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最近近代の話をよく読んでいます初期女性教育の話が共感でき、好きたまたま図書館で手に取ったのが乃南アサさんの「チーム·オベリベリ」明治初期、高等教育を受けた女性"カネ"が夫と共に北海道開拓へ向かう開拓使は教科書でも習ったけれど、あまり深く知ろうとしたことはなかった当時の技術で未開の大自然を相手にするのはあまりに過酷面白いので、終盤まで完全にフィクションだと思いこんでいて実在の人物だった!?と最後に気づきました(実在の人物をモデルとしたフィクションですかね?)彼らの帯
乃南アサ著『雫の街家裁調査官・庵原かのん』。シリーズ第2弾。北九州から川崎に異動となった庵原かのんは、少年事件ではなく家事事件を担当する事になった。離婚や相続など、問題は多種多様だ。プライベートでは、関東に戻れたことで、遠距離恋愛だったクリリンとついに結婚。夫婦の暮らしは順調だが、姑がなかなかクセ強し。「キツネ」「はなむけ」の2つの家事事件に涙が出そうになった。子を思う親の気持ち。決してそれは血の繋がりだけではない。このシリーズ、すごく良いです。どんどん書いてほしい。
2024年8冊目4月13日『しゃぼん玉』乃南アサとてもとてもとーっても面白かったり久しぶりに一気読みしてしまった。ハラハラ、ドキドキ、そしてほっこり心が温まるお話だった。あらすじ女性や老人だけを狙った通り魔や強盗傷害を繰り返し、自暴自棄な逃避行を続けていた伊豆見翔人は、宮崎県の山深い村で、老婆と出会った。翔人を彼女の孫と勘違いした村人たちは、あれこれと世話を焼き、山仕事や祭りの準備にもかり出すようになった。卑劣な狂犬、翔人の自堕落で猛り狂った心を村人たちは優しく包み込むのだが……
乃南アサ著『家裁調査官・庵原かのん』。家裁調査官の庵原かのんは、赴任先の北九州市で、日々罪を犯した少年たちと向き合う。罪を犯してしまう少年達の背景には、家庭環境や障がいがある事が多く、かのんは親や学校の担任などとの面談を通して、立ち直れるよう奔走する。しかし再度罪を犯してしまう者もいる。少子化が加速しているのに、家裁調査官の仕事は減らないのだな。とっても大変な仕事だなと感じました。家裁調査官の仕事内容をここまで詳しく知れたのは良かったです。舞台が北九州で、私も4年間住んでいたので、
(松山市立中央図書館の本)2023年6月20日発行シリーズの2冊めなんだと思う。関東圏に異動した「かのん」が動物園のゴリラ担当の栗林(くりりん)と入籍。「結婚」と書いてないのは今どきなのかな…変わらずの短編集の雰囲気ででも、タイトルの「雫の街」という話がないのが…もっと丁寧に読めば「雫の街」という意味が分かるのかもしれないけど、今ひとつその気になれない昨今の私…子ども教室のない春休みは余裕があるはずなのに、なんなんだ、この課題山積みなのは💢腰痛を堪えるために横になって本を開
薄曇り未だ冬らし三月のジャケットだけはカラフルプリント全くね、来週には4月に入るっていうのに、温暖化ってやつはズーーと暑くなるってわけじゃない、そんな極当たり前なことを思い出す。寒い!開花情報も一週間ズレてる…そんな朝のつぶやき、ちなみに今日は午後イチボランティア…つぶやきとは別、この文庫を改めて読もうと思った理由は…忘れてるのだ!が、その時、あっ絶対持ってるはず!と思って書棚をガサゴソして、発見したのだ。2週間くらい置きっぱなしにしていて、やっとこの本の番になったってこと。
