せる「最強の仏教入門」登場!どのお経が「正典」なのか?「梵天勧請」はなぜ決定的瞬間なのか?釈迦が悟ったのは本当に「十二支縁起」なのか?「無我」と「輪廻」はなぜ両立するのか?日本仏教にはなぜ「サンガ」がないの