ブログ記事130件
夏休み文楽特別公演第3部へWelcometoBUNRAKU!海外の方向けに英語で開設がありましたがこの日は、海外のお客さまは少ない印象でした…前回の小鍛冶のあった公演より刀剣乱舞ファンも目立たず通常の公演と変わらず前回の小鍛冶のときに制作された小狐丸の文楽人形今回は舞台に登場!おお!動いているフォトセッションもありました☆ドンドン、アップしてくださいとのこと前回、せっかく作ったのに展示だけってもったいないなぁと思っていたのでうれしい企画でした
7月28日(月)、大阪の国立文楽劇場で、第3部を、見ました。『WelcometoBUNRAKU!』として、最初に、英語での解説がありました。文楽人形の刀剣男子小狐丸も登場。人形は、勘介。「2025大阪・関西万博開催を記念し、特に外国からのお客様に向けて、“人形浄瑠璃文楽”について英語で解説します。」第3部は、字幕も、英語。ただ、『床』の語りをすべて表示するのではなく、あらすじを。『伊勢音頭恋寝刃』。寛政8(1796)年5月に、伊勢古市の遊廓・油屋で起きた殺傷事件をもとにし
山の日の今日は、昼から文楽を見に行ってきました。13時30分から17時30分までの第2部と、18時15分から20時30分までの第3部を通しで味わってきました。第2部は、主君が以前助けてもらった敵方の武将の子どもを助けるために我が子の命を奪う話、信じられないほどよくできた妻がいるのに隣の家の16歳の娘とできてしまって子どもまで孕らせた結果二人で心中する話、第3部は相思相愛の女性が男性の為を思って偽りで他の男性に近づいたのを見て怒り狂ってその女性が務めているお店の関係者と相手の男性を次々と殺して
2025年8月5日(火)夏休み文楽特別公演・第3部を鑑賞しました。文楽劇場には、外国のお客さんが、よく観劇にいらっしゃるのですが、今年の夏休み文楽特別公演の第3部は外国のお客さんが鑑賞しやすい工夫がされています。チケット売り場に掲示してあった「第3部には英語字幕の表示がございます。」観劇する前に展示室を鑑賞。『小鍛冶(こかじ)』稲荷明神が着用している「狐戴(こたい)」第3部の芝居絵
国立文楽劇場での、夏休み文楽特別公演。第三部は、関西万博にちなんで外国観光客向け。外国人に受けそうな演目、英語パンフの充実、英語でのテロップなどなど。(それでもちょっと少な目)とにかくも、「伊勢音頭恋寝刀」。伊勢古市の遊郭での、酔客による殺傷事件が題材。そこにお家騒動や、名刀・青江下坂を巡る駆け引き、男女の恋の機微などがある、長い狂言。それを、ぎゅっと油屋と奥庭に縮めてテンポ良く進めるには、人物の個性と関係をどう見せるかが勝負。幕が開くと、仲居の万野がお紺を説得中
7月28日(月)、大阪国立文楽劇場に行きました。劇場に入り、まず目に入るのが『芝居絵』。それぞれの演目の、エッセンス。第一部が、『西遊記』。ただ、第二部からにして。『一谷嫩軍記』と、『桂川連理柵』。第三部が、『伊勢音頭恋寝刃』と、『小鍛冶』。歌舞伎でも、上演を重ね。3代目中村歌右衛門の、熊谷次郎直実。中村三光(後の2代目中村富十郎)の、相模。歌右衛門というと、6代目の印象が強く女形を思ってしまいますが。4代目嵐璃寛の、お半。2代目尾上多見蔵の、長右衛門。こちらは、豊原国
7月28日(月)、国立文楽劇場に行きました。三部制ですが、第二部の『一谷嫩軍記』と、『桂川連理柵』。第三部の『伊勢音頭恋寝刃』と、『小鍛冶』。よく演じられる作品です。第二部は、13時30分開演。第三部は、18時15分開演。大阪、暑いです。資料展示室。そして、企画コーナーは、『朱の考案者初代鶴澤清七』はじめて、その名前を知りました。『朱』のことは承知していて。といっても、内容はわかっていませんが。『三味線』のトップに、鶴澤清七の名前があります。近松門左衛門の時代
