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<過去問類似FB212B-5FB901(平成29年)B-5>ア〇正しいイ〇正しいウ〇正しいエ×フレネル領域(近傍領域)より遠方のフラウンホーファー領域で測定するが、その境界までの距離d=2D^2/λであり、開口部の直径D、波長λに影響される。オ×測定に用いる周波数fmは、本来の使用周波数f、縮尺率p(p<1)とするとfm=f/pであるから使用周波数より高くなる。
<過去問類似FB407B-4FB301B-4など>ア22GHz酸素分子の共鳴周波数は60GHzイ減少ウ散乱エ雨滴オ扁平な
<過去問同じFB407B-3>アエンドファイヤエンドendは端、ファイヤfireは発射という意味でありアンテナの端から電波が放射される。サイドファイヤはアンテナの側方へ放射される。イ1波長ウ円(偏波)エ多くオ広くなる
<新問>導波管の伝送モードについて掘り下げた新問ですね。ア×方形導波管はTEモードあるいはTMモードのどちらかでしか伝送は行われない。一方で自由空間、同軸路線ではTEMモードで伝播する。イ〇正しい。ウ×TMモードにおいてはMN≠0であり、TM11が最低次である。(電子情報通信学会「知識ベース」9群-7編-3章より)エ〇円形導波管の基本モードはTE11もしくはTE01があり、TE11の伝送損失は遮断周波数近傍では周波数の増加とともに減少するがその後増
<新問>ア〇正に実効長の定義そのものである。給電点の電流I0でアンテナ素子上の電流分布がxの関数I(x)で表されるとき、この電流分布と等価的に取り扱うことができる電流分布がI0で一定のアンテナの長さℓeを実効長という。このときI(x)で囲まれる面積SはたてI0・よこℓeの長方形の面積と等しくなるからイ×アンテナの指向性利得Gdは、絶対利得Gi、放射効率ηとするとである(η<1であるが、一般にHF帯以上のアンテナではη≒1である)。従って問題文中「相対利得」は間違いで「絶対利得
<過去問同じFB401A-18>(1)標準雑音源を動作させないときT0の雑音が入力され、さらに受信機内部で発生する雑音TRが加わるから出力N0=T0+TRとなる。同様に標準雑音源を動作させたときTNの雑音が入力され、さらに受信機内部で発生する雑音TRが加わるから出力NN=TN+TRとなる。従って・・・・・【A】であり、・・・・・【B】となる。(2)(3)SWをaに入れたとき、(1)同様に・・・・・【C】となる。
<過去問数値違いFB212A-18>求める特性インピーダンスをZ0とすると①終端開放のとき・・・・・(1)②終端短絡のとき・・・・・(2)(1)式×(2)式【復習】負荷から距離ℓの点から負荷ZR側をみたときのインピーダンスZ線路の特性インピーダンスをZ0とすると終端開放の時ZR=∞として終端短絡のときZR=0として
<過去問類似FA307A-18>A上下BファンビームCペンシルビーム
<過去問同じFB402A-16>A大気の屈折率B大地反射波・・・干渉性k形フェージングの周期は回折性とくらべ「短い」も覚えておきたいですね。電界強度の変化は「反射点が海面であるときの方が大地であるときより大きい」も覚えたいところです。C大きく・・・・・「kが小さくなると回折損が大きくなる」は暗記です。
<過去問同じFB301A-14>(1)直角三角形POQにおいて図より・・・・・①である。①式より・・・・・②(加法定理の応用)である。一方でθ=d/kRであり、d≪kRとすると問題文中の③が成り立つからこれらを用いて②式よりとなる。
<過去問同じFB308A-14>(1)地道に計算すれば答えは出るのですが、こんな計算を試験中にしたくはないですね(笑)。(2)垂直偏波では、入射角が90°のとき反射係数R=-1となるが、入射角が小さくなるとRは急激に減少しある特定の角度で最小値(R≒0)となる。このときの角度をブルースター角という。このときの入射角と屈折角の和は90°になる。
