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ナイトが亡くなる前夜、酸素室の中から、横に座っている私の顔をジーッと見つめてきました。呼吸は速く浅かったけれど、見つめるその表情は、とても穏やかで優しかった。私は時々、酸素室のドアを開けて、話し掛けたり、なでなでしたり。寝たきりのナイトは、いつまでもいつまでも、私を見つめていました。さよならが近いとは思っていましたが、まさか翌日そうなるとは……ナイトは自分の死期を悟り、静かに私に話し掛けていたのかも知れません。そう考えると切なくて、悲しくて、涙が溢れます。アップしたこの写真、私の中