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断捨離って難しいですよね。捨てるが苦手な私はいつも苦戦です。でもなんとか体が動くうちに要らないものは処分しないととがんばっています。そういうとき「はぎれ」はどうするか…。そう、思い出が詰まった端切れはなかなか捨てられないのです。かなり捨てたけれど、でもまだまだ残っています。その中の一つで昨日は抹茶茶碗の着物を作りました。きちんとしたお着物は「仕覆」といいますが、これはあくまで茶碗の「着物」です。これで端切れも生きました。※紐の色は黒じゃないほうがよかった
茶道は敷居が高い。ハードルが高い。お道具が高い。な〜んて思われがちですが…そもそも利休さんは『見立て』の天才!水筒として使われていた瓢箪を花入として用いた逸話は有名です。暮らしの中で使われる雑器を独自の美意識によって茶の湯の道具として上手に「見立て」る。「物を本来のあるべき姿ではなく、別の物として見る」。なんと素晴らしい考えではありませんか(o^^o)高価なお道具がなくても!茶道を楽しむことは出来るのです☆…と言うことで、私も雑貨屋さんで一目惚れした「ぐい呑み」
3週間くらいかけてコツコツ仕覆を作っていたのがようやく完成。以前使用していた数寄屋袋の角がボロボロになり、捨てるのもったいないと思い、表地裏地ともにリメイクしてみました。「牡丹唐草」裏地がやや厚いのと、中綿はネルを使用したので厚めな仕上がりですが、茶入を守ってる感じはあります!表と裏の牡丹の色が若干違うんですね。わかりにくいですが。つがり糸が思った太さにならない、撚り甘になる、などの理由で上手く作れず。3度目でなんとか使える糸が撚れました。◯反省点1「つゆ」というのか、ちょんまげ
わーい僕の大好きなべったらだ!日本橋恵比寿講「べったら市」仕覆作家の起秀さんが送ってくれた✨きしこさん、ありがとう🥰「べったら市」は、江戸中期の中ごろから、宝田恵比寿神は、江戸時代以降、商業の神様として商人の厚い信仰を受けており日本橋七福神の恵比寿像が祀られています。商売繁盛、家族繁栄、火防の守護神として崇敬者は広く関東一円に及び、秋のべったら市は大賑わいとなるそうです。なんと5本も入ってる😍早速麹を落として切ってお味見!美味い!
1か月に一度のお楽しみ。モダン仕覆教室の記録。8月のレッスンで生まれて初めて仕覆の製図をして、仮縫いまでしたが調整が必要な気がする。先生からアドバイスしていただき、2回ほどやり直して、やっと型紙完成。表袋の布は、日暮里繊維街の「humongous(ヒューモンガス)」で求めたインド木版プリント布。写真左のものである。柄は大きめだが、伊藤千穂氏の「鳴海織部沓茶碗」には合うような気がする。裏袋の布は、恐らく40年くらい前から私の布用収納ケースに入っている細かい黒×白
できた!少々いびつですが。長緒茶入の休み緒花結びです。これは梅。中央をへこませると桜。YouTubeに載っているものなのですね。この仕覆は、鳳凰七宝華段紋覚えなければ…そしてさり気なく休み緒が結べる人になりたいです。
1か月に一度のお楽しみ。モダン仕覆教室の記録。今回はまず途中まで作成したものを先生にチェックしていただいた。このまま進めて仕上げても良いとのことで、ほっとする。そして、新しいお茶碗の仕覆の製図に取りかかった。伊藤千穂氏の「鳴海織部沓茶碗」。形に変化があるので、初心者の私にとっては大冒険。上から見ると…左右対称ではないのだ。前回の鈴木進氏の「粉引線紋茶碗」ととは少し違った製図の仕方を教えていただいた。しかし、仮縫い後に型紙を調整する必要があるかも、との
