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1月の読響横浜マチネーシリーズ以来のコンサートでした。ゴールデンウィーク中間の平日に渋峠に滑りに行きたかったのですが、天候が悪い予報だったため、南大沢でひたすら展翅。sのため、このコンサートがゴールデンウィーク中、唯一の外出となりました。予定されたプログラムは、すべて生で聞くのが初めての曲で、コルンゴルトの作品は耳にしたことがない曲(作者も未知)でした。ブラームスの大学祝典序曲とベートーヴェンの交響曲第4番は、いろいろな演奏を何度も耳にしたことがありましたが、生演奏は初めてでした。そのベト
名曲聴き比べの第三弾チャイコフスキーの傑作「交響曲第4番ヘ短調」音楽のありとあらゆる要素が存分に盛り込まれたチャイコフスキーの第4番。指揮者の能力や特徴が分かりやすい「聴き比べ」向きの曲。今回は34人の指揮者が登場です!全て全楽章を聴くのはキツいので、最初は第1楽章のみ(を部分的に)聴きました。初聴で選外としたのは以下11の指揮者。?尾高忠明NHK交響楽団?ミハイル・プレトニョフロシア・ナショナル管弦楽団▲ダニエル・バレンボイムシカゴ交響楽団
先般のシュトラウス「英雄の生涯」も凄いが、これも、凄い。1987年5月のライヴ録音。ほんとに今更ながら。演奏よし、録音よし。カラヤン最晩年。各楽器の絶妙なハーモニー。ウィーンの音色。先入観なく聴くことが大事だと改めて思う。ドヴォルザークも良い。民族的な味わい云々といわれるが、そこに生まれ育ったないとわからない。しかもハプスブルグ帝国の時代。私は、この演奏が気に入った。シューマン交響曲第4番ニ短調Op.120(1851年改訂版)SymphonyNo.4i
こんにちは。とりとめのない写真日記です。昨日の仕事場昨日は天気がよかったので空き時間に黄色い木蓮を見に行き(黄色い木蓮ファン笑)夕方の礼拝で弾いた後、シンフォニーへ。最初に演奏された現代曲”神の怒り”は曲の組み立てが秩序立っていて管楽器が大活躍のパワ
4月20、21日札幌コンサートホールキタラロビーコンサートハイドン:「3本のチェロのためのディヴェルティメントニ長調」石川祐支荒木均横山桂~アイヴズ生誕150年記念~アイヴズ:「交響曲第2番」・・・・・休憩・・・・・チャイコフスキー:「交響曲第4番」指揮:川瀬賢太郎コンサートマスター:会田莉凡ロビーコンサートはハイドン、12分くらいの曲ですが、緊密なアンサンブルが印象的でした。ハイドンってこういう室内楽曲がほんとに巧い!アイヴズについて
今日と明日は第660回札響定期です。プログラムは今年生誕150年を迎えるアイヴズ「交響曲第2番」と、チャイコフスキー「交響曲第4番」です。アイヴズは作曲を学んだのですが、会社員として働いていたそうです。作曲から50年後に初演されたという「交響曲第2番」にはアメリカの音楽がいっぱいに詰め込まれています。第1楽章フォースター「主人は冷たい土の中に」私には♬ふ~け、そよそよふ~け、はるかぜよという歌詞でお馴染みの曲後半の♬ふ~けよ、ふ~け、やよふ~けよの部分が隠されている
エスカレーターに乗りミューザ川崎に上がってゆくとすでに開場していた。受付に設置されたタブレット端末にQRコードを観客自身で読み込ませて入場するのだが客層はお年寄りが多く要領を得ずに手間取りスムーズに入場出来ない。予約を子どもにやってもらったのであろう、紙に印刷したQRコードを持っているお年寄りが多数いた。地下アイドルライブでおなじみのQRコード入場券もお年寄りには不向き。将来JRのきっぷも磁気券からQRコードにするらしいが果たして誰でも使えるものとなるだろうか??と考えさせら
