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走る際は、股関節・膝関節・足関節が伸び切らず、軽く曲がっている方が、長短を問わずランニング種目では高いパフォーマンスが得られる。ランニング効率が良い。ハイスピード、ハイパワーな運動でメインに働く二関節筋は、運動中伸び切る必要がない。否、伸び切らない方が上手く機能する。外傷・障害も起きにくい。そんな下肢の関節を伸ばし切らない歩・走に慣れるためには、膝を曲げたまま歩・走を行なうトレーニングを繰り返し行なう事が必要であろう。慣れる=新しい運動ブログラムが起動するようになる。そして、意識しな
下肢安定性とは、下肢の関節の安定性である。人体の中で関節だけが動くところだからである。そもそも動かなけはれば安定しているし、動くところというのは動き過ぎれば不安定であるいうことになる。下肢の大きな(主要な)関節は、股関節・膝・足関節の3つである。このうちの、股関節と足関節は動きの自由度が高いがゆえに、不安定になりやすい。特に周囲の筋肉が小さく弱く、直下にある足底アーチの動きに影響を受けやすい足関節(+足底アーチ)は、安定性強化がもっとも必要とされる。関節の安定を請け負っておるのは、単関
日常の歩行や、ランニングや短距離走において、エネルギーの大半を生み出し下肢の動きや歩行スピードや走スピードを決めるのは二関節筋であっても、地面からの力の伝達には抗重力の主役である単関節筋の働きが重要である。単関節筋のみではないが、先ずは地面との接点で身体を支持する機構(骨・関節・筋)の最下部にある足底のアーチと、足部の安定性を担う筋のトレーニングをいくつか紹介する。NOBatのyoutubeチャンネル再生リスト「足部安定化トレーニング/足底アーチ機能強化・過回内防止」足部安定化トレー
テーピングで足関節の底屈を制限した(曲がったままで伸びにくい)。その状態で、走ってみた。立位において足関節が曲がっていれば、膝も曲がったままとなる。当然、股関節の可動域も制限される。でも、走れる。スピードを上げるほど、テープは邪魔に感じなくなる。
効率的なランニングや短距離走は、どうあるべきなのか?簡単な実験をやってみました。解説はありません。観て何を感じるかは、各人におまかせします。佐藤暢彦のyoutubeチャンネル再生リスト「効率的なランニングを考察する効率的なランニングを考察する急性・慢性の外傷を予防し、効率の良いランニング・スプリンティングを可能にするポイント◯立脚期は下肢の関節角度の変化を最小限にする=二関節筋の伸長を最小限に留める◯接地している脚は、足関節と膝関節の角度を屈曲位に保ち伸ばさない=二関節筋の
ランニングやスプリンティング、要は走る運動に必要なトレーニングについて、見直した方が良いんじゃないかという提言みたいなものを書いてみた。トレーニングの専門家向けなのか、一般人も含めたアスリート向けなのか、良くわからない内容になってしまった。まあ、わかるところだけ読んでもらえれば良いでしょう。要は、単関節筋(小さい・弱い・持久力ある・体重かけた方が良い)と二関節筋(デカイ・強い・疲れやすい)とでは、トレーニングの仕方を変えたほうが良いよ、単関節筋が重力に打ち勝つ決めてとなる筋なんだから、こ
体幹におけるローカル筋とグローバル筋。単関節筋と多(二)関節筋。緊張性(的)と相動性(的)。そんなにきれいに2グループに別れるか?科学的立証を離れて、想像を飛躍させてみる。体幹も四肢も神経系も、重力に適応進化してきたってことか。
住吉ゆき整体院の田中です。股関節は重要です。前回お話したとおり、股関節に関わる筋肉について簡単にお話します。股関節の筋肉=大腿骨を動かす筋肉です。今回は図をたくさん載せます。たくさんの筋肉が絡みます。色々な動きをするのでたくさんの種類の筋肉がついています。そして、これらの筋肉の中には二関節筋とよばれる筋肉もあり、股関節と膝関節に影響します。筋肉が膝をまたぎ、脛骨や腓骨といった下腿の骨につく筋肉です。これらの筋肉です。・大腿筋膜張筋・薄筋・大腿直筋・大腿二頭筋長頭・半腱様
