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怜子(久我美子)はあき子(高峰三枝子)と親しいことを、結婚話を封じて桂木(森雅之)との関係を秘匿するために自分から先に彼に知らせようと考える。桂木宅に怜子が入ったとき、あき子宛に古瀬(渡辺文雄)からの速達が届く。あき子にそれを渡した怜子は「おめかし」していないから桂木に嫌われたくないと言い、彼が帰宅してくると、初対面の人は苦手だと言う。夫を迎えた妻は「きれいで明るい」来客があると…。桂木に初対面のあいさつをする怜子。彼女は彼を見据えて、早くキスしてと迫る。「おとなしくしなさい」と桂木。桂木に嫌
自宅にかかってきた桂木(森雅之)からの電話に出ようとしない怜子(久我美子)。そして父(斎藤達雄)は桂木が事務所を訪ねてきて、ひと月の予定で札幌へ行くと言っていたと話す。そして彼から預かってきたアンコールワットの写真集を娘に渡す。挟まれていたのは札幌での住所。怜子が望むのは同情ではなく、本当の愛情だった。桂木の心が知りたいが、知るのがこわく、だから逃げているのだと自らに言う。*****「ダフネ」で幹夫(石浜朗)と会う怜子。先に古瀬(渡辺文雄)が来ていた。そして夫を駅で見送ったあき子(高峰三枝子
五所平之助監督による昭和三十二年の映画。製作は歌舞伎座。複雑な感情の怜子を中心にした不貞物語だが、「雪国」と同様にベタベタした苦手。彼女がなぜ亡母のことを嫌うのか不明。英語字幕付き。「あき子」が「Aiko」になっている個所がある。そして「仏印」が「Hutuin」になっている。その他、話にならぬ。字幕は映像の外側に付けてもらいたい。塗りつぶせるから。*****「さいはての国北海道」。山に囲まれた平原を歩く怜子(久我美子)は幼少時の関節炎が原因で左手の自由を奪われていた。自宅に戻った彼
昭和三十二年年の松竹映画。監督は五所平之助で、歌舞伎座による作品。誰かが作った英語字幕付きを見たのだが、「お前、お神輿担いだことあるか?」が"Doyouknowhowtocarrythehomikosi?"、「テクニシャン」が"Tekunisha"、「清ちゃん、男の子でしょ」が"Youareaman,now."、「凧」が"comet"になっていたりして、ガックリする。いい加減なものを作るな!「マチ子」が途中で一度「トシコ」に聞こえる。このあたりの時代の映画では他にも、途
『風花』(かざはな)映画トーキー78分カラー昭和三十四年(1959年)一月三日封切製作国日本国製作言語日本語製作松竹大船製作小梶正治脚本木下恵介音楽木下忠司撮影楠田浩之美術梅田千代夫録音大野久男照明豊島良三録音技術鵜沢克巳装置高津利男春子岸惠子乾幸子有馬稲子さくら久我美子捨雄川津祐介トミ東山千栄子強之進永田靖弥吉笠智衆勝之細川俊夫師匠花柳秀さくら少女期和泉雅子さくら少
帰っていく小畑(船越英二)に追いつく伊之助(森雅之)。妹のもん(京マチ子)をおもちゃにして、一家を散々な目に遭わせておいてよく来られたなと非難し、もんとは「きょうだいより、もっと仲よかったんだ」と言う。妊娠して帰ってきたときには、妹を「犬畜生のように汚がってやったんだ」。他の者たちはもんに同情するようになったが、自分がそんなふうに振る舞わなければ、妹は誰にも相手にされなかっただろうと言い、そして小畑を殴打して蹴り飛ばす。自堕落になってしまったと妹を責めながらも彼女をかばう伊之助は、自分のよう
短髪の森雅之が激怒して京マチ子と取っ組み合いの喧嘩なのだ。*****さっぱりやりがいのない堤防工事だとに喜三(宮島健一)は親方の赤座(山本礼三郎)に言い、親方は、りき(浦辺粂子)に「お父っあん」と呼び止められても無視して歩いていく。バスに乗っていたさん(久我美子)も「お父っあん」と呼ぶが、彼は何も答えない。帰省してきたさんが、製麵所の息子、鯛一(堀雄二)を訪れる。鯛一は彼女の姉が四、五日前に帰ってきたそうだと彼女に言うが、さんはそのことを知らなかった。彼は何をやっていると母のとき子(本間文