4月20日(土)午後5時札幌コンサートホールKitara指揮川瀬賢太郎アイヴズ作曲交響曲第2番チャイコフスキー作曲交響曲第4番ーーーーーーーーアイブスという作曲家の名前は知っていますが、曲は何も知らない。朝から必死に聞いていますが、聞きやすい曲です。チャイコフスキーの交響曲第4番は、学生時代1年間かけて勉強したので、スコア(総譜)は未だに頭に入っています。アメリカの作曲家アイブスと、ロシアの作曲家のチャイコフスキーという組み合わせで、正指揮者でいらっしゃる川瀬さんが、どの
2020年は、楽聖=ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェンの生誕250年にあたりました。小学校高学年の頃からオーケストラを聴くことに強い興味を持つようになった私にとって、ベートーヴェンの交響曲の交響曲全曲を聴くことが先ず最初の目標でした。カラヤン指揮:ベルリン・フィルの来日演奏会で、ベートーヴェンの田園と第5というプログラムを聴いた時の情景は、まだ脳裏に鮮明に残っています。そして、このところ9曲の交響曲を番号順に探訪しています。写真:第4番&第5番ホグウッド指揮&アカデミー・
NHK交響楽団第2007回定期公演Aプログラム(初日)を聴いてきました。第2007回定期公演Aプログラム|NHK交響楽団www.nhkso.or.jp【指揮】マレク・ヤノフスキMarekJanowskiシューベルト:交響曲第4番ハ短調D.417「悲劇的」ブラームス:交響曲第1番ハ短調作品68Schubert/SymphonyNo.4CMinorD.417,Tragische(Tragic)Brahms/SymphonyNo.1C
もう題名からして怪しげで、おそらくその1だけで終わるやつやん(爆恥)いやいや、私の好みから何度となくご紹介しているマラ4で、数あるマラ4の中でも、これは聴きごたえがあるというとっておきのをご紹介します!クレンペラー指揮、アムステルダムコンセルトヘボウ管演奏(ロイヤルは1988年から)マーラー作曲、交響曲第4番(1955年演奏)第1楽章第2楽章第3楽章第4楽章まあ古い演奏なので音質はそこそこですが、けっしてあざとさはありませんが、細部までしっと
4月14日(日)、マレク・ヤノフスキの指揮によるN響第2007回定期公演(4月Aプロ定期2日目)を聴きにNHKホールへ。第2007回定期公演Aプログラム|NHK交響楽団「ハ短調(伝統的に「究極の悲しみ」を表現する調)」「ウィーン」「青春の炎」「ロマン派」……。完成年については60年の隔たりがあるものの、フランツ・シューベルト(1797〜1828)の《交響曲第4番》とヨハネス・ブラームス(1833〜1897)の《交響曲第1番》との間には、いくつもの共通点……さらには連続性が存在する。ルー
Bruckner:SymphonyNo.4Celibidache/MünchnerPh/Osakaliveブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」チェリビダッケ大阪公演SPTブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」ミュンヘンフィルハーモニー管弦楽団セルジュ・チェリビダッケ1993年4月20日ザ・シンフォニーホール、大阪AntonBruckner:SinfonieNr.4inEs-Dur(WAB104)Die
