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いい天気。恵比寿の写真美術館へ。お目当ては写真の展示ではなく、上映中の映画。女性解放運動家・伊藤野枝の生涯を描いた映画『風よあらしよ』は、村山由佳の同題評伝小説をもとにしている。映画『風よあらしよ劇場版』公式サイト主演吉高由里子100年前、自由を求め闘った一人の女性の生涯2024年2月9日(金)新宿ピカデリーほか全国順次公開www.kazearashi.jpNHKの2夜連続ドラマが最初にあって、その劇場版ということだ。原作未読、ドラマ未見で、映画にようやく出会う。写真美
「風よあらしよ劇場版」(2023/太秦)監督:柳川強(演出)原作:村山由佳脚本:矢島弘一吉高由里子永山瑛太松下奈緒美波玉置玲央渡辺哲山田真歩朝加真由美山下容莉枝石橋蓮司稲垣吾郎おすすめ度…★★★☆☆満足度…★★★☆☆ここのところ、明治から大正時代にかけての実話をもとにした作品を続けて観ている気がする。同時にその時代に関係する過去のドラマとのリンクも見えてきて少し関心が出てきた。以下、関連する名前や事件を先に並べてみ
曇り空の土曜日。寝坊しました。昨夜、夜更かしと言うか、朝方まで起きていた所為なんだけれど、ダメじゃん。ここのところ宵っ張りの朝寝坊になっている。いかんな。生活習慣を改めないといけない。昨日は内幸町ホールで「ブルーストッキングレディース」を観劇しました。内幸町ホールへ行く途中からも見えるにょきにょきと建てられる高層建築。こんなにどんどん作ってどうするんだろう???実は学校時代に近代史は何故かだいたいすっ飛ばされていて、高校でも理系だった所為か全く習わなかったのです。だから明治大
吹雪いたと思ったら、晴れ間がみえたりと忙しい北国の春でございます。寒くてオーバー手放せません・・・さて、4月の本好きのおすすめ本コーナーテーマは、「時代を「切り開いた女性たち」春ですもね。。。吹けよ、荒れよは、今年見た伊藤野枝を描いた映画のタイトル原作本も。しかし、図書室には置いてないのであります。。。私持ってるので読みたい人、お貸しします。男性優位の社会が長く続いている日本国。。。だけど、明治、大正、昭和と、女性の地位を高めるために男性社会で辛抱し
-------ItoNoe------奈落の底から必ず戻ってくるあなたを愛そうが憎もうが、私はあなたを黄泉の国から救い出す苦しんでも前に進もう、人生を立て直そう私の言葉があなたに届くように、アテナのようにあなたを守れるように空間と時間の狭間で、本能的に私はすべてを壊してしまった蔑まれるから遠くなる、心は一瞬で燃え上がる私の虹彩には天使の白が宿っているでも、黒い楽園では少し奇妙に見える初日のように、網膜に輝きを私たちは愛を説く者たちの中にいる、足元で踏みにじられる者たちの中に
学生時代に古典和歌のアンソロジーを作ったことがある。勅撰和歌集と万葉集それぞれから四季の歌と恋の歌を選んだものだ。それが、数十年の時を経て出て来た。選んだ歌が懐かしく、考証は恥ずかしい。懐かしくはあるが、好きな歌というのは変わらない。今選んでも恐らく似たようなものになる気がする。「恋」の歌は違うかもしれないけれど。「去年の春あへりし君に恋にてし桜の花は迎へ来らしも」(『万葉集』若宮年魚麿)「春雨はいたくなふりそ桜花いまだ見なくにちらまくを
辻潤の母親は会津藩江戸家老の娘であったというのは以前に書いたことがあるが、その人となりも会津人の一つのタイプのような気がしてならない。虚無思想家の彼は、世に背を向けつつ、その才能を使い果たすこともなくこの世を去った。辻はスティルナアの『唯一者とその所有』を翻訳し、日本の思想界に一石を投じたが、あまりにも孤独の淵を歩むことに徹したために、世の中の嘲笑に耐えるしかなかったのである。菅沼青願の『わが人生の教師よ―駄々羅先生を憶う―』(『虚無思想研究』下大沢正道編)の一文をなぜか切なく、それ
