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造船所ドックに船の姿見ゆクレーン動きて鉄の音する古き塔めざし歩みぬ細き道天寧寺坂千光寺道短歌誌「高社山」第60平成23年6月10日発行今日の一首93尾道への旅2日本美術院の常任理事を務められた、塩出英雄画伯の没後10周年記念展覧会の記念講演参加のため、広島県福山市へ行ったきたときの歌です。鞆の浦~明王院を後に尾道へ向かいました。尾道駅前から向島行きの渡船に乗り向島へ渡りました。天寧寺坂千光寺をめざし、急な坂道を上りました。#今日の一首#短歌#長野県飯山市#長野県
駅前の広場は海に続きいてホームにまでも潮の香のする自転車やバイクの客も乗り込みて向島行き渡船賑わう短歌誌「高社山」第60平成23年6月10日発行今日の一首92尾道への旅1日本美術院の常任理事を務められた、塩出英雄画伯の没後10周年記念展覧会の記念講演参加のため、広島県福山市へ行ったきたときの歌です。鞆の浦~明王院を後に尾道へ向かいました。尾道駅前から向島行きの渡船に乗り向島へ渡りました。列車の一人旅、行き当たりばったりの旅です。#今日の一首#短歌#長野県飯山市#長
三行で日記を閉じる騙される、騙す相手も無い四月馬鹿三行で日記を閉じる騙される、騙す相手も無い四月馬鹿
朱の色が揺れて写れり芦田川明王院の「草戸の塔」は短歌誌「高社山」第57平成23年5月10日発行今日の一首92鞆の浦4日本美術院の常任理事を務められた、塩出英雄画伯の没後10周年記念展覧会の記念講演参加のため、広島県福山市へ行ったきたときの歌です。明王院は、広島県福山市草戸町にある真言宗大覚寺派の仏教寺院である。空海が開基と伝わる。本堂、五重塔が国宝に指定されている。#今日の一首#短歌#長野県飯山市#長野県#素晴らしい飯山#塩出英雄#福山市#鞆の浦#岡山県#箱
ひな祭り知らせるポスター家々に貼られ華やぐ鞆の浦町「いろは丸」龍馬ゆかりの船の名の渡船に乗りぬ鞆の港に短歌誌「高社山」第57平成23年5月10日発行今日の一首91鞆の浦3日本美術院の常任理事を務められた、塩出英雄画伯の没後10周年記念展覧会の記念講演参加のため、広島県福山市へ行ったきたときの歌です。鞆の浦の古い家々での「鞆・町並ひな祭」を知らせるポスターが張り出されていました。福山市営の渡船平成いろは丸が仙酔島を結んで営業していました。#今日の一首#短歌#長野県飯山市
ポケットを裏返しても出てこない確かに入れた筈だけれどもポケットを裏返しても出てこない確かに入れた筈だけれども
潮を待つ港と言える鞆の浦浅き春の日浴びて静もる瀬戸の海背にして建ちぬ常夜燈「石額」古き鞆の港に短歌誌「高社山」第57平成23年5月10日発行今日の一首90鞆の浦2日本美術院の常任理事を務められた、塩出英雄画伯の没後10周年記念展覧会の記念講演参加のため、広島県福山市へ行ったきたときの歌です。塩出先生の生まれ故郷は福山~ついでに福山市鞆の浦へ行きました鞆港といえば常夜灯です。石造りの古い常夜灯を詠みました。#今日の一首#短歌#長野県飯山市#長野県#素晴らしい飯山#