2025年7月21日、夏休み文楽特別公演「伊勢音頭恋寝刃/小鍛冶」を観劇しました8月12日までの公演期間となっています。第3部サマーレイトショーは、「伊勢音頭恋寝刃」より「古市油屋の段/奥庭十人斬りの段」と、「小鍛冶」の上演です。WelcometoBUNRAKU!ということで、冒頭、技芸員さんではない女性が出てきて、文楽の説明を英語でされました。更に、上演中も日本語字幕はなく、英語で解説が出ていました。つい字幕を読んでしまいがちの私、字幕がなければ目と耳に集中すると気付き、新鮮な
『夏祭浪花鑑』『女殺油地獄』と来て今年は『伊勢音頭恋寝刃』。なんか私、凄惨な人形浄瑠璃ばっかり選んで見に行ってるような気が…伊勢古市の遊郭での十人斬り。DVDでは何度も見てますが、ほんとの舞台は今回が初めて。よかったです。そして、こわかったです。『奥庭十人斬りの段』で何度も変化する舞台装置。すばらしいです。…でもね。今回の夏公演の夜の部(サマーレイトショー)では『小鍛冶』も同時上演。お稲荷さんのお使わしの小狐丸が登場するお能が原作の浄瑠璃ですが…私はぜんぜん知らん
30年前の95年6月歌舞伎座[伊勢音頭恋寝刃]DVD映像、先月の伊勢旅行の景気付けに愉しく観た。主役の孝夫、松嶋屋の水も滴るイイ男貢、玉三郎の意地悪な仲居万野のエグさは無論、当たり役は勘九郎の料理人喜助、イナセで機転が効く江戸前で給仕生業の僕の手本だ🔪喜助の包丁で一口あがれの名台詞。料理はヤマなど業界モノだ。成駒家兄弟の共演も珍味🤔
夏休み文楽特別公演西遊記は、毎夏の公演です令和7年夏休み文楽特別公演|独立行政法人日本芸術文化振興会独立行政法人日本芸術文化振興会公式サイト令和7年夏休み文楽特別公演ページです。www.ntj.jac.go.jpリンクを🔗貼っておきますご覧ください。文楽を堪能いただけるラインナップ✨🔸第1部・親子劇場三蔵法師を守り悟空たちが大冒険「西遊記」は今年、完結篇!🔹第2部・名作劇場文楽の神髄!時代物と世話物の傑作「一谷嫩軍記」「桂川連理柵」🔸第3部・サマーレイトショー妖刀・
泊りがけでの伊勢街道歩き、2日目はいよいよ内宮を目指します。初日の記録はこちら『東海道復路歩き6(伊勢街道)2025.5.3.松阪~外宮その1』伊勢神宮へ向かう歩き旅。5月の連休は混むだろうからできれば避けたかったのですが1月、2月と計画がダメになり5月に行かざるをえなくなりました。神様に嫌われて…ameblo.jp『東海道復路歩き6(伊勢街道)2025.5.3.松阪~外宮その2』まっすぐまっすぐ・・・迷わないけど歩いても歩いても進んでいる実感がなくけっこ
雨に燕子花が良くなにぬねのホシケイランも咲いてきた台もこんな使い方あるんやなと感心されて🧑まぁちょっとこちらにお越しなして。伊勢音頭恋寝刃って知ってるやろ💬あの、古市の。🧑そうや、似た噺が落語にもあるんや大丸屋騒動💬姐さん聞いたことあるんか🧑ない!💬知りもしないで刀振り回したらアカンで。
桜プログラムの口上は話術の確かさでは定評のある米吉。『伊勢音頭恋寝刃』と『お染の五役』を軽妙洒脱に紹介する。〽伊勢に遊ばば古市あたりの色揃い、と黒御簾の「踊り地」の語句を替えて華やかに幕が開く。お岸は千太郎。役を大切に努めているのが仄かに漂う色気から感じ取れ、抜擢に応える。今田万次郎の吉太朗には存在感が備わっていた。万野に壱太郎。ニンでないと思ったが、意地悪だがどこか憎めない仲居を丁寧な役作りで好演。喜助は福之助。人の良さを全面に出した適役。お紺は米吉。愛想尽かしに至るまで、た
桜プロへ、乍憚手引き口上中村米吉この日の担当は、米吉さんなめらかで安定の「おしゃべり」来場者限定しおりは「米吉お光」でした♪一、伊勢音頭恋寝刃油屋店先、奥庭福岡貢:中村虎之介油屋お紺:中村米吉料理人喜助:中村福之助今田万次郎:上村吉太朗油屋お岸:片岡千太郎藍玉屋北六実は徳島岩次:市川青虎徳島岩次実は藍玉屋北六:中村寿治郎油屋お鹿:市川猿弥仲居万野:中村壱太郎万野!万野でした!!久々にいや〜な万野ねちっこいどうしたら、こん
鬼門の喜兵衛、壱太郎君の低い声初めて聴いた。結構レア?土手のお六、伊勢音頭恋寝刃の万野も結構良かったなあ。