初夏の陽気、本当でした。仕事に半袖を着ていって正解でした。『雫の街家裁調査官・庵原かのん』乃南アサ著新潮社2023年6月発行349ページ小説新潮初出agoera装画/新潮社装幀室装幀〈目次〉待ちわびてスケッチブック引き金再会キツネはなむけ家裁調査官庵原かのんは、北九州から川崎に転勤。前職では少年事件担当だったが、家事事件担当になった。プライベートでも、長年交際していたくりりんこと栗林と入籍し、暮らすようになった。コロナ禍の中、人々の揉め事は増加の一途をたどり
少し前の話題で恐縮ですが―今年度のアカデミー賞で、『ゴジラ-1.0』が視覚効果賞を受賞いたしましたね。(私の島の"モドキ”も心なしか嬉しそうです)これまで同部門を受賞してきた『アバター』なんかの大作と比べ、『ゴジラ-1.0』の予算はかなり少なめなのだそうです。投入されるお金よりも"注ぎ込む熱量”が勝ったと言えるのかもしれません。そういう意味でも、まさに快挙でございますゴジラと言えば、日本が生み出した、世界に誇るキャラクターの一つでございます。もっと言え
「チーム・オベリベリ(上)」乃南アサ定価:¥820チーム・オベリベリ(上)(講談社文庫)Amazon(アマゾン)チーム・オベリベリ(下)(講談社文庫)Amazon(アマゾン)乃南アサチームオベリベリ上下2冊セットAmazon(アマゾン)600☆
新潮社2022年8月発行345頁庵原かのんは赴任先の北九州市で少年係調査官として更生の可能性を信じて家庭や学校、友人との問題等で荒んだ少年少女たちの声なき声に今日も耳を傾けます「自転車泥棒」「野良犬」「沈黙」「かざぐるま」「パパスの祈り」「アスパラガス」「おとうと」何れも少年少女たちの一生を左右するような重い事件を扱っていますが、ミステリー色は薄く、同僚たちとの会話や飲食、東京に暮らすゴリラ飼育員の彼との遠距離恋愛を織り込むことでゆったりとした味わいに仕上がっています
オオカマキリの卵・ダブル!撮影日:2024年2月末日@印西〈今月読んだ本〉緊立ち警視庁捜査共助課[乃南アサ]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}夫との関係に悩みながら仕事をする女刑事二人が主人公。彼女たちの所属は、警視庁刑事部捜査共助課。被疑者が特定されても見つからない場合、犯人を見つけ出す部署。ひとりは、見当たり捜査班に所属。何百人もの被疑者の顔を記憶し人ごみの中から見つけ出す。メモリー・アスリートとも呼ばれる。も
今日図書館から借りてきた本2冊ですちょっと怖そうな「汚れた手をそこで拭かない」芦沢央著ちょこちょこお邪魔しているblogで知りました。乃南アサさんの作品は久しぶり……「六月の雪」乃南アサ著私は読むのが早くないので期限内に読破出来るかどうか……❓でも面白そうてワクワクしています。
「暗鬼」乃南アサ著嫁いだ先の家族が怖かった話。この小説にある様な洗脳は、本当に家族内でも起こりえそうだ。傍から見たら異常でも、本人たちは思い込み幸せなのだから。カルト的な宗教と同じだろう。1度信じ込めば、周囲がなんと言おうとなかなか考えは変わらない。自分の周りにも居るかもしれないと思うと、ちょっと怖い話だ。
乃南アサ文藝春秋2023年9月発行乃南さん、前回はこちら『22_冷たい誘惑』乃南アサ文春文庫2023年1月発行乃南さん。前回はこちら。『雫の街家裁調査官・庵原かのん』乃南アサ新潮社2023年6月発行ようやく順番が回ってきました。…ameblo.jp乃南さん、やっぱり好きです今回の主人公は女性2人警視庁捜査共助課に所属する警察官居所不明の被疑者(指名手配、あるいは重要事件容疑者)を追跡します係は2つあって・・「広域捜査共助係」の佐宗燈(さそうあかり)「見当た
