今日は東京の法縁に季節のご挨拶に伺った。ここのお寺に来ると、九段にあった頃の二七山不動院を思い出す。さんざん護摩がたかれ、たくさんの人々を救ってきたであろうお不動様や、何十年もの間たくさんの人々が拠り所にしたお堂の空気、そして先先代が兄弟というご縁なので、懐かしい話、知らなかった話、昔むかしの修験者の話、神仏集合や修験道、高尾山での火渡修行や御嶽山の話などを聞き、その情景がいろいろと浮かんでくる。自分のルーツというか、なぜ自分がいま神崎寺や二七不動院をあずかる立場にあるのか、あらためて認識できる