最近リリースされた新譜から㊱今週の新譜は、シベリウスの交響曲第4番。先月シベリウスをいろいろ聴きましたが、このCDもその前に買っていました。これは、ゆっくり月を改めて聴こうと思ってとっておいたものです。最新のシベリウスの演奏は、どんな感じでしょうか。【CDについて】作曲:シベリウス曲名:①交響曲第4番イ短調op63(36:56)②森の精op15(22:04)③悲しきワルツop44(5:27)演奏:ロウヴァリ指揮エーテボリ交響楽団録音:2021年11月①
ロサンゼルスにやってきてパスタディナーをした後、ウォルトディズニーコンサートホールに向かいました今回は5階正面のお席で後ろから2列目。流石に5階からだと舞台は遠いですが、前の列との高さがかなりつけてあるので、前の人の頭が気にならないのは良かったです一曲目はピアノが活躍する曲で指揮者の前にグランドピアノがセットされていました。その一曲目は、ストヴィビンスキー作曲、ペトルーシュカ。バレエ音楽なのでYouTubeでその舞台を見てから臨んだのですが、バレエのストーリーも解説を読まないとなんだ
フリーランス・コントラバス奏者のたんたんですレッスンやオンライン・レッスンなどのお問い合わせお待ちしていますコントラバスとピアノの教室「リフレ音楽教室」のホームページホーム|refre-music-schoolcbtantanrefre.wixsite.com演奏会の出演情報部活レッスンなどについては僕のホームページに載せています丹治清貴愛知県名古屋市を中心に、コントラバスの演奏活動やレッスンをしています。ホームページでは出演させていただくコ
マーラーの交響曲についての記事を続けます。第2番「復活」、第3番「夏の交響曲」と、声楽を伴う巨大な作品が続いた後、「今度もまたどのような大作が誕生するのだろうか」という期待(と不安?)を抱きながら、固唾を呑んで初演に臨んだ当時のミュンヘンの聴衆は、大きな肩透かしを食らうことになったのです。第1番「巨人」とほぼ同じ程度の、演奏時間55分規模の4楽章構成の交響曲に落ち着いたのです。実際に、ミュンヘンでの初演では、終演後にブーイングが飛び交ったそうです。第1楽章は、“19世紀終盤
3月はシベリウスの交響曲を聴いてみましょう③シベリウスの交響曲、今週は第4番と第5番で、先日第1番と第7番を聴いたマゼールの新録音と同じ、ピッツバーグ交響楽団との組み合わせになります。シベリウスの交響曲の中でも、最も陰鬱な雰囲気を醸し出している第4番と、祝祭的雰囲気のある第5番を合わせて収録したCDです。買ったCDはちゃんと聴こうシリーズ㉖【CDについて】作曲:シベリウス曲名:交響曲第4番イ短調op63(39:34)交響曲第5番変ホ長調op82(31:35)演奏:
平均的なクラシック音楽愛好者よりも絶対によく知らない曲を聴いてみようとふと思い立ち、この週末、取り上げたのがベートーヴェンの交響曲第4番です。3番が英雄、5番が運命、という二つの超有名曲に挟まれて、4番は標題もなくちょっと地味な印象。フルートも1本で、編成も小規模、3番、5番と比較してキャッチーなメロディも少ない気がします。そして、ファゴット奏者にとって有名な難しいソロが出てきます。特に第4楽章の速いパッセージは超早い指使いとハイレベルなタンギングが必要です。自分はタンギングはかなり速い方ですが
読響第265回土曜マチネーシリーズを聴きました。20243.16〈土〉14:00東京芸術劇場指揮=マリー・ジャコピアノ=アレクサンドル・メルニコフベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調作品73「皇帝」ブラームス:交響曲第4番ホ短調作品98皇帝を弾いたアレクサンドル・メルニコフ。ピリオド楽器への造詣が深いとのこと。この日のピアノの音色音量も上品な控えめの演奏と思いました。ホール備え付けの2台のスタインウェイD274のあまり使われていない方のものでしょうか?
