ブログ記事54件
皆さんも、もうお気づきでしょうが、僕の中には、多くの存在がいる。美術系(デッサンやら彫塑やら)の創作者、映像・アニメーション・絵本系の視覚物語の創作者、詩人、小説家、教育者が混在している。しかも、それら全ての表現対象を勉強として学ぶし、研究や講座を「面白い」と吸収してしまう学ビストな、雑駁・研究分析者もいる。全部が微妙にリンクして、一つが変化すると、その効果が他者たちへ波及して、いい意味のドミノ倒しで成長変化してしまう。後退はしない。今、昨日も書いた放送大学の「映画芸術への招待(’
2022年下期、芥川賞受賞作。何とも独特な文体、考えさせられる物語。まず、文体。主人公の中年女性を二人称「あなた」と呼ぶ、物語の語り手である、正体不明の誰か。語り手は、終始一貫して「あなた」と、更なる第三者である女子中学生、おじいさん達を客観的に語ります。「あなた」は主人公なのですが、語り手によって動かされているような感覚を読者は持ちます。次に、独特な句読点。本来なら「。」であるべき場所に「、」があります。言換えれば、接続詞ではなく「、」で繋いでいるといえます。↓こ
*小説創作:集英社オレンジ文庫・短編小説新人賞30枚のことところで、2月も、とうとう15日で半分です、と書こうとして、28日までだったことを思い出す。笑『ダメダメ時間は継続中ですが』ダメダメ時間は継続中ですが、今日から、しばらく怒涛の講座やイベントが目白推しです。数が多すぎて忘れそうで、すっぽかすと不味いから整理して…ameblo.jp上の、過去ブログにも書いたように、この2月は怒涛の学び月間です。それらを順調に消化しつつ、小説創作活動もきちんと前進(してるか?)している、は
*卒業単位が揃う。で、継続入学を申し込む昨日、システムWAKABAで、無事、面接授業3科目3単位が認定され、放送大学(人間と文化コース)の卒業が決定しました。面接授業は、以下の三つ。⑴東京足立第2土日(11/15•16)「多和田葉子の文学」⑵徳島第4土日(10/25•26)「英米文学を楽しむ」⑶本部ライブWEB火・午後(12月毎週)「20世紀アメリカ文学史1」どれも「丸A」で、残り1単位だったので、2単位超過になります。で、我慢できず、すぐさま、同じくWAK
井戸川射子「一、ニ景」、金原ひとみ「モヤとチアーズ」(『群像』(2025年10月号所収)を読みました。どちらの小説も長くなく、あまり時間をかけずに読み終える事ができました。以下、二つの小説の感想(めいたもの)を書いておきます・「一、ニ景」:この小説は、交換留学生として来日中のロブ(※少年の家でホームステイしていない)と少年の日本での交流の様子を描く前半部、少年が交換留学生としてロブの家でホームステイをすることになってからの交流を描く後半部で構成されているのですが、少年が住んでいるのが
実は今、ようやく、長編小説の書き方が、自分自身の中でフォーマットを確立できそうな段階な自覚があるんです。何がなんでも新人賞獲らせます!作家の道をまっしぐら!!Amazon(アマゾン)図書館で、この鈴木輝一郎さんの本を改めて熟読して、自分の中の創作感覚と、一つ一つ照らし合わせました。メモアプリに気になったところを打ち込み直して、検討してみたんです。すると、すごく共感できる「ことば」が多かったんですね。でも、昔読んだ時は、当たり前じゃんとスルーしてしまってたこと
ずっと取り組んでいる、エンタメ系長編小説(一応、「小説野性時代新人賞」向け。締め切り8/29)ですが、朝9:00の段階で、162枚。昨日よりプラス8枚。一日中、必死で書いているんじゃなくて、昨日もここで書いたように、途中、小説の書き方のマニュアル本を読み返して、考察・反省しながらです。もう本当に、「結」へ向けて、巻きに入っているので、書く内容・方向性は、伏線でおおよそ決定しています。書こうと思って、集中すれば、日産20枚は行けます。でも、敢えて、待ちを入れつつ、取り組んでいます
