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「困った人」になる前に大切なコト「ファッション発達障害」そんな言葉を耳にすることがあります。少し困ったことがあると「発達障害かもしれない」と言われたり、逆に「努力不足だ」と片付けられたり…。でも本当は、そんなに単純な話ではないのだと思います。子どもの頃は「できない」が当たり前子どもは、未熟な状態で生まれてきます。だから気持ちを我慢できなかったり、順番を待てなかったり、失敗を繰り返したり…。それは当たり前。「育ちの途中」だからです。ですが、その「できない」を当た
福祉大国の“常識”先日、とても衝撃を受ける話を聞きました。福祉大国と呼ばれる国では、終末期に食べられなくなることは“自然なこと”として受け止められていて、人工栄養などによる延命は、「本人にとって苦しみを長引かせる非倫理的な行為」と考える人も少なくないそうです。中には、「無理に生かし続けることは虐待ではないか」という考え方まであると聞き、日本との価値観の違いに驚きです。福祉大国とは「長く生きられるように支える社会」なのではと思っている人も多いのではないでしょうか。で
子どもの育ちを守るためにここまで、子どもの育ちを守る関わりについて、いくつかの視点をお伝えしてきました。良かれが裏目になること気づきにくい背景関わり方の視点関わりによって生まれる変化どれも特別な話ではなく、日々の中にあることばかりです。大きなことより、小さな積み重ね子どもの育ちは、特別な誰かだけが守るものではありません。日々の小さな関わりの積み重ねが、子どもの安心や未来につながっていきます。少し立ち止まってみる子どもの声に耳を傾ける一人で抱え込まない違う視点
関わりが変わると、何が起きるのかこれまで子どもの育ちを守るための視点や関わりについてお伝えしてきました。では実際に、関わりが変わると、子どもにはどんな変化が起きるのでしょうか。安心できると、子どもは変わり始めるまず感じるのは、子どもの“安心”が変わることです。今までは朝の登園時に泣いていた子が、安心出来る声かけや関わりを続けることで、少しずつ落ち着いて過ごせるようになったり、大人の顔色をうかがっていた子が、自分から近くに来てくれるようになったり。大きな変化ではなくても
どう関わればいいのかこれまで、「良かれが裏目になること」や、「気づきにくい背景」についてお伝えしてきました。では実際に、子どもの育ちを守るためには、どんな関わりを意識すればいいのでしょうか。今回は、日々の中で意識したい大切な視点をお伝えします。①「これでいいのかな?」と立ち止まるまず大切なのは、決めつけないこと。「これが正しい」と思っている時ほど、一度立ち止まってみることが大切です。関わりに“絶対の正解”はありません。その時、その子にとって、より良い関わりは何か
なぜ、不適正に気づけないのか前回は「良かれと思った関わりが、子どもを苦しめてしまうことがある」というお話をしました。ではなぜ、そんなことが起きてしまうのでしょうか。それは、特別な誰かの問題ではなく、誰にでも起こり得ることだからです。人は“自分の当たり前”で判断している私たちは日々、自分の経験や価値観をもとに判断しています。自分が育ってきた環境これまでの成功体験「これが正しい」と信じていることそれらを基準にしているからこそその中にズレがあっても、気づきにくいのです。
その関わり、本当に大丈夫?子どもに関わる中で、「そんなつもりじゃなかったのに…」そんな言葉を聞くことがあります。でも、その“そんなつもりじゃなかった”関わりが、子どもにとっては深い傷になってしまうことがあるのも事実です。そしてそれは、今だけの苦しさではなく、生涯に渡って影響することもある。だからこそ思うのです。大人の無知や無責任で、子どもが苦しむことは、あってはならないと。■「悪気はない」が一番難しい子どもを苦しめる関わりの多くは悪意があるものではありません。良かれ