<過去問超古い平成25年FB501A-16>直接波と大地反射波の干渉による合成電界を求める公式は要暗記ですね・・・。合成電界の大きさEは直接波の電界の大きさE0、直接波と大地反射波の伝播通路長差をℓとすると(β=2π/λ:位相定数)・・・①である。①式は送信アンテナ高h1[m]、受信アンテナ高h2[m]、送受信点間距離d[m]とすると・・・・・②とできる。さて、題意より(受信)電界強度が極大となるのは②式においてであるからの時と考えられる。すなわちである。図
<過去問同じFA407A-11>(1)点PからOCに下ろした垂線の足をP'とする。上図よりPB=P'Cであるから、題意を満たすにはOPの到達時間とOP'の到達時間が等しくなれば良い。ここでOP'=rcosθであるからが成り立つ。(2)屈折率は真空(自由空間)/媒質中(誘電体)の速度の比となり、下図のように上から波動が侵入するときの境界面を分数のように見立てて考えると覚えやすい。(3)n=v0/vdを代入すると
<過去問類似FB307A-12>穴埋めの位置が変わったり、B問題としても出題されたりで頻出の問題ですね。A平行Bλg/2Cz成分D水平偏波
<過去問数値違いFB401A-11>半波長ダイポールアンテナの実効長はλ/π[m]であり、三線式折り返し半波長ダイポールアンテナの実効長Leはその3倍であるから3λ/π[m]となる。周波数150MHzの波長λは300/150=2[m]なのでLe=3λ/π=3×2/3.14=1.91[m]と計算できる。≪試験対策としてのまとめ≫半波長ダイポールアンテナの実効長・・・・・・・・・・λ/π[m]二線式折り返し半波長ダイポールアンテナの実効長・・・2λ/π[m]三線式折り返し半波
<過去問類似FB407A-10>1×コリニアアレーアンテナ(CollinearArrayAntenna)は半波長ダイポールアンテナを垂直の一直線上に等間隔に多段接続したもので、隣り合う各放射素子を互いに同振幅・同位相で励振する(隣り合う放射素子はλ/2離れているため単純に接続(給電)すると逆位相で励振されることになるので、接続(給電)を逆にすることで同位相で励振されるようにしている)。2〇頂角が60°のコーナーレフレクタアンテナの指向特性は上図のように励振素子と5
<新傾向>(類似問題FA408A-8など)今までは正誤問題として出題されていましたが今回は穴埋め問題ですね。(令和2年11月期FB211A-8)以下は過去問にも対応できる「まとめ」です。①主導波管と副導波管のH面を交差角θで重ね合わせて、結合孔を設けたものである。②電界結合した電波は副導波管内を対称に両方向へ進む。その大きさはθに無関係である。③磁界結合した電波は副導波管の一方向に進み、その大きさはcosθに比例して変わる。④θをある一定値にすることで電界結合して左
<過去問類似FB408B-2>これはよく出される問題ですので暗記が必要ですが、TEmnモードの遮断波長の解答には国試的には(笑)以下の2種類の表現があることに注意して下さい。TE10モードでの遮断波長は2a、管内波長はである。また群速度Vgは位相速度Vpより遅く(Vg<Vp)、かつVp・Vg=c^2である。
<過去問数値違いFB401A-6>まず同軸路線の特性インピーダンスZcはである。一方で自由空間の固有インピーダンスZ0=120π(これは暗記すべし)であるから、平行平板線路の特性インピーダンスZpはとなるから、これら2つの線路の特性インピーダンスが等しいことからと計算できる。
<過去問数値違いFB308A-8>直径d[m]、間隔D[m]の平行二線式給電線の特性インピーダンスZ0はであるから、題意よりd=2×10^-3[m]、D=10×10^-2[m]を代入してである。一方、終端短絡の線路(特性インピーダンスZ0)において終端からℓの長さの点から終端を見たインピーダンスZはである。題意よりℓ=1.25、β=2π/λ、周波数20[MHz]の波長λ=300/20=15[m]であるのでとなる。インダクタンスL[H]のコイルのインピーダンスはj
<過去問数値違いFB401A-4>与えられたアンテナの電流分布について考えるとき、題意(給電点で最大の正弦状)より以下の図(横向きではあるが)のようにλ/4の垂直アンテナの線量分布と同等として考えてよい。電流分布は図中赤線のようになり、給電点を原点として給電点電流をI0とすれば電流分布はI0cosθで表される。ここで逆L形アンテナで電波の放射に寄与するのは垂直部分だけであるから、実効高の計算には図中で給電点からλ/12までの部分のみについて電流分布I0cosθで囲まれる面積S(灰色
