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昨日、ブログを書いていて、湧いてきた疑問がひとつ。「フランス現代大家新作画展覧会」と銘打った展覧会が三越呉服店で開催されたのは大正14年、(1925年)。一体、百貨店内展覧会が初めて行われたのはいつ頃?国会図書館のサイトによると、三越では販売促進用に特産物などの展覧会が開かれるようになり、絵画作品の展覧会を初開催したのは明治41(1908)年11月だそう。これが百貨店業界初の美術展覧会、と書かれています。内容は、日本画の掛け軸を扱った「半切画展覧会」。場所は大阪三
六角通と新町通の角を東に曲がると、大正3年建設の、麗寿庵(ろくじゅあん)。名代の華わらびが、美味しいんです。ウィーンから京都にアトリエを構えた写真家、ローランドハーゲンバーグの展示がありました。そのお題は、「蠱惑」。「悔しいけれど、夢中になりそう」との副題は、作家?見る方?玄関を抜けると、中庭。羅城門の礎石が置いてあるとか。その向かいは、主庭。井桁には、鞍馬山の石が使われています。茶室の横に、舞妓はん。玄関でも見つけましたが、一瞬のさりげなさが作家の
9月の下旬となり、少しずつ過ごしやすい時間が出来てきました。東京から長女が帰省しました。久しぶりに京都でお出かけをしました。やっぱり平日のお楽しみと言えば、やまやさんのランチ‼️と意見が一致して張り切って出掛けました🎵明太子の唐揚げ、高菜、明太子。とても美味しいです😊ランチの後は四条烏丸界隈をぶらぶらとして行きたかったお店へ伺いました。麓寿庵さんの華わらびがお目当てです。わらび餅の中にエディブルフラワー🪻が入った華やかなものです❤️季節の限定で金木犀のものもあ
昨日の続きです。用事が済んだので戻ります東洞院通北上~贈従五位赤松小三郎先生記念赤松小三郎?誰??と、ググったら、信州上田藩士で公武合体論を唱えたため、薩摩藩士にこの場所で暗殺されたとのこと。間之町通北上~万寿寺通。古い仏壇屋さんがありました高倉通を通ったら「長香寺」というお寺があったのですが、その門前に「京都大工頭中井家菩提寺」とある石碑を発見!中井家って二条城大工頭の中井正清の中井家~!と内心興奮の私仏光寺に突き当たったので、境内
京都中心部四条六角通に、真っ白の大きな暖簾が目を引く甘味処『麓寿庵(ろくじゅあん)』があります。今年3月にオープンしたばかり、エディフルフラワー(食用花)の入った「華わらび」を提供しているお店です。大正3年に建てられた登録有形文化財京都出身の日本画家今尾景年(いまおけいねん)画伯の元邸宅だったそうです。お店の方が邸宅内やお庭を紹介してくださるので、それを伺うのもまた一興、楽しみのひとつ。甘味処にしてはめずらしいですよね。ご年齢を問わず
3月にオープンしたばかりのお店京都六角華わらび麓寿庵約100年前の邸宅は国の登録有形文化財に指定されており、明治から大正に活躍した日本画家今尾景年の邸宅だったそうです*南禅寺法堂の天井に描かれている雲龍図を描いた方お部屋に案内される前にスタッフの方が館内の説明をしてくださいます青紅葉が美しいお庭を眺め渡り廊下を歩き茶室の前のお庭は平安時代羅生門の柱の礎石だったと言われるものをつくばいとして使用この電灯、紛れもなくレトロここが茶室です大正天皇から賜った床柱この木のこぶを猿の姿
2022年11月1日火曜日雨今朝の比叡山です。雨です。風邪ひきました。朝食を済ませ、ゆっくり。風邪薬を飲んで今日は休養です。炬燵ムリです。今日はドボルザークでも聴きましょ。風邪なんでお昼も軽めです。ポールボキューズのフルーツサンドと永楽屋のみかさです。おやつのようなお昼でした。午後の比叡山です。雨が強くなってきました。午後も炬燵でウトウトです。おやつは長女にもらった杏仁豆腐です。午後もドボルザークです。ちょっとこのへんで洛中散歩の続きでも。先日の織田信雄邸址と柳
2022年ゴールデンウィークに久保家住宅が無料公開されていたので訪れました。めったに公開されることが無いので、写真は多めにアップしています。久保家住宅は、元は日本画家で四条派の今尾景年邸として建てられたものです。そんな関係もあるのかしつらえなども素晴らしかったです。没後に息子のは引継ぎ、事務所や料亭として活用され、年に有形登録文化財となっています。元料亭だったこともあると思いますが、お庭などが素晴らしかったです。