濃茶を入れて使う茶入れの着物に当たるのが、仕覆ですが、長い間、稽古に使っていて、緒とつがりの部分が切れそうになっていました。それをお茶道具屋さんで修理をしてもらい、きれいに直ってきました。思っていたよりずっと修理代も安くて、助かりました。新しく作ったら、その10倍はしますからね。どちらも50年近く前に手に入れた茶入れの仕覆です。まだ緒の感触は堅いですが、皆さんが使ううちに、手になじむことでしょう。どのくらいかかるかしらね。先日、いよいよ暑くなってきたので、名水点
1か月に一度のお楽しみ。モダン仕覆教室の記録。6月のレッスンで、表地の柄合わせ、裁断を終え、表袋を縫い終わり、底を接合させ、綿を入れて…袋口にしつけをかけた。鈴木進氏の「粉引線紋碗」を入れたところ。表袋、裏袋とも日暮里繊維街の「humongous(ヒューモンガス)」で求めたインド木版プリント布。表袋に使った布は寸法をカットして求めたものだが、裏袋のストライプ地は5枚入りの「スクエアセットmini」のもの。ふむふむ。良い組み合わせではないか。次のレッスンに向
1か月に一度のお楽しみ・モダン仕覆教室の記録。5月のレッスンで、型紙が補正なしだったので、まずは裏袋を縫い、赤地に花柄のインド木版プリント布を表地に…と思っていたが・・・柄合わせがどうも上手くいかず、布を選び直した。同じく、日暮里繊維街の「humongous(ヒューモンガス)」で求めたインド木版プリント布であるが、地色が薄いので色ムラが目立ちにくく、こちらのほうが柄合わせしやすい。裏袋には底も付けたが…まだまだ未熟である…。先生から柄合わせの「必殺技」も教わり、
出張から戻り仕上げたかった仕覆朝から始めて完成まだまだ不細工だけど毎回成長できるよう反省しつつ作っていきます
購入元:ヤフオク購入額:★★★★★初めて見る形の肩衝です。形の一覧表で確認すると、該当はないのですが、強いて言うなら頸長茶入。甑が高い茶入としては日野肩衝がありますが、この肩衝は裾が日野肩衝ほど緩やかじゃありません。日野肩衝ひのかたつき日野肩衝ひのかたつき日野肩衝ひのかたつき名物。唐物肩衝茶入。日野大納言所持、松平不昧に人り雲州家に伝わりました。(『茶道名物考』)ひのかたつき日野肩衝日野肩衝ひのかたつき漢作唐物肩衝...turuta.jp
1か月に一度のお楽しみ・モダン仕覆教室の記録。【4月のレッスン】なんと!ついに!自分で採寸して型紙を作成することにチャレンジ。あざみ野の「IZUMO」で催された「わたしを愉しむテーブル茶道展2023」で求めた小ぶりの「粉引線紋碗」である。鈴木進氏の作品。レッスンの茶箱用茶碗の型紙はマルチで、私の持っている茶箱用のお茶碗はかなり合うのだが、このお茶碗は微妙に合わない。しかし、このお茶碗こそ茶箱に組みやすいのではないかと思っていたのだ。さあて、採寸だ!!と言
横浜あざみ野のひとつひとつ丁寧につくられた作家ものの器の店IZUMO[utsuwa]です。宮崎千佐子さんのお仕覆教室に通っています。相変わらず不器用ですが、大好きな習い事です。今回はウエダキヨアキさんの茶碗にお仕覆を仕立てました☆ウエダさんのお茶碗はカラフルでポップな絵柄の茶碗だったので、どんな裂を合わせればいいかわからず、千佐子さんにご相談したところ、ウズベキスタンのアドラスをご提案下さいました。千佐子さんがお持ちくださったアドラスも素敵だったのですが、私の茶碗には柄が大きか
神田祭冊子と例大祭の御守りを頂きました。先週、お鮨をご馳走になった江戸仕覆起秀さんは神田明神さんの氏子!ありがとうございます😊Copyright©ATELIERKAZAMATSURIAllRightsReserved.
