平成20年に就任した渡辺久信監督(現GM)は、前年26年振りBクラスに沈み崩壊したチームの立て直しを任されることとなった。しかし、長年主砲として活躍したカブレラが、契約で折り合いがつかずオリックスへ、また長年安定した打撃で貢献してきた和田がFAで中日へ移籍し、チーム再生に向けて厳しい船出となった。シーズン序盤は6球団団子状態だったが、程なく首位に立った。入団後暫く1軍と2軍の往復だった、おかわり中村と栗山がレギュラーになるまでに成長し、カブレラの代わりに4番に入ったブラゼルも、打率は低いもののあ