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図書館本📖しかも、初作家さん。書棚にいかにも「これ、おすすめです!」とばかりに表紙をこちら向きに並べてあった一冊。正直、この表紙に期待度は、ほぼゼロ😅それでも、過去表紙をこちら向きにしてあった数々の「読んで、良かった✨」経験から「騙されたと思って借りてみるか。」「他に沢山借りるし。」と手に取る。初めは「うーん、どうかな?」からの途中から一気読み😄キャラクター設定が、上手い!今の社会からはぐれてしまった個性的で魅力的、年齢も性格も違う3人が報償金を目的としてチームを組み、事件の謎に迫
ついでにもう一度直木賞受賞作を。No.0272021.3.12(木)テスカトリポカ/佐藤究/角川書店/2021.2.19第1刷2100+10%叙事詩、なのかクロニクルなのか。麻薬ビジネスに生涯を賭ける男達の姿をこれでもか、とばかりに際どくひたすら精密に描き切った問題作か。麻薬戦争で家族ごと組織を壊滅された一人のメキシコ人麻薬王。たった一人で反撃し麻薬ビジネスに君臨し復讐するために、南米からインドネシアを経て日本へ。臓器ビジネスを足掛かりに、大金を求め暗躍する。細かい
No.0072023.1.14(土)影と踊る日/神護かずみ/講談社/2022.12.5第1刷1850+10%う〜ん、何と言っていいのやら困ってしまう。面白い面白くないでとなるとそれは大変面白い。振り込め詐欺の被害者と加害者の状況だとか、真相に迫ろうとしている者の過去だとか、いろんな要素が絡み合って一見複雑に見える。しかし、なのだ。最初の段階から微妙に登場人物たちの間にギクシャクとした空気が流れていて、読んでいるこっちは、不思議なことにある程度の予感めいたものが伝わってくるのだ。こ
こんにちは。今日で8月も終わりです。昨日は、京セラの稲森和夫氏の訃報がありました。稲盛氏は、2010年、JALが倒産したときに辣腕を振るった方。私も、京セラドームや京セラ美術館でお世話になっていますので、偉大な経営者の訃報に、ただただ合掌でございました。京セラの稲盛和夫名誉会長(90)が死去一代で世界的企業を築いた「経営の神様」日本航空を再建(読売テレビ)-Yahoo!ニュース日本航空を再建したことでも知られる京セラの名誉会長・稲盛和夫氏が亡くなっていたことがわか
この投稿をInstagramで見るMay(読書)(@hon.ga.suki)がシェアした投稿同姓同名[下村敦史]楽天市場1,760円同姓同名【電子書籍】[下村敦史]楽天市場1,584円同姓同名Amazon(アマゾン)336〜5,280円
こんばんは、メイです。最近、読書が進まない、、、こういう時はサクッと読める短編の寄せ集めにしてみました。乱歩賞作家特集。目当ては池井戸潤さんです。夜ご飯もサクッと作りました。チャーシューは丸めないで、豚バラを焼きました。形は違うけど、味はチャーシューって事で
世間は梅雨入りしました入院生活も4日目ですモザイク要るかな産まれて2回目の足の付け根からの採血二酸化炭素量が減ってるとええなー午後からはリハビリです上げ膳据え膳で1日が過ぎていくのでぽっかりと時間が空くことがありますこんなときは病院備え付けの雑誌や文庫本のお世話になっております↓特にお世話になってるのがこの方↓西村京太郎乱歩賞作家恐るべし200冊以上(!)発表してるそうですがその3分の1は病院にありそうな気配流し読みというか楽に読めるので時間潰すには嬉しい作家
手術が終わっての翌日おしっこの管を取って貰うために必死に立ち上がってトイレまで行って帰ってきましたそれを見てドクターが明るい顔でそれでは取ってしまいましょうそう言ってさっと抜いてくれました手術翌日の朝、嫁さんがやって来る前の出来事です年末年始で病院もガランとしていたので個室も空いていましたその夜から嫁さんの宿泊の許可も頂いているので私自身はのんびりとしたものです
