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*11月16日エントリーの続きです。R大学文学部史学科のぜんざい教授と、教え子の院生・あんみつ君の歴史トーク、今回のテーマは寛文伊達騒動です。本日がシリーズ最終回、酒井邸事件のおはなし。あんみつ「先生、寛文九年（1669）二月、仙台藩内の涌谷22600石領主・伊達安芸宗重は、登米（とめ）12000石領主・伊達式部宗倫との領分境目を巡る訴訟を藩本庁に起こしました。領内お百姓同士の諍いが深刻だし、これを機として藩政を牛耳る伊達兵部宗勝への揺さ
*11月3日エントリーの続きです。R大学文学部史学科のぜんざい教授と教え子の院生・あんみつ君の歴史トーク、今回のテーマは寛文伊達騒動です。本日は、置毒一件存疑のおはなし。あんみつ「先生、寛文五年（1665）十二月、元小姓頭の里見十左衛門は、仙台藩後見役・伊達兵部宗勝に対し、藩政について痛烈に批判する意見書を提出しました。兵部が任じた渡辺金兵衛・今村善太夫・横山弥次右衛門の目付役3人が、兵部の意を汲んでスパイ政治を敷き、藩士がすっかり委縮し
イレギュラー作品なんだけど、先月出ていたみたいだからなんとなく上げておきます。まあ「伽羅先代萩」と「鞘当」をくっつけただけだけどね!!・仲の悪いお侍がいる。・遊郭に行く途中でお互いの刀がぶつかって喧嘩になる。・ひとりは悪いやつ。とある大名家の乗っ取りに加担している。・仲間と一緒にお殿さまを襲ったりするけど、強い相撲取りがお殿さまを助ける。・お殿さまは陰謀で隠居させられる。・新しい殿様はまだ子供だけど、この子も狙われている。・乳母ががんばって守る。・乳母の子供が死ぬ。乳母が平気
見る前に3分で読む用のあらすじです。読み終わったら幕があがる前にスマホの電源を切ってね。約束だぞ!!通し上演するとき用のざっくりしたやつです。・悪い家臣の家来がお殿さまを襲うけど、強い相撲取りがお殿さまを助ける。・お殿さまは陰謀で隠居させられる。・新しい殿様はまだ子供だけど、この子も狙われている。・乳母ががんばって守る。・乳母の子供が死ぬ。乳母が平気そうなので悪者が謎の誤解をして、乳母も仲間だと思う。・悪巧みの密書をくれる。・やった!!と思ったけど謎のネズミに密書を奪
*10月19日エントリーの続きです。R大学文学部史学科のぜんざい教授と教え子の院生・あんみつ君の歴史トーク、今回のテーマは寛文伊達騒動です。本日は、仙台奉行・奥山大学の苦悩のおはなし。あんみつ「先生、万治三年（1660）七月に伊達綱宗が21歳で蟄居を命じられると、仙台藩にはひとまず平穏が戻りました。翌年三月には小石川の手伝い普請も竣工。将軍・徳川家綱自ら検分し、江城に家臣団や施工業者が招かれ賞賜されています」ぜんざい「総費用は約
南座での市川團十郎の「三升先代萩」の続きは、御殿の場です。お馴染みの出と違って、沖の井の廣松と松島の玉朗の思案事から。御膳を持って、奥に向かう二人。その奥には、乳人政岡が若君と一子千松を慰めている。政岡の肚を見せる、襖が開いての出はなし。子役二人が懸命。團十郎は、政岡の芯の強さを控えめにして、裏声もやや弱め。これも余裕か。役目を果たして死んだ千松を、慈しむ場面。感情を爆発させるより、こんな役ですよと観客に示しているよう。栄御前の市蔵は、陰の悪役を風格を保ってて
南座の團十郎特別公演に行ってきました。「特別」と言うと、貴重な公演か、驚く趣向かのどちらか。今回は、成田屋ゆかりの通し狂言に、映画を意識した演目、観客への舞台裏披露などがありました。昼の部は、五世・團十郎の作を基にした通し狂言、「三升先代萩」です。「伽羅先代萩」と「不破名古屋」をない交ぜにして、團十郎が七役を早替りで勤めます。幕が開くと、中央に團十郎。人物相関図のパネルを横に、大筋を解説。これがいつも以上に、砕けた口調。序幕は、大磯の廓、三浦屋の見世先。花道から
