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自身の勉強も兼ねて、扱った症例を残しています。個人情報は個人を特定できないように、一部変更しています。60代女性、首肩が凝り、頭痛、疲れ気味で、両人差し指の関節に痛みもあるとのことでした。原因は、首肩のコリに関しては、長時間の運転、日常の緊張感などが考えられるようでした。細身の方で、肌はやや色黒、舌はシワがあって乾燥気味、青紫色でした。脈はやや緊張感がありますが、良好だと感じました。お腹では脇の下と背中は緊張感がありました。中医学だと「肝の陽気が顔面にのぼって、瘀血もある」とな
自身の勉強も兼ねて、扱った症例を残しています。個人情報は個人を特定できないように、一部変更しています。60代女性、目が疲れがあり、今朝に強い頭痛と共に一時的に左目の視野が狭くなったとのことでした。数分で回復し、今は頭に重だるさがある程度とのことです。他に背中に疲労感、両方の人差し指を折り曲げると痛いとのことでした。細身の方で、肌はやや色黒、舌は青紫色でした。脈はやや緊張感がありますが、普通に近いものだと感じました。お腹では脇の下と背中は緊張感がありました。軽い瘀血がありそうで
自身の勉強も兼ねて、扱った症例を残しています。個人情報は個人を特定できないように、一部変更しています。40代女性、ここ数日来、首の左後ろが痛いとのこと。座り仕事が忙しく、背中もつらいようでした。めまいや耳鳴り、腕の痺れなどはないとのことでした。細身の方で、肌はやや色黒、目の下にうっすらクマがあり、舌は青紫色でした。脈は普通、力があり、やや硬くとがった感じでした。軽い瘀血がありそうで、中医学だと「肝実による瘀血」となりそうです。触診では首の後ろと背骨沿い、腰などの筋肉が固く
しばらく沈静化していた右肩の痛みがひどい(^▽^;)まちがいなく昨日の倉庫作業が影響してるよね(;^ω^)平日のオシゴトも減らしたわけだからこれからは倉庫作業もぼちぼち入れようかと思っているのだけどぼちぼち以下になりそうだなペインクリニックでもらったお薬の残りを飲みなおそう
1ヶ月ぶりのペインクリニック受診日ここ最近五十肩っぽい痛みに悩まされていて前回から二朮湯を処方してもらっていました昨日が仕事日だったこともあって肩付近の痛みは広範囲になりかつ頭痛もありで先生に相談久しぶりに舌診先生『あ~はいはい』そして今回新しいお薬を処方されました川芎茶調散せんきゅうちゃちょうさん更年期の頭痛に向いているらしいタイガースカラーでそれだけで効きそう(´艸`)しばらくお世話になり
ここ最近ずっと右肩右腕の痛みが続いていますしばらくしたら治まるかもという期待も裏切られております来月初めのペインクリニックの診察日に先生に相談してみようと思っています今年の初めに処方してもらった二朮湯がイイ感じで余っているので昨夜から飲み始めました少し落ち着くといいのですが‥(^▽^;)
三軒目の婦人科の2回目の診察。手の強張りがほぼ気にならなくなったという事を伝えると医師はよかった!漢方は合う合わないがあるので、よかった!と喜んでくれた。調子はどう?肩は?と聞いてくれたので、肩はいよいよピークを迎える感じで痛いです。あと少し胸の詰まりも感じます。と答えると医師はメンタルクリニックで出してもらってる薬を確認しながらうん。こちらのお薬は良いお薬だね。〇〇先生に診て貰ってるの!よかったね。素晴らしい先生でしょ。手の強張りに効いた五積散はもうしばらく飲んでおこう。
エメラルド整形外科疼痛クリニックの益子竜弥です。「整形外科専門医がおすすめする痛みに効く漢方薬」の第7弾は、整形外科専門医による「股関節の痛み」におすすめの4つの漢方薬による治療です。ご興味のある方は、ご覧ください。https://www.emerald-orthopedic-pain-clinic.com/hip-kampo/
エメラルド整形外科疼痛クリニックの益子竜弥です。「整形外科専門医がおすすめする痛みに効く漢方薬」の第5弾は、整形外科専門医による「膝の痛み」におすすめの5つの漢方薬による治療です。ご興味のある方は、ご覧ください。https://www.emerald-orthopedic-pain-clinic.com/knee-kampo/
