警視庁捜査一課の部長刑事、サクマ・タダオは数年ぶりに帰省しようとしている。サクマが数年間帰省していなかったのは、「呪われた土地を忘れ去ろう」としていたからだ。そして帰省するきっかけとなったのは東京でのある事件だった。青山族あるいは原宿族と呼ばれる若者に属する医大生はアパートで友人と酒池肉林の生活を送っていたが、暴行未遂容疑でサクマに逮捕される。この学生、カンバラの母がユキだと知ったサクマは彼が同郷であると確信し、彼にも呪われた血が流れているのかと考える。そして、サクマは自分自身にも同じ血が流れて