*10月11日エントリーの続きです。R大学文学部史学科のぜんざい教授と教え子の院生・あんみつ君の歴史トーク、今回のテーマは寛文伊達騒動です。本日は、伊達綱宗退隠のおはなし。🍟あんみつ「先生、万治三年（1660）七月、幕府に手伝い普請を命じられた小石川浚渫工事の最中、仙台62万石藩主・伊達綱宗は吉原通いや市中での乱行狼藉を問われ、家臣によって退隠が決められました。まだ21歳。合議したのは後見人の伊達兵部宗勝、立花忠茂、奉行（家老）の茂庭周防
*10月5日エントリーの続きです。R大学文学部史学科のぜんざい教授と、教え子の院生・あんみつ君の歴史トーク、今回のテーマは寛文伊達騒動です。本日は、伊達綱宗襲封のおはなし。あんみつ「先生、明暦四年（1658，万治元年）七月、二代仙台藩主・伊達忠宗は60歳で重態となります。後継者は六男の綱宗。しかしなぜか忠宗はいまわの際まで遺言しませんでした。史料がないので不明ながら、19歳になっていた綱宗の人物に不安を持っていたのではないかと推測されてい
R大学文学部史学科の院生・あんみつ君は、後期講義に入ってからは12月下旬の卒論提出期限に向けて、学部生の相談を受けることが多くなってきました。今日も論文テーマのフィードバックを終え、ぜんざい教授と学食でおやつタイムです......🍨あんみつ「いや～～～、10月だというのに、朝夕はともかく、まだまだ日中は暑いですねぇ。まさかまだアイスが手放させないとは思いませんでした。今年ほど気候変動を実感した夏はないですよぉ。もう来年がコワい。。。」ぜんざい「
ぽんたくんが逝って8日経ちました。悲しみは、薄まるどころか日ごとに深く。泣く回数こそ減ったけど、それは瞬間風速が減ったに過ぎず、哀惜と悔恨は鈍痛のように深くじわじわ心に食い込んできます。ぜんぜん違うがこんな経験は、鴈治郎（のちの坂田藤十郎＝扇千景の御主人）の『伽羅先代萩』を大阪・松竹座で観て以来。25年ほど前ですが、あのときも「ガーン！」とくるより日を追うごとに、感動が深まっていきました。俺は驚きました。こんな作品あるのかと。アングラに宝塚、そして劇団四季。観劇経験、枚
歌舞伎演目に因んだ染帯「仁木弾正」伽羅先代萩の仁木弾正の裃柄からとりました。地色は衣装よりも赤みのあるグレー、胡粉は真っ白ではなく少し乳白色、銀は焼けない様に純銀ではなく艶消しのアルミ箔にしました(画像だと少し青く見えてしまいます)腹は仁木弾正が煙とともに連判の巻物をくわえて登場する花道のイメージ(関東手)関西手は太鼓と同じ花菱胡粉の色味、左側のやや乳白色を使って地色とのコントラストを抑えています日本橋髙島屋8階催会場「東西名匠老舗の会」令和7年2月19日(水)〜24日(月)10
おはようございますいつもお読みくださりありがとうございます刀剣乱舞大本丸博in幕張メッセ刀剣乱舞ONLINE十周年カウントダウン昨日は乱藤四郎でした🌸⚠今回このブログは修行帰還・手紙ネタバレありとなってます⚠公式サイト紹介ページhttps://www.toukenranbu.jp/character/045/乱藤四郎|刀剣男士|「刀剣乱舞ONLINE(とうらぶ)」公式サイトゲーム「刀剣乱舞ONLINE」を中心とした刀剣乱舞公式サイトです。ミュージカル、舞台、
