ブログ記事66件
2019年初夏のブログです*河合隼雄さんの『青春の夢と遊び-シリーズ・生きる』(1994・岩波書店)を再読しました。これもかなりのひさしぶり。おそらく40代に読んで以来、20数年ぶりかもしれません(河合さん、ごめんなさい)。しかし、なかなかいい本でした。そして、今のじーじにも十分、刺激的でした。本書は、人生について臨床心理学的に考える本が多い河合さんが、当時、唯一、青春期についての本がない、と編集者に指摘をされて書いたというもので、なかなか力が入っています。
2020年初夏のブログです*今江祥智さんの『牧歌』(「ぼんぼん」第四部・1988・理論社)を初めて読みました。この名作を今ごろ読むなんて、今江さんの大ファンだった今は亡き弟に笑われそうです。弟は高校時代くらいから児童文学を読んでいて、その本棚には児童文学がいっぱい並んでいました。じーじはそのころ、児童文学の良さがさっぱりわからずにいて、今考えるともったいないことをしました(弟はフォークもよく聴いていて、じーじは、かぐや姫やイルカさんは弟から教えてもらいました)。
さて、本日の三杯目は、「匠のドリップコーヒーリッチブレンド」。「生豆生産国名」は「ブラジル、コロンビア他」です。「メロンパン」(札幌市・日糧製パン株式会社)を添えて。『きょうも猫日和』(今江祥智/装画・装幀宇野亜喜良/ハルキ文庫)を読みながら。
さて、本日の二杯目は、「鎌倉焙煎珈琲スペシャルブレンド」。「生豆生産国名」は「ブラジル、コロンビア」です。「北海道産小豆使用のこしあんぱん」(恵庭市・株式会社エフビーエス札幌工場)と「熊本県産デコポン」を添えて。では、『きょうも猫日和』(今江祥智/ハルキ文庫)に着手します。
関西フォークとその時代23年10月第1刷321ページ関西フォークそのくくりとして、音楽性、メッセージ性、年齢層などが明確に位置づけられているわけではないようだ。初めのだれかが何かをやり始め、それに同調した人々が寄り合って化学反応を引き起こす。アメリカ発のモダンフォークや反体制フォーク(ときどき反戦フォーク)が日本の若者(時間と暇があり多感で感性豊かな世代)にうけ、模倣するようにカレッジフォークとして広まり、その地域限定バージョンが関西フォークかその初めの人々がたとえばザ・フォーク・
「ねえ、『うえへまいりまぁす』って絵本、まだあるよね?どこ?」と息子が言う。「あるはずだけれど、どうして?」と聞くと「『う〜マンボ!』が頭から離れない。確か『うえへまいりまぁす』に『マンボ』って出ていたかと思って」と。「えー?絵本じゃなくて『WestSideStory』じゃない?四季の」と言ったのだが「違う。それ観たときは知っていたんだよね。だからもっと小さいとき」ということで、全部引っ張り出してみたが『うえへまいりまぁす』に「マンボ」は出てこない。
やまねこが洗濯物からいただいてきたポケットのついたエプロン。動物たちみんなの自分のポケットが一番自慢が始まった。優勝は・・・ぽけっとくらべ今江祥智:文和田誠:絵やまねこが洗濯物からいただいてきたポケットのついたエプロン。動物たちみんなの自分のポケットが一番自慢が始まった。優勝は・・・youtu.be
大きなお腹のサンタクロースに憧れ毎年あれこれ理想に近づくために工夫しています。「今年もありがとう100万回」の気持ちでサンタで絵本お届けに行きます。理想のサンタに、ぐっと近づけるヒントがあったのが表紙に魅かれて仕入れてみると訳が今江祥智さんと遠藤育枝さん。今江祥智さんのお名前に泣きたくなりました。お久しぶりに再会できた気分。胸いっぱいで表紙を開くとカバー折り返しのところに今江祥智さんの言葉がありまたまた心揺さぶられます。クレヨンハウス大阪に行った時今江祥智さんが
今日が、年内の仕事納めになります。例年なら、12/28まで仕事をしているのに。やっぱり、まだ慣れません。仮病で、サボっているような気になってしまいます。笑もちろん、仕事がない分、お金は本当になくて、退職金を切り崩しているだけ。でも、わかっていて、選んだ道ですから。自由にかける時間が、お金よりも大事にしたかった。悔いはありません。書けないのは、自己責任ですからね。だから、今、取り掛かっている『日本児童文学』評論新人賞の原稿30枚は、意地でも完成させます。構想も資料も
昨日のアクセス数が352でした。(順位が15位)みなさま、ご訪問、ありがとうございます。少しでも有益な情報をこれからも発信してゆきます。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。さて、年末が近づく中、非常勤ながら仕事納めもやってきます。2箇所へ、現在、出稼ぎに行っておりますが、そのうち、一つは今日が仕事納め。もう一つが月曜日です。でも、明日は、母親の介護関係で作業とお見舞いがあり、日曜日の午前がバドミントンの開放教室のコーチ、20日(水)が絵本教室、21(木)が三角さん