『あ〜アウター(マッスル)メインで動いちゃってますねー』とか言われた(又は聞いた)ことはありませんか??だいぶ前に『アウターメインで動いたらダメ、コアメインで動くのが効率が良いとか聞くけど何のことかわからない』という質問を受けた事があります。あれは『二関節筋優位で(二関節筋が先行して)動作してしまっている』ということなんですが…意味わかりませんよね?(^◇^;)そもそも二関節筋ですが、端的に言うと『二つの関節を跨いで付着している筋肉』を指します。
大腿直筋は膝関節の伸展以外に、二関節筋であるため股関節の屈筋としての作用も持っています。股関節は可動域の大きな関節であり、日本整形外科学会・日本リハビリテーション医学会(1995年)のデータでよると参考可動域は屈曲125°となっております。よって大きな可動域の中で有効的に筋力を発揮するために大腿直筋の起始部(股関節側)には関節変化に伴って特異性あります。まず股関節屈曲伸展0°の場合は、大腿直筋の直頭が大腿骨軸に対して平行になり、反転頭は大腿骨軸に対して直角になります。それに対して股関節
年齢に関係なく足首がかたい!という人をよくお見かけするようになりました子どもの頃、学校では和式トイレが普通でしたが今の学校はどんどんトイレがキレイになり洋式へと変わっているそうですねしゃがむと踵が床につけられない、とか手すりを持たないと後ろに倒れちゃう、とお若い方にも足首がかたい人が増えているように思います股関節を柔軟に、とか肩甲骨を柔らかく、といったキーワードをTVや雑誌でも取り上げられることはありますが足首を柔らかくすると股関節や肩甲骨も柔軟性がアップすることを
実習(1〜2年時)なので、バイザーからよくあるQuestionです。※背臥位と腹臥位で膝関節屈曲の角度が変わるのは何故?膝関節屈曲に伴い伸張される主な筋肉は大腿四頭筋です。イラストにあるように、背臥位と腹臥位で明らかに違う部分はなんでしょうか?そう!股関節の角度です。背臥位では股関節は屈曲位(70度くらい)になっており、腹臥位では股関節は中間位になってます。次に大腿四頭筋の筋肉の走行を考えて、二関節筋である大腿直筋の起始、停止をイメージします。大腿直筋は股関節が伸展方向に動くに連れて
気になった文献から少々長めに引用させていただく。1)脳性麻痺児の股関節の内転筋(薄筋など筋腹の長い二関節筋は緊張が高く、逆に短内転筋など筋腹の短い一関節筋は緊張が少なく関節の安定に働くという仮説)と屈筋(多関節筋である大腰筋は過緊張を示し、筋腹の短い一関節筋である腸骨筋は股関節の安定に働く)を臨床的に観察するなかで、一関節筋と二関節筋は機能的に異なった機能をもっているのではないかという発想がもたれることになる。すなわち、一関節筋は主体的には重力に抗して体を持ち上げる抗重力性をもった筋、
股関節の痛みから、膝も痛くなってきた。足首カカトが痛かった、でも最近膝も痛い。など、直接膝に何かあった訳じゃないのに痛みを感じてる方結構多いと思います!今まで当院でも膝痛の原因について何度かご紹介しておりますが、今回は少し違った方向からお話します!皆さん、二関節筋って聞いた事ありますか?1つの筋肉が2つの関節をまたいで付着している筋肉の事です!下肢にはまず(太ももの前の筋肉では)大腿直筋、縫工筋、薄筋、大腿筋膜張筋、(太もも後ろの筋肉では)ハムストリング等が当てはまり、こ
症状や訴えが変わらないときはズラすことが必要です。例えば膝が痛いひとがいます。膝を曲げると痛いと訴えます。可動域に制限があります。適切な施術をして可動域が改善し筋肉の硬さも改善します。「どうですか?」「いやぁ、痛いですね。」明らかに変化がでていても痛みの訴えは変わらないし、納得されない。(もちろん、普通に痛みが改善し納得されるかたも多いです。)そんなときは足首に注目します。膝が固いひとは足もかなり固いですよね。このときは「足首まわし」を指導しました。「足もたしかに固いんですね・・