2024年9月24日(火)千代田区紀尾井町・紀尾井ホールで開催された「和生・勘十郎・玉男三人会」第三回に行ってきました。私は昨年５月に開催された第二回に続き、二回目の鑑賞になります。ロビーには「邦楽明日への扉第６回鶴澤寛太郎(義太夫節)」のポスターが！紀尾井だより最新号vol.1672024年9/10月には清元節浄瑠璃方清元一太夫さんと寛太郎さんの対談が掲載されています。18時30分ごろ開演『一谷嫩軍記』熊谷陣屋の段休憩『伽羅先代萩』
おはようございますいつもお読みくださりありがとうございます連日暑いですねさて保先生の講座で豊竹山城少掾の伽羅先代萩を部分聴かせてもらっているのですが気持ちよくて鮮やかでどうしてこんなに泣かされてしまうのだろうという感じです映像は六代目歌右衛門さんの政岡千松は今の彦三郎さん（可愛い）子ども（子役）との接し方今の芝翫さんとも似てるなって思うところあって胸がつんとなったご飯用意するところはやっぱり魅力的で普段からお料理するのかなあと観てました聴いたり見たりもっ
歌舞伎観劇、今回は歌舞伎座へ。今日は千穐楽とあって大勢のお客様でした。今回の私のお目当ては伽羅先代萩。お家騒動「伊達騒動」を題材とした演目。忠義のために自分の子を犠牲にする話、歌舞伎ではけっこうあって、戦後間もない頃には戦争で子供を亡くした人たちが自分たちと重ねて涙した、というのですが、現代ではなかなか理解されにくくなっているのではないでしょうか。先代萩はまだ理解しやすい、と感じるのは乳人政岡が目の前で子供を殺されても動じない勤め人としての顔と
床山の新さん…いつも有り難う…😊😊😊「狂ってない？」は業界用語で…頭の形のこと…あたま合わせがあったので…人間の頭の形は変わります…かつら屋さん、床山さん、お弟子さん、衣裳さん、付人さんオールスタッフの💪で…舞台に送り出して頂いております…😌😌😌さあ…當月最後の舞台へ向かいます…‼️
紫先代萩（ムラサキセンダイハギ）ー都立水元公園グリンプラザタナゴ釣の帰りに撮りました！原産地：北アメリカ科／属：マメ科/ムラサキセンダイハギ属開花期：５月〜６月初夏に花穂を伸ばしマメ科特有の形の紫色の花を咲かせます。名の由来は黄色い花の咲くセンダイハギに似ていて、紫の花が咲くこと。センダイハギは伊達騒動を題材にした歌舞伎の有名な演目の「伽羅先代萩」（めいぼくせんだいはぎ）からこの名前がついたようです。byGoogle
爽やかないいお天気…☀️☀️☀️歌舞伎座團菊祭五月大歌舞伎もあと一日…‼️當月出演の昼の部…極付『幡随長兵衛』…そして夜の部出演の『伽羅先代萩』床下の…絵看板でぇ〜す…😃😃😃😃😃
5月23日(木)、歌舞伎座の五月團菊祭の夜の部。歌舞伎座に入って、中村歌六が体調不良で休演ということを、はじめて知りました。『歌舞伎美人』などをチェックしていれば、事前にわかったことなのですが。20日からの休演とのことで。で、最初の演目は、『伽羅先代萩』。その『御殿』、『床下』。で、歌六は、八汐を演じることになっていましたが、それを中村志のぶ。志のぶは、もともと、松島を演じていたのですが、演出として、松島の役を消して。歌六という役者、好きな役者なので、残念ではありましたが、代演が
『伽羅先代萩』床下のセリの乗り込み…‼️めちゃくちゃ興奮する瞬間…😃😃😃😃😃
加齢なる一族、團菊祭五月大歌舞伎夜の部を観に行きました。5月は、忙しくて、取ったチケットを手放したのですが、予定がなくなり、当日取ったチケットで観ることが出来ました。夜の部の演目が大好きな「伽羅先代萩」なんですもの！一、伽羅先代萩乳人の政岡（尾上菊之助）は、御家横領を企む執権の仁木弾正の一味から幼い鶴千代（中村種太郎）を守るため、御殿の奥で若君のための食事を用意しています。そこへ見舞いと称してやって来た栄御前(中村雀右衛門）が、持参した菓子を鶴千代に勧めるので、