新年度が始まって1か月。子どもたちも、新しい環境の中でよく頑張ってきたはず。そして迎えるゴールデンウィーク。好きなことをさせてあげたい時期でもありますが、ただ「お休み」ではなく、子どもの育ちを支える大切な時間でもあります。GWは“関係づくり”のチャンス園や学校では、集団の中で頑張っている子どもたち。だからこそGWは安心できる人と安心できる関係の中で自分らしく過ごす時間がとても大切になります。この積み重ねが、また連休明けの「頑張る力」につながっていきます。「遊んであげな
何故かうまくいかない理由新年度が始まって1ヶ月。少しずつ環境にも慣れてきた頃かもしれません。でもその一方で、なんだかうまくいかない関わっているのに伝わらないこれでいいのか分からなくなるそんな気持ちが出てくる時期でもあります。間違っていないのに、苦しくなる理由子どもに想いがあるからこそ優しく関わったり、時には厳しく伝えたり。一生懸命関わっている方ほど、「ちゃんとやっているのに…」と感じることがあるかもしれません。でも実は、ここにひとつ大切な視点があります。それは“関
行動には必ず理由がある「育てにくい子」そう感じるとき、実はその子は“困っている側”かもしれません。子どもの行動には、必ず理由があります。なぜそれを選んだのか。どうしてその方法になったのか。それは、子どもに限らず大人も同じです。■分かりにくさの正体大人同士であれば、ある程度「一般的な感覚」が共有されているため「きっとこうだろう」と想像しやすいものです。でも子どもは違います。その子によって共有されている部分と、されていない部分が違う。だからこそ「分かりにくい」と
「便利」と「子育ち」の両立子どもが保育園などで体調を崩した際に、保護者に代わって看護師がお迎えや受診を代行してくれる取り組みが広がっている、という話を聞きました。忙しい保護者にとっては、本当にありがたい仕組みですよね。「どうしても抜けられない仕事がある」「頼れる人が近くにいない」そんな現実の中で、支えになるサービスがあることは、とても大切なことです。ただ今日は、あえて“心配な視点”からも考えてみたいと思います。■子どもの心に起きていること体調が悪いとき。それは大人が思って
心を開いてもらうために必要なこと先日、アナウンサーの経験を経て、現在はコミュニケーション講師として活躍されている友人の講演を聴かせていただきました。テーマは「人が心を開くコミュニケーション」〜笑って泣いて12年体当たりの現場から〜その中で、印象に残った言葉。それは、「相手の見える世界を見ること」。相手の世界を理解しようとする姿勢人はそれぞれ、見えている世界が違います。同じ出来事でも、感じ方も、受け取り方も、考え方も違う。だからこそ、「自分の正しさ」を伝える前に、
過去最多という現実の重さ昨年の小中高生の自殺者数は統計のある昭和55年以降で過去最多の532人。少子化で子どもの数は減っている中で、この数字は決して見過ごせるものではありません。「なぜ、こんなことが起きているのか」そう考えずにはいられません。自由や尊重が増えたはずなのに今の時代は、昔に比べて子どもの自由や意思が尊重されるようになってきました。温かい支援や相談窓口も沢山あり「SOSの出し方教育」なども広がっています。それでもなお、追い詰められてしまう子どもがいる現実。
「頑張っているのに、なぜかうまくいかない」「もっと何かしたいのに、どうしたらいいか分からない」そんなモヤモヤを感じたことはありませんか?子どものために、と頑張っているからこそ苦しくなる瞬間があると思います。似てるようで大きく異なる「子どもを守ること」と「子どもの育ちを守ること」は違う。これは、ずっと伝えてきたことです。でも最近、もう一歩先の想いが自分の中でよりはっきりしてきました。それは——子どもの育ちを守ることは、みんなの未来を守ることだということ。やっ
想い出は、消えないサントピアワールドの50周年記念に行ってきました。「うちは想い出屋なんです」という園長の言葉。楽しいは、その場で終わるモノではなく記憶というお土産がついてくるんですよね。親子三代で来る理由来園されている方の中には、自分が子どもの頃に来ていた場所へ今は親として、そして祖父母として訪れている方も多いそうです。“楽しかった記憶”があるから、また来たいと思う。そしてその想い出を、次の世代へつないでいく。とても素敵な循環だと感じました。子どもの頃の記