読書日記18鏑木蓮【著】『炎罪』(講談社2016年5月)京都市内にある自傷患者専門クリニック兼自宅が全焼。精神科医・山之内一蔵が焼死体として発見され、妻・和代とは連絡がとれないままである。警察はクリニックの患者で山之内医師とトラブルのあった連続放火犯・長門に疑いの目を向けるも決め手に欠け、さらには自殺説、行方不明の妻犯人説など様々な推理が飛び交い捜査が難航した。混乱の中、下京署の片岡真子は山之内医師周辺のある事故に目を向け、思わぬ推理を展開するが……。「お嬢」と呼ばれた京言葉の女
第62回江戸川乱歩賞受賞作QJKJQ佐藤究著講談社発売日2016年8月9日(文庫版発売日2018年9月14日)内容市野亜李亜(いちのありあ)は十七歳の女子高生。猟奇殺人鬼の一家で育ち、彼女自身もスタッグナイフで人を刺し殺す。猟奇殺人の秘密を共有しながら一家はひっそりと暮らしていたが、ある日、亜李亜は部屋で惨殺された兄を発見する。その直後、母の姿も消える。亜李亜は残った父に疑いの目を向けるが、一家には更なる秘密があった。「平成のドグラ・マグラ」「ものすごい衝撃を受けた」
吉村達也『「戸隠の愛」殺人事件』綾辻行人『フリークス』(再読)○法月綸太郎『ふたたび赤い悪夢』○島田荘司『幽体離脱殺人事件』長坂秀佳ほか『乱歩賞作家赤の謎』筒井康隆『ロートレック荘事件』○西村京太郎『幻奇島』貫井徳郎『失踪症候群』(再読)やっと『ロートレック荘事件』を読んだ。長らく売り切れなどで買えなかったのである。この手法としては当時は確かに話題になったであろう、という感じだが、いくらか古臭いのも否めない。でも面白かった。黒田裕美
原作:青山剛昌脚本:野沢尚監督:こだま兼嗣酒飲みながら5回くらいに分けて観たので正直あんまり書けるようなコトがない(;´Д`)野沢さんは乱歩賞作家で、この後2004年だったかな?自殺されたそうで最初で最後のコナン映画脚本だったそう。これまでのコナン映画とは一線を画す内容で、事件を解決する為に少年探偵団たちが犠牲になって行くのだけど、何だろうなー。感動的なシーンなんだけど、でもバーチャルじゃん?事件が解決すれば皆元通りじゃん?って、イマイチ入り込めなかったなー。真犯人の正体にえー?っ
一家心中の生き残りでも、私を愛せますか?夜闇に輝くパレード、大好物ばかりのご馳走、笑顔の父と母。家族で遊園地に行ったあの日、幸子は夢のような時間を過ごした。そして、両親は家に火をつけて一家心中を図り、幸子だけが生き残った。工場の事務員として働き始めた幸子は、桐生隆哉と出会い、惹かれ合うようになる。しかし、幸子は隆哉に「一家心中の生き残り」であることを告げられずにいた。隆哉の部屋で料理を作ろうとした幸子は、コンロの火を見てパニックを起こしてしまう。過去に決別しようと両親の墓を訪れた幸
BOOKデータベースより「鮮やかな謎解きが待ち受ける、珠玉の時代ミステリーがここに!「小説推理新人賞」を受賞した表題作では、若き狂言作者が謎に満ちた誘拐事件の真実解明に挑む。ほかに「日本推理作家協会賞」の候補になった「奈落闇恋之道行」など、いずれ劣らぬ“どんでん返しの傑作”五篇を収録。思わずホロリとする佳篇、人の業の深さを思い知らされる衝撃の一篇―読み味豊か&技巧冴え渡る、乱歩賞作家の短編集が新装版で登場!」先日,初めて読んだ翔田寛さんの「真犯人」が,良かったので他の作品
「おススメの山の本」岐阜県ラジオネーム海無し県に住む爺さん(鷲見さん)深田久弥「日本の百名山」日本百名山(新潮文庫)853円Amazon①この本のオススメどころ特に山登りのための、特別な装備(ザイルとかの登山用品)やテクニックが必要というわけでなく常識的な山歩きが出来る人ならば、大丈夫な所が紹介されているのがオススメです。②この本との出会いうるおぼえですが、最初はこの本を紹介していたドキュメンタリー番組で、知ったんだと思います。自宅近くの山も紹介