そんなこんなで、大杉栄のトリビュート本をゲットしたよ。和久井光司氏のブログで紹介さりていたのだよ。ワタチは元々、大杉栄のファンだったのだけど、この本の存在は和久井氏のブログで初めて知ったのだよ。表紙がイカしているよね。まっ、届いたのが昨日なので、まだ読んではいないよ。ほんで、加藤登紀子のインターヴューも掲載さりているよ。やはし、加藤さんは只者ではないよね。んで、ワタチが大杉栄と伊藤野枝を知るきっかけとなった「美は乱調にあり」を著した瀬戸内寂聴氏のエッセイも掲載さりているね。この
快晴ですが強く吹く風がとても冷たいですめげずに自転車こいで歯のクリーニングに行ってきましたスッキリ!NHKBSプレミアム2022年9月全3回プレミアムドラマ『風よあらしよ』原作村山由佳著『風よあらしよ』吉川英治文学賞受賞脚本矢島弘一さん演出柳川強さん音楽梶浦由記さん出演:吉高由里子さん、永山瑛太さん、松下奈緒さん、美波さん、玉置玲央さん、朝加真由美さん、山下容莉枝さん、山田真歩さん、栗田桃子さん、音尾琢真さん、石橋蓮司さん、稲垣吾郎さん、ほか村山由佳さん
返却本があったので、図書館へ。1️⃣佐野洋子対談集人生のきほん2️⃣おんぶにだっこさくらももこ3️⃣閉経のホントがわかる本対馬ルリ子吉川千明4️⃣小さな努力で「人生の幸福」を増やす方齋藤孝編集5️⃣死んでも床にモノを置かない。片付け掃除上手がやっている「絶対やらない」ことのルール息子が通ってる塾の国語テキストに載っていた、齋藤孝さん、さくらももこさん借りてみました。さくらももこさんは、若い頃読んだきり。なつかしいです。図書館にある伊藤野枝さんコーナーに、こんな資料があ
長く付き合える人間関係って、お互いに向き合うのではなく、見ている方向が同じの方が上手くいくと思います。価値観が似ているということです。もしくは、別々の方向を見ていても、それぞれの見方を尊重できたらとても素敵ですね。昨日見た映画今から100年前に亡くなった伊藤野枝の生涯を描いた映画。野枝が生きた明治から大正の時代は女性の意見や感性など全く尊重されません。それでも自由を求めて激しく生きて、権力と戦いました。野枝が夫と別れるきっかけとなった決定的なやりとりがあります。不
昨日、さいたま新都心のMOVIXで『風よ、あらしよ〔劇場版〕』を観ました。三連休明けで朝一番の上映だったためか、観客は私を入れて二人しかいないという寂しい、しかし、スクリーンをほぼ独占するという意味では”贅沢な”映画鑑賞でした。今年のNHK大河ドラマのヒロインを務める吉高由里子さん主演の映画にしては客入りが少なすぎる感が否めませんが、主人公が伊藤野枝(1895-1923)と聞いてピンとくる人もあまりいないのかもしれません。高校の日本史の教科書には女性解放運動家としての彼女の名前は登
ひさしぶりの京都シネマ。生協で割引チケットを買っていたので何の映画をみようかな。とりあえずあの紫式部の吉高由里子主演の「風よあらしよ」に。とってもよかったです。男尊女卑の女性が人間らしく生きられない。その日本社会(いまだにその風潮はあれこれありますが)反旗を翻してたちあがり当時の社会の空気に対峙し平塚らいてうの青鞜社のなかで女性の地位向上を叫んでいく映画『風よあらしよ劇場版』公式サイト(kazearashi.jp)ネタバレをしてはいけないの
劇場版『風よあらしよ』観てきました。原作、村山由佳さん。主演、吉高由里子さん。(今年は、大河ドラマ観てます)入院前からずっと楽しみにしていて上映時間を確認すると明日から、夜のみの上映になってしまう。今日、行っておかなければ。女性解放運動家、伊藤野枝の物語。女学校で、平塚らいてうの「元祖、女性は太陽であった」という言葉に出会い感銘を受けたことで、親が決めた結婚を振り払って教師(辻潤)の元へ。辻の勧めもあり、平塚らいていに手紙を書
久しぶりに映画で映画を観た。”風よあらしよ”伊藤野枝の半生が描かれた小説をNHKがドラマで放送したものの劇場版なのだが、我が家はBSは見られないので見てみたいと願っていた作品。そもそも、吉高由里子さんが野枝を演じると宣伝で知り小説を読んでみたいと思った。同名の小説は村山由佳さんが分厚い本を書いている。本を見た時は読めるのか?少し不安になったが、思っていたよりもスムーズに読み切ることができた。いろいろなことを考えさせられた。今との比較をしながら
