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昨日は小学校での空手の課外授業の日でした。今回のテーマは「交叉立ち(こうさだち)」で行いました。まずは、これまでの復習と基本的なところから確認し直していきました。下はその場の突きのイラストですが、千唐流では基本の中段突きはみぞおちを狙っていきます。こちらの急所名は「水月(すいげつ)」とも呼ばれますが、その説明と打突した時の子供たちにとってもわかりやすい影響も確認していきました。こちらはちょうど横隔膜があり、呼吸筋としての役割を担っています。そ
木曜日の千唐流空手道直真塾昭島中高生部の稽古の話です。この日は二十四歩(ニーセーシ)の形の稽古も行っていました。千唐流のこの二十四歩(ニーセーシ)の形は新垣世璋先生からの流れになり那覇手系の形になりますので、首里手系で行われている同名の「ニーセーシ」の形とは異なった動きになります。下は最初の扇受けの部分で、この受けは那覇手ではよく使われる動作です。千唐流の分解・解説でもみられるように相手からの中段突きに対して、強固に受けられる堅牢性が必要になります
創造的な都市空間を考える上で、創造的な組織の特性を調べてみよう。何が最適でどんな方法が最良なのか分かっていない場合に、有効なのは遺伝的アルゴリズムだが、これが機能する条件を挙げてみる。まず優れたアイデア同士の交叉が次々に起こること。前例に固執せず、他の優れたアイデアと入れ替えたり、組み合わせたり、突然変異を取り入れたり、といった柔軟性と速度が組織に備わっている。そして局所最適で止まらないために、中心的な主張から相当ずれた、多様なアイデアを最初に認めておくこと。異端を排除せずに、多様性を
火曜日の千唐流空手道直真塾一般部の稽古の話の続きです。この日は交叉立ちを用いた突きとそれが入った基本型の稽古を前半行っており、後半はその交叉立ちを使った展開の稽古を行っていました。動作としては相手からの中段追い突きに対してのものになります。それに対して組手の構えにも用いられる正整立ちから交叉立ちになりながら、奥の腕で背手受けを行います。下は千唐流初代のこの交叉立ちを用いた背手受けを行っているところの様子です。稽古で行った動きとしては下半身はそ
一昨日の千唐流空手道直真塾一般部の稽古の話です。この日は交叉立ちを用いた突きの稽古が行われました。千唐流の特徴として正整立ちを基準にしてスムーズに別の立ち方に移行できるものがあります。足をドタバタ動かさず無駄なく他の立ち方に転換していく動きは自然であり決して機械的なものではありません。そうはいっても最初はぎこちなさが出てしまいますが、そういったものがとれていけば、芯はあり中身は剛がありながらも丸みのある動きになる技術体系になっています。さて、今回の稽
公園の管理規則や道路の利用法から、公共施設計画、建築・土地規制などの公共政策は、公共的討議としてさまざまな立場から、的確な批判や叡智に溢れた提案を重ねることで、より優れたものになっていく。このメカニズムは、遺伝的アルゴリズムを上回る効率性があると思う。まず当初の政策案として、さまざまな立場から多様なメッセージが準備される。これは遺伝的アルゴリズムでいう満遍なくばらついたアルゴリズムのパターンになる。次に政策案の妥当性について、いろいろな状況と政策の当事者や負担などを想定して、活発に検証
コモンズを良好に保つのは、実は大変なことだ。コモンズは共有という位置づけなのだが、実際は占有なのだ。広場を例にとると、ある人が適当なところに腰かけたとすると、他の人もその行動を「お好きにお座りください」と認めて「そこをどけ」とは言わないものである。その人の眺めを邪魔するような場所に、後から来た人が立ちふさがるのも避けられる。だからと言って、この人がその場所でずっと寝泊まりしたり、飲食等で汚しっぱなしにしたり、というのも許されない。このように占有が認められる一方で、それが独占やただ乗りにならない
一昨日の千唐流空手道直真塾三鷹少年部のオンライン稽古の話です。この日の稽古の中では二十四歩(ニーセーシ)の形の動作からピックアップして解説と動作のポイントを確認していました。行なっていた一つとして捻り打ち(ひねりうち)の箇所があります。下イラストのところになります。ここでは腕の動きも独特の動きをしますが、全体としては足の変化を特に意識して行なっていただきました。それが正整立ちから交叉立ちになるところです。前回の稽古の際に交叉立ちをテーマに
先週金曜日の千唐流空手道直真塾三鷹少年部のオンライン稽古の話です。この日の稽古の後半では正整(セイサン)の形の中から動作をピックアップして行っていました。その一つが、下イラストの動きになります。猫足立ちから後ろ足を前に交叉しながら交叉立ちをとっているところです。ここは実は斧刃脚(ふじんきゃく)と呼ばれる用法も隠されている動きでもあります。ここではその解説はしていませんが、まず正しく立ち方をとれていることが基本になり、のちにそういった動きを行う際に