映画「ゼロの焦点」をNHKBSで見た。松本清張原作の作品というのは、映画化テレビドラマ化された作品のどれもがまずもって面白い‼️松本清張が原作というだけでもう十分に映画もテレビドラマも見られる。にもかかわらずだ、私は昭和36年に作られたという野村芳太郎が監督した映画「ゼロの焦点」を見て、面白いとは思わなかった。ヒロインの久我美子も悪くない。その他の役者たちも悪くない。なにゆえに面白く見ることができなかったのだろう?私の心はまったく
何のための対面なのかわからないと言う妙子(原節子)に「お手紙の返事に来たんです」と綾子(久我美子)。そして、亀田(森雅之)のことは綾子より理解していると言う妙子に、綾子は彼女を不幸に酔った利己的な人物で、亀田を捨てて彼をいじめているのだと非難し、それでも妙子をかばおうとする亀田の心を称賛する。綾子は亀田とのことで「犠牲の押し売り」をして干渉する権利は妙子にはないとはっきり言う。手紙への返答だった。妙子は笑い出し、綾子を天使だと想像していた自分は誤解していたが、そして綾子がここへ来た本当の理由は亀
檻の中の親しい人が血みどろになるほど棒で打たれているのを見せられたらどう思うかと妙子(原節子)に対する不思議な感情を亀田(森雅之)が説明しようとすると、彼女のそんな境遇を「知っていますわ」と綾子(久我美子)は言うが、それは「囲い者」としての彼女を知っているだけだと亀田。すると、綾子は妙子から三度も手紙を受け取ったと言う。そのうちの一通には亀田と結婚するように「くどくど書いてあります」。昨夜のことも香山が邪魔だからの振る舞いで、亀田を幸福にしたいというのは「馬鹿な女のセンチメンタルなお芝居」だと綾
香山の自殺未遂など、切り取られてしまっていて話がつながらない場面がある。*****第二部恋と憎悪香山(千秋実)の弟で中学生の薫(井上大助)が届けた手紙を読んで香山家を訪ねる里子(東山千栄子)。発作を起こした亀田(森雅之)はそこで床に伏していた。里子は亀田の顔を見るなり、牧場の件で借金を取り立てるように軽部(左卜全)を送り込んできたことを非難するが、亀田のあずかり知らぬことだった。その場にいた軽部は言いよどみ、亀田は自分には大牧場の権利があると里子の夫、大野(志村喬)が言ったので、それを信
赤間(三船敏郎)が妙子(原節子)を連れて出ようとすると、彼女は百万円の入った包みを暖炉に放り込んでしまう。そして、香山(千秋実)に素手で取ってみろと挑む。虚脱してしまった香山は卒倒する。カネを取り出したのは、それを調達した赤間の仲間、軽部(左卜全)だった。そして妙子は、寝かされている香山のそばに包みを置いて、「みなさん、さようなら」と言って、赤間らとともに去っていく。追うなと大野(志村喬)に言われるが、亀田(森雅之)は…。*****二月。大野が牧場の権利金を支払ったこと、そして亀田について不
森雅之、三船敏郎、原節子が共演した黒澤明による作品(昭和二十六年)。配給は松竹だが、著作権は(たぶん)東宝。複雑に揺れる心理はドストエフスキーならでは。*****第一部愛と苦悩十二月の北海道。雑魚寝状態の連絡船の中で突然、叫び声が響く。近くで眠っていた男(三船敏郎)に、夢を見たのだと言って謝る叫び声の主(森雅之)。彼は震えており、そして額に汗を浮かべていた。「人殺しにでも出合ったような声だったぜ」と男が言うと、「いま、銃殺されるとこだったんです」。彼は戦犯として死刑判決を受けたが、人違
なぜ妻の私に何も言わず消えたのか?禎子は新婚一週間で夫が消息不明。久子は内縁一年半で夫が投身自殺。2人は夫の気持ちが知りたい。はっきりさせないと前に進めない。夫を探す旅の終点は或る女の悲しい過去だった。ゼロの焦点野村芳太郎監督1961年久我美子高千穂ひづる有馬稲子西村晃加藤嘉南原宏治1961年版は初鑑賞です。芥川也寸志の音楽が哀しくて美しい。暗い日本海にのみこまれる運命を表現したメロディが胸をうちます。北陸の風景が主役。真白い雪の中
ゼロの焦点を観た。同じく松本清張映画化の名作『張込み』の脚本監督コンビによる鉄道推理ドラマは、川又昴のカメラもあって実に日本海、実に能登半島だ。撮影隊も能登の強風に手を焼いたとある。芥川也寸志の劇伴も良い。火曜サスペンスの代名詞"崖ぎわでの謎解き"が王道になったのは、本作が原点と言われているが、確かに久我美子の断崖での謎解きは長い。中盤、次々に証言をたどって行く過程は、さすが映画を知り尽くしている職人監督、野村芳太郎独壇場で短いカットの連続面白い。高千穂ひづる運転の車が、追ってくる加藤嘉から遠ざ