エンタメ系長編小説の創作は匍匐前進中です。9:00、154枚で、昨日よりプラス8枚です。この調子なら、あと一週間ほどで、200枚には達するでしょうか。たぶん、もう構成は決まっているので、一気呵成に3日ほどで書ききれなくもないのですが、まだ締め切りまで余裕があるので、わざと、いろいろ小休止しながら、書き進めています。8/5(土)の、このブログで、今年度の残りに書きたい長編小説の予定を、以下のように書きました。【’25年度の到達目標】8月:小説野性時代新人賞・改作だが
7月中旬から、延々と取り組んで、ずっと書いているエンタメ系長編小説。今、8:00の段階で146枚。昨日の朝よりは、プラス3枚。もう「結」へ向けての、まとめ段階なので、伏線を回収したり、置き忘れた伏線を戻って書き加えたりするから、ただひたすら新しいのを書き加える作業じゃなくなっている。だから、執筆速度が鈍化した。また、すべての伏線を置き終えたら、あとはひたすら書くだけになるのは、経験済み。とりあえずは、目標の200枚まで、あと54枚、描けばいい。それから、足らないところ、余分
今、朝8:00の段階で、143枚。昨日の朝よりは、プラス7枚。もう、あちこちに置いた伏線を回収して、辻褄を合わせつつ、巻きに入っている。ひたすら「結」を目指しています。とにかく、書く。ひたすら、書くしかない、と、わかっていても、精神エネルギーがそうそう持たない。笑で、小休止して、昨日も今朝も、佛教大学OLCの「村上春樹『ノルウェイの森』を読む第四回」の先月分の見逃し配信を視聴しています。こちらも、視聴できる締め切り期限が近く、追い詰められているので。でも、こういう講座を
変な夢で眼が覚める。仕事場でのこと。若い人たちに、檄を飛ばしている。「君らなあ、現在だけで勝負しようとしてないか。勿体無いよ、それは」いや、これは自分へ飛ばされた檄、のような気もする。そうやって、昔、偉そうなことを言ったんだから、(石破くんじゃないんだから、)日本人なら過去の自分の言ったことに責任を守らないといけない。まして、社会人なら当たり前。苦しいからって、逃げるなよ。責任、持てよ、自分。石破くん並みかよ、君は。うん?どうなん?アンサー(嫌だ
今日の読書は井戸川射子さんの″移動そのもの″難しかった理解できる文とできない文があって何度か戻ってみるんですが理解できていたと思っていたところも結局理解できていなくてダメでした
何も起こらないようで鋭く「今」を切り取った、ちょっと切ない小説です。井戸川射子さんの『曇りなく常に良く』。高校2年生の女子5人グループを描いた物語ですが、ストーリーらしいストーリーはありません。たいしたことは起こらない。クセ強キャラがいるわけでもない。どこにでもいる「普通の」女子高生たちが、「普通の」日常を生き、一緒におしゃべりして、各自内省するだけ。なんだけど・・・私はけっこう彼女たちのあり方が胸に痛かったなあ。最初の章で5人は、くだらない、でもけっこう鋭い観察眼を発揮し
本日も引き続き、生成型人工知能のchatGPTとの会話結果を、掲示していきます。本日の話題は、文学におけるテクニックと内容の関係(井戸川射子さんの場合)です。井戸川射子さんは「この世の喜びよ」で第186回芥川賞を受賞しましたが、受賞理由の1つに、「あまり使われない「あなた」(二人称)を上手く使った」点が挙げられていました。しかし呼称を何人称にするかは純文学の本来の存在理由である、微妙な心象や新しい世界観の提示には直接には関係しない、多分に技術やテクニックの問題です。今回の対談でC
井戸川射子「この世の喜びよ」(「文藝春秋」2023年03月号)井戸川射子「この世の喜びよ」は第168回芥川賞受賞作。井戸川は詩人。中原中也賞も受賞している。この小説は気持ちが悪い。ひたすら気持ちが悪い。ことばが、気持ちが悪い。(引用のページ数は「文藝春秋」)あなたは積まれた山の中から、片手に握っているものとちょうど同じようなのを探した。(292ページ)書き出しの一行だが、この一行で、私はもう気持ち悪くなってしまった。何が気持ちが悪いか。「迂回」というか、「補助線」というか、次