ここ2.3日、書いているように、児童文学作家の岩瀬成子さんの評論を書こうとしている。いろいろと関連書籍を読んでいて、ふと、師である今江祥智から逆に照らし出してみること思いつく。岩瀬成子さんが今江さんから影響を受けて児童文学を書き始めたことは、僕の中で常識中の常識だった。だから、スッとスルーしていたけど、待てよ?そもそも、岩瀬成子さんを研究した本がほとんどないのだから、その知見からの研究は(どこかで書かれていても)世に出ていないと思う。じゃあ、僕が書こう。笑すると、今江の膨大な資料
前回と同じ、物語絵本。BL出版。(この出版名は、見る度笑ってしまうけど仕方ない)そしてイラストが『宇野亜喜良』さん。今度の舞台は、日本のどこかの地方なんですけど。イラストは、やっぱり、ヨーロッパの風の色をしています。短編。父親を事故で亡くした、13歳の「働く中学生」が、不思議な「銀色さん」というお客様に惹かれていく話。冒頭から、父親を地震の為に起きた事故で亡くし。「働きに出られるほど、身体がよくない母」との二人暮らしを余儀なくされた主人公は。家にあった、大き目なカウンター席に気
物語絵本、というジャンルだそうです。出している出版社がBL出版。なのに、まったく別に意味での味付け??はありませんでした。なぜ、そんな出版社名なのか、が。一番気になりました。(違うだろう、というツッコミが入りそう)イラストを『宇野亜喜良』さんが、書いていて。私は全然知らなかった方ですが、一種独特な雰囲気があります。天野さん(ファイナルファンタジーの)っぽいかな?もうちょっと、一般より、って感じです。大人向けの、ヨーロッパの風を感じる、イラストが、もう一つの主役、みたいな存在感を放っ
我が家では子供たちが二階に生活拠点を移してからというもの、テレビを点ける機会がめっきり減ってしまった。元来わたしは本があればテレビは無くても良いぐらいなので、読書にあたってはより良い環境になったと言えるであろう。偶に観るのであれば、ニュースやNHKの人や動物の暮らしに着目したドキュメンタリー番組がよい。最近のバラエティ番組やお笑い番組は喧々諤々・大同小異でどうも好きになれない。(ごく偶に観ると新鮮に感じたりするが)昨夕何となしにテレビを点けると、最後に合わせたチャンネルがNHKであ
ルイーズ・ファティオ文ロジャー・デュボアザン絵、スイス生まれでアメリカに渡ったご夫婦による、シリーズ絵本です。ごきげんならいおん1964年4月発行村岡花子訳原題THEHAPPYLION1954年三びきのごきげんなライオン2005年7月発行。晴海耕平訳原題THETHREEHAPPYLIONS1959年アフリカでびっくり―ごきげんなライオン2009年9月発行今江祥智訳原題THEHAPPYLIONINAFRICA1955年しっぽが
【タイトル】まわるまわる・作・絵:みやにしたつや・出版社:鈴木出版・金額(本体):1,100円・発行年:2000年・読み聞かせにかかる時間(目安):1分20秒くらい・文章量:2.2.3.2.2.2.2.2.2.2.2-1.2-1-1-1行くらい。・漢字の有無:本文に漢字なし・備考:たんぽぽえほんシリーズ・あらすじ・内容:まわるまわるくるくるまわる。まわるまわるなにがまわる?(カバーそでより)・感想:ものや状態によって、擬音語が変わってくるというのが
【タイトル】アンパンマンとことことこ・原作:やなせたかし・作画:トムス・エンタテインメント・出版社:フレーベル館・金額(本体):900円・発行年:2022年・読み聞かせにかかる時間(目安):2分20秒くらい・文章量:4.2-2.2.1-6.2.1-4.4-2.2-3.3-1.2-3.2.2.1-2.2行くらい。・漢字の有無:本文に漢字なし・備考:ベイビー・アンパンマン・あらすじ・内容:アンパンマンがおさんぽ。でも、さかみちが!たいへん、アンパンマンをたすけてあげ
【タイトル】ねずみくんはカメラマン・作:なかえよしを・絵:上野紀子(うえののりこ)・出版社:ポプラ社・金額(本体):1,200円・発行年:2022年・読み聞かせにかかる時間(目安):2分20秒くらい・文章量:2-1.1.1.2.3.2.2.4.3.2.3.1.3.6.3.3-3-1.3-1.4-1-3-1.4.1.2-2.3.4.3.1行くらい。・漢字の有無:本文に漢字なし・備考:ねずみくんの絵本38・あらすじ・内容:ねみちゃんのしゃしんをとることにした
【タイトル】なにになれちゃう?・著:チョーヒカル・出版社:白泉社・金額(本体):1,200円・発行年:2022年・読み聞かせにかかる時間(目安):1分50秒くらい・文章量:2.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.2.2行くらい。・漢字の有無:本文に漢字なし・備考:コドモエのえほん・あらすじ・内容:ボディペイントでからだがへんしん!なにになれちゃうかな?そうぞうしながらよんでみてね(カバーそでより)・感想:普通の手や足や背中