一昨日の千唐流空手道直真塾三鷹少年部のオンライン稽古の話です。この日の稽古の中では受け→突きの動作も行っていました。まずその場の動作になります。上イラストは上段揚げ受け→中段突きのものになります。受け→突きの場合、突いた腕をそのまま受けに用いる動作になります。突きで腕を前に伸ばしている状態からその腕をそのまま受けに切り替える操作が必要になり、これは組手の際に構えた状態で前の手で受けを行う動作にもつながります。そして、受けを行ったら間を
(ボイス)パートの音高が入れ替わることアルトサックスの出す音がソプラノサックスの音よりも高い音を出す。或いはその逆ということで、楽器のパートですとありそうです。原則禁止です。やってはいけません。許可されるのは、次の場合です。和声法①禁則を避けるため②主題等を提示するのに必要な動きの場合対位法・不完全和音を避けるためいずれの場合でもごく短いものであることが条件となります。
火曜日の千唐流空手道直真塾一般部の稽古の話の続きです。また、「転身(テンシン)」の形の話ですが、もうひとつ行っていたもので、手解きにも形の動きが使えるというものです。下イラストは転身の形にもでてくる交叉立ちになりながらの裏拳打ちの箇所です。形の動きではここから素早く正整立ちになりつつ突きを行う動作につなげる部分です。交叉立ちから正整立ちの適切な立ち方の変化を求められるところでもあります。手解きで使ったのはその交叉立ちから正整立ちになりながらの突きの箇所ではな
今は無き駅の跡地行き交う人々の雑踏と世捨て人の方々が横たわる動と静の空間で昔むかしの駅の姿が心に浮かぶ駅とは過去現在未来の時空が渦巻く磁場の塊の様に感じて吹く風に心を傾けてみた...風は何処からともなく来るのではなく磁場の放つエネルギーが風を呼ぶのだ...人と人の磁場の交叉土地と人の磁場の交叉植物と人の磁場の交叉森羅万象の交わりの中で自分自身に風を呼んでいる...それは忘れてしまった過去と未来の心の中に存在する魂という駅から吹いてくるあなたの風..
中央線で東京から下って来るたびに秋葉原の総武線の高さに危なっかしさを感ずるが、あの高さのおかげでどれだけ乗換が楽になっているかと、不便な交叉駅で乗り換えるたびに思う。南武線と東横線の武蔵小杉、菊名。交叉する二線なのに、階段を登って降りて登らされたり、一旦両線の上まで行かされたり。秋葉原で、総武線から乗り換えるのに、階段を降り踊場で曲ってまた降りるだけで済むことの、ありがたさ。見習っているのは、自由ヶ丘、西国分寺。自由ヶ丘は、踊場を作るだけの高さはなかったのだろう、大井町線の上りのホーム
ジャック・デリダの考え方は難解と言われるが、遺伝的アルゴリズムとして捉えると割と分かりやすいようだ。脱構築デリダの言う脱構築に関連する基本概念は、代補:外部から何かを補うものとして本体に追加されるものが、保体に侵入して内部になること差延:同一性からずれ続けていること散種:決定不可能で反復可能な多元性のこととされている。デリダの主張は、ある言説も他の様々な言説、さらに社会環境との相互依存関係で解釈されるもので、ドグマのように独断的な教義として権力で固定されるものではない。ドグマから
共通の目的や強力なリーダーが不在の前組織で、多様な相互扶助が成り立つ条件をもう少し調べてみる。これまで、無限の繰り返し、観測可能性、懲罰(心理面も含む)といった条件の重要性をみてきたが、規模との関わりはどうだろうか?多様な相互扶助が成り立つのは、AさんがBさんに、BさんがCさんに、CさんがDさんに、・・・ZさんがAさんに、という閉路グラフが出来ていて、これが長く、さらに多重になっている場合になるだろう。貨幣経済なら、与えたサービスにすぐに対価を受け取れるので、こうした閉路グラフが成立しやす
火曜日の千唐流空手道直真塾三鷹少年部の稽古の話です。この日はその場の受けの稽古からスタートしましたが、その後からの話です。中段裏拳打ちの動作も行いました。下は千唐流の基本型である「四方割(しほうわり)」にでてくる裏拳打ちです。動作としては交叉立ちになりながらの動きですが、まずは上半身の動きだけを確認していきました。こちらの動きは下イラストにあるように相手の突きに対しての裏拳打ちです。ですので、コースとしては裏拳として垂直に落とすものに
先週金曜日の直真塾三鷹少年部の稽古の話です。この日の稽古は試合に向けて形と組手のコンビネーションの稽古を行いました。形は二十四歩(ニーセーシ)の稽古も行いました。この形の中には捻り打ちと呼ばれる箇所があります。この前の動作は正整立ちでの突きでありその立ち方からの変化になります。正整立ち⇒交叉立ちで動かす必要がありますが、上イラストにあるように交叉立ちは前に来る足は真横に向け、後ろ足の踵は浮かします。その立ち方の変化とともに上肢は手刀打ちを
11月13日に撮れた、上野原駅ホームで顔を並べた瞬間を捉えた、E257系。かいじ103号・E257系M115編成と、あずさ10号・E257系M103編成。また撮りに行きたいな。
昨日は直真塾三鷹少年部の稽古でした。昨日は交叉立ちの稽古から行いました。交叉立ちはイラストのように前の足を真横外側に開き、後ろ足はその前足に対して90度になるように位置させます。このとき前膝の後ろ側と後ろ脚の膝の前側を挟むように接地させます。武道・武術の身体操作において肘や膝の使いも重要なポイントのひとつになりますが、その膝の意識を鍛えるのにも有効な操作になります。この交叉立ちを作る場合、膝の操作が必要になるわけですが、その膝の操作のためにはそれ