第168回(22年下期)の芥川賞受賞作である、題記の作品を読んだ。この作品は単行本にもなっていて、そこには他に2編の短編も含まれているようだが、私は審査員諸氏による選評も読みたかったので、該当する文藝春秋(雑誌)で読んだ。「内面小節」と評されている。本格的な純文学だ。その内容を一言で言うとそれは、「限りなく凡庸」だ。主人公は2人娘も大人になって子育てが終わり、そろそろ「下り坂」に入ろうとするパートのおばさんの穂賀。パート先はショッピングモール内の喪服売り場だ。そして副主人公格は、そのモ
気持ちは🌤️曇りなく常に良く井戸川射子中央公論新社#架空書店250321②曇りなく常に良く(単行本)Amazon(アマゾン)Amazon(アマゾン)で詳細を見る楽天市場で詳細を見る#予約受付中#書籍新刊情報#本#予約#読書#近刊#250324on#曇りなく常に良く#井戸川射子#中央公論新社#読書好きな人と繋がりたい#読書好きさんと繋がりたい気分よく生きるための私的解釈Amazon(アマゾン)【架空書店本店】https://k
さて、3月も今日で5日で、正念場だと思っている。とにかく、出来不出来は別にして、今月で150枚以上の作品を完成させないといけない。それが絶対防衛線。当初、計画したマンガ原作へ応募する時間的余裕はなさそうだけど、そちらは、この150枚が不可能と見切った時点での事点で取り組む次善の策としたい。気がつくと、自分自身へダメ出しばかりして何も書けなくなるけど、冷静に分析して以下の点は去年の3月よりは改善され、進化している点なのは間違いない。1、去年の明石市文芸祭で聴いた小川洋子さん
井戸川さんの話を聞いて、いま、自問自答を繰り返しています。小説は二種類あるんだ,と改めて思う。しっかりと決めたオチへ向かって書くやり方と、ぼやけたスタートを重視してなんとなくの結末(ロードムービー的な制限結末か?)へ向けて書くやり方と。どっちか上だとか偉いとか言うのではなく。(もちろん、エンタメ系は基本、前者だし、純文学系はどっちもありだけど、やや前者かな)ただし、両方併用は難しいんじゃないか。でも、僕はその両方をギチギチに併用しよう、しなくちゃと思い込んで強行してい
仕事が立て込んで、今朝は早出をしたので、ブログを書く暇がありませんでした。昨日も書いた井戸川射子さんの小説と詩の言葉を、深く自分の中で消化して、瞑想中です。で、じゃあ、自分も〈意識の流れ〉に注視して、「小説のような詩」を書いてみよう。その上で、同様な形で、今度は「詩のような小説」も書いてみよう、との結論に至っております。どう書くかは、未知数ですが。どの道、僕の詩風は井戸川さんとは違うので、同じものにはならないでしょう。、でも、詩や小説において、「わかったつもりのこと
昨日、2/23(日)のアクセス数が310でした。(34位)300越えはお礼の挨拶をすることにしています。皆様、いつもありがとうございます。こんなマイナーなブログですが、少しでも有益な情報を発信し続けます。今後もご贔屓に、お願いいたします。さて、ほんと、このまま何も小説を書かずに終わりそうな2月。せめて、今日はユリイカに投稿する詩を書くのと、3/9の岡野大嗣さんの短歌教室用の短歌を推敲します。でも、この土曜日の翻訳シンポジウムでの井戸川さんの対談で受けた衝撃が、少し状況を動か
昨日は、午後、予定していた第9回JLPP翻訳コンクール授賞式及び記念シンポジウムでの、井戸川射子さんの対談を予定通り、無事に拝聴できました。場所は、京都市街の果てにある国立京都国際会館で、雪降る極寒の地でした。ところが、事件は京都国際会館へ出かける前に起きました。午前は今日が今年度、最後になる小学校の解放教室のバドミントン教室でのボランティア・コーチを開始50分行う予定だったんです。で、僕が小学校の三階の講堂兼体育室へ入ると、知ってる顔がありました。某バドミントン部の関係
