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伊藤智生監督のデビュー作「ゴンドラ」という映画をご紹介します。もう36年ほど前の自主制作映画ですが、当時は公開する場所にも難航するほどだったそうです。しかし海外での評価は高く、大林宣彦監督はじめ多くの映像監督や評論家からも絶賛されました。主役の女児がとんでもない存在感のある子どもですが、この子はなんと劇団などの子役さんではなく、伊藤監督の近所に住む子どもなのだそうです。主人公・かがりのキャラ設定とほぼほぼ同じ状況の子どもだとのこと。伊藤監督はこの子の物語を撮りたくて、5000万円の借金
このところの当ブログで、『飛び出せ!青春』最終回や映画『ゴンドラ』(1987伊藤智生監督)の話題で佐々木すみ江さんのことを書いています。2019年2月17日に90歳で亡くなった佐々木すみ江さんは1928年(昭和3年)生まれです。佐々木すみ江さんが亡くなった約1か月後の2019年3月18日に亡くなった織本順吉さんも同世代で、1927年(昭和2年)生まれで92歳で亡くなりました。織本順吉さんについては、当ブログ2021年6月7日に書きました。そのときは『トラック野郎爆走一番星』(1975鈴
ひとつ前の当ブログで、今年の4月30日に「シネマハウス大塚」で行われた「女優・木内みどり特集」を観に行ったら、『ゴンドラ』(1987伊藤智生監督)を「46回観た」という人が会場にいて驚いたということを書きました。全国、いろんな所で上映されるたびに出掛けているのでしょう。もう伊藤智生監督とも顔なじみになっているようで、マイクを渡されると「特に後半、青年が少女を自分の田舎に連れていって海辺を歩くシーンが好き」だというようなことを言っていました。確かに、この映画は前半が無機質な都会で、その中で心
ひとつ前の当ブログで、今年のゴールデンウイークに「シネマハウス大塚」で開催された「女優・木内みどり特集」で、『ゴンドラ』(1987伊藤智生監督)の伊藤智生監督のトークショーを観たことに触れました。この特集上映の初日、4月30日(土)で、『ゴンドラ』上映後に、伊藤監督と木内みどりさんの夫・水野誠一さんが登壇されました。水野さんが『ゴンドラ』を観るのは、2017年にデジタルリマスター版が完成したときにリバイバル上映されたとき以来だとのこと。低予算ゆえか、この映画の木内さんは自前の衣装で出てい
このところの当ブログで、『裸体』(1962成沢昌茂監督)の浪花千栄子さん、『沙羅の花の峠』(1955山村聰監督)の東山千栄子さんの「W千栄子」が映画の中で乳房を見せていた話になりましたが、3つ前の当ブログで書いた『ゴンドラ』(1987伊藤智生監督)での劇中、孤独な少女と一緒にお風呂に入るシーンで佐々木すみ江さんがヌードになっていることに戻ります。監督の伊藤智生さんは今村昌平さんが設立した「横浜放送映画専門学院」(=現在「日本映画大学」)の出身で、入学して最初に観せられたのが『にっぽん昆虫
ひとつ前の当ブログで、『ゴンドラ』(1987伊藤智生監督)の劇中、孤独な少女と一緒にお風呂に入るシーンで佐々木すみ江さんがヌードになっていることに触れました。同じように、ベテラン女優さんの意外なヌードというと、まず「浪花千栄子」さん。大阪南河内出身で元々は松竹家庭劇で舞台を踏んでいましたが、映画に移り溝口健二さん、小津安二郎さんなど数々の名監督の作品に出演された名傍役です。朝ドラ『おちょやん』では、杉咲花さんが浪花さんをモデルにしたヒロインを演じていましたね。その浪花さんが『裸体』(196
ひとつ前の当ブログで書いたように、『おとし穴』(1962勅使河原宏監督)の中で、よろず屋の女将を演じた佐々木すみ江さんがシミーズ一枚で横たわっているシーンの、ちょっと崩れた色っぽさが鮮烈な印象を残しました。この映画では下着姿でしたが、佐々木すみ江さんがヌードを見せたのが『ゴンドラ』(1987伊藤智生監督)です。この映画は、東京で高層ビルの窓拭きをしている青年(界健太さん)と、学校に馴染めず、母親も忙しく、行き場を失った孤独な少女(上村佳子さん)との交流を描いた映画で、美しい映像が随所にある