<過去問ほぼ同じFB407A-2>1〇正しい2〇正しい3〇正しい振幅が同じときは「円偏波」になる。4〇正しい5×誤り軸比が∞に近いほど直線偏波、1に近いほど円偏波に近くなる。
<過去問数値違いFB408A-3>求めるアンテナの実効面積Ae[m^2]は絶対利得GI(真数)のときで求められる。相対利得10[dB]を真数Xに変換すると10=10logXであるからX=10となる。これを絶対利得(真数)にするとGI=10×1.64=16.4である。また周波数300[MHz]より波長λ=300/300=1[m]を上式に代入するとと計算できる。
<過去問同じFB402A-2>(1)線状アンテナの指向性は距離に関係しない。(2)微小ダイポールのD(θ)=sinθ、半波長ダイポールのD(θ)=cos{(π/2)sinθ}/cosθである。これはもう暗記するしかないですね・・・
<過去問同じFB401A-1>マクスウェルの方程式に関する問題ですが、数学的な計算過程を問われる問題です。(2)式①の両辺の「回転」とるととなる。(3)式③の左辺はベクトルの公式からとなる。(5)③式の∇×Hに②式を代入してであるからこの式と④式よりとなる。ここで∇・E=0であるからが得られる。(6)(1)〜(5)と同様にしてHについて求めるとが得られる。
<新問(新傾向)>ア正しい導電性材料では材料内部の抵抗によって電波によって発生する電流を吸収し、誘電性材料や磁性材料ではそれぞれ誘電損失・磁気損失により電波を吸収する。イ誤り斜入した電波の垂直方向成分は吸収良好であるが、水平方向成分は吸収不良となるのであらゆる角度に対して良好な吸収特性にはならない。ウ誤り偏波が異なると電界・磁界の方向も異なるため一様な吸収特性を持たせることは困難である。エ正しい自由空間との整合のため、表面をくさび状にしたり吸収量の異なる材料を
<過去問同じFB212B-4>ア回折係数イR1R2S4④の経路については上図のように反射(R1)、回折(S4)、反射(R2)が含まれる。ウe^-j(φ1+φ2)④の経路にはP1での反射とP2での反射が含まれるため、全体で位相差はφ1+φ2となり、反射係数はR1×R2=(-1)×(-1)=1となる(②式で経路②または③にはマイナスがついているが、④ではプラスになる理由)。エ1-e^-jφ2②式を変形すると得られる。オ
<新問?過去問超古い平成22年FB201B-3、平成20年FB007B-3>13年前の過去問で同じ問題が出題されていますがほぼ新問といっても良いでしょう。(1)問題文より「金属平行板内の電界は・・・・・自由空間と同じ位相速度でθ方向に伝播する」ので自由空間の位相速度(赤矢印)をVpとすると上図より金属平行板内における正面方向の位相速度(青矢印)はVpcosθとなることが分かる。このとき電界Eの向き(緑矢印)は金属板に垂直方向となる。ここで(等価)屈折率nは真空中(自由空間
<過去問ほぼ同じFB211B-3>この問題は与式から終端からℓ[m]の距離にある点から負荷側を見たインピーダンスZを求めることができますね。ア〇ℓ=λ/2のときtanβℓ=tanπ=0であるからイ〇ℓ=λ/4のときtanβℓ=tan(π/2)=∞であるからウ×周波数10MHzのとき波長λ=300[Mhz]/10[Mhz]=30(m)であるからℓ=37.5[m]・・・37.5/30=(5/4)λのときtanβℓ=tan(2π/λ)(5/4)λ=tan(2π+π/2)=
<過去問ほぼ同じFB408A-2>過去問ではA問題として出題されていましたが、今回はB問題として出題ですね。問われている内容はいずれも基本的事項です。ア〇正しい。イ〇比帯域幅は下図のように中心周波数fcのとき最大で200%を超えると周波数帯域の下端がマイナスの領域に入り不適となる。従って200%を超えることはない。ウ×素子が太い方が帯域幅は大きい。エ×ディスコーンアンテナの方が大きい。オ×対数周期ダイポールアレーアンテナ(LogPeriodicAnt