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京都芸術センターで開催中の、日本ポーランド現代美術展の続きです。元・小学校の会場を、1階から2階、2階から1階、更に3階、4階へ行ってみましょう。松田壯統の「イリヤ・存在の彼方へ」です。お洒落な部屋に置かれた小物。ポーランドで取材し、亡くなった人々への追悼と鎮魂を表現する彼。表面的なオブジェの向こう側に、人間の存在を考えてしまいます。これは、ヒスロムの「いってかえって、写す」。日本、ロシア、ポーランドと、延々と続く旅の中での「遊び」。次々と映される、淡々とした映像
今村遼佑さんあいちトリエンナーレが運営するアートラボあいちで個展が決まりました。http://aichitriennale.jp/ala/news/2017/002109.html平成28年度ポーラ美術振興財団在外研修員として、2016年8月から2017年8月までワルシャワに1年間滞在していましたが、帰国後、京都のアートスペース虹で、「くちなしとジャスミンのあいだに」個展がありました。12月12日(火)~17日(日)2作品を購入しましたが、お貸しする事になりました。
まずは、画像をどうぞ。今村遼佑さんの作品でバケツと氷2016バケツに氷が張ること。降り落ちる雪が雨に変わること。夜に沈丁花の匂いを嗅ぐこと。白木蓮が咲くこと。廃番になったもう手に入らない画材で絵を描くこと。土地を移動することと同じで、それまで馴染んでいた空気が変わるため、季節が変わる時期は身の回りの環境それ自体への気づきが多くなる。その空気は予兆と喪失をはらんでいて、生み出されるものと消え去っていくものの絶え間ない流れが色濃くなるその場所で、世界のその確かさ
まずは、画像をどうぞ。今村遼佑さんの作品でほとり#032009重ねられた本の上に、とても小さな木馬が回転している作品。龍野アートプロジェクト2013「刻(とき)の記憶」から今村遼佑例えば、部屋の中にいて外の物音を聞いていた感覚や、降り出した雨を眺めた体験など、日常の中の何気ない感覚が記憶に残っていることがあり、そのような特別な理由なく残った感覚や体験にこそ、人と環境との関わりの中で根源的な何かがあるのではないかと感じています。それを、光や音、動きといった
まずは、画像をどうぞ。今村遼佑さんの作品でカレンダー2014京都のアートスペース虹で、毎年ではないのですが、12月に次年度のカレンダーを使って、カレンダー展を行っています。以前紹介しました美術です128の岡本光博さんの作品も、この2013年のカレンダー展で、一緒に購入しました。http://www.art-space-niji.com/2013/sche12.html美術です128https://ameblo.jp/shikokuno-o/entry-12320
まずは、画像をどうぞ。今村遼佑さんの作品で卓上の出来事#0320142013年に、アートスペース虹(京都)での個展に、お邪魔したときには、売約済みでした。アートスペース虹の熊谷さん、優しい方なので、再制作をお願いしていただきました。そして、年を越えて2014年に完成しました。3作品の中から選ばさせていただきました。#02は#01(個展当初)のミニカーの色違いで、#03、#04は要素が違っていますので、#03に決めました。ライトは、クリップライト→街灯→ミ