駅の傍老舗の菓子舗大和屋が塩出画伯の実家なるとう絵で見たる「瀬戸の浮島」鞆の浦吾は憧れ訪ね来たりぬ短歌誌「高社山」第57平成23年5月10日発行今日の一首89鞆の浦1日本美術院の常任理事を務められた、塩出英雄画伯の没後10周年記念展覧会の記念講演参加のため、広島県福山市へ行ったきたときの歌です。塩出先生の生まれ故郷は福山~ついでに福山市鞆の浦へ行きました塩出英雄先生は、横丁大家の歌集に「序歌」を下された広島県福山市出身の日本画家です……#今日の一首#短歌#長野県飯山市
小石浜見下ろす位置に「恋し浜」駅ありにけり南リアス線短歌誌「高社山」第57平成23年3月10日発行今日の一首88三陸鉄道の旅42011年1月19日から21日まで三陸海岸の列車の一人旅をしました。JR東日本の大人の休日倶楽部パスを使っての旅。「小石浜」から「恋し浜」へ改名された駅です。恋し浜産のホタテ貝を絵馬に見立てて願い事を書いて奉納するホタテの絵馬掛けが駅舎内に設置されています。「しあわせの鐘」が設置されてからは、恋人たちの聖地として一層注目されています。#今日の一首
乗客の影まばらなり三陸を南に向かう真冬の列車冬の海車窓に近し大波の飛沫列車に及ぶが如し短歌誌「高社山」第57平成23年3月10日発行今日の一首87三陸鉄道の旅32011年1月19日から21日まで三陸海岸の列車の一人旅をしました。JR東日本の大人の休日倶楽部パスを使っての旅。目的は、「八戸屋台村みろく横丁」見学と、三陸沿岸列車旅&陸前高田市の高田松原見学冬の海は波が高く、列車に荒波が届くような感じの所もありました。#今日の一首#短歌#長野県飯山市#長野県#素晴らし
トンネルを出づれば視界広がりぬ白浜見ゆる大き海見ゆ大蛇駅・階上駅と珍しき駅名続き目に新しき短歌誌「高社山」第57平成23年3月10日発行今日の一首86三陸鉄道の旅22011年1月19日から21日まで三陸海岸の列車の一人旅をしました。JR東日本の大人の休日倶楽部パスを使っての旅。目的は、「八戸屋台村みろく横丁」見学と、三陸沿岸列車旅&陸前高田市の高田松原見学写真上は、種差海岸の最北に位置するウミネコの繁殖地として知られる蕪島。国の天然記念物に指定されています蕪島へは、鮫駅
大いなるかな心や一日一訓3月27日あじさい寺高源院戸狩温泉スキー場#奥信濃飯山#一日一訓#あじさい寺#高源院#戸狩温泉スキー場#長野県#長野県飯山市#箱店屋横丁大家の店番日記
通学の子らに混じりて旅人は吾のみ本八戸駅のホームに賑やかに通学の子ら降り行きし車窓に海はなおも近づく短歌誌「高社山」第57平成23年3月10日発行今日の一首85三陸鉄道の旅12011年1月19日から21日まで三陸海岸の列車の一人旅をしました。JR東日本の大人の休日倶楽部パスを使っての旅。目的は、「八戸屋台村みろく横丁」見学と、三陸沿岸列車旅&陸前高田市の高田松原見学この旅の49日後に、東日本大震災と福島原発事故が発生。三陸の旅で通った〜JR八戸線や三陸鉄道の多くの駅が大
春分を過ぎて雨降る昼下がり蠅取蜘蛛の呑気にあるく春分を過ぎて雨降る昼下がり蠅取蜘蛛の呑気にあるく
一万の灯籠浮かび九頭竜の流れ光の帯となりたり短歌誌「高社山」第52平成22年10月10日発行今日の一首84永平寺4九頭竜川の永平寺河川公園で行われる永平寺町の夏の風物詩。永平寺の雲衲衆による読経の後、先人への感謝と供養の意を込めて九頭竜川に約1万個の燈籠が流されます。北陸新幹線が敦賀まで延伸され,福井まで近くなりました。もう一度行ってみたいと思います。#今日の一首#短歌#長野県飯山市#長野県#素晴らしい飯山#永平寺#九頭竜川#万灯会#福井県#越前#越