仕覆作家起秀さんと待ち合わせ!打ち合わせを兼ねて美味しいお寿司をご馳走になりました。うーん!美味しいコハダ最高!みんなでお代わりしちゃいました。
今日は仕覆作家の起秀さんと日本橋三越前で待ち合わせ!どこも変わる…大きなビルばかり画家や文豪が愛した画材店、有便堂さんも一時閉店へ風祭の大好きな神茂があった!町は神田祭りの準備でにぎわってました。ここにあった!風祭の大好きな神茂!町は神田祭一色!
1か月に一度のお楽しみ・モダン仕覆教室の記録。10月に布地屋さんで一目ぼれした刺繍の布地で茶入れ、お茶碗の仕覆を作成。この布地が曲者だった。刺繍部分がやや硬く、布地を折り曲げる部分に刺繍部分があたると処理しにくい。そんなわけで柄の配置も悩みに悩んでこんな感じである。そして、印が付きにくい!ペンのインクタイプのものはしみ込んでしまい色づかず、ペンシルタイプのものはすぐに消えてしまうという…。大苦戦。こう見るとカッコいいのだが…。いつもなら3点セットということ
北九州でお茶を教えて30年。とうりん茶道教室の木本桐綾です。茶の湯や茶道での陶磁器は非常に重要な道具となります。過去において中国の陶磁器の技術を学ぶため、中国に渡った陶工がおりました。日本で一般的に陶磁器を「せともの」と言われるように、中国の技術を学んだ陶工が瀬戸で瀬戸焼を発展させました。せとものは日用雑器に広く利用されていますが、茶の湯においても茶入や茶碗などに見られます。その技術は代々継承されて、瀬戸は陶磁器の一大ブランドとなり、国産の焼物ながら、大変珍重される
メルカリで購入した組紐の丸台で、仕覆の常緒を組んでいます。絹糸もかせや織物の切れ端糸などを購入し、気が向いたら組み、これまでに何本か組んでいます。(数か月に1回くらい気が向きます。)糸を玉に付けたまま長期間放置していたものを年末にやっと組み上げました。常緒の組み方は四つ組です。紅白の緒にしてみました。バイカラーのものは珍しいので、手作り感があります。これに合う裂が全然思いつかないですね。まだ何に使うかは決めていませんが、糸が部屋で邪魔になっていたので、形にできて気分がいいです
月に一度のお稽古、「モダン仕覆」の記録。中村いすず氏手染めの「天草更紗」の仕覆が完成し、布地屋さんで一目ぼれした刺繍の布地にチャレンジ。こんな感じの黒地に薄い灰色の刺繍なのだ。今までは教室の茶箱用のお茶碗と茶入れの型紙を使って作成していたが、手持ちの茶入れの型紙を先生に作っていただくことにした。しっかりと仮縫いまでしていただき、魔法のように型紙が!なるほど…仮縫いのフィット感はこんな感じで、型紙の造りはこんな感じなのかとちょっとわかったような気がする。
北九州で茶道教室をやっております木本桐綾です。抹茶を入れる入れ物ってご存じですか?「なつめ」・・・そう、よく目にするのは入れ物に上から同じ大きさのふたをかぶせてある一説には棗(なつめ)の実に似ているといわれているものです。これは、薄茶と呼ばれる泡だったお抹茶に使われる点前で使う抹茶の入れ物となります。他には、茶入と言われる「濃茶」(こいちゃ)で使われる入れ物があります。これは主に焼物でできているものが多いです。いろいろな焼き物の産地で作られていて、それぞれの特徴
わかいときに先生のお宅のお手伝いでお道具をサボしてと言われてさぼす?はじめ分かりませんでした普段あまり使わない言葉ですから曝すこんな字を書きます風にさらす乾かすという意味でお道具を使った後にさぼすと我が家は今そういう状態です仕覆は茶碗と一緒にしておかないと入れ替わるときがあります軸は一番に片付けました倉庫にあった千歳棚初めて使いましたおめでたい名前水指も寿加州山崎宗元の雲華です重たい多分乾くのに時間がかかる
