『吉村昭と津村節子』(新潮社)について、新聞社の取材を受けました。事前に届いた質問項目に「丹羽文雄」の名前があり、顕彰活動が知られるようになったのはうれしいこと。丹羽文雄の偉大な業績にも触れた吉村昭三部作は四日市の生家と東京の著作権者にすべて献本し、お礼を言われることはあっても「顕彰を望んでいない」といわれたことは一度もない。それにもかかわらず四日市市長のモリは「遺族が顕彰を望んでいない」というとんでもないウソを理由に、「市長が命令して現場が従わないことはない」と大見得を切って約束した大村彦次郎