ソリテアの挫折の続く今度こそ今度こそはで時間失うソリテアの挫折の続く今度こそ今度こそはで時間失う
開山は道元禅師永平寺僧侶育成の道場なりき寺の名が町の名前となりてより七百年の時が過ぎおり短歌誌「高社山」第52平成22年10月10日発行今日の一首82永平寺2永平寺は、福井県吉田郡永平寺町にある曹洞宗の仏教寺院。總持寺と並ぶ日本曹洞宗の中心寺院(大本山)です。寺の永町の名となっています。#今日の一首#短歌#長野県飯山市#長野県#素晴らしい飯山#永平寺#九頭竜川#万灯会#福井県#越前#越前交通#永平寺口#箱店屋横丁大家の店番日記
白壁と瓦の駅舎瀟洒なりえちぜん交通「永平寺口駅」町の名は永平寺町越前の古き家並みの町に来たりぬ短歌誌「高社山」第52平成22年10月10日発行今日の一首81永平寺1永平寺町の夏の風物詩。1万基の燈籠が九頭竜川に流される「永平寺大燈籠流し」に行った平成22年の短歌です。『大本山永平寺』の雲衲衆による読経の後、九頭竜川に約1万個の燈籠が流され、クライマックスには色とりどりの花火が打ち上がる賑やかなイベントでした。#今日の一首#短歌#長野県飯山市#長野県#素晴らしい飯山
見た夢は忘れて覚めるホラーめくものだったとの記憶はあれど見た夢は忘れて覚めるホラーめくものだったとの記憶はあれど
「ちちははの恵みも深き粉河寺」ご詠歌胸に深く響きぬ短歌誌「高社山」第53号平成22年7月10日発行今日の一首80四国旅行4平成22年の四国旅行の短歌です。国の重要無形民俗文化財の阿波十郎兵衛屋敷で人形浄瑠璃「傾城阿波の鳴門」を見ました。#今日の一首#短歌#長野県飯山市#長野県#素晴らしい飯山#牧野富太郎#四国旅行#クジラ#土佐#坂本龍馬#かずら橋#横丁大家の店番日記#人形浄瑠璃
かずら橋「粉ひき唄」の歌詞のまま「風も吹かんのにゆらゆら揺るる」人形と操る人の息一つ「傾城阿波の鳴門」の舞台短歌誌「高社山」第53号平成22年7月10日発行今日の一首79四国旅行3平成22年の四国旅行の短歌です。桂浜は雨、祖谷のかずら橋まで行った時は晴れました。国の重要無形民俗文化財の阿波十郎兵衛屋敷で人形浄瑠璃を見ました。#今日の一首#短歌#長野県飯山市#長野県#素晴らしい飯山#牧野富太郎#四国旅行#クジラ#土佐#坂本龍馬#かずら橋#横丁大家の店番
歌いつつ憧れおりし「桂浜」月の名所は雨に霞みぬ渡る時「祖谷かずら橋」ぎしぎしと蔦音しおり上下に揺れて短歌誌「高社山」第53号平成22年7月10日発行今日の一首78四国旅行2平成22年の四国旅行の短歌です。桂浜は雨、祖谷のかずら橋まで行った時は晴れました。#今日の一首#短歌#長野県飯山市#長野県#素晴らしい飯山#牧野富太郎#四国旅行#クジラ#土佐#坂本龍馬#かずら橋#横丁大家の店番日記
海原のはるか彼方を見つつ立つ坂本龍馬の像生き生きと今もこの土佐湾近く鯨出ることありと聞く潮吹く鯨短歌誌「高社山」第53号平成22年7月10日発行今日の一首77四国旅行1平成22年の四国旅行の短歌です。桂浜・牧野富太郎植物園などを廻りました。#今日の一首#短歌#長野県飯山市#長野県#素晴らしい飯山#牧野富太郎#四国旅行#クジラ#土佐#坂本龍馬#かずら橋#横丁大家の店番日記
行く夜の時間に目をやるもう一章読みたいところでページを閉ざす行く夜の時間に目をやるもう一章読みたいところでページを閉ざす