ブロ友さんオススメの【地のはてから】読了📖久しぶりに👓登場小さい文字が辛いお年頃福島から夜逃げ同然で知床へ移住した一家の物語。前半はつね目線で、後半はつねの娘であるとわ目線で物語は進行していきます不本意ながら知床へ入植するしかなかったつねと、物心がついた時には当たり前のように知床で生活していたとわとの対比が興味深かった。夢は叶えるものだ。なんて言うけれど、当時の人達(特に女性)にはそのすべが絶望的になかったのだなと色んな事を諦めて、希望を口にすることさえ許されず、ただただ耐えて願うこ
最近の読書事情です。ずっと直木賞受賞作を予約して読んでいましたが、ここ2か月ほど息切れして、読んでませんでした。この間は、乃南アサさんの本ばかり借りて、読み漁っていました。乃南アサさんの作品はどれも面白いです。あと、馳星周さんの山岳物を少し読んでました。面白かったです。前回の貸し出しから、また直木賞受賞作品に戻りました。今読んでいるのは「夜に星を放つ」窪美澄さんの作品です。まだ半分くらい読んだところですが、面白いです。読書は11時~12時の1時間くらいです。だからあ
おはようございますさばとは、高機能自閉症➕ADHD。毎日、自転車🚲️通勤頑張っています。昨日は、さばとの定期通院の日でした。旦那さんが寒空の中順番を取ってくれたにもかかわらず滞在時間3時間半。順番取らなかったら一体何時間かかるの?今日は椅子に座れたからよかったけど。待ち時間に読了本📖カメラアイを武器に群衆の中から手配犯を捜す警視庁刑事と広域捜査を担当する刑事。ビル爆破事件で、怪我を負いながら離婚、介護という人生の壁を乗り越える女性刑事二人の物語。指名手配犯を逃さな
乃南アサ文春文庫2023年1月発行乃南さん。前回はこちら。『雫の街家裁調査官・庵原かのん』乃南アサ新潮社2023年6月発行ようやく順番が回ってきました。前回はこちら『犬棒日記』乃南アサ双葉社2018年3月発行久しぶりの乃南さん。しかもエッセイで…ameblo.jpちょっと久しぶり?今回は短編連作のようです。冷たい誘惑・・それは何か?ごく一般の普通の人たちそれでも誘惑されてしまう・・それは・・拳銃!はい、ここからカバー裏の概略より・・
「自宅本棚の本のタイトルによる“しりとり読書”」の108冊目は、『グッド・バイ』(太宰治/新潮文庫)に続き、タイトルが「い」から始まる本。「い」で始まる本は案外多くて、『痛みかたみ妬み~小泉喜美子傑作短篇集~』(小泉喜美子/11冊目)、『インパラの朝ユーラシア・アフリカ大陸684日』(中村安希/29冊目)、『一週間のしごと』(永嶋恵美/43冊目、『いっぴき』(高橋久美子/85冊目)、『いつか王子駅で』(堀江敏幸/99冊目)に続き、今度で6度目。本棚からザッとピックアップした4
「カメラアイ」を武器に群衆の中から手配犯を捜す刑事と、広域捜査を担当する刑事…仕事とコロナ禍で、夫とすれ違ってしまう川東小桃…父親の介護のために仕事を辞めて実家に帰った夫に、離婚しようと言われてしまう佐宗燈…ある時、強盗および殺人の手配犯がここにいる!という緊急立ち回り情報(緊立ち)が入った📖好きな作家さん、乃南アサさんの新刊です!今回は女性刑事もの…乃南アサさんの「音道シリーズ」が好きだったので期待大でした✨見当たり捜査班の小桃と、広域捜査班の燈、2人の女性刑事が主人公でした。そ
うわぁ~!という感じの短編集。「お引っ越し」はスカッとしましたぁ~!