NHKBSで1月26日に放送ヒロイン禎子は久我美子、当時30歳。1961年の上野駅高崎線経由の長距離列車は13・14番ホームから発車しています。当時は国鉄運賃に等級が設定されていて1等には交通税かかりました。21時発の「急行羽黒号」は終点の秋田到着が8時51分、その後発車する「急行北陸号」は終点の金沢到着が8時20分。非電化単線時代の北陸本線複線電化される前の谷浜~浦本は海沿いを通っていて海側には国道8号が通っています。朝日町の宮崎海岸この車窓風景は今も同じ。国
NHKBS録画「ゼロの焦点」松本清張の代表作能登の旅館【加賀屋】に宿泊。映像で見て、ものすごく時代を感じた。私は行ったことがないが、能登地震前の豪華絢爛な旅館とは大違いだ!能登の【巌門】、ここは何度も行った記憶があるが、殺害された崖の上は行ったことがない!もっぱら海岸へ行った記憶が…。今から60年ほど前ですか…。■「ゼロの焦点」概要【久我美子、高千穂ひづる、有馬稲子共演】、野村芳太郎監督橋本忍・山田洋次の脚本で映画化。北陸を舞台に、戦後の混乱の時代に翻弄された女性たちの悲しみを
1.砂の器丹波哲郎A1974年公開作品。丹波哲郎扮する警視庁捜査一課今西栄太郎は、殺人事件に際し東北弁のカメダしか手がかりがなく秋田県羽後亀田駅にやって来た。砂の器と題する映画を観たのは3回目だがストーリーは忘れていた。東北弁のカメダの下りは記憶があるね。丹念な捜査が実を結ぶといったところかな。重厚なテーマ曲が印象的だったね。2.ゼロの焦点久我美子A1961年公開作品。久我美子扮する鵜原禎子は結婚して7日目を迎えた日に夫を金沢へ見送った。しかし夫は帰らなかった。随分前に20
松本清張の代表作を野村芳太郎監督が久我美子、高千穂ひづる、有馬稲子の共演で映画化。北陸を舞台に、時代に翻弄された女性たちの悲しみを描く社会派ミステリーの名作。プレミアムシネマ映画史上の名作から話題作までハラハラドキドキのエンターテインメント、涙の感動作、コメディー、洋画・邦画、映画史上の名作から話題作まで、映画の魅力をご堪能いただける作品を放送しています。松本清張の代表作を野村芳太郎監督が久我美子、高千穂ひづる、有馬稲子共演、橋本忍
久我美子さん久我美子(くがよしこ)本名:小野田美子(おのだはるこ)旧姓:久我(こが)久我家(こがけ)は村上天皇まで遡る村上源氏の流れを汲む華族の家柄。1931年1月21日生まれ、2024年6月9日、93歳没。東京府東京市牛込(現・東京都新宿区牛込)生まれの女優。所属芸能事務所はワタナベエンターテインメント。夫:平田昭彦(俳優)(1961年~1984年)1946年6月3日、第一期東宝ニューフェイスに応募し、採用される。応募者は約4千人で、採用
本日1月21日は、昨年逝去した久我美子の生誕95周年となります。それを記念して彼女の作品を紹介しています。(1931年1月21日-2024年6月9日)『噂の女』(1954)監督溝口健二撮影宮川一夫共演田中絹代、大谷友右衛門【あらすじ】京都の色街・島原で置屋を女手一つで切り盛りしている初子。東京の音楽学校に通い婚約直前であった娘、雪子が自殺を図り、家へ戻ってくる。初子は年下の医者で思いを寄せている的場に娘を診せる。傷心の雪子であったが、いつしか親密となった的
本日1月21日は、昨年逝去した久我美子の生誕95周年となります。それを記念して彼女の作品を紹介いたします。■久我美子1931年1月21日-2024年6月9日東京市牛込に生まれる。1946年、女子学習院(女学校課程)在学中、第一期東宝ニューフェイスに合格。同期に三船敏郎・堀雄二・伊豆肇・若山セツ子・堺左千夫らがいる。1947年、女子学習院を中退し、『四つの恋の物語』で映画デビューを果たす。1950年の映画『また逢う日まで』での岡田英次との窓硝子ごしの接吻を演じた。1954