エメラルド整形外科疼痛クリニックの益子竜弥です。「整形外科専門医がおすすめする痛みに効く漢方薬」の第3弾は、整形外科専門医による「五十肩」におすすめの4つの漢方薬による治療です。ご興味のある方は、ご覧ください。https://www.emerald-orthopedic-pain-clinic.com/strained-back/
エメラルド整形外科疼痛クリニックの益子竜弥です。「整形外科専門医がおすすめする痛みに効く漢方薬」についての定期的な発信を開始しました。第1弾は、整形外科専門医による「腰痛」におすすめの3つ漢方薬による治療、です。ご興味のある方は、ご覧ください。https://www.emerald-orthopedic-pain-clinic.com/kampo-for-low-back-pain/
『超健康と長寿の専門家』・『痛みの専門家』、「エメラルド整形外科疼痛クリニック」の院長の益子竜弥です。「令和の時代に、漢の時代の叡智を!」の続きです。3肩こり肩こりは正確な病名ではありませんが、かなり多くの方(特に中高年の女性)が困っている状態です。肩こりのファーストチョイスは、“葛根湯”と“二朮湯”です。“葛根湯”は、特に“頸の後ろから肩甲骨にかけて”痛い時によく効きます。ちなみにこれは“僧帽筋”という筋肉の領域です。“二朮湯”は“より肩に近い肩こり”に効きます
『超健康と長寿の専門家』・『痛みの専門家』、「エメラルド整形外科疼痛クリニック」の院長の益子竜弥です。「令和の時代に、漢の時代の叡智を!」の続きです。2肩関節疾患肩疾患には、肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)や、変形性肩関節症などがあります。肩周辺は痛みの原因となる場所がいくつかありますが、これらに大きな異常がない時に肩関節周囲炎の診断となります。また、年齢などにより関節が変性した場合には、変形性肩関節症となります。この肩疾患によく効く漢方薬は“二朮湯”と“治打撲一方”です。
『超健康と長寿の専門家』・『痛みの専門家』、「エメラルド整形外科疼痛クリニック」の院長の益子竜弥です。「令和の時代に、漢の時代の叡智を!」の続きです。補剤3白朮:びゃくじゅつ<対応する証>虚証、気虚、血虚、水毒<神農本草経>上品<東洋医学的効能>腱脾燥湿、益気生血、和中安胎<西洋医学的薬理作用>抗炎症作用、強壮作用、鎮静作用、利尿作用、血管拡張作用、血圧降下作用、血小板減少症抑制作用、抗菌作用、子宮収縮抑制作用、利胆作用、肝保護作用、抗胃潰瘍作用、抗ストレス作用、胸腺萎
『超健康と長寿の専門家』・『痛みの専門家』、「エメラルド整形外科疼痛クリニック」の院長の益子竜弥です。「令和の時代に、漢の時代の叡智を!」の続きです。寒涼2黄芩:おうごん<対応する証>熱証、水毒、少陽<東洋医学的効能>清熱燥湿、清熱解毒、瀉中上焦実火、燥腸胃湿熱、清少陽邪熱、涼血安胎<西洋医学的薬理作用>解熱作用、鎮静作用、鎮痙作用、抗炎症作用、抗アレルギー作用、抗菌作用、抗真菌作用、抗ウイルス作用、利胆作用、肝障害予防作用、解毒作用、利尿作用、血圧降下作用、抗動脈硬化作用
『超健康と長寿の専門家』・『痛みの専門家』、「エメラルド整形外科疼痛クリニック」の院長の益子竜弥です。「令和の時代に、漢の時代の叡智を!」の続きです。発散5羗活:きょうかつ<対応する証>表証、寒証、水毒<東洋医学的効能>辛温解表、祛風勝湿<西洋医学的薬理作用>解熱作用、鎮痛作用、鎮痙作用、抗炎症作用、抗菌作用、抗真菌作用、抗不整脈作用、血管透過性亢進抑制作用、脂質過酸化抑制作用<代表的な漢方薬>疎経活血湯、二朮湯<効果的な部位・症状>上半身の痛み羗活は、辛温解