昨年末ハマって2周読み込んだ、乃南アサさんの「いつか陽のあたる場所で」「すれ違う背中を」「いちばん長い夜に」の3部作。前科持ちの女性2人が支え合いながらささやかに生きていく物語の舞台だったので、ずっと来たかった谷根千。谷中は来たことあるけど、千駄木、根津あたりは未開の地ということで、お天気の良い先日お散歩してきました!昔ドラマ化されていたみたいだけど、そのロケ地もチェックしつつ、一人できょろきょろしていたら、YouTubeの撮影か、TKOのお二人と宮迫さんに遭遇。みなさん元気そうでし
雫の街乃南アサモラハラ夫、我が子を見捨てる母親、身寄りのない記憶喪失の男……横浜家裁川崎中央支部にやってくる家事事件の当事者たちは多種多彩。社会から零れ落ちそうな人たちの心を開き、それぞれの人生に寄り添うため、赴任したばかりのかのんはひたむきに奔走する!人間、そして家族の表と裏を心揺さぶる筆致で描く連作短篇集。
ある日痴漢呼ばわりされてから、家族の歯車が狂っていく。壮絶ないじめもあり、辛かった。死んでも忘れない…恨みつらみかと思いきや…🤭
2023年12月の読了本は7作品。1番面白かった作品は「悪逆」黒川博行。悪逆著者:黒川博行朝日新聞出版発売日:2023-10-06ブクログでレビューを見る»球形の囁き著者:長岡弘樹双葉社発売日:2023-08-18ブクログでレビューを見る»コーイチは、高く飛んだ(『このミス』大賞シリーズ)著者:辻堂ゆめ宝島社発売日:2016-03-11ブクログでレビューを見る»彼女たち著者:桜木紫乃KADOK
家庭調査官庵原かのん」を読む。「庵原かのん」シリーズ、二作目。九州から川崎に異動になり、今度は、少年係から家事事件を担当す...『雫の街:家裁調査官・庵原かのん』乃南アサhttps://t.co/cxzUmbkpab#booklog—その後の、転んでもタダのオバサン(@ohoba3)December31,2023
を読む。少年係として、罪を犯した少年たちに寄り添い、事件を見るのではなく、少年自身の環境を、そして、心を...『家裁調査官・庵原かのん』乃南アサhttps://t.co/ugzhcjInzl#booklog—その後の、転んでもタダのオバサン(@ohoba3)December31,2023
1年はとても長くでも、あっという間に過ぎていきますどうしても気が合わない人と一緒に仕事をしなくてはいけない日。その前日は全く眠れず、いつもならしないミスをしてしまったりします。そんな時はとにかく笑って癒されたいので、頼るのは愛する4コマ漫画たち✨私の排水溝の掃除に必要なこれ!絶対これじゃなきゃいや~(>.<)っていう、こだわりもあります(笑)むかしからファンの乃南アサさん新作も良かった~(*^^*)文章は読みやすく、警察のストーリーが好きなのでまたまた勉強になりま
コチラは、ビーズアクセサリーと読書、ときどき脱線を楽しむブログです^^リアンは、4人で活動しております。リアンではビーズアクセサリーキットを中心にアクセサリー販売していますhttps://lian.base.shop/少し前に乃南アサさんの「庵原かのん」シリーズの1作目を読みましたので、シリーズ2冊目のこちらを。『雫の街家庭調査官・庵原かのん』乃南アサ前回は、庵原かのんは、北九州が勤務地であったが、家庭調査官は3年ごとに転勤があるようで今回は、どこかな?と
美麗島紀行つながる台湾乃南アサ著新潮文庫649円12月の2冊目美しき、麗しの宝島、台湾。数奇な運命を辿ったこの島に魅了された作家が、丹念に各地を歩き、人々と語らい合い、ともに食べ、その素顔にせまる。日本人の親友の妹と結婚した考古学者、日本統治下時代を「懐かしくて悔して」と語る古老、零戦乗りを祀る人々。彼らの面影には私たちが見失った私たち自身の顔も浮かび上がるのだった――。歴史と人に寄り添った、珠玉のような紀行エッセイ集。(ネット通販サイトhonto紹介文より)台湾への紀行本