Theater𝑹𝒆𝒏𝒅𝒆𝒛𝒗𝒐𝒖𝒔【2026-No.2】𝐓𝐡𝐞𝐈𝐝𝐢𝐨𝐭白痴日本166分1951年©松竹1951一昨年、本作を観るつもりで、まず先にドストエフスキーの原作を読んだまでは好かったが、肝心の映画の方はなんだかんだと鑑賞を後回しにしてしまい、此度ようやくこれに目を通すことが出来た。小説は話がしばしば本筋から外れるため、かなり退屈に思う場面もあったが、映画はその枝葉を刈り取って上手くまとめており、最後まで飽きさせない。純真無垢な主人公・亀田が俗世の様々な煩
『晩歌』映画トーキー127分白黒昭和三十二年(1957年)九月一日封切製作国日本国製作歌舞伎座配給松竹原作原田康子脚本八住利雄由紀しげ子監督五所平之助撮影瀬川順一美術久保一雄録音岡崎三千雄照明平田光治編集長田新音楽芥川也寸志主題歌『晩歌』作詞藤浦洸作曲芥川也寸志歌越路吹雪出演兵藤怜子久我美子桂木節雄森雅之古瀬達巳渡辺文雄久田幹雄石浜朗悦子の父斎藤達雄兵藤信彦高崎敦生
今朝は、自宅で勉強。朝食を食べるのをやめたので、長めに勉強しました。ラジオ英会話とリアル旅英語、線形代数。勉強が一段落したところで、NHKBSの映画放送予定を見てみました。私の大好きな「ミツバチのささやき」が14日(水)に放送されます。ご覧になったことがない方は、是非見てください。この映画を見て、心を動かされない人がいるとは思えません!?同じ監督の「エル・スール」は21日放送です。そして、25日は「砂の器」26日は「ゼロの焦点」これらの中で、「ゼロの
お早よう-1959-この映画はJ:COMで観ました1959年5月12日公開解説『お早よう』は、小津安二郎監督による1959年(昭和34年)の日本映画で監督第50作。また小津作品としては『彼岸花』に続いて2本目のカラー作品であり、画面における色彩の使い方に小津の遊び心が随所に感じられる。物語は、郊外の新興住宅地を舞台に元気な子供たちにふりまわされる大人たちをコメディタッチで描いている。本作品では子どもたちがオナラ遊びに興じる場面が出てくるが、「オナラ」を使ったギャグは小津監督がサイレン
松竹が1958年に製作した『彼岸花』は、小津安二郎監督が初めてカラー・フィルムを用いて撮った作品になります。赤の発色に拘泥った小津安二郎監督は、熟慮の末にアグファ(AGFA)社のフィルムを採用することで、思い描く色彩イメージを得ることが出来たとのことです。会社重役の佐分利信(役名:平山渉)は、友人の中村伸郎(役名:河合利彦)の娘の結婚披露宴で祝辞を述べます。しかし、親しい同級生・笠智衆(役名:三上周吉)の姿が宴会場に居ない事から、佐分利信は彼の身に何が起こったのではないかと案じます。
12月12日は、小津安二郎監督の御命日であり、誕生日でもあります。(1963年昭和38年)還暦になられた日に亡くなられました。あまりにも早いです。私の方が、とうに年上になってしまいました。久しぶりに「お早よう」を観ました。昭和34年(1959年)公開作品です。この作品は、小津安二郎監督の50作目であり、カラー作品の2作目でもあります。(キネマ旬報第12位)いつもの、娘がお嫁にいったり、家族の崩壊をテーマとしていなくて、前面に喜劇色ある作品になっています。そういうこともあり、小
どうも。予算委員会で高市総理に質問が集中すると、「いじめるな!」と熱狂的高市支持者が野党批判します。しかし岸田元総理も石破前総理も同じ目に遭っているのに野党批判されることはなく、各々が粛々と答弁をこなしていました。高市総理への贔屓は「高市総理は前任者より能力的に劣る」ならまだしも、「女は男より能力的に劣る」という差別を強化する結果になり得ます。まあ、熱狂的高市支持者は頭が悪いので、そうなることに気付かないでしょうね。それはさておき、映画の感想文を書きます。今回は『雪夫人絵図』です。旧
AmazonPrimeのKADOKAWAチャンネルで、大映「再会」(1953年・木村東吾監督)を見ました。原作は大好きな作家「久生十蘭」です。これは見ざぁなるメェ。(๑•̀ㅂ•́)و✧1部2部とあり結構長いです。主演は森雅之、久我美子、三國連太郎、木村三津子。👇️東京に初めて空襲があった日の「日比谷公園小音楽堂」。オーケストラが「モーツァルト」を演奏しています。はらはらと散る桜の花が美しい。(セットらしい。凄)👇️両親を亡くし、軍令司令部長の家に引き取られた、美しい女性、秋子(久我美子