今日は午前、途中までですが、いつもの解放教室での、小学生へのバドミントン指導へ出て、それから、慌てて、京都へ向かいます。京都市内の北の果てにある国立京都国際会館で、第9回JLPP翻訳コンクール授賞式及び記念シンポジウムで、井戸川射子さんの講演を聞きに行くためです。11月に、西宮文学案内で井戸川さんの講演を聞いて以来の連続になります。ファンとしてだけでなく、井戸川さんは目標の一つですので、その動きを注視しつつ楽しみにしています。中也賞詩人であり、芥川賞作家ですから。僕が目指すべきポ
この間の井戸川さんの講演会を聴いてから、わかったことがある。結局、僕は、小説では、今まで書けることを精一杯描いていただけなんじゃないか、初っ端から、ボタンをかけちがって、大いに間違った書き方をしているってこと。「えっ?それって当然じゃん。描けないことは描けないよ」もちろん、そうなんですよ。書いてないことは、描けない。でもね、書けることだけを描いているだと、それは評論文や意見文なんだよね。僕は、省略表現のある詩を書くときは、無意識のうちに書けないことを描こうとしているみ
昨日、井戸川射子さんの講演会(西宮文学案内)へ行きました。西宮の勤労会館で15時からでした。僕は、仕事を割り振りで時間を変更してもらい参加。もっといっぱいになると思ってたんですが、受付前こそ並んだものの、70%くらいの埋まり具合でした。仕事先の一つが西宮なので、西宮市内の方に知っているかを聞いたところ、そもそも井戸川さんの名前も、西宮市出身の芥川賞作家であることも知らなくて、ビックリ。文学に関心のない方には、そんなものかと思いました。講演会の中で、(正確にはラジオパーソナリティーの
なんとも🫥無形井戸川射子講談社#架空書店241010②無形[井戸川射子]楽天市場1,980円${EVENT_LABEL_01_TEXT}#予約受付中#書籍新刊情報#本#予約#読書#近刊#241024on#無形#井戸川射子#講談社#読書好きな人と繋がりたい#読書好きさんと繋がりたい気分よく生きるための私的解釈Amazon(アマゾン)【架空書店本店】https://kakuushoten.com/➡️【New✨】架空
読書記録です。「ここはとても速い川」井戸川射子講談社文庫2021年野間文芸新人賞受賞作品です。表題作「ここはとても速い川」は児童養護施設で暮らす少年、小学生の「集の独白」で書かれています。改行のない関西弁が続く本作、最初の数ページで「非常に読みにくい」という困難にぶつかりますが、「ああ読書ってリズムも大切なんだな」と気付きます。小学生男子の独白をそのリズムで読む。音読に近いテンポ
『群像』2024年9月号所収の作者が詩人の小説を2篇読みました。以下に感想(めいたもの)を書いておきます。・井戸川射子「島の成り立ち」:序盤は(小説の舞台となる)島、大魚、島に流れ着いた猿等について書かれていたので期待して読み出したものの、結局は船上から海に物を落としてばかり少年の頃に無断で島に降り立ち測量士となった男性などが登場し、読んでいて面白かったものの、期待ハズレで少し落ち込みました。何だこれ。勿体ぶらないでほしいよ…。・小野絵里華「夜のこども」:小学四年生の主人公の女児が、(
JamesSetouchi井戸川射子『この世の喜びよ』第168回芥川賞(令和4=2022年下半期)『文藝春秋』R5年3月号にある、芥川賞選考委員の評を参照する。川上弘美は「この小説の只事の中に引き込まれ、快楽をおぼえ、いつまでも読み終えたくなくなってしまった」と絶賛。奥泉光は、小説の成り立ち「何が書かれているか」と「どう書かれているか」のうち、本作は「後者への意識と工夫の点で傑出」と評価しつつ、「技法の洗練はともすれば世界を狭くしてしまう弊がある」と評する。松浦寿輝は「これほどの
患者さんたちをみていると、大人でも子どもでも、男でも女でも、みんな生きづらさを抱え込みながら生きているんだなぁ、と思うことが多いです。でも、そんな中でも時には嬉しいこと、楽しいことがあって生きているんですね。今日はこんな本を紹介します。『ここはとても速い川』(井戸川射子、講談社)ここはとても速い川[井戸川射子]楽天市場1,815円井戸川射子さんといえば、2022年『この世の喜びよ』で第168回芥川龍之介賞を受賞されましたが、今回はあえてこちらを紹介したいと思い