前回ニールセンを聴きながら無性にシベリウスが聴きたくなりました。今回は、カラヤン/ベルリン・フィルのシベリウスの交響曲、交響詩を集めたレコード。もちろん各曲オリジナルのレコードの録音を集めた徳用盤です。しかし徳用という言葉がこれほどピッタリくるアルバムは他にありません。順に聴いて行きます。🔷シベリウス「交響曲第4番」この曲は皆さんが言われる通り、傑作名作です。セシル・グレイが「この曲には1音たりとも無駄な音がない」と言っていますが、特に第1楽章は断片の連続のよう
今回は、カラヤン/ベルリン・フィルのニールセン「交響曲第4番”不滅”」のレコード。🔷ニールセン「交響曲第4番”不滅”」ニールセンはシベリウスと同世代のデンマークの作曲家。この交響曲にもどこか北欧の厳しい風の風景が感じられます。この交響曲への人気が一気に高まった時がありました。そしてそれは人気が高まった時以上のスピードであっと言う間に過ぎ去ってしまいました。この曲はシベリウスの「交響曲第4番」「第5番」が書かれた少し後に書かれていますので、ニールセンも多分にそれらを意識
こんばんは。そして昨日の続きです♪グラモフォンはそんなに持ってないので(レーベル別で枚数を確認した訳ではないけど、ざーっと棚を見た感じで)AppleMusicで聴けるのは嬉しいです。クラヲタがそうであるように(笑)一時期私もCDを💿集めたりしましたが、ダブり買いしたものやら色々と友達に差し上げたりして今は800枚くらいあるでしょうか。熱心なクラヲタは新譜を購入したりで何千枚〜何万枚と持ってたりします。LPを含むCD部屋を持ってますよ!私は愛聴盤を大切に聴いてます♪ブラームス交響曲第3番
ドミートリイ・ドミートリエヴィチ・ショスタコーヴィチ(DmitriiDmitrievichShostakovich/1906-1975)の交響曲の紹介を、第1番から順番にアップしています。<交響曲第1番>(1926)が大評判となって、国際音楽界に衝撃的なデビューを果たしたショスタコーヴィチは、ソヴィエト体制からも文化の担い手をして期待されたことでしょう。1927年には、ソ連当局の一機関、国立出版アジアプロット局の委嘱作品として、前衛的な気概にも満ちた単一楽章構成による<
ケルン放送交響楽団、ギュンター・ヴァント指揮で、ブルックナー全集を聴く。4番、6番聴きました。対照的な4番、6番。交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』は、1874年にその第1稿が完成した交響曲。「ロマンティック」というタイトルと比較的親しみやすい曲想で、演奏頻度も高い。たびたび改定され、ここでの演奏は第2稿をもとにしたハース版。一方、交響曲第6番イ長調は、1879年9月から1881年9月にかけて作曲された。改訂はされなかたとされる。全曲通しの初演は、ブルックナーの死後5年経過し
今回はブダペスト四重奏団のベートーヴェンの「弦楽四重奏曲第9番」と「第10番」が入ったレコードです。🔶美しいベートーヴェンこのレコード、時折思い出したように聴きたくなる一枚です。実は何がそんなにいいのか、自分でもよく分かりません。とにかく惹かれてしまうのです。ブダペストSQについて解説では大木正興(まさおき)さんが詳しく書いておられます。ちょっと長いですが引用すると、「完成されたブダペスト弦楽四重奏団の演奏の最大の特質は、音楽的形式感が実に明確なことである。ひと
今回はベームがウィーン・フィルを指揮したブルックナーの「交響曲第4番」のレコードです。🔶ベームのブルックナー「交響曲第4番」前回に引き続き、ブルックナーの交響曲ですが、前回のマゼールの「第5番」が少々消化不良気味だったので、一服の清涼剤のつもりです。この演奏の素晴らしさをどう書いたらいいのか。はっきりしていることは、どんな些細なフレーズにもベームの意志が働いていること。漫然と譜面を音にしただけのような箇所は一つもありません。相当徹底したリハーサルがあったんだと思います
プロコフィエフの交響曲の探訪を続けています。今日は第4番をご紹介しましょう。この<交響曲第4番>には新旧二つの版が存在します。1930年版(作品47)と1947年版(作品112)です。ボストン交響楽団創立50周年を記念委嘱作品としてクーセヴェッキーの依頼によって作曲された1930年版は、演奏時間約25分の規模で軽妙な作品であったそうです。この時期に作曲していたバレエ音楽「放蕩息子」の素材を転用しながら作曲された音楽です。第3番が歌劇「炎の天使」から着想を得て作曲されたケース