『超健康と長寿の専門家』・『痛みの専門家』、「エメラルド整形外科疼痛クリニック」の院長の益子竜弥です。「令和の時代に、漢の時代の叡智を!」の続きです。8二朮湯:にじゅつとう<出典>万病回春<時代>明時代<生薬>半夏生姜茯苓陳皮甘草白朮蒼朮香附子羗活威霊仙天南星黄芩<証>虚証~実証裏証寒証水毒二朮湯は白朮と蒼朮の2つの朮が入っていることを意味します。二朮湯は肩関節や肩こりなど「肩」周辺の症状によく効く漢方薬であるため、肩の痛みに対する
今日は午前中、メンタルクリニックと婦人科へ行きました。メンタルクリニックの先生にお腹痛いのどうなったのかと聞かれたので、お腹の痛みは無くなったけど五十肩で肩が痛いと言ったら五十肩に効く漢方を出してくれました。二朮湯。初めて飲む漢方です。最近痛みが酷くて、昨日は痛み止めを飲んだくらいです。お昼に1包む飲んだら、なんか今日は楽だなと思いました。続けてみよう。婦人科では年に一度の子宮がんの検診をしました。まだお腹が痛いです。子宮がんの検診も乳がんの検診も、痛いです。もう少し痛みが無い
こんにちは~!5月も今日で終わりですね~(コロナ騒ぎであっという間の一ヶ月だった!)さて、うちのお店の隣には整形外科と内科がありまして、毎日たくさんの患者さんが来院しています。あまりにも待ち時間が長いので、暇つぶしにうちのお店にくる方も多いんですよね。「漢方薬局ってどんなところかな~」みたいな感じで・・・先日も、整形外科に週一で電気をかけてもらっている男性の患者さんがお見えになりました。「肩こり酷くて整形に通ってるんだけどさ、寝つきも悪いんだよね。パッと眠れる
肩こりです。様々な原因から生じます。頚椎症などの首から、目の酷使から、姿勢の悪さから、冷えから、五十肩から起こります。また血圧の異常、ストレスから、心血管系からも起こりえます。漢方(中医学的)には①風寒の邪による=冷えによる場合は・・・葛根湯など②痰湿の邪による⇒曇りや雨の日は症状が重くなる・・・二朮湯、麻杏薏甘湯など③肝鬱気滞による=ストレス、目から・・・加味逍遙散などとなります。(『いかに弁証論治するか【続編】』より)わたし的には顎関節の異常からも起きま
足のしびれで悩む人多いと思います。原因として以下の通りです。①大脳、脳幹、脳神経の疾患:脳梗塞、脳腫瘍など②脊髄、脊髄神経根の疾患:脊椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、後縦靭帯骨化症など③末梢神経の疾患:坐骨神経痛、足根管症候群、糖尿病、尿毒症、ビタミン欠乏、アルコール多飲など(日本神経学会のHPより改変)我々の適応となるのは整形外科でよく耳にする、ヘルニア、狭窄症、坐骨神経痛あたりでしょうか。西洋医学的には抗炎症剤・鎮痛剤の
今日はいわゆる五十肩についてです。整形外科の病名的には肩関節周囲炎。病態としては腱板炎・腱板損傷・上腕二頭筋炎などああります。整形外科では、肩関節内への注射、理学療法などでしょうか。薬としてはロキソニンなどの抗炎症剤・鎮痛剤テルネリンなどの筋弛緩薬湿布や塗り薬が処方されると思います。漢方薬では肩痛でよく使われる二朮湯、疎経活血湯、OTCでは独活葛根湯鎮痛作用の附子が入った桂枝加朮附湯、桂枝加苓朮附湯など考えられます。もちろん証の診断は必須です。FT(フィ
こんにちは~!今回は痰湿が原因の肩こりです。先ず、「痰湿って何???」っていう話ですよね。痰湿とは中医学の専門用語で体の中の「代謝されにくい水分」のことです。似たような用語に「水湿」というのがありますが、「水湿」はサラサラした水分、「痰湿は粘っこい水分」と考えてもいいでしょう。サラサラの水分と粘っこい水分だったら、粘っこい方が流れにくそうですよねそう、粘っこい水分(痰湿)が体内にあると肩周辺の経絡を塞いで、肩こりの症状が発生するのです。前回の冷えが原因の
春頃から右肩に痛みがあり、徐々にひどくなってきました。痛みで夜は寝つけず、昼間は仕事に集中できないので、今日の仕事帰りに整形外科で診てもらいました。レントゲンで骨などに異常がないことを確認のうえ、痛み止めの飲み薬、貼り薬、塗り薬を処方していただきました。院外処方初体験で、薬局で人生初のお薬手帳を作ってもらいました。貼り薬はかなり効き目の強いものなので、余っても別のときに使うことのないように、と注意を頂きました。効き目ありそう(^O^;)