「もう使わない=処分する」で終わらせていませんか?気づけば増えていくおもちゃ。遊ばなくなったもの、成長とともに役目を終えたもの。「もう使わないから処分しよう」そんなふうに思うこともありますよね。でもそれ、もったいなくないですか?「つなぐ」という選択がある使わなくなったおもちゃは、必要としている誰かの元で、もう一度役に立つことがあります。今回、私たちの活動もおもちゃの寄付を通して社会貢献ができる仕組みの中で支援先団体として登録いただきました。👉おもちゃリティーNPO法
「大変ですね」と言われて感じたこと建設関係のお仕事をされている方とお話する機会がありました。子育てや障がいに関わる仕事をしているとお伝えすると、こんなお話をしてくださいました。「障がい者施設って、しょっちゅう修理の依頼があるんですよ。暴れて壁に穴が開いたり、物が壊れたりして…大変ですよね」その言葉に、「そう見えるよな…」と感じると同時に、伝えたいことがたくさん浮かびました。「仕方ない」で終わってしまう現実実は、支援の現場にいる人であっても「障がいがあるから仕方ない」そう
不登校や発達凸凹の支援で大切なこと不登校や発達の凸凹についてはさまざまな情報や対応方法があふれています。でも実際には「やっているのにうまくいかない」「どんどん新しい問題を繰り返してしまう」そんな声も少なくありません。“やり方”だけでは変わらない理由うまくいかないときほど新しい方法や正解を探したくなります。けれど本当に必要なのはその前にある関わりの“土台”です。どう見るのかどこを大切にするのかその視点が変わることで関わり方は大きく変わっていきます。子どもを守
「手がかかる時期」と言われるけれど子育てをしていると「今は手がかかる時期だから」と言われることがあります。確かに、思い通りにいかないことも多くて大変だと感じることもありますよね。でも、この言葉をそのまま受け取ってしまうと少しだけ、もったいないなと思うのです。本当は「手をかけられる時期」「手がかかる時期」は見方を変えると**「手をかけられる時期」**でもあります。大人が丁寧に関わることで人との関係の築き方気持ちの整え方安心できる感覚こうした“生きる土台”が育っ
「ここまでお願いしていいのかな…」そう迷っている保護者の方は、実は少なくありません。一方で、園や学校側も「どこまで応えるべきか」に悩む場面は多くあります。ビジネスであれば、要望に応えることが満足や成功につながることもあります。けれど、保育や教育の場は少し違います。要望を叶えること=良いこと、ではない理由その場の満足だけを考えれば、要望に応えることは「良い対応」に見えるかもしれません。でも、私たちが大切にしたいのは“今だけ”ではなく“その子のこれから”です。要望が成長や
「約束」って、当たり前のことのようでいて、実は“人としての土台”になるものだと感じています。約束が守られないと何が起きるのか人に対して嘘をつくと信頼は少しずつ失われていきます。それは大人同士でも同じですが子どもにとっては、もっと大きな影響になります。特に、大人の言葉への信頼がなくなるといわゆる「言うことをきかない子」のように見えることがあります。でもそれは、大人に反発しているわけではなく大人の言葉を“信じていい情報”として受け取れなくなっている状態です。つまり「
トラブルを本当に防ぐということ事件や事故、トラブルが起きたとき、「同じことを繰り返さないようにする」ことは、とても大切です。だからこそ、その場での対応方法や、きっかけとなった出来事に目が向きやすくなります。でも、本当にそれだけで十分なのでしょうか。遡って考えるなぜ、その出来事に至ってしまったのか。少し立ち止まって、そこに至るまでを遡って考えてみると、見えてくるものがあります。それは、その人の行動の選び方や、心の状態、そして、それまでに身につけてきたスキルです。「本人の