宍道湖の夕映え見つつ思いおりラフカディオ・ハーン詠みし師の歌シジミ捕る小舟か数多浮かびいる宍道湖畔に今朝は目覚めり短歌誌「高社山」第53号平成22年11月10日発行今日の一首76足立美術館5第1首の師とは、飯山出身の古田十一郎先生のことです。宍道湖のラフカディオハーンの歌はラフカディオ・ハーンが旧居また武家屋敷堀川に沿いて昔を歩むというもので、先生の歌集「高社山」の「松江」に所載の歌です。#今日の一首#短歌#長野県飯山市#長野県#素晴らしい飯山#足立美術館#
借景の山の緑は深くして枯山水の庭絵のごとし安来節「どじょうすくい」も名物の島根安来にはるばる来たり短歌誌「高社山」第53号平成22年11月10日発行今日の一首75足立美術館4足立美術館の庭園の見所は、床の間の壁や、廊下の壁等をくりぬき庭園を、額の絵のように見せる「額絵」です。なお、横山大観のコレクションは120点を数え、質量ともに日本一と評されています。#今日の一首#短歌#長野県飯山市#長野県#素晴らしい飯山#足立美術館#日本庭園#額絵#島根県#安来市#
中央道・東名・名神・中国道バスようやくに山陰に入る伯耆富士車窓に見えて長旅のバスの客らに活気戻れり短歌誌「高社山」第53号平成22年11月10日発行今日の一首73足立美術館2奥信濃から山陰地方への旅は遠い。ひたすら高速道路を走り700km。平均時速100kmで走っても7時間以上~伯耆富士が車窓から見えた時、車内から歓声が上がった。平成22年に、足立美術館、石見銀山、宮島、広島などを廻るバス旅行に参加したときの短歌です。#今日の一首#短歌#長野県飯山市#長野県#素
島根県安来めざしぬバスの旅十時間走りまだ走り継ぐひたすらにバス走りたりひたすらに安来への道七百キロを短歌誌「高社山」第53号平成22年11月10日発行今日の一首72足立美術館15万坪の広大な日本庭園は、「庭園もまた一幅の絵画である」という信念のもと細部まで維持管理されています。白砂青松庭などの庭園が、春夏秋冬の季節ごとに美しい姿を見せてくれることで、人気の美術館です。平成22年にバス旅行しました。#今日の一首#短歌#長野県飯山市#長野県#素晴らしい飯山#足立美術館
野蒜駅旅の記憶に残りおり津波ニュースを聞きて悲しむ短歌誌「高社山」第53号平成22年11月10日発行今日の短歌71東日本大震災43月11日は、東日本大震災と、福島第1原発事故から13年。能登半島地震でも原発と住民は共存できない危険がはっきりしました。福島原発事故で未だに故郷に帰れない人が2万人を超えると言います。津波の威力でゆがんだ線路や折れ曲がった柱などが、震災直後の姿のまま震災遺構として唯一残されています#今日の一首#短歌#長野県飯山市#長野県#素晴らしい飯山#
大津波襲える後の壊れたる街を非情にテレビ映しぬ次々と家を車を呑み込みて津波は町を壊し消し行く短歌誌「高社山」第53号平成22年11月10日発行今日の短歌67東日本大震災13月11日は、東日本大震災と、福島第1原発事故から13年。能登半島地震でも原発と住民は共存できない危険がはっきりしました。福島原発事故で未だに故郷に帰れない人が2万人を超えると言います。写真は、2014年、復興支援にために陸前高田を訪れ、ガイドボランティアがら津波被害の様子を聞いたときのものです。#今日の一