【タイトル】わたしのねこちゃん・文:かんなりまさこ・絵:荒井良二(あらいりょうじ)・出版社:福音館書店・金額(本体):743円・発行年:2005年・読み聞かせにかかる時間(目安):2分20秒くらい・文章量:3.3.3.3.3.3.3.3.2.1.3-2.3.1行くらい。・漢字の有無:本文に漢字なし・備考:幼児絵本シリーズ/2才〜4才くらい・あらすじ・内容:わたしのねこちゃん、ひげねこちゃん。わたしが話しかけると……。・感想:家で飼っているねこと子どものや
【タイトル】たいせつなぎゅうにゅう・著:キッチンミノル・出版社:白泉社・金額(本体):1,200円・発行年:2021年・読み聞かせにかかる時間(目安):5分くらい・文章量:2-2.4-3-2-3-2-3.2-1-4-1.3-3-2.3.3-3-3-4.2-4.4-1-2-2.1.1.3.1-3-1-2.3-1.3.1.2-3.1-3-2.5-4.3-5-3-2-2.2-1行くらい。・漢字の有無:本文に漢字なし・備考:コドモエのえほん・あらすじ・内容:たいようがのぼるま
【中古】今江祥智5年生の童話(1)今江祥智童話館/今江祥智【作】,原田治【絵】【中古】afb楽天市場1,210円楽天市場で詳細を見るAmazon(アマゾン)で詳細を見る今江祥智さんの5年生の童話は二冊構成です↓【中古】今江祥智5年生の童話(2)今江祥智童話館/今江祥智【作】,杉浦範茂【絵】【中古】afb楽天市場1,210円楽天市場で詳細を見るAmazon(アマゾン)で詳細を見るなんせ古い本(1987年発行)なので図書館では書庫に仕舞われており販
作:今江祥智絵:長新太装幀:杉浦範茂出版社:理論社1986年の作品。ネットで見つけたときは、本当に長さんの絵なのかなぁ……と半信半疑でしたが、本物でした!同じ年に出版された長さんの作品は、『つきよ』(教育画劇)『おばけのいちにち』(偕成社)『ブタヤマさんたらブタヤマさん』(文研出版)『びっくり、しゃっくりくしゃみにおなら』(福音館書店)など。絵本の絵と童話の表紙では、雰囲気も変わってきますね。カバーを取るとこんな感じ。
吉祥寺の中道通りには絵本や海外のおもちゃなどを販売している「絵本と雑貨あぷりこっとつりー」という、素敵なお店があります。通りかかる度に立ち寄っているのですが、先日、面白い本に出会いました。赤羽末吉さんが絵を、今江祥智さんが文を書いた絵本といえば、わたしには「ももたろう」が思い出深いのですが、このお二人が絵と文を担当した、「ゆきむすめ」という本です。これまでにも様々なパターンの「ゆきむすめ」のお話をを、飲んだり聞いたりしたことがあったのですが、この
本日オススメするのは、工藤直子の『てつがくのライオン』出会いはまだ中学生の頃だったと思います。母親が「子どもの本の会」という会に入っていて、よく講演会に連れて行かれました。当時は「めんどくさいなぁ」と思いながら仕方なくついていたのですが、谷川俊太郎さんと今江祥智さんの対談だったり、まついのりこさんの絵本づくりのワークショップだったり、今思うとかなり貴重な体験をさせてもらってました。「てつがくのライオン」に出会ったのは、今江祥智さんの講演会でした。当時、光村図書の『飛ぶ教室』という
著者:今江祥智装丁・挿絵:長新太出版社:あかね書房1973年の作品。編集は山下明生さんと、今江さんのあとがきにあります。表紙にひとめぼれをして、オークションで購入しました。深い緑と深いオレンジ。オレンジのもくじページを見て、なんだか泣けてきました。なんでかなぁ。大切に読ませていただきます。
うさママです来てくださってありがとうございます!50代フルタイム共働きです社会人の息子と娘大学生の娘がいます絵本の紹介です社会人の娘が大好きだった本当日2歳の息子に多分1000回以上は読んだ大学生の娘がお気に入りだった本上から順番に解説しますねまずはぼちぼちいこか偕成社結構有名な絵本です体重の重いカバがいろんな職業に挑戦するもうまくいかないでも、めげない大阪弁がうまく使われてとてもユーモアがあって楽しい最後のページが特にいい人生ゆったり歩んでいけ
ぼく、ロンです。ママさんが、またポロポロ泣いてる。ママさんは、涙脆い。本を読んでもテレビを見ても歌を聴いても、それが、涙のツボ、みたいなのに触れちゃうと、ぶわぁっと溢れてきちゃうんだって。今回の涙のもとは、この本。「だってロンちゃん、この最後のお別れの場面、涙なくしては読めないよ」だって。『紙のお月さま』今江祥智長新太絵出版社:理論社タマテバコ、と名づけられたマルチーズふうな雑種の犬と、とうさんとあかりちゃん、3人家族の暖かく優しいお話が犬の目線で書かれています