南座の三月大歌舞伎に行きました。花形役者が大役に挑む中で、その個性を発揮しながら、周りの役者と協調できるかが見どころです。今回は、昼と夜に妹背山と伊勢音頭を置いて、それぞれに演出を変えたお染の五役を見せる趣向。壱太郎による於染久松のバリエーションが気になりながら、行ったのは夜の部(桜プログラム)。では、「伊勢音頭恋寝刀」から。油屋と奥庭の見取りで、筋をすっと見せるのが役者の力量。虎之介、壱太郎、米吉、福之助、吉太朗、千太郎、青虎など、ほぼ全員が初役とは、超フレッシュ。
今日の1枚のアート(←1枚でもないけど)今日は名取春仙(1886−1960)の役者絵です。文学作品の挿絵作家として有名な名取春仙。彼の新版画の作品ですね。(画像は2024年3月に撮影したものです)●《七世松本幸四郎髭の意休》歌舞伎十八番のうち、「助六由縁江戸桜」(すけろくゆかりのえどざくら)の敵役の意休。七世松本幸四郎は「勧進帳」の弁慶が当たり役。松たか子の、ひいおじいちゃん?●《六世尾上梅幸油屋おこん》
こんばんはごきげんいかがですか「三月花形歌舞伎」南座で、2021年から平成世代の役者さんで上演されている公演毎年、拝見するのを楽しみにしています今年は、5年目です若手の皆さんで、古典をガッツリと役者さん自らの解説や口上があり、わかりやすく又楽しく〜内容も松プログラムと桜プログラムとそれぞれ、趣向をこらしてあるので、どちらも面白い先週は松プログラムを、今日は桜プログラムを観てきました若手の役者さんが、古典の大きなお役に挑戦される脇をベテランの役者さんがつとめられて、
今更ですが、今月はこちら💁三月花形歌舞伎|南座|歌舞伎美人松竹が運営する歌舞伎公式サイト。歌舞伎の公演情報、ニュース、俳優インタビューなどをお届けします。こちらは三月花形歌舞伎|南座に関するページです。www.kabuki-bito.jp頭取業務がメインと成る中、半年ぶりの…出演でございます松プロ『三笠山御殿』では、名題昇進し南座初お披露目の兄弟子『段一郎さん』の後見を手伝わせて頂いております上手廊下の扉開閉も、喜太郎さんと半分ずつ担当しております『お染の五役』では、五変化を演じます
松竹創業百三十周年三月花形歌舞伎観てきました。若手の俳優さんを中心とした公演です。桜と松の二つのプログラムがあり、演目が異なります。どちらを観ようか迷いましたが、「片岡仁左衛門監修」という言葉にひかれて桜プログラムを選びました。楽しみだったのは仲居万野役の壱太郎さんとお紺役の米吉さんだったのですが・・。お芝居が始まってビックリしたことが。お岸役が片岡千太郎さんではないですか!こんなに大きなお役をされるとは知らなかったものですから、驚くやら嬉しいやら。若い俳優さ
<ゴスペラーズ>デビュー30周年武道館ライブが来年2月放送・配信WOWOWが3カ月連続特集発表過去ライブ映像&MVコレクションも(MANTANWEB)-Yahoo!ニュースボーカルグループ「ゴスペラーズ」が12月21日に日本武道館(東京都千代田区)で開催したデビュー30周年記念ライブの模様が、2025年2月にWOWOWで放送・配信されることが分かった。併せて、2月以news.yahoo.co.jpゴスペラーズ、昨日が、30周年デビュー日そして、昨日、来年1/13大阪城ホールのチケット
今回は久しぶりに新富座の筋書を紹介したいと思います。大正10年6月新富座演目:一、ひらかな盛衰記二、醍醐の春三、新樹四、玉藻前曦袂五、大森彦七六、伊勢音頭恋寝刃3月を以て市村座を脱退した吉右衛門一座が柏木多七の手を借り(た態にして実際は松竹が)新富座で開いた公演となります。参考までに脱退時の様子『大正10年3月帝国劇場吉右衛門の脱退』今回は大正の歌舞伎の歴史に残る一大事となった吉右衛門の市村座脱退が起こった時の帝国劇場の筋書を紹介したいと思います。
『一箱全部食べたい位スキ』と、前にフワッと言ったのをお友達が覚えてて買ってきてくれた赤福様〜うん、大優勝美しい、ウットリ(´_ゝ`)ほほー!!