子どものためにと想う気持ち子どものためにこうしてあげたいこう関わった方がいい家庭でもこうしてほしいそんな思いは日々の中でたくさん生まれてきますよねでも現実は思うようにいかなかったり伝わらなかったり続かなかったり「子どものためなのに」そう思うほどもどかしさや苦しさを感じてしまうこともあると思いますうまくいかない本当の理由本当は子どものために考えていること自体は間違っているわけではありませんそれでもうまくいかないのはやろうとしていることではなく関わり方の“順
どうしたら防げるか心がざわつく出来事が続く中で京都での児童が巻き込まれた事件や、十日町で行方不明だった中学生が遺体で見つかったという報道に、心がざわついた方も多いのではないでしょうか。子どもに関わる出来事は、それだけで胸が苦しくなります。「どうしてこんなことが起きるのか」「どうすれば防げたのか」そう考えずにはいられません。「守る」ことだけで本当にいいのかこうした出来事があると私たちはどうしても危ない場所に行かせない知らない人に近づかないようにする常に大人が見て
本日は「子育ち学び&ランチ会」でした。同じ想いを持つ方と出会える時間は、やはり特別だと改めて感じています。子どもの声を大切にする想い今回は、子どもアドボカシーの視点を大切にされて活動している方がご参加くださいました。子どもの声を尊重しながら、成長を考えていく姿勢は、まさに「子育ち」を大切にする関わり【予防保育】そのもの。子育ちの基本をお伝えすると、「自分の考えや、やってきたことが間違っていなかったと分かって良かった」と、安心した笑顔を見せてくださいました。子育てや保育、教育に
新年度が始まり、あちこちご挨拶まわりをさせていただいています。今日は、フリースクールの方と保健師さんとお話させていただきました。こうして現場の方のお話を直接聞ける時間は、やはりとても大切だと改めて感じています。一見「大丈夫かな?」の中にある支援今日伺ったフリースクールは、リアルの教室だけでなく、メタバースの教室も取り入れている場所でした。子どもたちは横になっていたり好きなことをしていたり関わり方もそれぞれ。一見すると、「これで大丈夫なのかな?」と心配になるような
「〇〇の壁」と言われるけれど「小1の壁」「小4の壁」など子育てをしていると、いくつもの“壁”という言葉を耳にします。あたかも、そこに大きなハードルが“最初から存在しているかのように”感じてしまうこともありますよね。でも、その壁は本当に最初からあるものなのでしょうか。壁は“見えた時点でチャンス”になるそもそも壁とは「乗り越えるためのハードル」のこと。もし、その存在が分かっているのであればどう乗り越えるかを考え、準備することができます。どんなことが起こりやすいのかどんな力
子育てで迷ったり、困ったりしている方は本当にたくさんいます。そして、それを支えたいと願っている人も、同じくらいたくさんいます。それなのに——「探しているのに見つからない」「発信しているのに届かない」そんなすれ違いが起きているのは、なぜなのでしょうか。届かない現実の中で起きていること私たちの活動でも、よくこんな声をいただきます。「もっと早く知りたかったです」「実は前から知っていたけど、なかなか参加できなくて…」どちらも、とても多い声です。きっとそこには、“タイミング”や“
AprilDream2026のダイジェスト動画が公開されました。ふわっちの願いも山手線の車内に掲出されたこともお知らせしましたが今回集まった夢は、なんと35万件以上だったそうです。それだけ多くの人が「こうなったらいいな」「今より良くなりたい」そんな願いを持っているということですよね。夢は“特別な人のもの”ではない「夢」と聞くと、余裕がある人がさらに幸せを求めて語るものそんなイメージを持つ方もいるかもしれません。でも実際は、生きていくことで精一杯な時でも誰か
今日は、とても嬉しい贈り物をいただきました。昭和34年に小学校の道徳教材として作られた「よい子のしつけ」の再版本です。こうした大切な一冊を贈っていただいたこと、本当にありがたく、心から感謝しています。「しつけ」とは何か「しつけ」は漢字で「躾」。“身を美しくする”と書きます。この言葉に触れたとき、改めて、とても本質的な意味が込められていると感じました。できる人と、できない人の違いしつけが身についている人と、そうでない人。その違いは、実はとても大きいものです。けれど、それ