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ターン始動時の足の位置関係についての続きです。前回までのブログで以下の様に書きました。”ターン始動時は内足が前で外足が後ろである。つまり骨盤が正対または外向している。”最近、谷回りをコンパクトにする極端な場合は、谷回りは無いとする解説を見ることがあります。それはどういう意味なのか、自分なりの解釈を備忘録的に記載します。下の図をご覧ください。ターン後半(実際はターン中盤で決まる)にしっかりと外向傾を取れているという事は、上体はフォールライン方向を向いていて下半身と捻じれが
ターン始動時の足の位置関係について、前回までのブログで以下の様に書きました。”ターン始動時から内足が前で外足が後ろである。それはつまり、ターン前半から骨盤が正対あるいは外向している”回転半径の大きな板で滑ると途端にうまく滑れなくなる人は、ターン前半に腰が内向している事が考えられます。一度、上図の”正対”で滑ってみてください。ターン前半の捉えがものすごく良くなる事が実感できると思います。そんな滑りは、腰が外に開いた滑りじゃないの?と思う人がいると思います。でも最初は腰が開いても
はじめに言葉の定義をします。ターン始動時:切替を通過して両スキーが角付された時点外向:スキーの前後差よりも骨盤が外側を向いている状態正対:スキーの前後差と骨盤の向きが同じ状態内向:スキーの前後差よりも骨盤が内側を向いている状態ターン始動時はスキーの角付があるため、内脚が持ち上げられ内足は外足より前側になります(スキーブーツを履いて斜面を横向きに立つと、足首が固定されているために山側の足が前側に出るのと同じ)。つまり、ターン始動時は内足が前になるのが自然な姿勢です。渡辺宏のSkie
備忘録として…ターン始動時に内足は外足よりも前?それとも後ろ?これは、ターン始動時に外向?それとも内向?と言い換えることもできます。SAJのスキー教程によると、外向とは「ターン中スキー進行方向より外側に身体が向いていること」と定義されています。曖昧な定義ですね。身体とは上体なのか骨盤なのか曖昧だし、スキーの進行方向とは撓んだスキーの接線方向なのかトップの方向なのか曖昧です。そしてこの曖昧さが、個人による解釈の違いを生み、誤解に繋がっていると思うのです。話がそれました。暫