大智勝観の梅と蓮勝観は、日本美術院の再興に参加し、小林古径と共に推挙され、のちに日本美術院の発展に尽力。横山大観風の画風で軽妙な趣を感じさせる作品を描いた。岸竹堂の虎今尾景年の鷲猿景年は、京都生まれ、浮世絵師梅川東居に師事し、のちに鈴木百年に四条円山派の画風を学んだ。写生を重視した花鳥画を得意とした。精密な花鳥画を描いた。橋本雅邦の竹林猫松林桂月の玉蘭に雀野口小蘋の春秋山水五姓田芳柳の勿来関曾山幸彦の試鵠曾山幸彦は、工部美術学校に入学し、サン・
前回のブログからちょっと間が空いてしましましたが...その後、無事に掛け軸が見つかりました〜そして、何と発見した場所は...キッチンカラムーチョホットチリ味の箱の中に入ってましたじゃ〜んこの箱の中にぴったり収まって入ってました実はこの箱、うちの父が掛け軸を送ってきた時に使った箱で、私は掛け軸はこの箱から出して箱の側に置いておいたんですよねこの箱には他に子どものおもちゃとかが入っていたので、このまま業者さんに運んでもらおうと思ってそのままにしておいたんです恐らく、業者さんがパッキン
名古屋のシンゾウです65インチのテレビが我が家にやってきました。展示場で見るより遥かに大きいので驚きです。専門家はすごいです。ほんの10分程で設定完了でした。映った画像に大感動、チョット高額でしたが納得しました。多機能テレビなので、設定すべきことが沢山あります。楽しみながらボチボチやろうと思います。今回から、小論文対策問題を2問ずつ掲載しました。答えを見ないようにして考える訓練もしてください。―――――――――――――本日の問題(113)《漢字書取り》【06051】よみ
南禅寺の中心伽藍、法堂[はっとう]です。■常香炉
「画三昧」:1931年(昭和6)・155.5×71.1cm(櫻谷文庫展示作品を撮影)明治末期から昭和の初めにかけて、竹内栖鳳と京都画壇を二分するするほどの人気を博した画家がいた。しかし、今ではこの画家の名を知る人は皆無といっていい。なぜなら、あることからしだいに画壇から疎んじられたため、そうした世界に嫌気がさし、画壇を去ったからだ。生前のスケッチその人の名は木島櫻谷(このしまおうこく)という。
即位礼正殿の儀を間近に控え、京橋のLIXILギャラリーで特別展「宮内省御用達川島織物と明治宮殿」展が開催されています。今回本展解説で初めて知ったのですが、川島織物って宮内省御用達”国内”第一号だったのですね。(1891年)正確には、御用達の第一号、二号は国外の調達先だったため、第三号の二代川島甚兵衞氏が国内として初、ということになります。川島織物は、明治天皇のお住まいである明治宮殿の内装織物も一手に引き受けたのですが、1945年の空襲で建物とともに喪失。
【全国古民具骨董まつり】by組頭前回は、GW中に開催されて大賑わいでありましたが、今回は出展スペースに休憩所がちらほら~、人もまばらでありました。かえってゆっくりできましたね。相変わらず大物がっ!。でかい壺や瓶は、人気がありませんねぇ、、。アフリカンなご出展も~。何が骨董なのか全くわからない、、(笑)。お持ち帰りは、漆椀のはずが、、、古伊万里の変わり図皿と今尾景年さんの木版画に変身、、あーあ。木版画は、鷹かと思いきや鳶でありました。帰りのモノレールの座席が青海波と市松模様なのにか
先日作ったくるみボタンを袋詰めして、店出ししました。さて、昨日お店が終わってから、等持院に住む叔母のところへ、ご注文の品を届けに行ってきました。叔母は、母の元実家の主屋の奥の離れに住んでいます。先日、櫻谷文庫へ行った折りに、この辺りは「絵描き村」と言われてたという話をしたところ、やっぱり主屋は元々「今尾景年(いまおけいねん)」という日本画家の人の家だったらしいです(゜o゜)今尾景年さん、Wikipediaにも載ってるし、足立美術館(島根県)に絵が展示されてるらしい。画家で成功するの
祇園祭(7月13日)きもの文化検定函谷鉾の会所拝見とお囃子♪/2016年祇園祭その8のつづき♪13日は宵宵宵宵山。夜は涼やかな風が通り、人通りもそう多くありません。そぞろ歩きが気持ちよい夜の山鉾巡りが良いのは、駒形提灯の灯りです。「月鉾」の駒形提灯の文字は薄墨色で何とも魅かれました。この時は月鉾でお茶席を催されていて会所拝見できず。月鉾では江戸時代に町内の豪商の岩城九右衛門が宵山の早朝に朝茶事を行なった記録があり、その名残りなのかもしれません。駒形提灯が灯る中でもお茶席、何とも