年間283本目(7月9本目)1987年公開邦画84位(89位)通算邦画7,510本洋画6,4126本合計13,926本横浜映画専門学校の初期の頃の卒業生。当時は学校があっても、新人監督でのデビューには高き門があってそれを乗り越えての自主上映して結構客もはいったのであるが監督はその後AV監督になっているので唯一の一般映画。浅野慎平のATG映画でタモリが主演した「キッドナップ・ブルース」と似ており浅野のそうであったが当時のNHKデレクターの佐々木昭一郎の
1987年の日本映画(自主映画)です🇯🇵監督は伊藤智生。現在はTOHJIROというお名前でAV監督をされています。良(界健太)は毎日ゴンドラに乗って東京の高層ビルの窓掃除していた。小学校5年生のかがり(上村佳子)は学校のプールの時間に初潮を迎え、同級生からからかわれる。マンションに帰ったかがりは、飼っていた文鳥が傷ついていることに気づいた。ちょうどマンションの窓を掃除していた良は、かがりと動物病院へ行き治療費を払う。しかし文鳥は死に、死骸を母親(木内みどり)に捨てられたかがりは家を
季節感が今ひとつ分からない午後。30年前に上映された幻の映画のリマスターを観ました。「ゴンドラ」伊藤智生監督遂にこの作品を観る事が出来ました!映画ファンの中ではズーッと密かな話題だった幻の作品です。何故か数年前くらいから見直され、日本各地で上映されていたんです。そして30年の歳月を経てDVD化!そりゃ観ますわね。主人公は二人の孤独な人間。一人は青森から東京に出てきて、ゴンドラに乗り高層ビルの窓拭きの仕事をする青年。しかし都会の
人間を48年やって来た自分が、「一つの映画作品に恋をする。」と言う初の経験をしているのが、伊藤智生監督の映画『ゴンドラ』です。30年以上前の1985年に、当時無名だった伊藤智生監督ほかの20代の若者たちが独立プロを立ちあげて撮影し、1986年に完成した作品です。あらすじは、『都会にあこがれて東京に出てきて、ゴンドラに乗って、ビルの窓を拭く仕事に明け暮れる青年・良(界健太さん)。そして、離婚した母(木内みどりさん)と暮らすかがり(上村佳子さん)も、父母の争いに傷つき、心を閉
「ゴンドラと言う作品に恋をしました。」昨日(3月2日)に横浜の映画館『ジャック&ベティ』で上映された、伊藤智生監督の映画『ゴンドラ』上映後にトークイベントが行われました。質疑応答の際に、一番最後に質問させて頂いた自分に、伊藤監督からご質問を頂いた際にお答えしたものです。今思えば、Twitterで流れて来た予告編の動画を見て、「良さそうな映画だな!」と一目ぼれしたんですね…。それもあって、ゴンドラ前夜祭にも、ポレポレ東中野さんでの上映も観に行きました。それ以来の映画『ゴン
強面の伊藤監督お帽子取るとさらに5割り増しなんと!女神のウイッグ被って下さいました😺ガオ😸お茶目です💓本日のゲスト次回作主演女優の朝岡様と可憐な抱擁💞朝岡ファンの皆様とも抱擁💞映画鑑賞後に監督を交え感想を交換するのは初めて!とある中学2年生は【君の名は】を見ても何も残らないけれど【ゴンドラ】は残るとってもいい映画だったからと周りの友人に声をかけ3人連れて来た!今回の参加者さん3回、4回、5回、6回、9回、35回見てます!3分の2もの方が複数回映画館
フィルムの『ゴンドラ』に泣く………伊藤智生監督作品『ゴンドラ』を、どうしてもフィルムで観たくて、神戸元町映画館まで行ってきました☆上映スケジュールが、なんと、デヴィッド・ボウイの『ジギー・スターダスト』と続きではないか!とわかった時点で、二本観ることは決定してました(^o^ゞ対称的な二本を続けて鑑賞。『ゴンドラ』、フィルムはやっぱり全然違いますね………映像の色や質感、音も、本当に感動でした☆名古屋シネマスコーレと下北沢トリウッドでも観ましたが、神戸まで観に行って本当に良かった!
今晩20時からの「ジャンボリー鶴田のウィークリージャンボリー」は、映画「ゴンドラ」の伊藤智生監督にゲストとしてご出演いただきます!番組へのリンクはこちらです!監督へのメッセージはこちらまでどうぞ↓jamboree@zarya-music.com1988年に公開されたゴンドラは、約30年の時を経て各地で絶賛リバイバル上映中です。ぜひご覧ください!映画のサイトはこちら!ぜひご覧ください。