叔母への絵葉書は、團菊祭五月大歌舞伎の演目、伽羅先代萩。とても良かったです♪吹く風に、初夏を感じます。お元気ですか。先日、宮崎の日向夏をいただきました。爽やかで、フレッシュで、とても美味しかったです。気持ち良い季節も、梅雨に向かっています。しばらく、うっとうしい日々になりますね。お身体お大切に。
昨日は歌舞伎座で夜の部を楽しんできました。今回のブログはその感想を。『團菊祭五月大歌舞伎』夜の部毎年5月に行われる團菊祭は、九世市川團十郎、五世尾上菊五郎の功績を顕彰する公演で、ゆかりの演目がゆかりの俳優たち中心の配役で上演されます。今年の團菊祭夜の部は、まず大人気の時代物『伽羅先代萩』より「御殿」「床下」、続いて河竹黙阿弥の異色の生世話物『四千両小判梅葉』の二幕。一幕目が上演時間1時間36分、二幕目は1時間4
夜の部伽羅先代萩八汐役に急遽代役に抜擢された中村志のぶさんとても素晴らしかった八汐はお家乗っ取りを企む執権の妹で幼君を毒入り菓子で暗殺しようとしますそれを身をもって挺した乳母の息子を母親の前でなぶり殺しにするとうなんとも冷酷非道、邪悪、妖気が台詞だけでなく立ち姿からも漂う演技は菊之助さん、雀右衛門さんも食ってしまうほどで鳥肌がたちました志のぶさんは歌舞伎座昨年12月公演マハーバーラタ戦記で鶴妖朶王女(づるようだおうじょ)に大抜擢され大絶賛された実力者です
近くのマンションの庭エゴノキの花が咲いています(*^_^*)今年は花数が多い！エゴノキ-Wikipediaja.wikipedia.orgエゴノキ（えごの木）とはエゴノキ科エゴノキ属の落葉小高木である。和名「エゴノキ」は、果実を口に入れると喉や舌を刺激してえぐい（えごい）ことに由来する[10][11]。別名チシャノキ[12][10]、ロクロギ[10]、チサノキなどとも呼ばれ[13]、歌舞伎の演題『伽羅先代萩』に登場するちさの木（萵苣の木）はこれで
こんばんはいつもお読みくださりありがとうございます團菊祭五月大歌舞伎夜の部伽羅先代萩感想です雀右衛門さんの栄御前はどうしても彼自身が抑えようとしても優しさが溢れてを感じて何か不思議でした。雀右衛門さんがつとめるなら政岡役側の人？なのではないかと思いました。ヒールじゃない気がするベビーフェイスだよなと思いました。でも冷酷さが漂うお芝居をなさっていました。🌸私の中の政岡の記憶は玉三郎さんと坂田藤十郎さんが強い（=感想書くとき自然に比較対象にしているということ）御飯作るところは
歌舞伎座、團菊祭五月大歌舞伎の舞台で…日々隈を取っていますが…居どころや…ぼかし方など…とても難しい…🤨🤨🤨昭和43年の師猿翁の男之助…❗️ひたすらカッコいい…😃😃😃今日も夜は更ける…明日も頑張ろう…‼️
前回のブログで書きましたように、團菊祭の演目ごとの感想ブログを書きたいと思いましたが、連休明けからずっと体調をくずしていました。といっても、週のうち４日ほどは中川の家に帰って４時間から６時間ほど家事手伝いの仕事をして、後の時間は老人ホームの居室での自由な生活という日常に変化ありません。昨日になって、ある感染症が原因と分かり、抗生剤を処方してもらって、安静にしていました。他に感染するような感染症ではないので、心配することはありません。明日は元気になるでしょう。團菊祭五月大歌舞伎｜歌舞伎座｜歌
歌舞伎のお誘いがあり、ウキウキ銀座へ。三愛ビル！もう壊されてます。平日なのに人の多さよ。歌舞伎座、新しくなってから初めての入場初心者に申し訳ないほどの真ん中前の席子役の健気な演技に釘付けでした。束の間(いや、椅子は大きくなったけれどお尻は痛くなるほど)の別世界を、上級者の若い友人の案内や気配りで満喫しました。