劇場版「風よあらしよ」札幌では17日からシアター.キノで上映が始まった。吉高由里子の主演ドラマが映画化!『風よあらしよ劇場版』予告編2022年に放送されたドラマ「風よあらしよ」を映画化。吉川英治文学賞を受賞した村山由佳の小説を原作に、大正時代に偏見や結婚制度などに立ち向かった女性解放運動家・伊藤野枝の生きざまを描く。ドラマ版と同じく連続テレビ小説「花子とアン」などの柳川強が演出、ドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」などの矢島弘一が脚本、『鬼滅の...www.youtube.com
伊藤野枝さんの映画を早速見てきましたー。『風よあらしよ、劇場版!!』もう、たまらなく驚きました!!!先週末に、伊藤野枝さん関連本借りて、『図書館貸し出しリスト【2024/02/04】』コロナ回復したので、2週間ぶりの図書館です…ameblo.jpミニシアター上映なので、上映期間短いかもしれない!初日に有給取って観に行きました館内には、特集されてました以前放映されたNHKドラマを再編集したものでした。未公開映像でるかな!?と期待しましたが、なかったみたい。エンディング曲は、劇場版用に
紙出版に向けて試行錯誤していますが、表紙の作成に手間取っています。中々、先に進まないが、この壁が最後だと思う。あと少し。現在は電子書籍のみの販売となっています。空と海のキャンバスAmazon(アマゾン)伊東純也の件で週刊新潮や被害者女性たちへの脅迫などで通報されている人たちがいるらしい。伊東純也の弁護士はメディアの前に出てパフォーマンスを繰り広げているのは、大衆を煽ることが目的。即ち被害者女性たちを潰すことにあるのに、意のままに操られるとは……。まるでカルトのようです。やは
『評伝伊藤野枝』~あらしのように生きて~(堀和恵著)伊藤野枝が大杉栄と橘宗一と共に殺害されてから100年の昨年出版された本。伊藤野枝についての評伝や小説はいくつか読んでいたが今作でまた新たな発見がありとても有意義な読書体験となった。事件の首謀者と言われている甘粕正彦の生涯や野枝亡き後の元夫・辻潤の人生についてもとても興味深く読んだ。更に最終章「野枝の遺したもの」では野枝が産んだ子どもたちのその後の人生が描かれており出自により他人から後ろ指を指され
2022年にNHKBS4K・8Kで放送された吉高由里子さん主演のドラマ「風よあらしよ」の劇場版が公開されたので、観に行ってきました。風よあらしよ劇場版シネ・リーブル梅田シネマ1平日11時の上映回6割程の客入り私の感想→★★★☆☆(知るべき事実)私はドラマを観ていないし、主人公の伊藤野枝さんについて全く知りませんでした。約100年前自由を求め闘った一人の女性の生涯ですが、なんとこの女性は28歳で死去されています。それもとても残酷で…伊藤野枝さんの思想
ドラマ版とはまた違う感動がありました。映画館の大スクリーンの迫力の為か編集の違いのためかは分かりませんが、一つ一つの台詞に重みを感じます。一番目の夫は論外としても、辻潤も大杉栄も野枝からすれば女を自分より下に見ている部分があったのかなと思いました。ただ大杉は指摘されたら改める事が出来る人だったのでしょう。ドラマ版に比べて映画版では辻潤の存在感が大きくなっています。その分彼のダメな部分もクローズアップされていると感じますが、これも野枝から見た辻潤像だからですよね。吾郎さんがこの役にキャスティ
思わぬ拾い物の後は引き続きシネマロサの同じスクリーン同じ席にて風よあらしよ劇場版テレビドラマだったそうだがまるで知らず、お馴染み映画.comで内容を知って伊藤野枝を見逃すわけにはいかないっっ明治時代の九州福岡、東京の女学校に行ったノエは故郷で無理やり祝言をあげさせられる男尊女卑が当たり前の時代、良妻賢母を求められるが納得はいかない卒業式までのモラトリアム、教師の辻に相談するとそんな結婚は破棄して逃げてこいという真に受けて故郷を捨て、
大正時代の女性解放運動家・伊藤野枝を主人公にNHKBS4K・8Kで放送された吉高由里子主演ドラマの劇場版。彼女の人生は、歴史的事実として認識されているので、「ネタバレ」を恐れることもなく書けるのはありがたい。演出は連続テレビ小説「花子とアン」を手がけた柳川強だから、映画としての冒険はない。まあ、そのつもりもないだろう。ただ、シナリオ上の上手さはあるが、大切なことを話すときには、「ここ大事」、とか「泣く所ね」にみたいに音楽で盛り上げるのはどうかな。平塚らいてうを松下奈緒、野枝の才能を見