No.0152018.2.14(水)刑事の誇り/薬丸岳/講談社/2018.1.30第1刷1500+8%夏目信人刑事を主人公とするシリーズの最新刊。「黄昏」「生贄」「異邦人」、そして表題作「刑事の怒り」を収録。東池袋署から錦糸署に異動になる夏目。十年間意識不明の植物状態だった一人娘・絵美、献身的に看護する妻・美奈代とともに新しい環境に移る。前作十年振りに意識を取り戻した絵美。奇跡の回復とその病状の進展はどこまであるのか。本シリーズの最大のテーマでもある「人間の尊厳とその死」を、今回
乱歩賞作家さんである横関大さんの書き下ろしの新刊でございます。『仮面の君に告ぐ』、この表紙のイラストもまたすごくきれいで、ストーリーを表していると思います。ちなみに絵師さんは、watabokuさん。どんなお話かというのをちょっとだけ。上杉スマイル歯科クリニックに勤める雇われドクターの早田慎介。2年前に知り合った和沙と来月入籍する予定だったのですが、その和沙が――。目を覚ますと、最初に見えたのは白い天井。手首に包帯、そこからチューブ→点滴がここで和沙は自分のいるところ
図書館で本を借りてきました。「デッド・オア・アライブ」です。読みたい本は図書館で借りる事が多いです。主な理由は本が大好きなので全部買っていたら破産してしまいそうなのと読まなくなった本を捨てるのが辛いから。本は量が増えると場所をとるのですべて取っておくのは難しいです。取って置けないなら捨てるしかない。(売る譲るなどの方法もありますが…)私は断捨離の捨が苦手です。(「断」…入ってくる要らないものを断つ「捨」…家にはびこるガラクタを捨てる「離」…モノへの執
No.0702017.5.21(日)ライオン・ブルー/呉勝浩/角川書店/2017.4.27第1刷1550+税「道徳の時間」で61回乱歩賞受賞後快進撃を続ける作家のフィールドが広がる。版元の講談社から、今回はいよいよ外洋に漕ぎ出し角川書店からの新作になる。題材は“警官ミステリー”であり、“クライムノベル”という新しいジャンルへの飛躍、と言うべきか。一読後、この物語の主人公は語り部の“ライオン・ブルー”(制服警官で交番勤務の地域課)澤登耀司巡査ではなく、耀司の同僚で年上の晃光大
今しがた、完成しました。戸川昌子さんの追悼DVD。映像データまでならたまに作るのですが、DVDにまで起こすのは数年ぶり。今朝方のチェックで設定ミスに気づき、うぉーーーーっとデータ修正。もうすぐ一周忌です。このディスクは、戸川さんから頂いてきた時間へのお礼。
---------------●お話思い出は心を豊かにもすれば、苦しめもする―小さなガラス瓶、古いお守り袋、折り鶴…、そうした小さな手がかりから、依頼人の思い出に寄り添うようにして、人や物を捜し出していく“思い出探偵”。京都御所を臨む地で「思い出探偵社」を始めた元刑事の実相浩二郎は、他のメンバーと共に思い出と格闘し、依頼人の人生の謎を解き明かす。乱歩賞作家が紡ぎ出す、せつなさと懐かしさが溢れるミステリー。~「BOOK」データベースより~---------------●感想タイトルを見
No.1562016.9.9(金)炎罪/鏑木蓮/講談社/2016.5.19第1刷1600+税乱歩賞(第52回)を受賞してから十年。きちんと活躍を続けているミステリ作家の一人。しかし、あまり熱心に読んでいる訳でもない。どこか印象に残りにくいと言ってしまうと迷惑千万だろうが、そんな記憶を持ってしまう。読んでいるのも、「東京ダモイ」「思い出をなくした男」「真友」の3作のみ。本作が4作目になる。相性、なのだろか。京都弁の刑事は、舞妓さんの踊りのお師匠さんの家に育ち、母親の稽古を受けてい