東急大井町線に乗って世田谷区上野毛にある五島美術館へ「古裂賞玩」(こぎれしょうがん)展古裂賞玩とは?江戸時代に大名家において美しい舶来の織物を収集して愛でていた文化のことだそうです南蛮貿易により渡来した金襴や緞子などの織物は名物裂と称され茶人たちに愛好されましたその古裂をスクラップしたもの「裂手鑑」(きれてかがみ)が大切に保存され当時のままの美しさを今に伝えてくれていることに感動
ゴロゴロしながらドラクエⅢリメイクをやっていたら「なんか荷物が届いてるぞ」と相方から声がかかりました。荷物?と見にいくと、レターパックです。あっ、五島美術館からだ!「それは後藤新平と関係あるのか?」いや、字が違うしwで、何が届いたかと言うと、これです。今やっている企画展『古裂賞玩舶来染織がつむぐ物語』の図録。「なんでそんなもん買ったんだ」これでお茶のお勉強するんだよ~。お茶会やお稽古の問答でも「お仕覆(お茶入れなどを入れる袋のこと)の布地は?」なんて聞くわけですが
昨日は、お稽古の合間に、五島美術館に行って参りました。どうしても特別展の「古裂賞玩」を鑑賞したかったのです。展示は、今日の12月1日までで、まさに滑り込みセーフでした。五島美術館の所蔵だけでなく、個人所蔵、他の美術館からの作品が一堂に集まり、それは見応えのある展示となっていました。時代の有るものは、本当に素晴らしいと思いましたし、それらが収集され、大切に残されて来た事に感謝を覚えました。後世の私達が楽しめるのは、何より、収集家の方々のご尽力、美術館のサポート、そして学芸員さん
宝塚市御殿山の自宅で、パン教室をしています。レッスンは完全プライベート!焼きたいパンをレッスン!入会金不要!単発も大歓迎!柳瀬美仁パン教室の詳細はこちらからパンメニューと金額はこちらからお問合せはこちらから宝塚御殿山の自宅でパン教室をしている柳瀬美仁です。一張羅を着て奈良へ行ったというのは前述してますが、何をしに行ったかというとですね。知人の仕覆の展覧会に行ったのです。山田英幸仕覆展示会inNARA「過去・現在・未来を包む」@三五夜SA
久々の五島美術館である。「古裂賞玩―舶来染織がつむぐ物語」展である。美しい舶来織物を集めた「裂手鑑」、「仕覆」、「名物裂」で表装された絵画、貴重な裂を収納した「裂箪笥」、茶道具に付属する「古渡り更紗」などが展示。これは行かなくては!!と思っていたのだ。展覧会のポスターである。「叭々鳥図」伝牧谿筆五島美術館蔵元「東山御物」。牧谿筆と伝わる叭々鳥を描いた作品は多数あるらしい。こちらは飛んでいる叭々鳥が描かれている。本来は三幅対の1幅。他はM
先日の小津文化教室の【包み結びの歳時記講座】のご報告と発展バージョンのご紹介。皆様には、美しい両面和紙を使った「たとう包み」を楽しんで頂きましが…、そこから新しい発想で、半紙を使った白一色の「たとう包み」を💡〜「たとう包み」の吹き寄せ〜様々な「たとう包み」を吹き寄せに見立てて…折りから、季節も吹き寄せの季節に🍁〜色とりどりの「たとう包み」〜こちらは、実際に講座で折った美しい両面和紙の「たとう包み」。皆様とても楽しそうに折っておいでになりましたよ
「天草更紗SAUDADE~中村いすずExhibition2024~」展で求めた手染めの更紗を、4月に先生の型紙を使って裁断して、お茶碗、茶入れ、茶杓の仕覆を縫い始めた。やっと完成したので、お茶タイムの先生手作り和菓子の記録。【5月】先生手作りの「落とし文」【6月】水無月。涼し気な平茶碗。そして、抹茶の手軽な点て方を実演していただく。これが目からうろこ。【7月】これが手染めの「天草更紗」上級者の方になると「緒」を自作