2024年2月の鑑賞リスト。例によって「DVD以外で初見のみカウント」というマイルールを適用。作品の頭には年間の通し番号をつけ、()内は月間累計を表す。さらに、個人評価を★1~5で表し、作品の公式ホームページや予告編にジャンプするURLをつけた。23(04)『風よあらしよ劇場版』★★★★「元始、女性は實に太陽であつた」という平塚らいてうの言葉に目覚めた伊藤野枝の波瀾万丈な人生を吉高由里子が好演。『福田村事件』でも同時代を生きる役を演じた永山瑛太が生涯の同志となった大杉榮として出演してお
伊藤野枝と言う人の事を今まで知りませんでした。ポスターにもありますが"100年前に自由を求めて闘った一人の女性"です。劇場予告も観ていたので、そう言う人なのだと言う予見は持っていましたが、「辛い事の連続だったらヤダな、ロクでもない男のオンパレードなんか見たくねー」なんて事を思ったりしてましたが………杞憂でした。原作の同名小説(村山由佳著)は吉川英治文学賞を受賞していますし、2022年にはNHKでドラマ化していて、今回それを劇場版にしたと言う事の様です。…全部鑑賞後に知った事ですが…福岡で
もう、たまらなく驚きました!!!先週末に、伊藤野枝さん関連本借りて、『図書館貸し出しリスト【2024/02/04】』コロナ回復したので、2週間ぶりの図書館です。貸し出しリスト1️⃣評伝伊藤野枝〜あらしのように生きて〜堀和恵2️⃣50からの老いない部屋づくり部屋を考える会…ameblo.jp久しぶりに野枝さんに触れたら、野枝さん熱がまた熱くなって、何気に検索したら…来週から映画があるじゃないですかー!!映画『風よあらしよ劇場版』公式サイト主演吉高由里子100年前、自由を求
コロナ回復したので、2週間ぶりの図書館です。貸し出しリスト1️⃣評伝伊藤野枝〜あらしのように生きて〜堀和恵2️⃣50からの老いない部屋づくり部屋を考える会3️⃣プレジデントfamily4️⃣るるぶ和歌山図書館に行ったら、伊藤野枝さんコーナーに寄ります。だいたい読んでしまった本しかないのですが、今回は新しい本が評伝伊藤野枝あらしのように生きて/堀和恵【1000円以上送料無料】楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}野枝さんの一生をさらっとおさらいするのにいい
昨日の日経新聞夕刊の文化面に、「没後100年の伊藤野枝、思想に光支配のない関係夫婦から」という記事が出ていた。激しく短すぎた伊藤野枝の生涯が何度も小説やドラマになっていることは知っていたが、作品や思想が注目されているのは知らなかった。というのも、私には、伊藤野枝を主役にした作品の中でも有名な瀬戸内寂聴著の『美は乱調にあり伊藤野枝と大杉栄』(岩波現代文庫)の印象が強く、というより伊藤野枝に関する知識のほとんどがこの評伝小説からであり、本作の中で、野枝の作品は評価されていないからだ。寂
お姉さんは何処に走る?決まってるじゃないか…師走でこのクソ忙しいというのに、タクシーが拾えない。こうなりゃ走るしかないってことよ。ライドシェアを認可すべきだって?元はといえば政府・行政の責任。賃金安けりゃタクシーもバスも運転手の成り手がない。白タク、雲助追い剥ぎ稼業を公認するようなものだ。やっぱり昔ながらの籠屋がいちばん。定年父さんとニートの息子とで安い元手で開業できるし、ガソリン要らず。(^^;つまり、お上に依存して暮らしを立てるという、誤った歴史に
こんなに素敵なコンビは他にいないと思えるほど、同志として時代を生き抜いた2人、大杉栄と伊藤野枝。どちらか1人が欠けても成り立たない、唯一無二の夫婦。人としてダメな部分ももれなく描かれて尚、輝きは失せない、そんな2人。関東大震災から100年が経った今、こんなにも魅力的な評伝小説として完成させてくれた村山氏にたくさんの感謝の気持ちを送ります。エネルギーをもらえた上下巻でした。