先日書かせて頂いたブログ「伊勢音頭の舞台」の続編の様な形ですが、伊勢神宮の外宮から内宮へ向かう参宮街道の古市。本来なら、外宮方向より内宮方向に行きますのが、正しいのかも知れませんが、宇治山田駅からある程度までバスで向かいまして、そこから再び宇治山田駅方向に歩くと云う方法を取りました。というよりも、そう計画されてました。なんでだろうと思ってましたら、バスで通って納得。外宮→内宮に進む伊勢の参宮街道、途中ものすごく上り坂なのです。なるほど・・・と云う訳で、「伊勢古市参宮
十月大歌舞伎(2014)十七世中村勘三郎二十七回忌十八世中村勘三郎三回忌追善三代目中村橋之助(=八代目中村芝翫)『三社祭』悪玉。十三年ぶり、二度目。「善玉もしていますが、ある程度の年齢になると体力的に大変なお役です。この踊りを得意にした勘三郎の兄に捧げるつもりで、ともに世話になった獅童さんと魂を一つにして、楽しく演じます」。『伊勢音頭』お鹿。貢に片思いする遊女だ。「滑稽な三枚目ですが、純粋で哀れでもあり、廓にいる女性の気持ちが集約されているような人物だと思います。初役なの
4月の歌舞伎座も楽日を過ぎて、明日が30日。(4月は歌舞伎みに行ってないの)今さらだけど、自分の記録用に三月歌舞伎の感想を。。。『御浜御殿綱豊卿』を観るか、『伊勢音頭』の通しで観るかを悩んで、夜の部を観ることに。しかし、やっぱり「御浜御殿」も観たくて、こちらは幕見にしてみました。今の歌舞伎座になって初幕見、エレベーターがすごいありがたかった。そんで、ネット予約ありがたかった。並んでチケットとって、席取りの為に4階まで駆け上がることが、もう無理『御浜御殿』は、色々しびれた。緩急が、こ
『①【三月大歌舞伎】昼の部『管原伝授手習鑑寺子屋』『傾城道成寺』『御浜御殿綱豊卿』』待ちに待った!今月の歌舞伎座行き。…長かった…!長すぎたぁ…。やっとやっとの!先週の平日後半。いざ!春の歌舞伎座へ!⚪️『管原伝授手習鑑寺子屋』理知的でク…ameblo.jp↑昼の部から、引き続き夜の部へ↓⚪️通し狂言『伊勢音頭恋寝刃』今月の家事や仕事や諸々、このために頑張った…!シリーズ②(実際は先に夜の部を観てるので①だけど)62年ぶりの通し狂言ということで、貢が凶行にいたった過程を観
10月3日(火)~6日(金)に四日市近郊の日永の追分から伊勢神宮まで続く伊勢参宮道を歩いた旅の模様、最終日=4日目の旅記録のその4です。歩行ルートは↓。寄り道などを含めて歩いた距離はだいたい10~11㎞くらいだと思います。その3では、江戸から続く巨大な要塞のごとき麻吉旅館に驚いた後、「伊勢古市参宮街道資料館」という無料で貴重な資料が見られる施設でかつての伊勢市駅前(当時は山田駅)の写真や、見たばかりの麻吉旅館の雄姿などを見て「うわっ!」とか「へえぇぇ!」などと叫んだところまでをご
10月3日(火)~6日(金)に四日市近郊の日永の追分から伊勢神宮まで続く伊勢参宮道を歩いた旅の模様、4日目の旅記録のその3です。歩行ルートは↓。寄り道などを含めて歩いた距離はだいたい10~11㎞くらいだと思います。前回のその2では伝説の女性芸人、お杉お玉の石標で昔を偲んだ後、見事に染め抜いた「古市参宮街道」の旗?に感じいったり、「倭町」という昔風のバス停を激写し、さっそくくたびれて休憩たところまでをご紹介しました(↓再掲)。さて、そこから進んで行くと、遊郭「備前屋跡」の標石