↑↑山村美紗↑↑浅野ゆう子ひゃーそっくり今日で没後20年だって・・・信じられへんわー確か執筆中❗に倒れたと聞いています。自宅でもベッドに腰かけて書き続けていたそうです。生涯書き続けて364冊上祥❗これは、凄いことなんでしょうね❗何故そこまで書き続けたのか❔❕あれほど華やかでありながら無冠であったことが山村美紗さんは書き続けて行ったのではないか❔❕と西村京太郎さん。乱歩賞は候補に何回も上がりましたが・・昨日mysteryチャンネルで1979年
『蜃気楼の犬』呉勝浩乱歩賞を受賞して『道徳の時間』でデビューしたのが8月次に書いた『ロスト』が12月そして、5月30日早くも3冊目の発売これに関しては小説現代9月号から連載が始まった連作短編集です第1話『月に吠える兎』を読んだ印象は不穏な空気感が凄いなと現場の番場、と呼ばれるベテラン刑事と捜査一課のルーキー船越との警察ものなんですが番場にはふたまわりも年下の奥さんがいて子供が生まれそうな状況に若い女性のバラバラ死体事件そのころ家で奥さんは『殺人事件』という
No.2122015.12.20(日)ロスト/呉勝浩/講談社/2015.12.8第1刷1750円+税第61回江戸川乱歩賞受賞後第1作が早くも登場。通例ならば、ほとんど一年後に満を持して、という形で推敲を重ねた“第1作”が、という手順になる。それを、夏に受賞作、冬に第1作となると記憶にない速さだ。奇しくも、今年は「江戸川乱歩50年」になる記念の年だ。亡き乱歩の残した“遺児たち”がこういう形で世を継いでいくのだろうか。また、合わせたように乱歩の長男で立教大学名誉教授であり乱
No.1532015.9.16(水)ルパンの娘/横関大/講談社/2015.8.25第1刷1550円+8%登場人物がそれぞれがみな一癖も二癖もある[怪しい盗賊]たち。その[怪しい盗賊]が自分の家族で、自分はなんとか“カタギの暮らし”をしているとしたら。恋人ができて、いざ恋人の家族に遇ってみたら、なんと恋人の家族はみんな[警察官一族]だったとしたら!まるっきり現代の“ロミオとジュリエット”のような設定が、いきなり巻頭から始まり、登場人物の世界が一変する“殺人事件”が発生し、その被害
No.0782013.6.16(日)偽りのシスター/横関大/幻冬舍/2013.5.25第1刷1400+5%2010年、第56回江戸川乱歩賞を「再会」で受賞後、翌2011年「グッバイ・ヒーロー」、「チェインギャングは忘れない」と順調に三作を書き上げ、版元が幻冬舍に変わった。第四作目は、2年の期間を置いての書き下ろし。可もなく否もなく、というのが第一印象。タイトルの意味が、果たして読者の心に届くかどうか、かなり微妙なところではないだろうか。内容は“いつかどこかで読んだ気のする”ような
No.0732012.5.3(木)炎上警察庁情報分析支援第二室〈裏店〉/遠藤武文/光文社/2012.3.20第1刷1600円+5%どうして〈懲りもせず〉にこの人を読むんだろう。自分の記憶力に圧倒的に「危険信号」を覚えてしまった。乱歩賞作家である。この賞を受賞した作家は、言い逃れできない運命に晒される。つまり「大乱歩の名前を冠に頂いた賞をもらったからには、妙な作品を残せない」というプレッシャーとの戦いに。2009年「プリズン・トリック」で第55回乱歩賞。選評で選考委員が口をそろえて
No.1032011.7.24(日)檻の中の鼓動末浦広海中央公論新社、2011.6.25、第1刷、1600円+5%オレの読み方が悪いのかね?これ留保!中畑蘭子は3年前のある事件を機に警察を辞め、今ではデリヘル嬢の送迎係に「転職」していた。蘭子のグループにはアキナという出産間近の妊婦がいたが、彼女は誰かに脅迫され客を取らされているようだった。ある日、アキナは接客中ラブホテルの一室で出産してしまい、駆けつけた蘭子が応急処置を施し、えい児とともに闇医者へ搬送した。しかし、部屋から検出された